夜と闇と獣
>「パスカ、妖精さんを見たのは初めてです!
> パスカもお喋りできるんですか?」
「できるよ」
彼女が何か話しかければ、僕が簡単に翻訳していく。
『彼女はパスカという名だよ。呼んであげて』
おそらく風妖精は小さな声で従うだろう。
「くすくす」
「この小さな妖精たちはおそらく・・・とても無垢で儚い。
次に会うときはすっかり忘れているんだよ」
*****
>「さておきわたくし達も休みましょう、カスター」
> 夜の女神が世界を支配する時間帯......。
> 彼女の抱擁を受けて眠りましょう......。
>「おやすみー」
「むにゃー」
>「皆起きてください!敵です!敵です!」
んんんっ
僕はのろのろとトラドールを掴んで、弾を確認した。
数を確認して、ガンベルトも腰に巻く。
>「獣(ベスティア)! 汝、獣(ベスティア)!
> 聞くが良い! 勇気こそは、げに攻撃的勇気こそは、至上の殺戮者である!
> これをもって、人間はあらゆる獣を克服した!」
こわいいいい。
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ゼーレンとパスカが駆け出していく。
「うーーんんん・・・」
伸びをして、運動神経を取り戻すんだ。
「・・・暗いねえ」
『ターゲットサイト起動』
んー、見えるかなあ。
『ソリッドバレット』
撃つよ、ドン。
「外れた・・・」
ものすごく残念だよ。
でも残念がってる暇はない。
『ターゲットサイト』
「やあルーフェ先生。僕たちが倒れたら、村まで戻るんだよ」
そして僕たちの短い武勇伝を歌にして欲しいかな、なあんてね。
『ソリッドバレット』
ドン
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PLより:
MP11了解であります!
弾丸残り9!
MP節約で行こうかな。
地味だぜえ。