とりあえず合流を。

「それに移動は結構疲れるものだ。
いざ現地へ到着したら眠くて動けない、となっては困るな。
その辺りは自分の体力と相談するがいい。
自分の能力を見極めるのも、官吏に必要な度量よ」
「お気遣い感謝します。身体を動かすのはそこまで得意ではないですが、古の文書等の読解は、父から散々鍛えられましたので、このくらいなら大丈夫です。」
「どうかな、成果はあったかな?」
「申し訳ありませんが、ご期待にこたえることはできなさそうです。でも、ジュリア師をはじめとする方々は、私とは異なり伯爵の期待にこたえることができるかと存じます。」
「諸君らがオランの賢者の学院から来た研修生とその護衛か。 こんな事態に巻き込みすまなかった。 そして救援と事態究明に動いてくれている事、礼を言う。 大まかな事情は其処なライスから聞いている。
早速だが、案内してくれるか? 現状を確認したい...カーリーよ、いいな」
「勿論ですわ、伯爵様」
「カーリー導師でいらっしゃいますか。オランの学院に所属するライスと申します。今後ともお見知りおきを」
簡単に自己紹介を。
(「ライス。
詳細は後で話すが、俺達はあの竜も助けたい。
これから、そのための物を取りに行く。手伝ってくれ」)
「了解です。そのように仰るということは、何かいい手掛かりが見つかったのですね。期待しています。ストレイさん。」
囁きかけてきたストレイに笑みを浮かべて返します。
「さて、ライスも戻ったことやし、出発しよかー」
「お待たせしました。善は急げと言います。ストレイさんによるといい情報もあったようですので、急ぎましょう。」
「やー、ライス。いつの間にか伯爵のトコに行ってるとは驚いたよ。 でもおかげで色々とスムーズに事が運びそうだ。」
「マークさんもお疲れ様です。あと、お気遣いいただき、ありがとうございます。自分にできることをしただけです。でも、小耳にはさんだ感じででは。ある程度解決の目星をつけられているらしいですね。皆さん、さすが場数を踏まれている方々ですね。」
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PL:皆さんお疲れ様です。
さしあたり合流だけをしておきます。
あと、これでお互いの情報交換をしたといういことで、
皆さんの情報ももらったということにさせて頂きます。こちらからは
『この地はルミナス家という魔法王国の時代にあって珍しい、
大地母神を信仰する一族によって治められていた。
末期の混乱の中で一族は滅亡したが、被支配者への寛大な処遇と治世は、
倣うべきものである...』くらいしか情報はありませんが・・・。
なお、
○カーリーにどのように報告したか
○伯爵にどのように報告したか
を書いて頂けると嬉しいです。 この部分のフレーバー投稿は本編の進行には影響しませんが、 セッション終了時の報酬部分に反映させる予定です。
この2点につきましては、ライスはなかなかこの時点では報告を出来る立場にないので、遠慮させて頂きます。当然、追加報酬等も不要です。
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