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デb・・・福よかなかたですね。

ナリス [2013/10/20 19:46]

一方、広場。 周りを見る余裕も無いマークは、己の危険も顧みずに踏み止まり、 『星』が眼前に迫るまで待った。

『星』は赤々と燃え盛る炎の塊だった。 光と熱に照り返され、圧倒的な重量感に押し潰されそうになる。 凄まじい速さで拡大してくる!

『万物を繋ぐ桎梏は、白き意に従う!』

だが、彼は逃げない。 《落下制御》の呪文を最大に魔力拡大し、空中の『星』を捕らえんとした。

「万物の根源たるマナよ...。」

ジュリアも残り、《落下制御》の呪文を重ねて掛けた。

すると、

ぐぐぐぐぐぐ...

『星』が止まった。 二重に掛けられた魔法が見えざる網となって、『星』を絡め取る。

これで何とかなったと、ジュリアとマークは安心したかも知れない。 ナリスも一瞬、安堵した事だろう。

「た、助かった――――」

しかし、その次の瞬間。

ばしいっ!!!

『星』が...弾けた!!

「――――はっ?」

(あ、やば、これ死んだ―――)

瞬間、光が溢れた。

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「――ッ。たぁ・・・」

くらくらする頭を押さえて立ち上がる。

「生きてるの・・・か?」

あたりを見回すと酷いありさまだった。・・・が見た中で死人はいない。

護衛対象は・・・。

「ジュリア、ナリス。無事か?死んでないな?」

「ああ、何とかな」

言いながら水袋の中の酒を呷る。

息を吐く。

「ああ。生きてる・・・ッア!!死んだかと思ったじゃねえか!!!」

感情のままに叫んだ。そうだ、俺は生きてるのだ。

「!!?何じゃ、ありゃ!?」

ブロード老が、広場の中央を指差し絶句する。

「あ?どうした爺さん―――・・・は?」

巨大な肉の塊がそこに鎮座していた。いや、違う。これは・・・。

「エルダー・・・ドラゴン・・・?」

「ここまで成長した竜ならコミュニケートも取れそうだが・・・」

「・・・逃げたほうがよくね?」

まぁ、護衛対象がそう言うなら従うが・・・。・・・どうやら1000ガメル程度じゃ釣り合いそうもない危険なクエストになりそうだ。

俺はマークとジュリアと共に避難誘導を始めた。

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とりあえず護衛対象に従うという形で避難誘導を始めました。

19:43:05 犬屋敷@ナリス 2d6+4Dice:2D6[3,4]+4=11

ああ、ドラゴン知ってますねこれ。

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