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星のかけら

ストレイ [2013/10/21 17:43]

「見ての通り・・・って言ってもわかんないよな。」
「そこのじーさん・・・コスモの知り合いらしいが。
 彼がいきなり広場に星が落ちるから逃げろって騒いだのがまず、最初。」

「星が?」
マークの指したじいさんを見る。コスモの知り合いか。

「で・・・実際に降ってきたんだな。・・・何がって星が。
 そう、空のアレね。流れ星的にこう、この広場へ一直線に。」

続けてマークが指した空を思わず見上げる。
何で昼間に星が??

「で、ソレの墜落をどーにか魔術で止めたまではよかったんだけどね。
 重力制御の魔術だよ。初歩的な魔術な割りには無茶が効くよな、コレ。」

「止めたのかよ!?アレってか星を?」
魔術すげぇな。

「最後に空中に止まった星が今度は内側から爆ぜた。
 いや、俺らは特に何もしてない。勝手に四散してこの有り様だよ。」
「で、今。どーやら星の中にアレがいたらしい、と。
 概要説明終わり。OK?」

「はー、星が落ちて、アレが居るってのは、そういうことか。
 ん?? だいたいOK」
要するにアレつまりドラゴンってのは、何かに包まれて落ちてきたわけだ。
となると羽みたいなのがついてるが、自分で飛んでたわけじゃないらしい。
星・・星ねぇ・・。

「幸い、良く寝てるようだし今のうちに色々と片付けようってね。
 そんなわけで手伝ってくれ。一先ずは怪我人の運搬を。」

「ん!?すまね。考え事してた」
とりあえず、怪我人の運搬を手伝おう。


「ああ、その辺のソレ。拾っとくならこっそりね。
 それなりに価値はあるはず。それだけに、バレると色々と面倒かもしれんし。」

「ホゲ?あぁ・・」
後で学院にでも鑑定してもらおうかと思ったんだが。
確かに値打ちものかもしれんな。
しかし、エライ有り様だ。
こりゃ『仕事』の許可とってたら、濡れ手に粟だな。

・・。
・・・。


「じゃ、ジュリア。始めるか?」

どうやらマークとジュリアは、
ドラゴンとやらとコンタクトをとるつもりらしい。
ナリスも若干遠巻きながら護衛についている。
口の割に真面目なんだよなぁ、アイツ。

よし、ジュリア達の護衛はナリスに任せた。
ってか、国土を「割」単位で焦土にするようなヤツと戦ってなんとかなる気がしない。マークやジュリアが上手く話してくれるのを祈ろう。

そして、俺は「物」を探そう。
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PL マーク解説、ありがとうです!!
   ストレイは声の聞こえる範囲くらいで
   星のかけらを探します。
   でも、平凡な値しかでなんだ。

* ストレイさんが退出しました。
17:40:58 ストレイ 星のかけら捜索 2d6+4 Dice:2D6[3,3]+4=10
* ストレイさんが入室しました。