うおっまぶしっ

妖精との一次交渉を終えて、道中の脅威も排除。
後はジュリア達の帰りを街で待つのみ・・・のはずだったが。
>「待ちわびていたぞ!上手くいったか」
ここから面倒で疲れる二日間が始まった。
「やれやれ、寝てるだけであーなる相手だってのに。」
それを殺せだの何だの。反撃された時のリスクまで頭が回らないんかねぇ。
実際の被害に会う人はそりゃ無念だろうけど。
街どころか国の存亡にも関わりかねない相手って聞いても
スケールがデカ過ぎて想像や理解が追いつかないのか。
「その上、単なる儲け目的でこういう行動に出るなんて。
まー、よーやるわ。と言っておこうか。」
この言葉は竜鱗や竜牙をビューイから採取しようとした連中に向けてだ。
『人は自身の危機には鈍感』ってのは誰が言ってた説だったか。
「ジュリアー、はやくきてくれー・・・」
※※※※※
結果として一人も犠牲者なく何とかなったのは伯爵の度量が故だった気がする。
市民を最後まで力尽くで従わせようとはしなかったからね。
やろうと思えば騎士団の連中を使って黙らせる事も出来たはずだ。
「この領の住人は、自分達の統治者がどれだけ優良かもっと知った方がいいねぇ。」
今回の件が、それを知る良いきっかけになればいい。
※※※※※
>「今から竜を目覚めさせます。
> ですが、穏便に起きる保障はありません...
> 皆さんは出来る限り、離れていてください」
>「竜の咆哮には人の心を砕く魔力が篭っています。
> 全市民に、耳を塞ぐよう指示を出しますので、
> 待っていて頂けますか?」
ついでに竜を目覚めさせる時の諸々とかもあまり人目に晒したくないし。
周知が行き渡るまである程度、時間があるだろう。
この間にちょいと打ち合わせしとくか。
主に竜を目覚めさせる時に合わせて行う細工と、
竜が目覚めた後の会話の内容について。
伯爵をバブにしてってのがちょいと難儀だけど。
俺的にはこの二日間を見るに、
伯爵も巻き込んで大丈夫じゃねーの、とも思う次第。
「ちなみに。例のアレをコレすると
どういう事が起きるのかはわかってるんだろうか。」
それによって細工も変わるんで、
わかるならそれに越した事はない。
まー・・・大抵の事はジュリアのイリュージョンで何とかならーな、と他力本願。
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>ぱあああああああっっっっ!!!
「・・・ぬぅ。」
こういう時に思わず言いたくなるあのセリフは自重した。
PLより----------------------------------------------
軽く挟む。
後はエンディングのみ、かな?
それへのレスに感想もくっつける予定です。
本文にある細工うんぬんは針の存在を
どーこーするとか言う話のアレ。
まぁ、あれだけ派手に光ってくれるなら色々と楽ですな。
時間軸的にはこの後になりますが竜鱗の腕輪、GETだぜ。
大事に使わせて頂きますよ。