怪奇! 中二病が発症していないシモーヌ

その日わたくし達はテセル村に到着した。
「森のささやき亭より参りました。シモーヌ・ド・バルゲルション・ゼーレンと申します。よしなに」
村長だという線の細い細身の男にスカートの裾を少しつまみ上げて頭を下げる。
頭はビジネス仕様に切り替わっている。今のわたくしは礼儀正しく熱意のある商売人だ。
「ここは平穏な村ですね。わたくしはいずれ落ち着く事になりましたらこういう村で暮らしたいと思っておりますの。
しかし蛮族が住み着いたというからには不安でしょう。こちらで精一杯対処させていただきますわ」
そして討伐対象が語られる。
「......解りました。コボルドが村はずれから居なくなればよろしいのですね?
もう少し現状を詳しくお聞かせ願えますか?
村外れというのはどの辺りなのか、どういった地形なのか。
コボルドは何匹ぐらいなのか。
その他、気がついたことがありましたら何でもよろしいのでお伝えくださいませ......」
PL:
商売人モード。
ただし気紛れなのですぐボロがでるかも。
コボルド知識判定:ブライト@シモーヌ : 2D6 → 1 + 5 = 6 (03/31-18:58:41)