神殿
穢れているとはどういうことか。
僕はたまに考える。
それは、清くないということかもしれない。
では清いとは?
埃がないこと。汚れていないこと。臭くないこと。隠されていないこと。
「うーん、キレイ・・・」
キレイすぎるとちょっぴり落ち着かないね。
でも妖精は喜びそう・・・。
彼らはいつも太陽のにおいがする。
僕はごそごそと風呂敷を取り出して頭に被った。
>「ごきげんよう!
> わたくしは雷神の系譜に連なる者、ボアネルゲスのシモーヌ!
> 短い付き合いになると思いますけれども、お世話になりますわ」
シモーヌがキメてきた。
夜のせいかもしれない。
いや、アルコールがキマってるのかもしれない。
>「わたしはパスカです!
> 今日一日お世話になります!」
「アンナ。開けてくれてありがとう。
ルカだよ」
この小さな神官は気づくだろうか。
僕の角をさ。
「くすくす」
>「では踊りましょう......
> 我が神と汝の神に捧げる舞いを!
> いざ!
やあ、いいタイミングだ。助かるねえ。
>「ダメです、シモーヌちゃん!
> 今は夜だからあんまりうるさくしちゃダメです!
> 同居人の方も目を覚ましてしまいます!」
「・・・見ての通り、僕らは少し派手だけど、
悪さはしないからここにいていいかな」
小さなアンナの印象は良くしておくよ。
だって、この4人が派手なのは本当のことだもの。
>「そういえば、もう一人の同居人の方はどんな人なんですか?
> もう寝てるってことは、小さな子なのでしょうか?」
「・・・・・・」
僕はちらとルーフェを見る。
小さな子に泣かれないよう今夜僕は彼の後ろで寝るよ。
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PLより:
ウホッ