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感想など

GM [2013/07/25 21:37]

■表題
 元ネタはウルトラマン第2話「侵略者を撃て」からです。

■着想
 前作「○○無法地帯」が結構シビアなシナリオだったので、
 何か初心者向きなものをやりたくなったのが直接のきっかけ。
 あとは以前チャットで話をしてる時に思いついた、
 「魔術師が猿に化けて襲う」という発想と、その後購入した
 シナリオ集に掲載されていた「変化の彫像」というシナリオ
 が下敷きになっています。

○配慮した点
 新規参入の方やや開放処理を終えた駆け出しの方を対象に
 応募を掛けたつもりが、なんと出だしに食い付いたのが
 自称'初心者'のお二人(苦笑)あれこれ悩んだ挙句、
 戦闘バランスを厳しくする方向でまとめました。
 しかし後述しますが、全く役に立たなかったのよね... 

■反省点
 GMとしては、猿と遭遇→ボス猿逃げる→追いかけて遺跡へ
 →ボス猿+ミュータントビッグエイプ+ストーンサーバント
 とガチで殴り愛、の単純な流れを想定していました。
 (だってプチバスターですから!)
 しかし黒焦げさん、dodoさんという強豪ベテランPC達が
 情報収集に積極的に乗り出し、想定外のシティアドベンチャー
 の様相を呈する事に(笑) 
 必死のアドリブで凌ぎました。何とかなるものですね。

 あと反省としては、戦闘時のボス猿の行動。2回スリクラを
 掛ければ流石に何人か眠るだろう、とたかをくくっていたら、
 皆さんのダイス目がよく殆ど全て抵抗されてしまい、
 挙句ローザに見事に射殺されてしまいました(苦笑)
 元々導入、前哨戦のつもりだったのでライトニングやストーン
 サーバントを使う気になれなかったのもあるのですが、
 お陰で戦闘が大甘になり、「戦闘バランスを厳しくする」
 なんて言っていたのが虚偽広告になってしまいました。

 そして最大の反省点はまたしても報酬をあげ過ぎた事。
 本来は「動物支配の額冠」の鑑定料金をそれなりに支払って
 貰うつもりで出した多めの報酬。全ての目論見はダルビンの
 6ゾロ(=ナチュラルインスピレーション)の前に
 儚く散りました...こりゃもうシャッポを脱ぐしかねえやな!

■各PCへの感想
 ○クロエ@dodoさん
  開始時間になってもいらっしゃらないのでどうされたかと
  本気で心配してしまいました(笑)
  GMとしてもPLとしても高名な氏に参加頂けるとは恐縮の
  至りでした。優しく相手をしてくださりどうも有難う
  ございました(礼)
  クロエの見せ場としては、スリクラまさかの抵抗失敗と、
  馬淋ファミリーでしょうか。地味に面白いですね(笑)

 ○アレル@アレルさん
  経歴詐称第2号(笑)好青年と見せかけて、随所で黒い
  笑いを振りまいてました。そして何気に話をよく拾う、  
  さりげない好青年ぶり!PCとしてはレンジャーや
  シーフ技能をフル活用して、先輩の格を見せ付けて
  くれていました。流石の安定感で助かりました!
  高品質の武器防具出さなくってスミマセン!だって
  簡単過ぎたんだもん(笑)

 ○カスター@しょうさん
  屋根裏部屋?の振り回される青年のイメージで見て
  いたのですが、まさかの毒舌!遂には'悪組'を名乗り
  出す始末。おい、そんなキャラやったんかい!
  人妻といい仲の筈なのに初対面のローザと意気投合、
  女殺しとしてキャラが定着しそうな勢いでした。
  あと、主技能レンジャーなのに弓矢を持っていない
  ナイスガイっぷりには笑わせて頂きました。

 ○ダルビン@黒焦げさん
  PC的には実は新規参入キャラとはそんなに大きな差はない
  筈なのですが、PLの経験値の違いを大いに見せつけて
  くださいました。
  情報収集に掛ける執念には脱帽、流石憧れの技巧派GM
  だな、と感服致しました。
  彼のお陰で本シナリオがプチバスターからシティー
  アドベンチャーに変わったと言っても、過言ではない!

 ○ローザ@馬淋さん
  実はこれが初冒険。最初の頃はキャラがそんなに固まって
  いない様子でしたが、徐々に本性を現し、終いには立派な
  毒舌女に。っていうかどうしてそんなにカスターと仲が
  よいの?(笑)
  極端なダイスもご愛嬌。猿を知らない癖にボス猿を
  誰よりも知っている(=6ゾロ)ってどう言う事よ(笑)
  最後はボス猿に止めを刺し、おいしい所を持っていきました!

■最後に
 BBSと違い、アドリブの難しさを味わったセッションでした。
 そもそもシティーが苦手だからウィルダネスやバスターを
 やっていたのに...勉強さぼったのを見つかった気分です。
 まあ予定外の進行もありましたが、PLの皆さんが非常にノリが
 よく、掛け合いも盛り上がったので楽しませて頂きました。
 戦闘だけがTRPGじゃないよね、と再確認した次第であります。

参加してくださった皆さん、本当に有難うございました!!

※ 2011/06/12 21:07:47 記