のんびりと
やっと村についたと分かったのは、明かりが見えたから。
人の暮らす気配。
それがほっとするのは、こんな僕でもやはり人と共に暮らしてきたんだな、と、自覚して。
>「なんだぁ。コボルドかぁ、じゃあ楽勝だね!
>ルカ君の魔法の銃でバババーンっと、ね」
「くすくす
そうするにはルーフェの応援が必要なんだよ」
褒められて伸びるタイプでね。
そして話を聞いていくと、どうやら目撃した数は少ないけれど、きっちり武装しているようだ。
「・・・ふーむ」
人の街から略奪してきたか、武装した旅人から奪ったか・・・。
どちらにせよ注意していこう。
舐めてかかった試合は苦戦するものだから。
>「一つ提案があるのですが、よろしいかしら。
> この村にコボルドを受け入れる余裕はございませんこと?
> コボルドは誰にでも従順と聞きおよびます。もし彼方にその気があるのであれば、可能性の一つとして考えておきたいのですけれども」
ああ・・・。
さっきゼーレンが『コボルドが村はずれから居なくなれば』といった時、引っかかっていたんだ。彼女は殺生をあまり好まないのではないか、と。
>「獣(ベスティア)! 汝、獣(ベスティア)!
> 聞くが良い! 勇気こそは、げに攻撃的勇気こそは、至上の殺戮者である!
> これをもって、人間はあらゆる獣を克服した!」
・・・いや、そうではない、か。
「ふふっ」
>みんな、どうする?今日のうちに準備・整えて、明日の朝6時に出れば、また1泊して昼の12時くらいには現地に着くと思うけど。
「うん。僕も昼間がいい」
>「正攻法でいくしかないでしょうね。私達全員で正面からかかって、それで倒せれば良し。かなわなければ撤退して策を練る」
>「それ以前に奴らの巣を探さなくては駄目ね」
「野外探索・・・は、足を引っ張らないように頑張るよ」
>「ときに村長さん。これは商談だけど、行き帰りの食費、経費で落ちない?」
実はもう僕前金使っちゃったんだ・・・
という言葉が喉まで出かかったけど、ぐっと飲み込んで首を縦に振った。
「酒場・・・ついてく」
僕は、酒場のドアを開けた時に集まる視線と、それからぷいと逸らされる一連の流れがなかなか苦手で。だから一人で人の集まる建物にはいかないけれど、誰かと一緒なら酒場はとても楽しいところだってわかったから、ついてく。
>「マスター、皆さんにエールを。・・・・・あ、お代は村長さんにつけといてね」
わーい。
髪の赤いパスカ。
「何が食べたい?なんでも頼もう」
あ、お代は村長さんにつけといて。
>「店主さん。わたくし吟遊詩人なのだけど。一曲ご披露させていただけないかしら」
わーぱちぱち。
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PLより:
びんぼうー!!!;;
◎酒場に行って村長付で飲食します
◎神殿に行って寝ます
しょう@ルカ : フラッシュらーいと 2D6 → 3 + 4 + (4) = 11 (04/09-22:59:23)
MP-2