確定的に明らか(経験値的に
こういうのは普段、研究室に篭ってる連中にこそ有益だと思うんだけどねぇ・・・
研修の通達を受けて最初に思ったのはそんな事だ。
メンバーを見ればまぁ、大体どういう基準で選んだのかはわかる。
「マナ・ライ師やバレン師がトップにいる割には保守的なこった。」
・・・なんて口には出さんけど。
特にバレン師の力は机に齧りついて身に付けたものでない事は
よく知られてるはずなんだけどなー。
※※※※※
「役所の仕事は上手く休めたか?
学院を卒業してもギルド所属なのは変わらんからね。
こういうのも仕方ないなー。」
また長期の休暇を取らざるを得なかっただろうノッポを形だけ労い。
「今度、準導師になれそうなんだって?
このまま追いついちゃうかと思ったんだけど。」
こういう形で同行するのは久しぶりなスモーカーに軽口を叩き。
「えーっと。そっちがアイナティート。こっちがコスモね。
宜しく。ま、平和な研修だ・・・多分。気楽に行けるさ・・・きっと。」
面と向かって話すのは初めての二人にも挨拶しておく。
アレだな。若さを感じる。何かそれっぽいぱわぁを。
アイナティートは俺より大分、年上だとは思うが。
「で、そちらが護衛さんね。
こりゃ俺が前線に出なくてよさそーだ。頼りにしてるぜー。」
殴り合いじゃ逆立ちしても勝てそうにない戦士と
遺跡探索には覚えがありそうな精霊使い。
金はかけてんなー、これは。
>「ライス、マークはこの間の仕事で会ったな。
> まさかこのような形で再会するとはね。
> よろしく頼むよ。」
「ああ、宜しく。
・・・一応、改まった方が宜しいですかね導師級殿?」
軽く肩を竦めて冗談交じりに返す。
「まぁ、女性をエスコートするのに比べりゃ楽なもんさ。きっとね。」
・・・いや、彼にとっては本気でそっちのが簡単かもしれんけど。
さてさて。どんなカリキュラムになるのやら。
※※※※※
「人口約2000人。周囲は森だけど街道が側を通ってる。
これといった特産ナシ。図書館が割りとデカイ。
支部もかなりデカイ、と。」
来る前にある程度は自分でも調べてはみた。(※調べる事が出来たとは言ってない!)
確かに周囲には遺跡群もあるらしい。(※導師がそう言ってんだからそりゃあるだろー)
「一応、支部への挨拶は行っといた方がいいかい?」
我らが引率者に確認を入れる。
「実地へ出るにしても明日からなら、今日は図書館を見ておこうかね。」
と言っても。蔵書に関して学院を上回る事はあるめー。
狙い目は地方特有の民芸書やら歴史書辺りか?
「遺跡はロマン求めて枯れてないトコを探してみるかい?」
枯れてると思われてた遺跡に実は隠し部屋が・・・何て話もあるにはある。
そういう期待できる要素があれば少しは楽しめるってもんだ。
「住み着いた妖魔狩りになるかもしれんけどねー。」
この面子なら滅多な事はない。よな?
PLより----------------------------------------------
始まり始まり。レッツ研修。
どうか宜しくお願い致します。
一応、事前にエリオールの事は調べたり聞いたりしときます。
街の実権持ちやギルド支部長について名前とか。ダイス要ります?>GM
さぁ、先生!まずはどこにいきやしょう?
【2013/10/05 0:26頃追記】
悪根@マーク : 知識判定:エリオール 2D6 → 1 + 1 + (6) = 8 (10/03-00:24:20)
HAHAHA。10点頂くとするぜ!本文中にもちょろっと追記。※の部分がそうです。