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小さい鱗一枚くらいなら気づかないかもしれんぞ」
「ドラゴンの鱗をはいで行くのは、私は反対だな。
人間になぞらえてみると、『その爪綺麗だから一枚ちょうだい』と、
同じ感覚らしいぞ。
ドラゴンは起きないだろうが、目を覚ました後がかわいそうだろう?
残酷なことをする、と、妖精の信頼も、逆に損なうかもしれない。
あれほど個性的なドラゴンだ、
見せるならばクリエイト・イメージで充分ではないか?
偽のイメージも作れるが、あのようなドラゴン、誰が想像しよう。」
「ふーむ。まぁジュリアンの意見でいいんじゃにゃい?
そら温厚なドラゴンかもしれんけど
されどドラゴンだしねー。報復とかされたら正直責任もてないし・・・」
う、鱗・・ね。
「あれー、こんなところに鱗がぁ
そうかドラゴンの体調べたとき、ポケットに入ったのかー」
棒読み。
古龍の鱗を剥がないことに決まり、軽く舌打ちをするアイナ。
「ん?アイナ。こんなの欲しいのか?
これっぽっちじゃ盾も作れねぇぞ。
まあ、妖精界に説明するにゃ1枚あればいいし、
欲しかったらやるぞ」
ポケットに入っていた数枚の鱗の内、一枚を星の欠片と袋に収め、
残りの鱗をアイナに手渡す。
「うーん。
情報は、こんなもんか?
じゃあ、とりあえず行ってみるか」
どうする?とジュリアに視線を送る。
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