よく考えると目的が少し変わってきてる(内緒だけど
「で、皆さんはどうでした?成果はありましたか?」
「ああ、上々だぜ。
諸事情あって細かなことは話せねぇが、
古竜を怒らせず、目を覚まさせる方法はある。
古流の今後についても、少し考えがあるしな」
問題は、妖精が蛮族の末裔の話を聞いてくれくかだがな。
というより、寧ろ今は、街の人間に真相を知られる前に、
あのデカブツを助けられるかのほうが問題か・・。
ま、成るように成るさ。
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「伯爵だ!伯爵様がいらした!」
早速だが、案内してくれるか?
現状を確認したい...カーリーよ、いいな」
「勿論ですわ、伯爵様」
「あ、そうそう忘れてたぜ」
ミル姐に貰った『表』の方の地図を取り出す。
「被災状況の図面だ。
ま、俺たちが戻るまで、
被害の出てる範囲には入らないことをお勧めするがね」
(「ライス。
詳細は後で話すが、俺達はあの竜も助けたい。
これから、そのための物を取りに行く。手伝ってくれ」)
小声でライスに耳打ちをする。
「諸君らにお願いしたい事がある」
「ん?古龍の対処ならカーリーにも頼まれてるし、OKだぜ。
ただ、付いて来たってなら、お断りだ。
アンタの仕事は、街の混乱を抑えることだろ?
他のことなら後にしてもらえるか?
急いで出発しねぇと、被害が広がるばっかだ。
ま、こっちは任せてくれよ。
カーリー。ちょっと街を離れるが、
ことが治まったら、例の物、よろしく頼むぜ」
正直、いろいろ首を突っ込まれる前に出発してぇ。
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PL 詳しくは伏せて、そそくさと出発するに一票。
因みに、報酬の希望は、最高品質バスタードソードです。