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皆、よろしく

ジュリア [2013/10/01 19:11]

人間の『責任』とか、『対人関係』とかいうものを、私は苦手としていた。
そういうことは人間同士でやってくれ。
だが────。
話は一週間前に遡る。


***


>「やあジュリア君」


ヴィステリア・ヒル導師。
戦士上がりの魔術師。
直接の面識はないが、噂程度は耳にしたことがある。


「研修を。私が。」


ついに捕まったか。
そう思った。


>「勿論、人選に配慮はさせて貰った。
> 君と何かと所縁の深い人物ばかりの筈だ」


提示された羊皮紙には見覚えのある名前もあった。


>「机上の理論だけでは満足しなさそうな面々なんだ。
> 彼らの気持ちは分かるんだよね...私も昔はそうだった」


>「研修場所はエリオールの街でお願いするよ。
> これは毎年の事と決められているんだ...
> あの街の周辺の森には結構な数の遺跡がある。 
> 枯れているものが大半だが、実地研修には向いているのでね」


「へえ、遺跡がねえ。」


その言葉は、少なからず私の好奇心をくすぐった。


「わかった。その話、引き受けよう。
 具体的にはそれらの遺跡の調査をしてくれば良いのだな?」


***


そして一週間後。
ここはエリオールの宿。


「うわ...。」


この部屋は、いわゆるVIPルームというやつか。


ドサリと大きなベッドに倒れ込む。


「ん...、石鹸の匂い...。」


私は道中のことを思い出していた。


***


「やあ、同胞。
 君がアイナティートだね。
 私の名はジュリア。
 栗は好きかい?
 マロングラッセ、食べないか?」


ベルトポーチから包みを出し、


「良かったら、君たちも食べないか?」


お近づきのしるしに、皆にも勧める。


「ライス、マークはこの間の仕事で会ったな。
 まさかこのような形で再会するとはね。
 よろしく頼むよ。」


「君がコスモ?
 魔術師にはなりたてだね。
 これからが楽しみだ。
 よろしく。」


>「なぁなぁジュリア、飯代、出るよな? な?」


これはミルだ。


「ああ、出るよ、安心しろ。
 その後、腕は上げたのかい?
 この間の仕事は楽しかった。
 また胸踊るようなことがあると良いな。」


「君たちがストレイとナリスだね。
 今回は護衛を引き受けてくれてありがとう。
 君たちには期待しているよ。」


***


楽しい研修にしよう...。


***


じゅり@PL:


か、缶詰め...!
希望しません!しませんよー!><
え?皆は缶詰めしたい?(笑)


ミルにこの間の仕事とか言ってますが、結構前です(笑)
エルフ時間ですから...( ̄▽ ̄)


ダイス目追記
エリオールについて 2d6+8 Dice:2D6[2,4]+8=14
期待値ェ...。