感想など

■表題
元ネタはウルトラマン第2話「侵略者を撃て」からです。
■着想
前作「○○無法地帯」が結構シビアなシナリオだったので、
何か初心者向きなものをやりたくなったのが直接のきっかけ。
あとは以前チャットで話をしてる時に思いついた、
「魔術師が猿に化けて襲う」という発想と、その後購入した
シナリオ集に掲載されていた「変化の彫像」というシナリオ
が下敷きになっています。
○配慮した点
新規参入の方やや開放処理を終えた駆け出しの方を対象に
応募を掛けたつもりが、なんと出だしに食い付いたのが
自称'初心者'のお二人(苦笑)あれこれ悩んだ挙句、
戦闘バランスを厳しくする方向でまとめました。
しかし後述しますが、全く役に立たなかったのよね...
■反省点
GMとしては、猿と遭遇→ボス猿逃げる→追いかけて遺跡へ
→ボス猿+ミュータントビッグエイプ+ストーンサーバント
とガチで殴り愛、の単純な流れを想定していました。
(だってプチバスターですから!)
しかし黒焦げさん、dodoさんという強豪ベテランPC達が
情報収集に積極的に乗り出し、想定外のシティアドベンチャー
の様相を呈する事に(笑)
必死のアドリブで凌ぎました。何とかなるものですね。
あと反省としては、戦闘時のボス猿の行動。2回スリクラを
掛ければ流石に何人か眠るだろう、とたかをくくっていたら、
皆さんのダイス目がよく殆ど全て抵抗されてしまい、
挙句ローザに見事に射殺されてしまいました(苦笑)
元々導入、前哨戦のつもりだったのでライトニングやストーン
サーバントを使う気になれなかったのもあるのですが、
お陰で戦闘が大甘になり、「戦闘バランスを厳しくする」
なんて言っていたのが虚偽広告になってしまいました。
そして最大の反省点はまたしても報酬をあげ過ぎた事。
本来は「動物支配の額冠」の鑑定料金をそれなりに支払って
貰うつもりで出した多めの報酬。全ての目論見はダルビンの
6ゾロ(=ナチュラルインスピレーション)の前に
儚く散りました...こりゃもうシャッポを脱ぐしかねえやな!
■各PCへの感想
○クロエ@dodoさん
開始時間になってもいらっしゃらないのでどうされたかと
本気で心配してしまいました(笑)
GMとしてもPLとしても高名な氏に参加頂けるとは恐縮の
至りでした。優しく相手をしてくださりどうも有難う
ございました(礼)
クロエの見せ場としては、スリクラまさかの抵抗失敗と、
馬淋ファミリーでしょうか。地味に面白いですね(笑)
○アレル@アレルさん
経歴詐称第2号(笑)好青年と見せかけて、随所で黒い
笑いを振りまいてました。そして何気に話をよく拾う、
さりげない好青年ぶり!PCとしてはレンジャーや
シーフ技能をフル活用して、先輩の格を見せ付けて
くれていました。流石の安定感で助かりました!
高品質の武器防具出さなくってスミマセン!だって
簡単過ぎたんだもん(笑)
○カスター@しょうさん
屋根裏部屋?の振り回される青年のイメージで見て
いたのですが、まさかの毒舌!遂には'悪組'を名乗り
出す始末。おい、そんなキャラやったんかい!
人妻といい仲の筈なのに初対面のローザと意気投合、
女殺しとしてキャラが定着しそうな勢いでした。
あと、主技能レンジャーなのに弓矢を持っていない
ナイスガイっぷりには笑わせて頂きました。
○ダルビン@黒焦げさん
PC的には実は新規参入キャラとはそんなに大きな差はない
筈なのですが、PLの経験値の違いを大いに見せつけて
くださいました。
情報収集に掛ける執念には脱帽、流石憧れの技巧派GM
だな、と感服致しました。
彼のお陰で本シナリオがプチバスターからシティー
アドベンチャーに変わったと言っても、過言ではない!
○ローザ@馬淋さん
実はこれが初冒険。最初の頃はキャラがそんなに固まって
いない様子でしたが、徐々に本性を現し、終いには立派な
毒舌女に。っていうかどうしてそんなにカスターと仲が
よいの?(笑)
極端なダイスもご愛嬌。猿を知らない癖にボス猿を
誰よりも知っている(=6ゾロ)ってどう言う事よ(笑)
最後はボス猿に止めを刺し、おいしい所を持っていきました!
■最後に
BBSと違い、アドリブの難しさを味わったセッションでした。
そもそもシティーが苦手だからウィルダネスやバスターを
やっていたのに...勉強さぼったのを見つかった気分です。
まあ予定外の進行もありましたが、PLの皆さんが非常にノリが
よく、掛け合いも盛り上がったので楽しませて頂きました。
戦闘だけがTRPGじゃないよね、と再確認した次第であります。
参加してくださった皆さん、本当に有難うございました!!
※ 2011/06/12 21:07:47 記