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賢者の学院にて

GM [2013/11/25 13:04]

「合点!」

「ひゃっはー!」

冒険者達は嬉々として『星』の欠片の回収にあたる。
老竜騒ぎのお陰で誰も注目されていないのが幸いした。
盗賊ギルドの関心は、ミル謹製の地図に向けられている。
十分な量を、集める事が出来た。

***********************************

下品な行為を寝ながら繰り返す老竜に、アイナティートは怒りを向ける。

「ぐぬぬ......あのブヨ肉め、どうにかして寝ている間に始末できないか?」

「......気持ちはわかるけど、勝てへんから」

ミルが冷静な突っ込みを入れる。
その直後、老竜が寝返りを打った。

ずしぃぃぃん!!

激しい地響きと地面の揺れ。
踏み潰される者こそ居なかったが、衛視の何人かは派手にすっ転んだ。

「...皆さん、この場は騎士と衛視の皆さんにお任せして、
 早く賢者の学院へと移動しましょう!」

ブロード老とお互いを支え合い、何とか姿勢を保ちながら、
カーリーは移動を促す。

***********************************

場所は変わって、賢者の学院。
華美では無いが、質素でも無い。
カーリーによれば、3年前に建てられた比較的新しい建物だと言う。

「父が高導師に就任した際、ダンマルク伯爵様に建て直して頂いたんです」

アウロ高導師は元はダンマルク伯爵付の魔術師であった。
他にも遺跡探索を主軸とした街興し、防衛強化等、様々な思惑があって、
今のエリオール賢者の学院があるそうだ。

「文献の多くは父のかつての研究所の蔵書なんです」

不釣合いな学院の規模は、そうした政治的事情の産物だったりする。

************************************

温かい湯で身体を浴み、応接室でお茶と食事で一息つく。
それから、段取りについて話し合った。

「こっちは池へ出発出来るだけの情報を集めておくか。」

「私は文献をあたろう。
 聞き込みは希望者で良いのではないか?
 我々だけではなく学院も人員を割いてくれるだろうし。」

「マークさん、ジュリア導師。お願い出来ますか?
 書庫の案内や使用許可については出しておきます。
 手伝いもさせますので」

マークとジュリアの提案に、カーリーは頭を下げた。

「護衛の依頼の範囲外だけんど、この際、そんなことも言ってられんしねー。
 俺ちゃんも調査を手伝っちゃるわ」

「ナリスさんは博学でいらっしゃるのですね。
 是非、ご協力をお願い致しますわ」

にっこりと笑って、ナリスの手を握る。

「では、私はこれから緊急会議に出席しなければならないので離れます。
 ブロード爺様は、私と一緒に来てくださいますか?」

「承知した。どうせワシが此処に居ても役には立てんからのう」

ブロード老も立ち上がる。

===================================

【GMより】

長くなったので分割します。場面を進めました!
お風呂に入って、食事もして一息ついた所です。

カーリーは有力者の緊急会議に出席する為、ブロード老と共に出て行きます。
<文献調査>結果については、少々お待ちくださいね!

[『星』の欠片回収作業について]

○マーク =+700ガメル
○ストレイ=+800ガメル
○アイナ =+500ガメル
○ナリス =+600ガメル
○ジュリア=+700ガメル(増減の部分は最初のダイス3を使用しました)
○ミル  =+600ガメル

コスモのダイスがまだですが、報酬総額に3900ガメル追加となりました!

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GM [2013/11/25 16:55]

「ああ、んじゃそこの本とってきて
 ちょっぱやで、あと、それと、それと、そこの本も」

書庫はきちんと整理が行き届き、学生達の管理もしっかりとしたものだった。
蔵書は基本的な文献に加え、この地方特有の伝承や遺跡についてのものがある。
まだ解読が済んでいないものも大量にある。
未だ掘り当てぬ鉱脈に触れられる可能性は、高いと思われた。

「我々も独自の研究を進めてはおりますが、
 何しろこの人数で管理もこなさねばならないので...」

学生の1人が、本を運びながら語り掛けてくる。
学生達はジュリア達の指示をよく聞き、動いてくれた。
調査は、驚く程の成果を得られた。

***********************************

ジュリアは妖精界について、同族であるアイナティート以上の知識を有する。
妖精界の入口は、現在ではその殆どが《迷いの森》による保護を施され、
妖精族であっても簡単には立ち入れない事になっている事を思い出した。
多くはエルフが守護にあたっているが、例外も有る。
精霊や幻獣の類が守っている事も十分に有り得るのだ。
そしてジュリアの知りうる限り、この近辺の森にエルフは住んでいない...

学生達の助けがあったとは言え、ジュリア、ミル、マークは優秀な賢者だった。
或る1人の名も無き吟遊詩人にして魔術師の伝承記録に、
【12匹のニジマス】について触れられた箇所があるのを発見する。

"金色の光を浴びて、ニジマス達は虹色に輝く
 其処は何処でも無い、2つの世界の狭間
 池の護り部は、小さき森の妖精
 彼らの許しが無ければ、森は永久に閉ざされる―――"

"心無き魔術師達の手により、森は焼き払われんとする
 手を差し延べたのは、心優しきルミナス
 深く頭を下げ、森の不可侵を約束する
 妖精達は彼とその一族を友とし、永遠の情誼を結ぶ―――"

"心優しきルミナスは、幾多の哀れな生き物を救う
 自らが作り出した魔法の道具を用いて
 1つは永遠の眠りをもたらす針
 1つは永遠の眠りから解き放つ針―――"

"ルミナスは力の悪用を恐れ、
 死の間際に友たる妖精達に道具を託す
 妖精達は泣きながら受け取り針を隠す 
 【12匹のニジマス】の向こう側―――"

***********************************

書庫の奥深くに死蔵されていた1冊の書物に目をつけ、解読に勤しむ。
下位古代語で綴られたその書物は、難解な暗号と隠喩に満ちていたが、
マークは見事、内容を読み取る事に成功した。

星界の存在を突き止めしハドア・ゲラルク。
同時期に、星界の研究を行っていた1人の魔術師の記録。
彼は隕石を召喚するのでは無く、移送の扉の原理を応用して、
星界へと物体や生物を封印しようとしていた。

彼は、或る1匹の竜と遭遇する。
古代魔法王国時代、魔術師達は己の力を誇示する為、
競って巨人や竜を狩っていた。

その竜は、心穏やかであり、怠惰であった。そして肥満だった。
あり余る力と野放図な体駆を支配の為に用いず、
人知れぬ辺境でひっそりと暮らしていた。

竜は、例外無く狩られる筈であった。
しかし、討伐を自ら買って出た魔術師は、
表向き竜を討伐した事にして、友人と協力して星界へと封印をした。

研究は未完成のものだった故、封印が不完全だった可能性は否定出来ない、
と記述されている。将来封印が解けるかも知れない、とも。

『全てを星界に放るのが正しいとは思わないが、
 私はこの竜を欲望と傲慢の犠牲にはしたく無かった。
 いつかフォーセリアの大地に帰り、穏やかな暮らしを営んでくれる事を
 願って止まない―――』

明確な記録は残されていないが、
魔術師はこの他にも何体かの幻獣や幾つかの魔法具を封じて星に送ったようだ。

そして、魔術師は友人についても言及し、こう結んでいる。

『我が友にして最大の理解者。
 心優しき付与魔術師ルミナスに、最大限の感謝を込めて』

===================================

【GMより】

分割第2弾です。情報収集パート!
皆さんのダイスが好調だったお陰で、かなりの情報を得られました!

[各種判定結果]

○妖精界についての<知識>:ジュリア21

 本文の通りの追加情報を得ます。21ぱねえよ!(笑)

○【12匹のニジマス】についての<知識>判定:
 ナリス12、ミル18ジュリア19マーク17(予備1使用)

 本文の通りの情報を得ます。

 ※学生の手伝いによる+2の修正を加えています

○老竜に関する<知識>判定:
 ジュリア1ゾロ!、ミル11(予備1使用)、マーク19(予備2使用)
 
 本文の通りの情報を得ます。これはマークの殊勲賞!

 ※学生の手伝いによる+2の修正を加えています

[備忘録]

○1ゾロ
 アイナティート:2回
 マーク    :1回
 ナリス    :1回
 ジュリア   :1回
○支払い
 アイナティート:60+60ガメル
 ストレイ   :100+60+50ガメル
 ミル     :50ガメル
○収入
 ミル     :120ガメル
 追加報酬   :総額3900ガメル
○消費
 ミル     :羊皮紙2枚
 ストレイ   :「仕事」用の地図
 ライス    :ダンマルク伯爵宛の紹介状
○入手
 ストレイ   :『星』の破片、森の地図、被害状況の地図

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ストレイ [2013/11/25 21:39]

「なるほど。
 大体、件の森の情報とも一致するな。
 ようはルミナスって奴の作った針を手に入れれば良いわけだ」

「問題は、妖精界が手ぇ貸してくれるかだな。
 ちなみにルミナスって、どんな奴だ?

 ってか、ライスはまだか?」

===================
前回の投稿から戻りますが

* ストレイさんが退出しました。
21:32:27 ストレイ 予備 2d6 Dice:2D6[5,4]=9
21:32:19 ストレイ 予備 2d6 Dice:2D6[4,1]=5
21:32:11 ストレイ ルミナス知識 2d6 Dice:2D6[2,4]=6
* ストレイさんが入室しました。

マーク [2013/11/27 11:06]

>「父が高導師に就任した際、ダンマルク伯爵様に建て直して頂いたんです」

「いーですね。嫌味のない、実に適度な造りです。」

豪華が過ぎれば反感を買うし、地味過ぎると不気味とか暗いとかのイメージを持たれやすい。
誰が設計したかは知らんが魔術師ギルドの支部として、
きちんとマッチしたものになってるんじゃなかろか。

>「文献の多くは父のかつての研究所の蔵書なんです」

「研究所が別にあるんですか?」

今もあるなら何か隠してあるかもしれないなぁ。
しかし、高導師の私有地で家探しってのも・・・

「そっちにはもう蔵書は残ってない感じですかねぇ。
 時間が許せば後学のためにも見学したいところですが。」

とはいえ。そういうものがあるなら普通はオランの方に持って行くかな。

※※※※※

>「マークさん、ジュリア導師。お願い出来ますか?
> 書庫の案内や使用許可については出しておきます。
> 手伝いもさせますので」

「恐れ入ります。少しでも有益な情報を引っ張り出してみますよ。」

とは言え。あまり時間をかけてもいられない。
調べる書物の選定からして重要になってくるな。

>「では、私はこれから緊急会議に出席しなければならないので離れます。
> ブロード爺様は、私と一緒に来てくださいますか?」
>「承知した。どうせワシが此処に居ても役には立てんからのう」

「お気をつけて。」

緊急会議。ここで過激な方針が採択される可能性は低いと思うが。
集まれば意見が割れるのが人の常。
そういう意見を持った一派がいるなら手を打つ必要も出てくるだろうか。

※※※※※

「・・・ふーむ。」

【12匹のニジマス】についての調査は一定の成果があった。
なので途中からそっちはジュリア達に任せて
俺は別方面の調べ物をしていた。

「・・・大当たりだな。」

学生の一人が書庫の奥から引っ張り出してきた一冊。
カスツゥールの魔術師による書記、またはその写本だ、こりゃ。
これだけで相当な値打ちもんだぞ。
魔力感知の魔法を使えば保存魔法の光が見えたかもしれない。

「そーだよ。そういう探し方もあったな。」

現代に残る古代王国の書物はそういう魔法で保護されてる事が多い。
と言うよりは。保護の魔法がかかってない書物は
劣化してほとんど残らない、が正しいか。

「ま、今日はもう魔力カラッポなんだけどね。」

それにそういう探査は既にここの魔術師がやってるかな。

※※※※※

「・・・と。そういうわけで。」

如何にも魔術師らしい書物を解読し終えて。
その内容を皆に周知する。

「このハドアがルミナスと協力してあの竜を眠らせて星界に封印したようだ。
 【12匹のニジマス】の伝承にある『哀れな生物を救う』って下りはこれの事だったんだな。」

このルミナスと【12匹のニジマス】に出てきたルミナスは
同一人物と見て間違いないだろう。

「しかし、まさかの善意による封印だったとはねぇ。」

もしかして。あの隕石、俺達が魔法使わなくても墜落せずに止まったんだろうか。
・・・ま、いいか。確かめる方法もないし。

「この話が本当だとすると他にも色々と星界に漂ってる事になる。
 近年の間にもっと落ちてくるかもなぁ。」

一個落ちてきたって事は他もそろそろって考えるのは自然だろ?
まー、人のいる場所にはそうそう落ちないはずだけど。
むしろ既に人知れず世界のどっかに落ちてる可能性の方が高い。
でも、だ。この地方で活動してたらしいルミナスが封印した星。
それが、この地方に落ちてきたのはさて、偶然か否か。

「この情報をどう扱うかは学院に判断仰いだ方が良さそーだ。」

下手に知れ渡るとこの地方に厄介なのを呼び寄せる結果にもなりかねんよね。
特に気になるのが、封印したものの中に魔法具があるって点だ。
あの時代の魔術師でさえ封印すべきと判断する魔法具って何だ?
・・・背筋が寒いね、全く。

※※※※※

「要点はこんなとこか?他にあるっけ。」

・12匹のニジマスと言う名の池は妖精界への入り口
・12匹のニジマスは森の妖精によって護られている
・12匹のニジマスへ行くには推定エントによる幻覚が障害となる
・付与魔術師ルミナスは森を焼こうとした魔術師を退ける事で
 妖精達と友好関係を築いた
・ルミナスは永遠の眠りをもたらす針とそれから開放する針を
 作り出し所持していた
・ルミナスはハドアと協力して、竜や幻獣を針で眠らせつつ
 星界へと封印する事で他の魔術師に狩られる事を防いだ
・ルミナスは針の悪用を恐れて死の間際、妖精を通じて
 妖精界へ針を隠した。

「つまり・・・あの竜を眠りから覚ます事は森の妖精達の盟友である
 ルミナスたっての願いでもあるわけだな。」

これは妖精達と交渉するにあたって強力なカードになる。
ただ、問題は・・・

「ルミナスの事を覚えている妖精と接触するまでが一つの山か。
 そこに辿り着く為には俺達自身もある程度、信頼される必要がありそうだ。」

こういう時はシンプルイズベスト、かねぇ。

「ストレイ。その森の近くってゴブリンが出るんだっけ?
 そいつらが森を荒らしてるようなら俺達で掃除するってのは一手だな。」

森が燃やされるのを防いだルミナス程じゃないにしても。
敵の敵は味方って奴だ。話を聞いて貰えるまで行ければいいんだし。

「星の欠片も持って行こう。もしかしたらルミナスとの繋がりを証明する材料になるかも。」

ジュリア達に聞いたところによると、この欠片は強い精霊力が宿ってるとか。
もしかしたらこの星、と言うか厳密には封印具が
その森の妖精と協力して作られた可能性もある。

「他にもっと手っ取り早く証明する手段があれば楽なんだけど。
 ・・・うーん・・・ちょっと思いつかないんだよな。」

妖精達にスパッとわかりやすく提示できる何か。
いい具合のものがないもんかね。

PLより----------------------------------------------

てっきり悪意で星界に放られたのかと思ってたらまさかの。
何と言うトラップ・・・

とりあえずマーク自身の考えも混ぜたまとめチックなものを本文に書いてますが、
見落としや勘違いやらあったら補完、指摘を是非に。

マークとしては、ゴブリンには妖精達に信頼されるための
餌になってもらうのはどーかとの考えを持っています。
その他、細かいとこだと。

・このルミナスやハドアのやった事は言いふらさない方がいい
・妖精との交渉には星の欠片を持って行こう
(・センスマジック使えば保護魔法かかってる書物をパパっと見つけれたなぁ)
(・高導師の研究所ってもう何もないのかなぁ)

とか。最後のはまぁ、ちょろっと気になってる程度。
妖精達との交渉は精霊語が出来る方にお任せする事に。
平賀氏の言うように最初は呼びかけて頂ければと。

ミル [2013/11/28 14:18]

 
お風呂もろて、ようやっと一息つく
くくく、世の男子が興味津々であろうアイナの3サイズはしっかり目にやきつけた

「ふむふむ、これはなかなか......」

と、おっさんみたいな冗談はさておき
 
 
さっぱりしたあとほっと一息ついて、そいからみんなで相談会
対策会議とやらが開かれるらしく、ブロードじーちゃんはそっちにひっぱられてく
うーん、文献と幻視のこまかい比較したかったんやが

とはいえここはかなり優秀な図書館
他では見たことのない文献もけっこうあるもんで、整頓もきっちりされとる
ここの学院生は幸せ者やなあ

「我々も独自の研究を進めてはおりますが、
 何しろこの人数で管理もこなさねばならないので...」

「いやや、おーきにー」

ジュリアが指揮して、学生達をうまく使うてるし、スムーズにいくやろう
ナリスと喋ったりしながらも、一応真面目に仕事はしておく

「ニジマスニジマス......あ、これ読みたかった本や
 ふむふむ......む?
 これ、絵が綺麗」

脱線もした
いや、年末の大掃除的な......

んなことしてる間に、みんなで本命をつり上げた
ルミナスなるものと、妖精達の情義と、護り
ほぼ、ストレイが持ち帰った情報と符合する
せやけど

"心優しきルミナスは、幾多の哀れな生き物を救う
 自らが作り出した魔法の道具を用いて
 1つは永遠の眠りをもたらす針
 1つは永遠の眠りから解き放つ針―――"

「......とんでもないもん作りよってからに」

ウチは頭を抱えた

ドラゴンすら眠らせるいうて、使い手次第じゃ悪用もできるし、威力は絶大
ギルドに持ち込みゃ暗殺よかひどいことできるし、政治の裏舞台でも使える
その気になりゃドラゴン殺すこともできるし

......50万、100万?

いややや、こんなん出回らせたらあかん
まあ、せやからこそ妖精界へ封印されたんやろけど、市井には、この伝承そのものをミスリードする情報流さへんと、三兄弟みたいなのがまた出てくるとやっかいや
皆が皆、小物ってわけでもあるまいし、ファンドリアの魔術師にでも知られたらことや

「今回の冒険終わったら、伝承について違うバイアスかけて流布しなおさへんとあかんかもなあ」

「・・・と。そういうわけで。」

マークはマークで、またどえらい大魚を釣り上げたらしい

「このハドアがルミナスと協力してあの竜を眠らせて星界に封印したようだ。
 【12匹のニジマス】の伝承にある『哀れな生物を救う』って下りはこれの事だったんだな。」

善意による封印、とマートは表現した
んまあ、そうなんやろうけど、感慨はマークと同じ

「この話が本当だとすると他にも色々と星界に漂ってる事になる。
 近年の間にもっと落ちてくるかもなぁ。」

「絶滅した種族なんかもおるかもな......こりゃマナ・ライはんの領分やで」

「他にもっと手っ取り早く証明する手段があれば楽なんだけど。
 ・・・うーん・・・ちょっと思いつかないんだよな。」

マークの言葉に腕組みして考え込む
てんてんてんてん

「ドラゴンはんの鱗でも、もってくか?
 一枚剥いだとこで、絶対起きへんのやろし」

妖精なら、時間の流れもすっとばして、ドラゴンはん眠らせたことも憶えてるやろ
街中におったらいずれ駆除される
それは妖精はんも本意じゃあるまいて

「このこと、とくに『絶対起きへん』いうのは、当面、ここにおる面子だけでナイショにしとかへん?
 街の上の人に知られたら、あのドラゴンはん細切れにされてまうかもしれへん」

ウチとしてはあの高貴なドラゴンはんは、どっかで静かに暮らして欲しい
死なせとうはない

----------------------------------------------------

悪根さんと同意見です
ナイショにしときましょう

妖精との交渉のため、ドラゴンの鱗を一枚調達することを提案します

最初は呼びかけ、の方針了解しました

アイナティート [2013/11/28 15:52]
ずしぃぃぃん!!
「きゃあ!?
 ......じゃなかった、うわっ!」

 あの贅肉の塊が寝返りをうった衝撃に思わず声をあげてしまった。不覚。
 ギリギリで取り繕えたものの、むかっ腹は収まらん。

 とはいえ何をするということもないので、忌々しい肉塊を睨みつけつつ
「...皆さん、この場は騎士と衛視の皆さんにお任せして、
 早く賢者の学院へと移動しましょう!」
 との導師の誘導に従い学院へ移動することにした。


▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△


 湯浴みを済ませて段取りについて話し合った結果、私は文献をあたることになった。
 私の知識などたかがしれているため、基本的にはジュリアやらに任せる形だ。ぐぬぬ。

 その結果得た知識としては......。

「このハドアがルミナスと協力してあの竜を眠らせて星界に封印したようだ。
 【12匹のニジマス】の伝承にある『哀れな生物を救う』って下りはこれの事だったんだな。」
「文面を見る限りルミナスの協力者はハドアではないと思うぞ。この記録の著者の名前は知らんが。
 しかし......ふむ。眠りの針と目覚めの針。それと封印されたドラゴンか。
 ......これが正しければ、寝てる間に叩きのめせるんじゃないかあの肉」

 ジュリアやマーク達が得た情報を聞き、そんなことを呟く。いやまあ、本気ではないぞ。今のところ。

「なんて、冗談はさておき。
 要するに仮称・目覚めの針をあの肉に刺せば問題はひとまず解決する......と思っていいのか?
 であるなら、件の森に分け入り妖精どもに話をつける必要があるだろうが」

 目覚めたドラゴンが何の心変わりを起こすか分かったものではないが、いま気にしても仕方あるまい。
 そういえばルミナスの協力者(仮)は魔法具なんかも星界に廃棄したらしい。
 うむ、気になる。欲しい。学習能力が100倍くらいになる魔術教本とか無いだろうか。


▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△


「要点はこんなとこか?他にあるっけ。」
 マークが要点をまとめて説明する。
 
「そんなところではないか?」

 とか偉そうに返答。私役に立ってないが。
「ルミナスの事を覚えている妖精と接触するまでが一つの山か。
 そこに辿り着く為には俺達自身もある程度、信頼される必要がありそうだ。」

 その後も続くマークの話によると、魔物を倒したり星の欠片を使ったりすれば信頼を得られる可能性がある、と。
 うむ、まったく妥当な所だろうな。
「他にもっと手っ取り早く証明する手段があれば楽なんだけど。
 ・・・うーん・・・ちょっと思いつかないんだよな。」
「なにしろ古代カストゥール時代の話だからな。当時の物品が残ってるわけでもなし......。
 あの蜥蜴の鱗一枚くらい剥いで持って行ってみるのはどうだ?星の欠片と合わせれば多少は信用性も増すかもしれん。
 幸いあれは大人しいようだし、小さい鱗一枚くらいなら気づかないかもしれんぞ」

 運が良ければ妖精とドラゴンが顔見知りに近い関係である可能性もある。
 あのドラゴンがここに住んでいたとは限らないが、ルミナスとやらとここは縁深い場所のようだ。
 あれが落ちてきたのも何かの関係があったかもしれないからな。


=======================================
PL:配管
ギリギリで取り繕えた(キリ
欲望と感情に忠実な魔術師。これアカンやつや。
ともあれ、実際に老竜をぶちのめせーなんて思ってはいません。表面上はともかく本心では。
でも魔法具は割と本心で欲しい。手に入らないと思うけど。

知識判定
配管@アイナティート : あのブヨ肉はなにさ(知識) 2D6 → 3 + 4 + (5) = 12 (11/28-15:50:42)
配管@アイナティート : 12匹のニジマスって(知識) 2D6 → 3 + 3 + (5) = 11 (11/28-15:50:30)

必要か知らんが予備。予備3ェ
配管@アイナティート : 予備1 2D6 → 4 + 4 = 8 (11/28-15:48:31)

配管@アイナティート : 予備2 (11/28-15:48:34)
配管@アイナティート : 2D6 → 2 + 3 = 5 (11/28-15:48:36)

配管@アイナティート : 予備3 2D6 → 1 + 1 = 2 (11/28-15:48:40)

ジュリア [2013/11/29 12:36]

>「ニジマスニジマス......あ、これ読みたかった本や
> ふむふむ......む?
> これ、絵が綺麗」


「こーらっ!」


何、遊んでる。と、ミルの額をつんと小突く。


しかしまあ、ミルはいつも楽しそうだな。
悪い意味ではなくてな。
その場を和ませるというか...。
まあ、ミルの良いところだよな。


「ふふふ。」


※※※


「ドラゴンの鱗をはいで行くのは、私は反対だな。
 人間になぞらえてみると、『その爪綺麗だから一枚ちょうだい』と、同じ感覚らしいぞ。
 ドラゴンは起きないだろうが、目を覚ました後がかわいそうだろう?
 残酷なことをする、と、妖精の信頼も、逆に損なうかもしれない。
 あれほど個性的なドラゴンだ、見せるならばクリエイト・イメージで充分ではないか?
 偽のイメージも作れるが、あのようなドラゴン、誰が想像しよう。」


まあ、どうしてもと言うなら反対はしないが...、と、付け加えた。


***


ジュリ@PL;


ちゃんと読み取った自信ないので、端的に。


えっへん(笑)<21>ぱねえ


マークのまとめわかりやすかったです。
ありがとうございます。


後、鱗をはぐのは、反対だよ、と。
爪云々は前回出会ったドラゴンの意見です。


それと、ドラゴンの鱗の上に羊皮紙を当てて、表から炭でがーっと塗ったら模様を写し取れませんかね?<テッピンさん

ナリス [2013/11/29 14:53]

「護衛の依頼の範囲外だけんど、この際、そんなことも言ってられんしねー。
 俺ちゃんも調査を手伝っちゃるわ」

「ナリスさんは博学でいらっしゃるのですね。
 是非、ご協力をお願い致しますわ」

にっこりと笑って、ナリスの手を握る。

「いや、ははは、本職の方には劣りますよ。まぁ、私程度が助けになるかはわかりませんが・・・」

「ああ、んじゃそこの本とってきて
 ちょっぱやで、あと、それと、それと、そこの本も」

「あ、ハイ」

言われるがまま手伝う。いや、まぁ別にいいんだけどね?

===================================================

「・・・と。そういうわけで。」

如何にも魔術師らしい書物を解読し終えて。
その内容を皆に周知する。

「このハドアがルミナスと協力してあの竜を眠らせて星界に封印したようだ。
 【12匹のニジマス】の伝承にある『哀れな生物を救う』って下りはこれの事だったんだな。」


「ふーむ。なるほどにゃー」

奇特な、といってはあれだが、珍しい古代人もいたものだ。

「絶滅した種族なんかもおるかもな......こりゃマナ・ライはんの領分やで」

「おいちゃんはどっちかというと魔法の道具のほうに興味あるけどねー」

自分で使えるようなものならそのままかっぱらって扱えないようなら売り払う。

正しい冒険者というものではないだろか?

?
「他にもっと手っ取り早く証明する手段があれば楽なんだけど。
 ・・・うーん・・・ちょっと思いつかないんだよな。」

「なにしろ古代カストゥール時代の話だからな。当時の物品が残ってるわけでもなし......。
 あの蜥蜴の鱗一枚くらい剥いで持って行ってみるのはどうだ?星の欠片と合わせれば多少は信用性も増すかもしれん。
 幸いあれは大人しいようだし、小さい鱗一枚くらいなら気づかないかもしれんぞ」

「ドラゴンはんの鱗でも、もってくか?
 一枚剥いだとこで、絶対起きへんのやろし」

「ドラゴンの鱗をはいで行くのは、私は反対だな。
 人間になぞらえてみると、『その爪綺麗だから一枚ちょうだい』と、同じ感覚らしいぞ。
 ドラゴンは起きないだろうが、目を覚ました後がかわいそうだろう?
 残酷なことをする、と、妖精の信頼も、逆に損なうかもしれない。
 あれほど個性的なドラゴンだ、見せるならばクリエイト・イメージで充分ではないか?
 偽のイメージも作れるが、あのようなドラゴン、誰が想像しよう。」

「ふーむ。まぁジュリアンの意見でいいんじゃにゃい?そら温厚なドラゴンかもしれんけど

されどドラゴンだしねー。報復とかされたら正直責任もてないし・・・」

魔法でどうにかなるっていうならそれでいいだろう。

^???????????????????????????????

お待たせして申し訳ない。とりあえず鱗はぐのは後が怖いので・・・・w

?

15:16:21 犬屋敷@ナリス 予備3 2d6Dice:2D6[2,2]=4

15:16:09 犬屋敷@ナリス 予備2 2d6Dice:2D6[2,5]=7

15:16:00 犬屋敷@ナリス 予備1 2d6Dice:2D6[1,3]=4

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GM [2013/12/02 18:05]

一同はルミナスについても調査を行う。

「問題は、妖精界が手ぇ貸してくれるかだな。
 ちなみにルミナスって、どんな奴だ?

 ってか、ライスはまだか?」

ストレイは不慣れな文献調査を頑張ってやってみるが、
なかなか上手くいかない。ナリスも同様だ。

一方、アイナティートはルミナス家について或る程度の知識を有していた。
彼女が森妖精故か、長寿の故かは分からないが。

ルミナス家は古代魔法王国時代の付与魔術師の家系であった事。
この辺りの地方領主を勤めており、当時珍しく大地母神を信仰していた事。
蛮族に対する支配は寛容であったが、その事が災いし、
末期の混乱期に真っ先に滅ぼされてしまった事を思い出した。

また、アイナティートは彼の肥満竜についても調べる。

「老竜は魔法王国の時代にかなりの数が狩られたそうです」

手伝ってくれている学生が一般常識を口にする。

「竜も生き物。体型や性格に個体差はあって然るべきとは思うのですが...」

にしてもあれは無いですよね。
学生は溜め息と共に新たな書物を並べていく。

さて、書物を紐解いていく。
『怪物辞典』。『幻獣図鑑』。『珍獣百科』。『竜の生態』...
書かれているのは一般論的な竜の記述ばかりだ。

そんな中、アイナティートは1冊の本に目を止める。

『魔物を友とした男』

そんな奇妙な写本であった。

めくって読んでみる。
内容は魔物と心を通わせる能力を持った男が各地を放浪し、
種族を超えた友情を育んでいくという、よくある少年向けのものだ。

その中の一章に、

―――泣き虫ドラゴンのビューイ―――

というものがあった。

そのドラゴンは変わり者で、食べ過ぎで太ったような姿をしていた。
あまつさえ、しくしくと泣いていた。私は尋ねてみた。

「君はどうしてそんな所で泣いているんだい?」

返ってきたのは、何とも拍子抜けする言葉だった。

「友達が居ないからさ」

「友達?」

全ての生物の頂点に君臨する竜が、不思議な事を言う。

「そう、友達」

竜は頷いた。その瞳は、巨体に見合わずつぶらであった。

「皆僕から逃げていく。
 何もしてないのに勝手に怖がって、勝手に怒り出すんだ。
 仲間からは馬鹿にされるし、僕はいつも仲間外れさ...」

そう言うと、竜は辺りに響き渡る轟音と共に、
おーいおーいと泣き始めた。鼓膜が破けそうだ。

「...君は優しいんだね。
 その気になれば、何でも思い通りに出来ると言うのに」

私は驚かずにはいられなかった。
その気になれば大地を蹂躙し、思うざまに出来る最強の生物は、
その身の不幸を嘆き、悲しみにその身を漬しているのだ―――

...その後、竜をつけ狙う人間共を男は追い払い、
この竜の為に、新たな住処となる孤島を探しに行く、というものであった。

***********************************

情報収集がひと段落し、今後の対応について話し合う。

「星の欠片も持って行こう。もしかしたらルミナスとの繋がりを証明する材料になるかも。」

『星』の欠片は森の妖精に見せる為に持っていく事。

「今回の冒険終わったら、伝承について違うバイアスかけて
 流布しなおさへんとあかんかもなあ」

「このこと、とくに『絶対起きへん』いうのは、
 当面、ここにおる面子だけでナイショにしとかへん?
 街の上の人に知られたら、あのドラゴンはん細切れにされてまうかもしれへん」

老竜が目覚めない事については他言無用とする事。
事後、意図的な情報操作を行う事。

「ドラゴンはんの鱗でも、もってくか?
 一枚剥いだとこで、絶対起きへんのやろし」

「なにしろ古代カストゥール時代の話だからな。
 当時の物品が残ってるわけでもなし......。
 あの蜥蜴の鱗一枚くらい剥いで持って行ってみるのはどうだ?
 星の欠片と合わせれば多少は信用性も増すかもしれん。
 幸いあれは大人しいようだし、
 小さい鱗一枚くらいなら気づかないかもしれんぞ」

「ドラゴンの鱗をはいで行くのは、私は反対だな。
 人間になぞらえてみると、『その爪綺麗だから一枚ちょうだい』と、
 同じ感覚らしいぞ。
 ドラゴンは起きないだろうが、目を覚ました後がかわいそうだろう?
 残酷なことをする、と、妖精の信頼も、逆に損なうかもしれない。
 あれほど個性的なドラゴンだ、
 見せるならばクリエイト・イメージで充分ではないか?
 偽のイメージも作れるが、あのようなドラゴン、誰が想像しよう。」

「ふーむ。まぁジュリアンの意見でいいんじゃにゃい?
 そら温厚なドラゴンかもしれんけど
 されどドラゴンだしねー。報復とかされたら正直責任もてないし・・・」

竜の鱗は剥がさない事。

しかし、偶然というか僥倖というか。
ストレイは情報収集から戻る際、落ちていた鱗の何枚かを採取していた。
あれだけ激しく身じろぎしているのだ、自然と剥がれ落ちていたのだろう。
盗賊の手癖が幸いした格好だ。

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【GMより】

情報収集はこれで区切り、次は場面展開しますね。
アイナが新たな情報を引き出しました。イイ感じですね!
ストレイの予備ダイスと宣言も好意的に採用させて貰いました。

[各種判定結果]

○ルミナスについての<知識>判定:
 ストレイ8、アイナ15(予備1使用)、ナリス9(予備1使用)

 本文の通りの情報を得ます。

 ※学生の手伝いによる+2の修正を加えています

○老竜についての<知識>判定:
 アイナ14、ナリス12(予備2使用)、ストレイ5(予備2使用)

 本文の通りの情報を得ます。

 ※学生の手伝いによる+2の修正を加えています

○<捜索>判定:ストレイ13(予備2使用)

 賢者の学院に戻る最中に偶然、竜の鱗を入手していた、としましょう!

[備忘録]

○1ゾロ
 アイナティート:2回
 マーク    :1回
 ナリス    :1回
 ジュリア   :1回
○支払い
 アイナティート:60+60ガメル
 ストレイ   :100+60+50ガメル
 ミル     :50ガメル
○収入
 ミル     :120ガメル
 追加報酬   :総額3900ガメル
○消費
 ミル     :羊皮紙2枚
 ストレイ   :「仕事」用の地図
 ライス    :ダンマルク伯爵宛の紹介状
○入手
 ストレイ   :『星』の破片、森の地図、被害状況の地図、竜の鱗

カテゴリを移動します。
「合流」に記事を投下するのでお待ちください。

アイナティート [2013/12/04 15:56]
「ふむふむ、これはなかなか......」
「どうした?何か面白いものでもあったのか?」

 浴室にて、何やら呟くミルに尋ねる。浴室の造形に感嘆でもしているのだろうか。
 しかしこうやってみると、人間は背が高くて羨ましい。ミルが特殊なのかもしれないが。
 同族は基本的に低いし私も気にしているわけではないのだが、あの高さからの視点はどうなっているのか、という興味は尽きない。


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 ともあれ、調査だ。
「問題は、妖精界が手ぇ貸してくれるかだな。
 ちなみにルミナスって、どんな奴だ?

 ってか、ライスはまだか?」
 ルミナス、ルミナス......。
 ストレイの言葉を聞きつつ考える。どこかで聞いたような見たような記憶があるのだ。実家だったかオランの学院だったか忘れたが。
 えーと、確かあれは......

「そうだ!思い出したぞ。なんか蛮族にも優しくしてたら真っ先に滅ぼされた、みたいな連中だったはずだ。
 ......あー、と。ルミナス家の話だぞ。で、だ。確か件のルミナス家は付与術の家系だったはずだし、何かしら関係はあるのではないか?」

 などと記憶をたどって伝える。これだけだとルミナス家の特徴しか出てないが、何が幸いするかも分からんからな。
 ま、これは良いだろう。これだけでは大したことも分からんし......、と。

「『魔物を友とした男』......?また妙な本だな」

 興味を惹かれて読んでみる。
 ふふふ、こんな大したこと書いてなさそうな本を読むなど自分が対して役に立たないと分かっているが故の凶行だ。背徳感が......特にないか。
 ま、それはともかく。内容もそう面白いものではないな。いや、普通におもしろいのだが調査目的としては、という意味で。
 ふむ、ふむふむ。泣き虫ドラゴンか。絶対的な強さを持つ(らしい)ドラゴンのくせに軟弱な。私はひ弱だが泣くことはあんまりないぞ。年に20回もない。

 ............。
 ......。

「皆、この話なんだが結構面白いぞ。
 奇妙なほどに諸々の情報と符合する。あの蜥蜴の名前がビューイなのかもしれない、というほどにな。
 ......何かに使えないか?」


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 という訳で。これからの方針は大体決まったようだ。
 鱗は剥がさないらしい。ちっ。まあ、落ちてないということもないだろうし。可能なら一枚くらい記念にもらっておこう。


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PL:配管
自分が書かねば進まないというのにこの体たらく
心の底からごめんなさい(´・ω・`)

ともあれ、基本的に情報見つけただけでござる。
ドラゴンの名前は、妖精にドラゴンとのつながりを主張するときには使えなくもないかな?

あ、あと許されるなら一枚くらいドラゴンの鱗拾っておきたいです(´・ω・`)

そして予備ダイス。

配管@アイナティート : 予備ダイス1 2D6 → 2 + 1 = 3 (12/04-15:55:02)
配管@アイナティート : 予備ダイス2 2D6 → 4 + 1 = 5 (12/04-15:55:05)
配管@アイナティート : 予備ダイス3 2D6 → 5 + 6 = 11 (12/04-15:55:09)

ストレイ [2013/12/04 21:12]

 小さい鱗一枚くらいなら気づかないかもしれんぞ」
「ドラゴンの鱗をはいで行くのは、私は反対だな。
 人間になぞらえてみると、『その爪綺麗だから一枚ちょうだい』と、
 同じ感覚らしいぞ。
 ドラゴンは起きないだろうが、目を覚ました後がかわいそうだろう?
 残酷なことをする、と、妖精の信頼も、逆に損なうかもしれない。
 あれほど個性的なドラゴンだ、
 見せるならばクリエイト・イメージで充分ではないか?
 偽のイメージも作れるが、あのようなドラゴン、誰が想像しよう。」
「ふーむ。まぁジュリアンの意見でいいんじゃにゃい?
 そら温厚なドラゴンかもしれんけど
 されどドラゴンだしねー。報復とかされたら正直責任もてないし・・・」

う、鱗・・ね。
「あれー、こんなところに鱗がぁ
 そうかドラゴンの体調べたとき、ポケットに入ったのかー」
棒読み。

古龍の鱗を剥がないことに決まり、軽く舌打ちをするアイナ。

「ん?アイナ。こんなの欲しいのか?
 これっぽっちじゃ盾も作れねぇぞ。
 まあ、妖精界に説明するにゃ1枚あればいいし、
 欲しかったらやるぞ」

ポケットに入っていた数枚の鱗の内、一枚を星の欠片と袋に収め、
残りの鱗をアイナに手渡す。

「うーん。
 情報は、こんなもんか?
 じゃあ、とりあえず行ってみるか」
どうする?とジュリアに視線を送る。
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