よろしくお願いします。

石従者との死闘を終え、オランに戻ってきたライス。どうにかこうにか職場への復命も終え、いつも通り職場と自宅と角なしミノタウルス亭を行き来する日々に戻っていた。そういうある日。
偶然冒険者の宿で知り合ったミルさんもと食事をしていると、学院からの呼び出しであった。内容を確認してみるとエリオールって街で長期の研修をやるらしい。で、研修の講師は、以前一緒になったジュリアさんらしい。
これでまた仕事を長期間休むことが決まりである。学院にも所属している以上、学院での用務は公務扱いにしてもらえるため、普通であったら仕事をさぼれると喜ぶところだが、このことを上司に伝えるとまたねちねち言われるに決まっている。
「あ?あ。仕方がないなぁ・・・。少しの間だけ我慢するか・・。」
そんなこんなで、ライスもエリオールの街におりたったのであった。
さて、エリオールの街について、研修のメンバーを見てみると、講師をしてくれるジュリアさんの他、、以前の冒険でお世話になったマークさんがいた。あと、冒険者の店で偶然知り合ったミルさんもいる。店ではお金がないお腹が空いたとと騒いでいたけど、かなりの実力者らしく、準導師の資格試験を受けるらしい。
まあ、しばらくは仕事を忘れてぼちぼちやろうか。でも、この街のことも見ておくのと、ジュリアさんをはじめ、お世話になる方々にあいさつをしておかないとね。
「ライス、マークはこの間の仕事で会ったな。 まさかこのような形で再会するとはね。 よろしく頼むよ。」
「ジュリアさん。以前は大変お世話になりました。また、今回は、ご指導のほどよろしくお願いします。あと、せっかくですので遠慮なく頂きます。」
頭を下げたのち、遠慮なくマロングラッセを頂いて
「美味しいですね。僕の母はお菓子作りを人に教えているのですが、それと同じくらいか、それ以上に美味しいです。ご馳走様でした。」
「ミルさん。お店での約束覚えていますので、よろしくお願いしますねw。」
「マークさん。以前はお世話になりました。また今回もよろしくお願いします。」
ほかに、アイナティートさんというエルフの方とコスモさんという学院の後輩がいるようだけど、こちらは面識がないけど、僕はあんまり嬉しくない方向で目立っていたから、向こうからはどうだろう。
「アイナさん。コスモさん。始めまして、ライスと申します。今回はご一緒させてもらうのでよろしくお願いしますね。」
あと、さすがに魔術師ばかりだと心細いので、護衛として、ストレイ・ドックさんナリスさんというという人も一緒らしい。
「ストレイ・ドックさん。ですか。ストレイさんと呼んだらいいですか、それとも、ドックさんと呼んだほうがいいでしょうか。始めまして、僕は、ライスと申します。今回はお願いします。」
「ナリスさん。まだお若そうですが、身のこなしが凄いですね。今度僕にも教えてもらえないでしょうか。あっ、僕は、ライスと申します。今回はお願いします。」
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PLのとーると申します。
今回で、3つ目のセッションですが、前は戦士30だったので、実質は二つ目のセッションでまだまだ右も左も分かりません。前回は皆さんにおんぶにだっこでしたので、今回はお姫様だっこぐらいになるように頑張りますw。よろしくお願いします。