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弓放つ

ティノ [2014/09/08 22:50]
先頭を切って進む俺にコッカーさんが声を上げる。
「虎があんな所に!村の外にも居たなんて!」
走りながらその場所へと目を向ける。
草陰には黄色と黒の獣が歩いている姿が見受けられる。虎だ。
間違いなくエーリアンの咆哮に引き付けられている。
「...いや、彼らなら大丈夫だ。任せて行こう」
「......そうだぜ。潜入班の俺達が見つかるほうがよっぽどメンドーなことになってた。
俺達は俺達のやることをしよう」

庄の周辺に虎がいることを想定していなかったわけじゃない。
二人ならきっと上手くやってくれる。
そう信じながらロッポの案内で庄を駆けていく。


「......こりゃひでぇ」

メギンズ庄は酷いものだった。
地面に落ちているのは弓や剣、そして転々とした赤。戦争の縮図でも見ているのかと思った。
「あそこだにゅう」
「これは...引き摺られた跡かな?」
ロッポが簡素な住居の一つを指さす。
そしてコッカーさんがその家に向かう血痕と足跡を見つけた。
この状況で足跡、血痕。マズいか......。
「急ぐにゅう!」
「そうだな。行こう!」


先行してロッポが家の中を覗く。
「中は...」
「!!!」
「大丈夫か!?」

ロッポに続いて窓を覗く。
室内からは不快な咀嚼音がする。
中には矢が何本か刺さった虎が一頭、我が物顔で家に居座っている。
妹夫婦さんらしき人は......見つからない。
「まさか...食べているのか?」
コッカーさんの言葉に体がビクつく。 ......とにかくこいつを倒して確認をしなければ。
「...今がチャンスだにゅう」
「やってしまうにゅう」
「......ああ、やるぜ。
弓の用意はいいか?コッカーさんは下がっていてくれ」

ロッポの声には怒りが籠もっているように感じた。
こいつらさえ来なければ彼らは平和な暮らしをしていただろう。
仲間を失うこともなかっただろうし、妹夫婦が危険に晒されることもなかった。
その怒り、察して余りある。

「............。」
俺は静かに弩を構えた。


PLより
家が土壁じゃなければ油撒いて火点けてこれから毎日家を焼こうぜやったのn(しません
人食い虎に慈悲はなし!弓で射てやりますよ!
ボーラは何処にいるか不明なもう一体のことも考えて温存。
狙撃も無し。C値10で回せばいいと諦める。
で、1R目からはティノコッカーロッポの順になるように虎を待ち構えます。
理由は暗闇ペナ回避と護衛者二人の安全の為。
どうせならコッカー氏には無傷でいてもらいたいですし、ロッポならワンチャン気絶もありますし。
要は弓で突っついて外に誘き出し、出てきたところを叩くという作戦です。

一連の流れ(予定)
0R
ティノ クレイン攻撃
ロッポ ショートボウ攻撃
コッカー 12m後退

1R
ティノ 5mほど後退、スモールシールド装備
虎 ティノ接近?攻撃?
ロッポ 21m後退
コッカー 待機

2R?
ティノ ダガー攻撃
虎 ティノ攻撃?
ロッポ 待機
コッカー 接近。ブロードソード攻撃

ロッポが虎と同じ敏捷度なので、後退しているところを狙われないかが少し不安。

【判定】
ロッポ:ショートボウ発射
zeno@ロッポ(NPC) むむむ
zeno@ロッポ(NPC) r7@9+2 Dice:R7@9[4,1:1]+2=3
zeno@ロッポ(NPC) 命中 2d+5 Dice:2D6[6,4]+5=15

ティノ:クロスボウ発射
zeno@ティノ 三点
zeno@ティノ r22@10+5 Dice:R22@10[2,4:5]+5=10
zeno@ティノ 命中 2d+7 Dice:2D6[2,3]+7=12

0R。回避が固定値なら、?4ペナでイチゾロ以外命中。→イチゾロ出ず。
ティノが三点通して、ロッポは0でした。
うーん、このグララン火力。