見よ、我こそは紫電である

「・・・フールーは、なにを食べるの?」
「人間の死体とかじゃないかしら。鮮血を吸って緋色のflowerを咲かせるのよ。それは異形の存在と成り果てた野菜......」
そうだったような違ったようなそうだったら面白いような。
「さておきわたくし達も休みましょう、カスター」
夜の女神が世界を支配する時間帯......。
彼女の抱擁を受けて眠りましょう......。
と思ったのだけど、それがそうもいかないみたい。
ワイルド・ウルフ......。それもカルテットで。
けれど、この程度でボアネルゲスのシモーヌを驚かせることは出来なくてよ。
「獣(ベスティア)! 汝、獣(ベスティア)!
聞くが良い! 勇気こそは、げに攻撃的勇気こそは、至上の殺戮者である!
これをもって、人間はあらゆる獣を克服した!」
高らかに声を上げ、自らは『緋炎纏う不死鳥の嘴』を構え、狼の一体に踊りかかる――
解説:
『緋炎纏う不死鳥の嘴』......ただのピック
PL:
引用元「ツァラトゥストラはかく語りき」
ニーチェは稀代の中二病だと思っております。
だって普通の人を『末人』と呼んで貶めた上で自分を『超人』として特別視してたわけですからね。『神は死んだ』なんて中二病的台詞も良いところではないでしょうか。まあ正確には作中のツァラトゥストラが中二病ということになるんでしょうけど。
ダイスはPL相談所参照です。