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ミスリードテイル

ミル [2013/12/08 12:11]

 

 「ドラゴンの鱗をはいで行くのは、私は反対だな。人間になぞらえてみると、『その爪綺麗だから一枚ちょうだい』と、同じ感覚らしいぞ。
 ドラゴンは起きないだろうが、目を覚ました後がかわいそうだろう?
 残酷なことをする、と、妖精の信頼も、逆に損なうかもしれない。

ジュリアにそう言われると、そうかなって気もしてくる
爪はぐのはいややなあ......

「んじゃま、行きがけに、落ちてる鱗のかけらでも拾ってくことにするよ
 クリエイト・イメージはええ案やね
 こんだけ魔術師がおるんやさかい、みんなで次々やれば、どれかがええ出来になるやろし」

けど、鱗はやっぱ欲しいな
落下地点に何枚かないかな
記念品記念品

 「皆、この話なんだが結構面白いぞ。 奇妙なほどに諸々の情報と符合する。あの蜥蜴の名前がビューイなのかもしれない、というほどにな。  ......何かに使えないか?」

アイナが見つけ当てた文献には、あのドラゴンはんのこととおぼしき事柄が記載されてた
曰く、泣き虫ビューイ

「泣き虫、ねえ......」

かわええなあ
目ぇさましたら、やっぱお話してみたいな

 「で、皆さんはどうでした?成果はありましたか?」

鳴り響くドラゴンはんのいびきの下、カーリーはんが身体を起こす
疲れてはる疲れてはる
無理もないか

 「うむ......はい。勿論です。  ストレイが言ったように、古竜の起こし方は推測がついている......ます。  それと、あのドラゴンは古いだけあって結構伝承に残っているようです。性格なんかもある程度推察可能だろ、でしょう」

  アイナがたどたどしい敬語でカーリーはんに説明する
つまるところ、場所さえ移動したらええのやから、どっか安住の地を捜さへんとなあ
あるいは、12匹のニジマスと妖精のとこいくのがええかもな
アイナのたぐり寄せたドラゴンはんの性格考えたら、友だち多い方がええもん
 
 結局明け方まで調査とかしてたら、伯爵さまがででんと現れはった

「諸君らがオランの賢者の学院から来た研修生とその護衛か。
 こんな事態に巻き込みすまなかった。
 そして救援と事態究明に動いてくれている事、礼を言う。
 大まかな事情は其処なライスから聞いている。

 早速だが、案内してくれるか?
 現状を確認したい...カーリーよ、いいな」

現状案内って......あの異臭の中に飛び込むってか
んで、つぶさに見て、どう思ったか

 「諸君らにお願いしたい事がある」

伯爵はんの口調が少し変わる
む、ここは、推しどころか?

「ダンマルク伯、ご足労恐縮です
 件のドラゴンに関しましては、目処がつきました
 あれを去らしむる手法につきまして、調査が終わったところです

 ただし、森の危険域に入る必要があります
 既に、我々の前に行方不明者も出ている模様
 つきましては、恐れ多いこと甚だしくは存じ上げますが、報酬をいただけましたら幸いです

 特に、我々魔術師には研修という目的があり、また、学院の生徒としての義務もありますが、護衛二人にとっては予定外の危険になります
 伯爵様の義侠心によって、彼らには格別、報酬を賜りたく愚行仕ります」

ナリスとストレイは員数外
学院への義理もない
雇い主はオランの学院や

であれば、学院としても伯爵としても、増額してくれるかもしれへん
 
 
ウチはみんながそれぞれに情報を伝えた後で、こっそりカーリーはんを呼び寄せた

「カーリーはん、ウチらが戻ってくる頃合い見計ろうて、この書き留めの流布、準備しててくれはりますか?

ウチは、考えていた文面をさらさらと書き記し、カーリーはんに渡した

『12匹のニジマス、その先に
 妖精達が遊ぶ池がある

 星が墜ち、さすらいびとがやってきて、妖精達は一対の針を持ってくる
 かくて金色の針は最後の力を使いて星を目覚めさせ、役目を終えて消え去った 
 12匹のニジマスと妖精達の側に、もう針はない
 葉は青く茂り、清流は流れ、妖精達とニジマスは星との思い出に花を咲かせ、永久の平穏にまた、遊ぶ』

小さい音でミニギターで古めの旋律で伴奏をつける

......弦とんだ

ん......まあ、ええねん、音の出来なんて
うまい吟遊詩人に歌わせたらええねん

「これに、いくらかの枝はとバリエーションをつけて中長期的に、浸透させてください
 吟遊詩人に、私たちによる今回の冒険譚とまぜて流してくれてもかまいません
 ウチらが戻らへんでも、そうしてください」

ウチらが帰らへんやったら、伯爵様が出張ることになるんやろうけど、なるべく妖精界には立ち入って欲しうない

秘密は知る人間が少ないほどええ
カーリーはんにも、それはわかるはずや

「実は既に三人、金目の話とかぎつけて、盗賊ギルドのメンバーが先行しとります
 今後も後に続くもんがあれへんとも限らへんし、金色の葉とか、金色の針の話はスルーして、ただのおとぎ話にしといてくれはったら、ついでに結末で金目のものが消えとったら穏便に済む思います」
 
 
  
「さて、ライスも戻ったことやし、出発しよかー」

ウチはギターをしょいこんで、初陣となるヘビーフレイルに布をかぶせた
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いあ@ミル : 2D6 → 4 + 4 + (4) = 12 (12/08-11:06:30)

本文中にある詩を、いくらかばらつきのあるバリエーションで、年単位でこの街に浸透させることをカーリーさんに提案します

いあ@ミル : 2D6 → 1 + 3 + (3) = 7 (12/08-11:08:59)

音も付けましたが......ミル、相変わらずライブ弱いなあ......

武装は、剣とメイジスタッフはおいていきます
代わりに、ヘビーフレイルに布をかぶせ、メイジスタッフに偽装します

いあ@ミル : ヘビーフレイルに偽装 2D6 → 3 + 4 + (5) = 12 (12/08-11:20:46)

まあ、手ぶらに見えたらいいなあ、と

偽装によるヘビーフレイルへのマイナス修正をお願いします

あと、ミルも落ちてた鱗とっときますね
ピクシーに見せるかはともかく、なんかのアクセにしようかと
大きさってぐんくらいでしょうか?

以下、予備ダイスです
いあ@ミル : 2D6 → 6 + 2 = 8 (12/08-11:22:13)
いあ@ミル : 2D6 → 4 + 4 = 8 (12/08-11:22:26)
いあ@ミル : 予備ダイス3 2D6 → 6 + 1 = 7 (12/08-11:22:39)