Sword World Web 5 セッションサイト

エーリアン [2014/08/29 20:16]

「3頭の虎か...楽勝!とはまぁ...言えんな」

どういう生物かは分かっている。
だが「分かっている」という事と「対処できる」という事はイコールではない。
メギンズの話に耳を傾けながら思案する、うまい方法はないものか...。

「出産間近のハルラとルポルが取り残されているにゅう。
 無事だとよいのだけれど、にゅう...」

「なっ!?」
何だと、それは本当か。俺がそう口を開く前にファがまくし立てる。

「な、馬鹿野郎! それで動けない仲間を残して、生き延びた者達
 だけで、居心地の良い新しい場所へ逃げようとしていた、
 って言うのかい!」

「...ここで怒鳴ったってしゃあねぇだろ。
メギンズがリーダーとして合理的な選択をしただけだ。
非情だけどな、全滅するよか切り捨てたほうがいいもんもある、逃げるしかなかったんだ」

努めて冷淡な口ぶりでファを諌める。
「だがな!」

ガントレットを再び装着し、握りこんだ鋼の拳を自らの胸に叩きつける。
金属と金属がぶつかり合う、勇ましい音が辺りに鳴り響いた。

「ここには俺達がいる、俺達なら虎とやりあうのも不可能じゃないはずだ。
俺たちは戦える、だから戦う。筋が通ってるだろ?」

自分の決意を表明しつつティノを見つめる。
ティノもショックを受けているはずだ、面識はなくとも絆というものがあるのだろう。
それは...俺も同じだ。自分とは直接関係のない彼ら...
だが、彼らのために立ち上がることは決しておかしな事ではない。
俺の心は闘志に満ち満ちていた。

「ならば、生きている希望が残っている限り救出が最優先だと思う。
 コッカーさん、エーリアンにティノ、虎は強敵だが残された者達が
 動けない以上、駆逐するしかない。僕たちでやれるだろうか?」

「俺はお前もティノも信用してる、虎なんぞ追っ払ってやろう...俺達ならやれるぜ」

ティノとファの背中を軽く叩いた。

少なからず恐怖はある、だがそれでも頼もしい言葉を吐いておきたかった。
敵を見る前に怯えていては勝てる戦いも勝てない。

「とまぁ...俺たちは救助に行く、旦那もそれでいいよな?
もし旦那も戦う!ってんなら最大限フォローするぜ、猫の手も借りたい状況だしよ」

相手にするのはその猫なわけだが。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

PL・遅れましたー
エーリアンが熱血風味になっているようなそうでないような!
そして、恐らくやるであろう叫びながら虎の群れに突撃するエーリアンを予知されてしまった!(

私もいますぐ救助に向かうのに賛成です!
コッカーさんはメギンズさんのところに残って手負いのグラスランナー達を保護してもらうのはどうでしょう?
依頼人を危険地帯に連れて行くのもマズイ気がしますし、離れている間にグラスランナー達がもしまた狙われたら大変です

GMもあてにしてはいけないって言ってるし

更新・確かに行き来に4時間かかる場所に待機させるのもマズイですね。
一緒について来てもらいましょう!