おのれドラゴン鱗剥ぎ尽くしてくれようか

マークと老人が先の情景について話し合っている。竜を見た、だったか。
「ワシには同じ竜に見えた。あの体型は同じように見えたが...「ふむ、あんなものを見間違える方が難しいし、ご老体の見たものはおそらくあの竜で間違いないだろう」
鱗は同じじゃったな。それは間違い無い」
そして金色の森......故郷の爺婆どもが言っていた、森の妖精界という奴かもしれんな。
私は行ったことがないが、感情面では行きたいとも思えんな。学術的興味を別にすればだが。
虹色の針というのは面白そうだ。貴重極まりないミスリルで、おまけに魔道具かもしれん。素晴らしい価値がありそうだ!
「具体的な場所、もしかしたら見当つくかも知れへんミルは物知りだな、盗賊ギルドの伝手だろうか。
噂程度か、それとも方角場所までか......
少なくともその場所の存在は、もう流布しとるかも」
「...ブロード爺様の仰る金色の森と言うのは、と、導師が話し出す。
私にも心当たりがあります」
「【12匹のニジマス】かも知れませんわ。
この街では有名な伝承です。実在は確認されていませんが...」
ふむ、金色の森を想起させるような伝承があるのか。調べれば色々出るかもしれんな。
△▼△▼△▼△▼△▼
で、あの肉達磨が私の不快指数を急激に上昇させたしばし後、ストレイの奴がギルドから情報を持ち帰ってきた。
なんでも件の伝承をもとに森に入った者が消え去ったらしい。妖精界に迷い込んだのか、あるいは魔物に消されたか。
「そこでだ。「うむ、少しではあるが私も力になろう。任せるが良い」
賢者の皆様の手を煩わせるのは心苦しいんだが、
この街には確か、でかい図書館があるって言ってたよな。
少し皆で、【12匹のニジマス】に関する文献をあたってくれないか?
消えた連中も文献や伝承を漁って、
この話に目をつけたらしい」
主に私以外に、となりそうだが。
ちなみにその後、私の不快指数は再度急上昇した。怒耳天を衝く有り様を抑える気にもならん。
「ぐぬぬ......あのブヨ肉め、どうにかして寝ている間に始末できないか?」
だから、私が思わず呟いたとしてもだれも責めはすまい。
勘違いして欲しくないのだが、私は学術的興味としては殺したくないぞ。単に短期的な怒りがそれを上回っているだけだ。本当だぞ。
===============================
PL:配管
ふぁっきん肉ドラゴンのげっぷ。アイナは死ぬ。
絡みきれぬどころか能動的な活動をしていないような......
※だいす
配管@アイナティート : 星ひろい 2D6 → 2 + 3 = 5 (11/21-11:52:15)
配管@アイナティート : 増減 1D6 → 5 = 5 (11/21-11:52:21)
この場合は500ガメル増える、でいいのかしら