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草原の異変

GM [2014/08/24 06:48]

残暑の厳しさも冷めやらぬ昼下がり、4人の旅装の男達が、
なだらかな丘陵地帯をてくてくといった風情で進んでいた。

「ようし、あともう少しだ」

その中の1人、恰幅のいい中年男が声を上げる。
彼の名はジョナサン・コッカー。革鎧専門の行商人である。

「エーリアン君、上手くすれば今夜は暖かい屋根の下で休めるぞ。
 そうすれば、暑苦しい鎧を脱いでゆっくり出来るな!」

「ファ君、精霊の様子はどうかね?
 炎の精霊に何とか静まって貰うようお願いしてくれないかな?」

「ティノ君も何かよい獲物を見つけたら狩ってくれないか?
 この辺りは質のよい毛皮を持った動物が多いんだよ」

草原妖精の繁殖地への材料の仕入れに向かう最中である。
道中の護衛として、3人はジョージを介して雇われた。 
彼の依頼は新人の初仕事として、非常に重宝されている。
費用の関係で新人程度の技量の主しか雇えない、のかも知れないが。

コッカー氏の口は滑らかだ。非常に気さくで善良な人物である。
ここ数日の付き合いで、コッカー氏と3人はそれなりに打ち解けていた。

さて護衛任務とは言うが、幸い何も事件は起きていない。
野生動物の夜襲や山賊の襲撃、妖魔との遭遇、などなど、
人間の領域を一歩踏み出すとそこかしこに危険は溢れている筈であるが、
今回の道中は、此処に至るまで平穏そのものであった。

「...ん?」

コッカー氏が素っ頓狂な声を上げた。

「何だか、人が歩いているぞ。何だ?」

遠くに目を凝らしながら、コッカー氏は首を傾げる。
3人も注視すれば、稜線の向こうから、
此方に向かってとぼとぼと歩いてくる一団が居ることが分かるだろう。

「あれは...草原妖精たちじゃあないか!」

コッカー氏は驚きの声を上げる。
見れば、着の身着のままで逃げ出してきたようだ。

「何があったんだ?皆、私は彼らの元に行ってみようと思うがいいか?」

僥倖は、どうやら此処までのようだ。

===================================

【GMより】

それでは皆様、1ヶ月弱のお付き合いとなりますが宜しくお願いします!
此方はAルート、エーリアン、ファ、ティノのルートになります。

PC達はジョナサン・コッカーという革鎧の材料を取り扱う行商人の護衛の
依頼を受け、草原地帯の中にあるグラスランナーの繁殖地へ向かう途中です。
場所は特定していませんが、オランから1週間程度と思ってください。

PCの皆さんはオランを出発してからの数日間、寝食を共にしています。
それなりに交流し、仲良くなっていることでしょう。
その辺、適当にRPして頂いて結構です(笑)

保存食の消費及び食料の購入は必要ありません。
全てコッカー氏が負担してくれています(計算が面倒)

さて、遠くからとぼとぼと、此方に向かってくる一団を発見しました。
コッカー氏の反応を見るに、どうやらグラスランナーのようです。
さて、どうしますか?

[依頼料の前払いについて]

コッカー氏護衛の前金として、PCには150ガメルが支給されています。
補充したいアイテムや武具がある方は次の投稿で申請しておいてくださいね。
ちなみに武具は鉄製通常品質のみ(=銀製&高品質は不可)、
魔法のアイテムの購入も一切不可となります。

[次回進行に際してお願いしたい事]

○次の行動を決定してください!
 大まかに言えば、草原妖精たちの元へ向かうか否かです。
○その他、やっておきたいことがあればどうぞ!
 ・グラスランナーの観察(冒険者Lv+知力Bで判定)
 ・<地図製作>
 ・<天候予測>
 ・<占星術>
 ・事前の買い物申請
 ・松明点しておきたい(笑)

 ...などなど。分からないことはどしどし質問してくださいね!

この記事への返信は「草原の異変」にチェックを入れて投稿してください。
上位カテゴリ「A:護衛」へのチェックは不要です。

ティノ [2014/08/24 11:56]

「角無しミノタウロス亭」で冒険を欲していた俺はジョージという人から依頼を渡された。
コッカーという商人の護衛らしい。 内容も冒険者としては初歩的なもので、
何より冒険したかった俺は二つ返事で依頼を引き受けた。

 ◆

久し振りの街の外!
やっぱり草原妖精は野外に出てこその草原妖精だねぇ。最近学んだ。
護衛そのものは順調。妖魔の一匹も出てきやしない。
同行するファとエーリアン共々楽しい護衛になっていた。

「ようし、あともう少しだ」

「なぁ。後何日くらいで到着するんだ?仲間にも早く会いたいぜ」

しかも草原妖精の仲間に会えるおまけ付き。
街ではあんまり見かけなかったからなぁ。会えるなら会いたいねぇ。

「ティノ君も何かよい獲物を見つけたら狩ってくれないか?
 この辺りは質のよい毛皮を持った動物が多いんだよ」

「おうさ!ファもハンターだったんだろ。手伝ってくれよ!
 エーリアンも何か見つけたら教えてくれよな!」

獲物、獲物と......。
クロスボウも最近いじってないから、腕落ちてないといいなぁ。

しばらくするとコッカーさんが何か気づいたようだ。

「...ん?」

「何だか、人が歩いているぞ。何だ?」

「ん......どれどれ?」

確かに人影がたくさんみえるな......。

「あれは...草原妖精たちじゃあないか!」

「えっ!」

「何があったんだ?皆、私は彼らの元に行ってみようと思うがいいか?」

「俺も行きたい!ファとエーリアンはどうする?」

なんか嫌な予感がするぞ......。

◆ PLより

 同族がふらふらしてたら助けない訳にはいかない(`・ω・´)
 ということでティノは行きたいと思います。
 後、コッカーに村へはどれくらいで着くか聞いておきます
 団体グラランは何人くらいでしょうか?

【買い物】

 前金でボーラ買います! 150G?80G 残70G

【判定】

 11:48:10 zeno@ティノ 天候予測 2d+5 Dice:2D6[2,1]+5=8
 11:46:18 zeno@ティノ 占星術 2d+3 Dice:2D6[2,1]+3=6
 11:44:16 zeno@ティノ 地図作成 2d+5 Dice:2D6[6,2]+5=13
 11:42:46 zeno@ティノ グララン観察 2d+5 Dice:2D6[4,6]+5=15
 11:42:15 zeno@ティノ 獲物探し(レンジャー知力でいいかな?) 2d+5 Dice:2D6[1,4]+5=10
    
 天候予測8、地図作成13、グララン観察15、占星術6、獲物探し10でした。

【消費】

 羊皮紙一枚

エーリアン [2014/08/24 18:51]

「...フー、あちぃな」

ピークを過ぎたとはいえ、やはり蒸し暑い。
ベルトポーチに引っ掛けてある水袋に手を伸ばし...喉を潤す。

>「ようし、あともう少しだ」

男が声を上げる、ジョナサン・コッカー...行商人で俺の雇い主でもある。
冒険者を始めてすぐに仕事にありつけた辺り、俺はついてると思う。

あと少し、この言葉に俺は歓喜の声を上げた。

「お!ホントか?」

>「エーリアン君、上手くすれば今夜は暖かい屋根の下で休めるぞ。
>そうすれば、暑苦しい鎧を脱いでゆっくり出来るな!」

「助かるぜ...!別に原っぱで野宿とかはどうってこたぁ無いが
この暑さだけはたまんねぇぜ...今のところ最大の障害は気候と...まぁ鎧だわな...」

憎らしげに、自らの身体を守る鉄鎧を叩く。
冒険者を始める際、役立つだろうと期待を込めて購入したのだが...なにぶん重い、そして熱い。

「一日目は頼もしく感じたこいつも、今じゃただのおもりってカンジだ...」

時の流れって悲しいぜ...などとうそぶいていると、旅の仲間が元気な声を上げた。

>「なぁ。後何日くらいで到着するんだ?仲間にも早く会いたいぜ」

この声はティノだ。ティノはグラスランナーで野外活動はまさにお手の物と言った具合に食料を集めてくれた。
そのおかげで、道中はそこまで喰うものには困らなかった。
旦那ことジョナサンも食料を出してくれたしな。実に太っ腹、文字通り。

「何日もかからないと思うぜ、ああ...往復も含めたら何日もかかるか...」

到着と聞いて盛り上がった気分が一気に沈んだ。帰りは怖いというから更に。

>「おうさ!ファもハンターだったんだろ。手伝ってくれよ!エーリアンも何か見つけたら教えてくれよな!」

「おう!まぁ伊達に背が高いわけじゃないからな。
それっぽいものが見えたら知らせる」

意気揚々と辺りを見回す......

うむ、何も見えん。実にいい景色だ。
俺も狩りができたらなぁ...もちっと役に立てそうなんだが。

2歩3歩、とぼとぼと歩くとふと思い立つ。

「なぁ、ファ!暇だし、また狩りのことを教えてくれよ!
クロスボウをさ、ガッ!っと引いてバシュ!ってやるとこもまた見たいし」

ファ・ファーニル。猟師の息子らしく、道中もこれまた見事な弓さばきを見せてくれた。
俺もそこそこ練習した剣技を見せたいが、全く出番なし。無念。

「俺もクロスボウやってみようかね?ちょっと気になって...」

>「...ん?」

旦那が何かに気づいたらしい。
雑談を止め旦那が目を凝らす方角を俺も見つめる。

...?
人が歩いている...それも何人もいる。

「あれは...草原妖精たちじゃあないか!」

「へーあれがグラスランナーかぁ、だが皆でハイキング...ってわけじゃなさそうだな」
のんきな声を上げるが、そういう雰囲気でないのは何となく分かる。
力なく歩いてくる草原妖精たち、何か有ったのかもしれない。

>「何があったんだ?皆、私は彼らの元に行ってみようと思うがいいか?」

>「俺も行きたい!ファとエーリアンはどうする?」

「もちろん!とにかく行ってみようぜ。
ファも気になるだろ?」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

PLより・遂に始まりましたね?改めてよろしくです!
一週間で雑談で盛り上がれるくらい仲良くなったRP!

私は様子を見にいく意見に賛成で。

前金はもらったままで

とりあえず観察だけ!

ダイス
ーーーーー

グラスランナー観察 2d6+5 Dice:2D6[1,2]+5=8

低い(´・ω・`)

ファ [2014/08/24 20:48]
どこかで誤解があったのはもはや疑いようも無い。の護衛の仕事を引き受けたつもりが、
だだっぴろい草原を行くハメになっている。 今更それをどうのと言う気もないが、雇い
主であるジョナサン・コッカー氏のお人柄と同行したエーリアン、ティノという気の合う冒
険者が一緒だということに救われた思いだ。
?
「ファ君、精霊の様子はどうかね?
?炎の精霊に何とか静まって貰うようにお願いしてくれないかな?」
「ああ... うむん、そうだなぁ...ん」 俺はちょいと空を仰ぎ、足下の草の葉の状態などを
確かめる。そうしてジョナサン・コッカー氏に向かう先の天気について話そうとしてみたもの
の、のどの渇きに耐えきれず乾いた唾と一緒に言葉まで飲み込んでしまった。
?
「おうさ!ファもハンターだったんだろ。手伝ってくれよ!エーリアンも何か見つけ
 たら教えてくれよな!」
「ああ...『だった』ではなく今も現役です。森専ですが。僕にしてみれば、どちら
 かというとこういう仕事(護衛)の方が珍しいんですよ。」
?
  ◇◆ ◆◇ ◇◆
?
先頭を行くジョナサン・コッカー氏が何事か見つけたらしく唐突に声を張り上げた。
「あれは...草原妖精たちじゃあないか!」
吊られて氏の目線を追った先に、なるほど、着の身着姿のグラスランナーの一団が見える。
?
「何があったんだ?皆、私は彼らの元に行ってみようと思うがいいか?」
「俺も行きたい!ファとエーリアンはどうする?」
「断る理由もない。あの様子はただ事とは思えないし。」ジョナサン・コッカー氏にも同感という
ジェスチャーをすると俺は装備を確認し念のため得意の弩の弦を引きつつ、皆の後を着いて行く。

?
【PLより】+--------------------
◇はじめに?
うっかりしていまいした。外部BBSだとコネクトロストするんだった...(汗
あの手この手、また試してみますがそれまではメールでセッション参加で構いませんか?
もし、煩わしいようでしたらセッション参加、諦めますので....。
◇皆様?
ご同行ルートのあまとうさん、zenoさん、よろしくお願いします。

同卓の柑橘さん、きぃさん、忠弐ヤマイさんも後ほど合流?、よろしくお願いします!

◇進行上
150ガメル領収しました! その他の状況も了解です。
やべ、難しい漢字が咄嗟に読めないッス(笑)
?
◇行動
念のため弩は発射態勢、その他接近戦武器も弩を手放した直後に振り回せるような位置に装備確認!
?
  ◇◆ ◆◇ ◇◆
?
れん@ファ?: 天気予測(ハンター)?2D6 → 3 + 6 + (5) =?14?(08/24-14:11:20)
れん@ファ?: グラスランナー観察?2D6 → 5 + 5 + (3) =?13?(08/24-14:10:49)
出目的には悪くない!
GM [2014/08/25 23:42]

オランを出発してからの道中、時間の隙間を見つけて、
3人の冒険者は思い思いの行動を取る。

ファとティノはこまめに天候の変化を調べていた。
オランでの街暮らしが響いたのか、ティノは大まかにしか分からなかったが、
つい最近まで森で暮らしていたファは、かなりの精度で、
一刻おきの細かい変化を言い当てることが出来た。

賢者の学院で学んだ占星術を、野営時にティノは試みる。
机上の論理を実際の星の運行に当て嵌め、結果を得るのには、
かなりの努力を要する。正直、ほとんど読み取ることが出来なかった。
取り敢えず分かったのは、

『災事近けり。されど良事なり』

という、甚だ曖昧なものであった...

他方、オランから繁殖地に至るまでの地図の作成には、
ティノは持てる技量を十分発揮し、精度の高い地図を描くことが出来た。

ティノはよい獲物は居ないものかと目を凝らす。
なだらかな丘陵地帯に、草原が続いている中に、
野兎や野鼠が見え隠れしているのが分かる。よく肥え、毛並みもよい。
帰りに、捕まえてみるのもよいかも知れない、と思った。

***********************************

「俺も行きたい!ファとエーリアンはどうする?」

「もちろん!とにかく行ってみようぜ。
ファも気になるだろ?」

「断る理由もない。あの様子はただ事とは思えないし。」

「ようし、では行こう!」

3人は依頼人であるコッカー氏の意向に沿い、草原妖精たちの元へと向かう。
コッカー氏はぶっちゃけ肥満気味の体型ではあるが、
革鎧に荷物を一式担いだ上で、しっかりとした足取りで進んでいる。
体力勝負の行商人、それなりに鍛えているのだ。

近づくと、草原妖精の集団の細かい状況が分かってくる。
途中で転んだ者が居るようだ。衣類は土にまみれ、汚れている者が多い。
着の身着のままとは言えど、武装している者も多々見受けられる。
中には負傷している者も居るようだ。出血を、破った衣類で覆っている。

ティノとファには、傷口が、何やら鋭い物で引っかかれているように見えた。
また、ティノは、頭部に包帯が巻かれている者が居るのも発見した。
あれはまるで、噛みつかれたようではないか...

「ああ、やっぱりだ。メギンズ!どうしたんだい!」

繁殖地の長らしき人物に、コッカー氏が駆け寄る。

「...やあ、コッカー。見ての通りだにゅう」

コッカー氏にメギンズと呼ばれた栗色の巻き毛の草原妖精は、
力無く微笑んだ。よく見れば白髪が混じっている。実は高齢なのかも知れない。

「見ての通りも何も、ピクニックじゃないこと位しか分からんよ。
 この様子、村を丸ごと捨てて夜逃げしたみたいじゃないか!」

的を得ないメギンズの反応に、コッカー氏は苛立った様子だ。

「その通りだにゅう。我々はメギンズ庄を逃げ出してきたんだにゅう」

メギンズの後ろには、疲れきった様子の同胞が、
老若男女が約30人程続いている。

「虎の群れに襲われたんだにゅう。 
 非力な我々では、逃げるだけで精一杯だったにゅう...」

言葉足らずな部分を、赤ん坊を抱えた母親が捕捉した。

===================================

【GMより】

1日空かずに全員投稿が揃っただと...!という訳で進行です!

虎の群れに村が襲われて、命からがら逃げ出してきた、ということです。
どうして草原地帯に虎が出たのでしょうね?(にやり

[各種行動宣言]

 ・クロスボウの巻き上げ:ファ

  完了。巻き上げ済みということで構いません。
  ティノもクォレルを巻き上げておいて頂いて結構ですよ、
  希望する場合は次の投稿で宣言しておいてくださいね!  

 ・団体グラランは何人くらいでしょうか?

  メギンズ・ピルポ・オラン率いる、繁殖地「メギンズ庄」の住民です。
  本文の通り、人数は30人前後です。
  こども(乳児?成人間近)、子育て中夫婦、老年の構成です。

[各種判定結果]

 ・<天候予測>:ティノ8ファ14

  ティノは「晴れ」「曇り」といったおおまかな天候が分かった。
  ファは時間刻みの細かい天候の変化まで予測することが出来た。
  ちなみにこの日の天気は晴天、ピーカン晴れです!
 
 ・<占星術>:ティノ6

  本文の通り、物凄くざっくりした結果が判明。
  この技能は、達成値次第でGMがヒントをあげる為のものです。
  たまに思い出して使ってみるとよいですよ!
 ( 自分はこういう行動を積極的に拾うGMです) 

 ・<地図製作>:ティノ13

  かなり分かり易い地図が完成しました。
  ティノは羊皮紙1枚消費し「オラン?メギンス庄の地図」にしてください。

 ・獲物探し(<捜索>扱い):ティノ10

  道中で野兎や野鼠の類を発見することが出来ました。 
  結構毛並みがよいと思いました。

 ・グララン観察(冒険者Lv+知力B):ティノ15、エーリアン8、ファ13

  着の身着のままで逃亡してきたのが分かります。
  慌てて逃げてきたのでしょう。服装も汚れています。
  
  エーリアンとティノは引っかき傷のある草原妖精を、
  ティノは加えて頭部に噛み傷のある草原妖精を見つけます。

[購入・消費物管理]

 ○エーリアン
  なし
 ○ファ 
  なし
 ○ティノ
  ・ボーラ購入:80ガメル消費
  ・羊皮紙:1枚消費
  ・「オラン?メギンズ庄の地図」:1枚入手
 
[次回進行に際してお願いしたい事]

 ○<怪物判定>ないし<動植物知識>をしてください!(目標値6)
  達成値次第で新しい情報を開示しましょう...
  とは言っても、バレバレですけどね(笑)

 ○次の行動を決定してください!
  細かい情報をメギンズから引っ張り出すのがメインでしょうか。
  依頼締結まで行けばしめたものですね(笑)

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上位カテゴリ「A:護衛」へのチェックは不要です。

エーリアン [2014/08/26 01:00]

旦那に従って、草原妖精たちの元へと駆け足気味に近づく。

近づくにつれ、一団が慌てて何かから逃げてきているようだということが察せられた。
つい、顔がこわばる。チラホラと怪我をしている者もいて、それも皆子供に見えるからだ。

「...」

グラスランナーという種族は、みな年齢に比べ若いと聞くし、コレで大人なのかもしれないが。
そうだとしても、怪我をして苦しむ顔を見るのは...辛い。

「ああ、やっぱりだ。メギンズ!どうしたんだい!」

旦那が草原要請の一人に声をかけた、あれがリーダーなのだろうか。

「...やあ、コッカー。見ての通りだにゅう」

「...にゅう?」
思わず呆気にとられた。

「見ての通りも何も、ピクニックじゃないこと位しか分からんよ。
 この様子、村を丸ごと捨てて夜逃げしたみたいじゃないか!」

ハッと気を取り直し、旦那に続けるように口を開く。

「あっ、ああ...旦那の言うとおりだ一体何が有ったんだ?」

メギンズと言うグラスランナーいわく。
自分たちはメギンズ庄という住処から必死で逃げてきたそうだ。

「メギンズ庄って言えば今回の取引先じゃ...ってことは...」

仲間たちの顔をチラと見やる。雲域が怪しくなってきた。

しかし、何が原因で飛び出したかまだ聞いていない。
質問をぶつけようとしたが、察してくれたのか一団の一人が答えてくれた。

「虎の群れに襲われたんだにゅう。 
 非力な我々では、逃げるだけで精一杯だったにゅう...」

「にゅう...いや、そんなことよりも
虎!?虎って言ったのかアンタ?虎って言ったらアレだぜ?」

両手で威嚇するような仕草をしながら。

「がおー!って叫ぶアレだろ?
いや、まぁ見たことはねぇけど」

「でも、こんなとこに虎なんて出るのか...?」

少し妙だな、と思いつつも旦那と仲間たちに声をかける。

「俺は怪我してる奴の怪我を診てみる、こう見えてそれなりに自信あるんでな。
詳しい話は任せるぜ、じゃあ行ってくる」

____

またもや駆け足で怪我をした奴の元へ近づきしゃがみ込む。

「おい!大丈夫か?
俺は多少ながら医療の心得があるんだ、大した役に立てないかも知れねぇが
少しばかり傷を見せてくれねぇか?」

邪魔なガントレットを外して、袋から幾つか治療に使えそうなものを取り出す。
その流れで怪我人の顔色や唇の色などを確認した。幸い今すぐ出血多量で死ぬ事はなさそうだ。

「意識はしっかりしてるな?
傷口を診る、少し包帯を外すぞ...」

そう深い傷じゃない、だが...以前気まぐれで読んだ医療書には...
野生動物の唾液に含まれる細菌は人間には有害だと書いてあった。破傷風を引き起こすかもしれん。
グラスランナーを診るのは初めてだし、同じかどうかはわからんが一応消毒しておいたほうがいいだろう。

「虎にやられたって聞いたが、消毒はしたか?
...にゅうにゅう言われてもよくわからん、とりあえず水で洗うぞ」

水袋の水を...少々勿体無いが洗浄に使う事にする。

傷口を丁寧に洗い流し、包帯を出来うる限り丁寧に巻き直す。

「よしよし、上手く巻けたな。
俺にはこんなことしか出来ないけど、他にも痛いところがあったら言うんだぞ」

そう言って立ち上がり、他の怪我人の元へ向かった。

__________________

PL・医療行為に力を入れてみる回
SWだと神様にお祈りしたらあっさり治っちゃうから今のうちに医療RPを楽しもう...!

というわけでエーリアンは怪我人を診てまわります(地味に賢いところをアピール)

虎の情報などはお二人にお任せします!
でも群れってことは複数いるんですよね...大丈夫かなぁ...

※エーリアンはグラスランナーはにゅうにゅう喋るものだと認識しました

_____

ダイス

襲ったという生き物について 2d6+5 Dice:2D6[2,5]+4=11

グラスランナー達の怪我を診る 2d6+6 Dice:2D6[6,2]+6=14

ファ [2014/08/26 19:27]

「なぁ、ファ!暇だし、また狩りのことを教えてくれよ!
 クロスボウをさ、ガッ!っと引いてバシュ!ってやるとこもまた見たいし」

エーリアンが馴れ馴れしく肩を抱いてくるのにはもう慣れた。

「ああ。そうだな...獲物にはそれぞれ警戒範囲というものがある。用心深い獲物
 ほどその範囲は広い。僕はその範囲を見極め、獲物の急所に狙いを定めつつ、
 範囲いっぱいまで僕に近づいて来るのを待つんだ。あとは機を見て一発で仕留め
 るだけってね。僕の警戒範囲を簡単にかいくぐるエーリアンは大物かもな(笑)」

実際、彼の剣技を見たが、素人の俺から見ても筋がいい。

「俺もクロスボウやってみようかね?ちょっと気になって...」

「ああ、なら交換条件に僕にも剣の扱いを教えてくれるかい。突然の接近戦に備えて
 剣を持つようにしたのだけれど、いまいち、振り下ろし方がしっくりこないんだ。」

  ◇◆ ◆◇ ◇◆

グラスランナーの一団のもとへ駆けつけた俺たちは、それが向かう先のメギンズ庄の
面々であることを知る。一団の中には多くの負傷者がいた。俺は、兎にも角にも人命
優先でエーリアンに習い、まずは負傷者の応急手当に走る。俺の技術は未熟だが傷口
を洗い、綺麗な布でふさぐくらいなら出来る。

手当をしながらひとつ疑問を口にした俺。

「こんなボロボロのままで、どこへ向かおうとしていたんだい。」

  ◇◆ ◆◇ ◇◆

「虎の群れに襲われたんだにゅう。 
 非力な我々では、逃げるだけで精一杯だったにゅう...」

「と、虎だって?! そんな馬鹿な、アレは普通、森の奥に住まうものだ。メギンズ
 庄というのは森の中にあるのかい?」

最後の方はむしろジョナサン・コッカー氏に聞いているような感じになった。なぜなら、
向かう先は草原ということだったからに違いない。

「それにしたって、武装している者も何人かいるし、一体全体、何頭の虎が現れたっ
 て言うんだい? 」

俺はまじめに太陽を見上げながら刻を読もうとする。

「庄に取り残された人とかいないのかい? コッカー氏は、さっき、そう、夕方には目的
 地に到着するような話をしていました。もしも取り残された人がいるなら、急いで救出
 に行けば、まだ間に合うかも知れない。」

【PLより】+--------------------

あまとうさん、すんません、エーリアンを馴れ馴れしいと表現しましたが、イメージ
と異なっていれば、訂正致しますのでご指示ください。

ハンター技能にて鑑定
ファ・ファーニル : 動植物知識 2D6 → 6 + 1 + (5) = 12 (08/26-12:12:24)
虎について、ばっちり知ってました!

気絶している人はいないようですが、成功ロール無しで応急手当っぽいことはしてみます。
GM、もしダイスが必要な時は指示ください!

ファからの質問は5つ
1)どこへ逃げようとしていたのか
2)メギンズ庄の周辺状況
3)虎の群れは具体的に何頭構成か
4)庄に取り残された人の有無(緊急な救出作業が必要かどうか)
5)現在地からメギンズ庄までの距離

昼間のPLはこんな感じ?(笑

ティノ [2014/08/26 22:05]

「ああ...『だった』ではなく今も現役です。森専ですが。
 僕にしてみれば、どちらかというとこういう仕事(護衛)の方が
 珍しいんですよ。」

「む、そうなのか。じゃあ今度森の狩りってやつを色々教えてくれよな!
 趣味でやってる分、本業の人がどんなこと考えてやってるか見てみたいし!」

ここにいる野鼠や野兎を狩る姿も見てみたいねぇ。 森じゃないけど。

近づくとグラスランナーは三十人前後の人数がいた。
ボロボロで汚れた衣服に、武装しているものも多々。
中でも目に付くのは怪我をしている者。引っかき傷がよく目立つ。

「こんなボロボロのままで、どこへ向かおうとしていたんだい。」

「俺は怪我してる奴の怪我を診てみる、こう見えてそれなりに自信あるんでな。
 詳しい話は任せるぜ、じゃあ行ってくる」

怪我をしたグラスランナーはエーリアンが見てくれるらしい。
治癒魔法を使える神官がいない中、エーリアンが医学を学んだことがあるのは幸いだ。
ファの応急手当ての技術もなかなかのもの。
傷を布で覆う基本的な所作もハンターとしての技量が伺える。

......さて俺も手当てに加わりたいが取りあえず話しは通しておかないとなぁ。

「メギンズさんって言ったよね。俺はティノ。見ての通りグラスランナー。
 怪我を見てるのがエーリアンとファ。
 全員コッカーさんの護衛の依頼を受けているところだ」

「同族が困ってるなら力を貸したい。いろいろ話してくれないか?
 コッカーさんも依頼の途中だけどいいかな?」

コギンスさんとコッカーさんに同意を求める。

「その通りだにゅう。我々はメギンズ庄を逃げ出してきたんだにゅう」

「虎の群れに襲われたんだにゅう。 
 非力な我々では、逃げるだけで精一杯だったにゅう...」

「虎の群れに......襲われた......!?」

虎となるとタイガーか......。
しかし単独行動の多いタイガーが群れで。
しかも森でなく草原に現れたってのはおかしな話しだねぇ。
でもこの様子だと嘘って訳でもないだろうなぁ。

「庄に取り残された人とかいないのかい? 
 コッカー氏は、さっき、そう、夕方には目的地に到着するような話をしていました。
 もしも取り残された人がいるなら、急いで救出に行けば、
 まだ間に合うかも知れない。」

「まって!もう少し聞きたいことが。 襲われたことに何か心当たりはある?
 あと、虎の様子。いきなり襲ってきたの?」

取りあえず、自分ではこんなところかな。
ファの言うとおり、取り残された人がいるなら早くコギンス庄に向かった方がいいよね。

......ん。よく見れば頭まで怪我してるやつもいるのか。

「頭大丈夫?あとでエーリアンに見てもらいなよ。
 虎に襲われた時、虎の様子は覚えてる?
 ああ、でも怖いなら思い出さなくてもいいよ」

軽くその草原妖精の肩を叩いてあげる。
もしかしてこれが占星術の"災事近けり"の正体?

うーん......。虎が近くにいるかもしれないし、
クォーレル巻き上げておこうかなぁ......。

PLより

クォーレルを巻かなかったのは、グララン団体に警戒されないようにしたんですが、
コッカー氏いたからあんまり問題なかった(笑)
虎の話を聞き終わったらしれっと巻いておきます。

聞きたいことは、ファの質問に加えて

・襲われたことへの心当たり
・虎の様子 です。自分が思いつくのはこのくらい。

後、頭噛まれたグラランに

・虎の様子 をもう一セット聞いておきます。

【入手】

「オラン-メギンズ庄の地図」:1枚

【判定】

zeno@ティノ 虎 動植物 2d+5 Dice:2D6[1,3]+5=9

9で普通に知ってましたー。
あと虎が草原に群れでやってくる状況(現象?)に関して知識判定してみます。

zeno@ティノ 虎について 知識 2d+3 Dice:2D6[2,6]+3=11 知識は11でした。

GM [2014/08/28 07:20]

「メギンズさんって言ったよね。俺はティノ。見ての通りグラスランナー。
 怪我を見てるのがエーリアンとファ。
 全員コッカーさんの護衛の依頼を受けているところだ」

「同族が困ってるなら力を貸したい。いろいろ話してくれないか?
 コッカーさんも依頼の途中だけどいいかな?」

「にゅう。同胞よ、助けてくれるのは有難いにゅう」

メギンズはティノにハグを求める。

「こんな状態では彼らと取引きも出来ないからな。
 先ずは彼らの安全を確保してやらんといかん」

コッカー氏も、状況を理解している。
草原妖精の救援が優先だということに。

「こんなボロボロのままで、どこへ向かおうとしていたんだい。」

ファの疑問に対し、メギンズはこう答えた。

「何処か居心地のよい、新しい場所だにゅう」

ティノは分かる。虚弱な草原妖精は、危難に晒された時、
一切の躊躇い無く繁殖地を捨てる。
抗えるだけの力が無い故に、逃走の決断を下すのが早いのだ。

「にゅう...いや、そんなことよりも
 虎!?虎って言ったのかアンタ?虎って言ったらアレだぜ?」

「と、虎だって?! そんな馬鹿な、アレは普通、森の奥に住まうものだ。
 メギンズ庄というのは森の中にあるのかい?」

「虎の群れに......襲われた......!?」

3人は一様に驚く。虎は有名な猛獣だ。下手な妖魔などより余程恐ろしい。
だが、おかしい。通常虎は森の奥に生息している筈だ。
草原地帯に顔を出すのは違和感を感じる。

「まって!もう少し聞きたいことが。 襲われたことに何か心当たりはある?
 あと、虎の様子。いきなり襲ってきたの?」

「それにしたって、武装している者も何人かいるし、
 一体全体、何頭の虎が現れたって言うんだい? 」

虎は成人すれば単独行動を取るが、それまでは母子で行動する。
そうした虎の習性を、ティノは知っていた。

「虎は全部で3頭居たにゅう。あっと言う間に襲ってきたにゅう。
 動きが早過ぎて対応出来なかったにゅう。
 仲間も何人かやられたにゅう」

メギンズは悔しそうに呟いた。

「弓矢や投槍を射かけたけど、効かなかったにゅう。
 それでも少しは怪我を負わせられたけど、倒せなかったにゅう...」

頭に包帯を巻いた草原妖精が言う。

「庄に取り残された人とかいないのかい? 
 コッカー氏は、さっき、そう、夕方には目的地に到着するような話をしていました。
 もしも取り残された人がいるなら、急いで救出に行けば、
 まだ間に合うかも知れない。」

「出産間近のハルラとルポルが取り残されているにゅう。
 無事だとよいのだけれど、にゅう...」

赤子をあやしながら、女性の草原妖精が答えた。

***********************************

「俺は怪我してる奴の怪我を診てみる、こう見えてそれなりに自信あるんでな。
 詳しい話は任せるぜ、じゃあ行ってくる」

メギンズとの話がひと段落してから、3人は怪我人の介助を行う。

「おい!大丈夫か?
 俺は多少ながら医療の心得があるんだ、大した役に立てないかも知れねぇが
 少しばかり傷を見せてくれねぇか?」

「意識はしっかりしてるな?
 傷口を診る、少し包帯を外すぞ...」

「虎にやられたって聞いたが、消毒はしたか?
 ...にゅうにゅう言われてもよくわからん、とりあえず水で洗うぞ」

「よしよし、上手く巻けたな。
 俺にはこんなことしか出来ないけど、他にも痛いところがあったら言うんだぞ」

声はいちいち大きいが処置は的確だ。
ファも応急手当の心得がある。
草原妖精たちは、感謝の眼差しを向けながら処置を受けた。

「頭大丈夫?あとでエーリアンに見てもらいなよ。
 虎に襲われた時、虎の様子は覚えてる?
 ああ、でも怖いなら思い出さなくてもいいよ」

一方、ティノは頭を噛まれた草原妖精に今一度尋ねる。

「物凄く、いきりたってたにゅう。
 余程腹が減ってなければ、ああはならないにゅう」

痛む頭を抑えながら、答える。

「メギンズ庄から半日程歩けば森に入れるにゅう。
 狐を狩りに入ることはあるけれど、虎には合わなかったにゅう。
 本当はもっと奥まで行かないと合わない筈なんだがにゅう...」

彼も首を傾げている。

===================================

【GMより】

昨晩は寝落ちしてしまいすみませんでした(土下座)。さて進行です!
此方はAルート、エーリアン、ファ、ティノのルートになります。

質疑応答ターン!これで全て答えたでしょうか!

[各種行動宣言]

 ・ファからの質問への回答

 1)どこへ逃げようとしていたのか

   宛てなどない!(バーン)
   緊急避難的に逃げてきました。草原妖精はそういう種族です。

 2)メギンズ庄の周辺状況

   本文には書いてませんが、

   ☆川の近く
   ☆丘陵地の窪地
   ☆半日歩くと森

   という地理状況にあります。

 3)虎の群れは具体的に何頭構成か

   本文の通り、3頭です。
   その内何頭かは、グラランの攻撃で手負いになっています。

 4)庄に取り残された人の有無(緊急な救出作業が必要かどうか)

   本文の通り、出産間近の夫婦が取り残されています。

 5)現在地からメギンズ庄までの距離

   れんさんの認識の通り、現地点から2刻程です。
   急げば夕方には到着出来るでしょう!

[各種判定結果]

 ・<怪物判定>タイガー(目標値6):エーリアン11ファ12ティノ9
 
  全員成功! 

 ・虎の生態:ティノ11

  本文の通りの情報を得ます。

 ・グラランの<治療>:エーリアン14

  本来は1人につき1時間かける所ですが、ざっくりと手当てを
  してくれたことにしましょう!

[購入・消費物管理]

 ○エーリアン
  なし
 ○ファ 
  なし
 ○ティノ
  ・ボーラ購入:80ガメル消費
  ・羊皮紙:1枚消費
  ・「オラン?メギンズ庄の地図」:1枚入手
 
[次回進行に際してお願いしたい事]

 ○次の行動を決定してください!
  そろそろ次のアクションを起こせそうですね。

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上位カテゴリ「A:護衛」へのチェックは不要です。
 

ティノ [2014/08/29 01:03]

「にゅう。同胞よ、助けてくれるのは有難いにゅう」

「任せてくれよ!」

メギンズさんのハグに応じる。

「こんな状態では彼らと取引きも出来ないからな。
 先ずは彼らの安全を確保してやらんといかん」

「ありがとう!コッカーさん!」

コッカーさんからも了解を得た。これで皆を助けられるな!

「こんなボロボロのままで、どこへ向かおうとしていたんだい。」

「何処か居心地のよい、新しい場所だにゅう」

「種の生存本能ってやつだね。もともと武器を持って戦う種族じゃないからなぁ。危なくなったらこういうこともあるよね」

「虎は全部で3頭居たにゅう。あっと言う間に襲ってきたにゅう。
 動きが早過ぎて対応出来なかったにゅう。
 仲間も何人かやられたにゅう」

「弓矢や投槍を射かけたけど、効かなかったにゅう。
 それでも少しは怪我を負わせられたけど、倒せなかったにゅう...」

虎は三頭だったのか。しかも傷を負っているのもいるらしい。

これなら何とか三人でもしとめられそうか?

引き受けた手前、何十体の群れ、なんて言われたらどうにもならないしなぁ。

三頭ってことは母子の可能性がある。それなら単独行動じゃないのも頷ける。

「物凄く、いきりたってたにゅう。
 余程腹が減ってなければ、ああはならないにゅう」

「いきりってたのか。教えてくれてありがとな」

となると餌不足か?

三頭の虎が餌不足で山から降りてきて運悪くコギンス庄が狙われたってとこかなぁ。

「出産間近のハルラとルポルが取り残されているにゅう。
 無事だとよいのだけれど、にゅう...」

「本当かよ!なら今すぐにでも出発しよう!」

上手くやり過ごしてるならいいが......。



PLより

到着が夕方なら夜になって虎のフィールドになってしまうのが一番怖い。
ということですぐ出発を提案します。
要救助者も居ますし。

ファ [2014/08/29 10:51]

「こんな状態では彼らと取引きも出来ないからな。
 先ずは彼らの安全を確保してやらんといかん」

「取引きうんぬんはともかく、安全の確保ついては同感です。
 困ったときは助け合うのが狩人の流儀ってものです。」

  ◇◆ ◆◇ ◇◆

「虎は全部で3頭居たにゅう。あっと言う間に襲ってきたにゅう。
 仲間も何人かやられたにゅう」

「一度に3頭、しかも不意を打たれたなら、そうなるだろうな。」

目の前で仲間や知人が殺されるのを見るのは、真につらいものだし、
己の非力さを嫌と言うほど知らしめられる。気持は分かる。

「出産間近のハルラとルポルが取り残されているにゅう。
 無事だとよいのだけれど、にゅう...」

「え...?」 

俺は思わず絶句した。

「な、馬鹿野郎! それで動けない仲間を残して、生き延びた者達
 だけで、居心地の良い新しい場所へ逃げようとしていた、
 って言うのかい!」

俺は大いに憤慨した。草原の妖精の性質というならば仕方が無いの
かもしれないが、そうにしたって集落を築いている意味がまるでな
ってない!

狩人特有の冷静さを呼び戻す手段をとり、俺は精神の精霊を鎮める。

「まだそこに虎がいるとして、最初の襲撃で恐らく虎の腹も少しは
 膨れたハズ。どこかに隠れてジッとしていれば、直ちに取って食
 われるということはないだろう。」

俺は持論をぶちまけた。

「ならば、生きている希望が残っている限り救出が最優先だと思う。
 コッカーさん、エーリアンにティノ、虎は強敵だが残された者達が
 動けない以上、駆逐するしかない。僕たちでやれるだろうか?」

「メギンズさん、集落の配置と残された人がいる場所を教えてほしい。
 そして、出来れば人を1人付けてくれれば助かります。」

【PLより】+--------------------

おお?シリアスりぃ?。 緊迫の救助隊、緊急出動を提言!

大まかなプランとしては名乗りを上げそうなエーリアンを抑えつつ(笑)、
狙撃などまず遠目からダメージを与え、虎が注意をこちらに向けたとこ
ろへエーリアンとコッカー氏が迎え撃ち、その間にティノが生存者の確
認/確保ってな感じでしょうか。

要救助者が動けない以上、殲滅か駆逐するしかないので、効率的にダメ
ージを与えたいところですね。まぁ、なぜ3匹もの虎が現れたのかとか、
なぜ腹を空かせてどう猛化しているのか、などの理由も気にはなりますが、
やるべき事ははっきりしているかな?。

当PCは森の狩人として仕事で森に入ると同時に、森の警備員でもあるの
で(笑)、人命については敏感です♪

エーリアン [2014/08/29 20:16]

「3頭の虎か...楽勝!とはまぁ...言えんな」

どういう生物かは分かっている。
だが「分かっている」という事と「対処できる」という事はイコールではない。
メギンズの話に耳を傾けながら思案する、うまい方法はないものか...。

「出産間近のハルラとルポルが取り残されているにゅう。
 無事だとよいのだけれど、にゅう...」

「なっ!?」
何だと、それは本当か。俺がそう口を開く前にファがまくし立てる。

「な、馬鹿野郎! それで動けない仲間を残して、生き延びた者達
 だけで、居心地の良い新しい場所へ逃げようとしていた、
 って言うのかい!」

「...ここで怒鳴ったってしゃあねぇだろ。
メギンズがリーダーとして合理的な選択をしただけだ。
非情だけどな、全滅するよか切り捨てたほうがいいもんもある、逃げるしかなかったんだ」

努めて冷淡な口ぶりでファを諌める。
「だがな!」

ガントレットを再び装着し、握りこんだ鋼の拳を自らの胸に叩きつける。
金属と金属がぶつかり合う、勇ましい音が辺りに鳴り響いた。

「ここには俺達がいる、俺達なら虎とやりあうのも不可能じゃないはずだ。
俺たちは戦える、だから戦う。筋が通ってるだろ?」

自分の決意を表明しつつティノを見つめる。
ティノもショックを受けているはずだ、面識はなくとも絆というものがあるのだろう。
それは...俺も同じだ。自分とは直接関係のない彼ら...
だが、彼らのために立ち上がることは決しておかしな事ではない。
俺の心は闘志に満ち満ちていた。

「ならば、生きている希望が残っている限り救出が最優先だと思う。
 コッカーさん、エーリアンにティノ、虎は強敵だが残された者達が
 動けない以上、駆逐するしかない。僕たちでやれるだろうか?」

「俺はお前もティノも信用してる、虎なんぞ追っ払ってやろう...俺達ならやれるぜ」

ティノとファの背中を軽く叩いた。

少なからず恐怖はある、だがそれでも頼もしい言葉を吐いておきたかった。
敵を見る前に怯えていては勝てる戦いも勝てない。

「とまぁ...俺たちは救助に行く、旦那もそれでいいよな?
もし旦那も戦う!ってんなら最大限フォローするぜ、猫の手も借りたい状況だしよ」

相手にするのはその猫なわけだが。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

PL・遅れましたー
エーリアンが熱血風味になっているようなそうでないような!
そして、恐らくやるであろう叫びながら虎の群れに突撃するエーリアンを予知されてしまった!(

私もいますぐ救助に向かうのに賛成です!
コッカーさんはメギンズさんのところに残って手負いのグラスランナー達を保護してもらうのはどうでしょう?
依頼人を危険地帯に連れて行くのもマズイ気がしますし、離れている間にグラスランナー達がもしまた狙われたら大変です

GMもあてにしてはいけないって言ってるし

更新・確かに行き来に4時間かかる場所に待機させるのもマズイですね。
一緒について来てもらいましょう!

GM [2014/08/30 20:16]

「え...?」 

メギンズ庄に取り残された若夫婦の存在。
一見、非情とも取れるメギンズの判断に、ファは絶句する。

「本当かよ!なら今すぐにでも出発しよう!」

人間と草原妖精との価値観を知ってはいるものの、
ティノは同族の救出を即座に提案する。
それは、彼個人の気質なのか、冒険者としての実力から来るものなのか。

「な、馬鹿野郎! それで動けない仲間を残して、生き延びた者達
 だけで、居心地の良い新しい場所へ逃げようとしていた、
 って言うのかい!」

一方、ファは若者らしい直情さでメギンズに怒りをぶつける。

「...ここで怒鳴ったってしゃあねぇだろ。
 メギンズがリーダーとして合理的な選択をしただけだ。
 非情だけどな、全滅するよか切り捨てたほうがいいもんもある、
 逃げるしかなかったんだ」

そして、それを冷静に嗜めるエーリアンだったが、

「だがな!」

激しく手甲をぶつけ、ファとは違った形で自己を表現する。

「ここには俺達がいる、俺達なら虎とやりあうのも不可能じゃないはずだ。
 俺たちは戦える、だから戦う。筋が通ってるだろ?」

「...嬉しいにゅう。コッカー、君が連れてきた護衛はいい人たちだにゅう」

メギンズは涙を目に溜めて礼を述べる。
軽薄に映ったかも知れないが、彼は繁殖地の長老である。
エーリアンの指摘する通り、複雑な心情を抱えていたのだ。

「まだそこに虎がいるとして、最初の襲撃で恐らく虎の腹も少しは
 膨れたハズ。どこかに隠れてジッとしていれば、直ちに取って食
 われるということはないだろう。」

回転が早いファの思考は、早くも具体的な救出プランへと飛んでいた。

「ならば、生きている希望が残っている限り救出が最優先だと思う。
 コッカーさん、エーリアンにティノ、虎は強敵だが残された者達が
 動けない以上、駆逐するしかない。僕たちでやれるだろうか?」

「俺はお前もティノも信用してる、虎なんぞ追っ払ってやろう...
 俺達ならやれるぜ」

エーリアンもファの提案に同意を示す。ティノも同様だ。

「とまぁ...俺たちは救助に行く、旦那もそれでいいよな?
 もし旦那も戦う!ってんなら最大限フォローするぜ、
 猫の手も借りたい状況だしよ」

「猫の手ねえ、確かに」

コッカーは苦笑し、腰に下げた剣に手を伸ばす。

「腹はこんなだが、これでも結構鍛えてるんだ。
 私も戦うよ。メギンズは大切な取引相手だし、長年の友人だ」

そう言って、豪快に腹を叩いた。

「だが、私は依頼人だぞ。其処の辺りはちゃんとしてくれよな。
 私をしっかりと守ってくれ。危険手当はつけるからな!」

つまり、同行すると言うことだ。

「メギンズさん、集落の配置と残された人がいる場所を教えてほしい。
 そして、出来れば人を1人付けてくれれば助かります。」

「先ずは場所を教えるにゅう」

メギンズは現地点からメギンズ庄への道程を説明し、
ティノの地図に描き込んだ。

「誰が行くかは...」

メギンズは逡巡した。
立場上、自分は同行出来ない。
無傷な者を送っては、一団の安全確保が難しい。
手負いの者は送るのは命に関わる...

「俺が行くにゅう」

自ら名乗りを上げたのは、頭部を負傷した草原妖精だった。

「俺がこの村一番の使い手だにゅう。
 怪我はしているが、援護なら出来るにゅう。
 それに...ハルラは妹だにゅう。出来れば助けたいにゅう、長よ」

「...ロッポ...」

どうやら彼は、メギンズの命を受けて脱出に同行したが、
妹夫婦を置いて逃げたことに後悔の念を抱いているようだった。

「大丈夫にゅう。怪我は其処の兄さんに手当てして貰ったにゅう。
 無理はしない、誓うにゅう」

「...分かったにゅう。ロッポ、コッカーたちの案内を頼むにゅう」

メギンズは決断した。

「ようし、では行くかな!」

コッカー氏はこれみよがしに腕をぶんぶん振り回す。

===================================

【GMより】

連日寝落ちですみません!いつもお待たせしております。
此方はAルート、エーリアン、ファ、ティノのルートになります。

[各種行動宣言]

 ・コッカー氏への同行依頼

  →受諾。皆さんRPがいい感じですね。ほだされました!
   ただ、1点お伝えしておきますと、

   コッカー氏の死亡は無条件セッション失敗と裁定します。
   
   これだけは気をつけておいてくださいね!
 
 ・グラランの同行依頼
 
  →受諾。頭を噛まれたグララン、ロッポが同行致しましょう。
   手負い状態ですが、上手く使ってやってください。
   ちなみにハルラの兄、ってのは後から生えた設定です(笑)

[各種判定結果]

 今回は無し!

[購入・消費物管理]

 ○エーリアン
  なし
 ○ファ 
  なし
 ○ティノ
  ・ボーラ購入:80ガメル消費
  ・羊皮紙:1枚消費
  ・「オラン?メギンズ庄の地図」:1枚入手
 
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「黄昏の集落」に記事を投下するのでお待ちください。