【進行B01】妖精界。

マークはブロード老が『視た』ものについて確認を行う。
「なるほど。『森の奥』『白樺に囲まれた池』『金色の森と妖精』『虹色の針』
『竜』これらを順番に別々のシーンとして見たって事でいいかい?」
「そうじゃ。映像は断片的に見えた」
マークの推測を、ブロード老は肯定する。
「それと竜について。じーさんが見た竜はあの竜と同一かどうか。
違う場合は鱗の色とかに相違があったかどうか。」
「ワシには同じ竜に見えた。あの体型は同じように見えたが...
鱗は同じじゃったな。それは間違い無い」
この問いには、はっきりとそう答えた。
「なあ、じーちゃん、その話って、他の誰かにしたことある?
てか、いつ頃みたん、その光景?」
ミルはブロード老に投げかける。
「ワシは今しがた『視た』ばかりじゃ。他の誰にも、話しようが無い」
当然とでも言うべき回答が返ってきた。
「具体的な場所、もしかしたら見当つくかも知れへん
噂程度か、それとも方角場所までか......
少なくともその場所の存在は、もう流布しとるかも」
「何と!そうなのか」
ブロード老は唸る。
「森の奥に白樺に囲まれた小さな池がある、と考えるとこかね。
で、その場所に金色の森に繋がる何かがあるのか。
そこで虹色の針を手に入れて。それがあれば竜が目覚める?」「金色の森は...葉が黄色くなった木じゃないよなぁ?」
マークとナリスは金色の森と聞いて妖精界の事を思い浮かべた。
アイナティートとミルは森の妖精界である事が分かるだろう。
エリオール近辺の森に、精霊力が特に濃密な場所があると言う事だ。
だが、森妖精のアイナティートでさえ、行った事は無い...
入るにしても、此方から行くには何か条件がある筈だ。
虹色の針はミスリルだろう。
ミルと同じ結論に、マークとアイナティートも達する。
何らかの魔法具の可能性が高い。
「...ブロード爺様の仰る金色の森と言うのは、
私にも心当たりがあります」
カーリーが話し始める。
「【12匹のニジマス】かも知れませんわ。
この街では有名な伝承です。実在は確認されていませんが...」
エリオールには規模にそぐわぬ大規模な図書館があり、
近辺の伝承や遺跡についての知識が集積されている。
カーリーも調べた事があったのかも知れない。
「星を召喚できるなら、元の場所に還す術もあったんかねぇ。」
マークの呟きに、カーリーが反応した。
「星を作って星界に上げるとしたら、《移送の扉》の応用でしょうか...
カストゥールは無限の魔力を用いて今では考えられないような
事をしていたと聞きます。レックスが実在したのですから、
竜を封じて星にする事も出来る気がしますわ」
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【GMより】
長らくお待たせしており本当に申し訳ありません...
セージ判定関連だけ分割して先に投下しておきます。
時系列が怪しくなってしまっていたらすみません!
[各種判定及び宣言結果]
○竜の屁の回避:
ミル5、アイナ7(予備1使用)
これはフレーバーで任意なのですが(笑)、
ストレイとナリスは回避成功、アイナとミルは喰らった事にしましょう。
マークとジュリアはお好きにどうぞ!
○『星』の欠片の<宝物鑑定>:
マーク13、ナリス1ゾロ!(1回目)
ストレイやジュリアと同様、隕鉄だと分かります。
ナリスは此処で10点ゲットしたとしましょう、おめです(笑)
○妖精界についての<知識>:
マーク13、アイナ18、ミル16(予備1使用)、ナリス11(予備2使用)
物質界と精霊界の狭間に神々によって作られた世界である事、
妖精達の元々の住処である事が分かります。
かつては行き来が出来ましたが、現在はその道は閉ざされています。
アイナとミルは、精霊力が特に濃密な場所であれば、
条件が整えば行き来が可能な事が分かります。
またブロードが幻視したのが森の妖精界であると分かります。
妖精界は物質界と時間の流れが違う事も知っています。
下手に迷い込むと浦島太郎状態になる事でしょう。
○虹色の針についての<知識>:
マーク15、アイナ15(予備2使用)、ナリス7(予備3使用)
ミルと同様、ミスリル製の魔法のアイテムでは無いかと思いました。
[備忘録]
○1ゾロ
アイナティート:2回
マーク :1回
ナリス :1回
○支払い
アイナティート:60+60ガメル
ストレイ :100+60+50ガメル
ミル :50ガメル
○収入
ミル :120ガメル
○消費
ミル :羊皮紙2枚
ストレイ :「仕事」用の地図
ライス :ダンマルク伯爵宛の紹介状
○入手
ストレイ :『星』の破片、森の地図、被害状況の地図
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