◇希望

戦闘の気配を感じ、俺とエーリアンの足並みも自然と早くなる。
どうにか駆けつけると血だるまのジョナサン・コッカー氏が笑顔で答えた。
「エーリアン君、ファ君!無事なようでよかったよ」
「もちろん、無事ですよ。それ...返り血のようですね。
よかった、お互いに無事で何よりでした。
血の臭いが新たな虎を呼ぶかも知れません。引き続き警戒が必要でしょう。」
そう言いつつ、先ほど同様に仕留められた虎を値踏みしていた。
どうにも狩人の性質というやつは。「虎が一頭向かったのは確認できたけど......取りあえず無事みたいだな。
良かったぜ!こっちも今、一頭虎を倒したところだ」
ティノも無事だ。
「ええ..お互い運が良かったのもあります。
僕たちを襲った虎は手傷を負っていました。
草原の妖精達の犠牲は無駄では無かった。」
最後の部分はロッポに伝えたかったのだが、姿が見えない。
「こっちはこっちで大変だったが、なあロッポ君...あれ?」
ジョナサン・コッカー氏も気付いたようだ。
◇◆ ◆◇ ◇◆
「...居ないにゅう!」
目指した家の中からロッポの声が上がった。
慌てて移動した俺たちは凄惨な室内の状況を目撃することになる。
この虎はよっぽど腹を空かせていたのだろうか、それくらい雑過ぎた。
俺は、やや冷静に戻って、家の戸口から周囲を警戒しつつ中のやり取りを聞いていた。
「これはプックだにゅう...
ハルラでも、ルポルでもないにゅう!」
ということは、まだ2人は生きている? わずかな望みが繋がった。
「まだ2人は生きているかも知れないにゅう...
急ぐにゅう、陽が完全に沈んでしまう前に!」
同感だ。室内は任せて俺は家の外の地面の上の痕跡を調べる。
と、そこへエーリアンが浮かない顔で家の中から現れてドサリと腰を下ろす。
「はぁ...ちっとばかし気が滅入るな...」
俺は黙々と地面を観察しながら、エーリアンに声を掛けた。
「虎も生きるために必死だったんですよ。
僕たちだって、時に逃げ惑う鳥を殺して食べています。
生きるために。単に食べる時、きちんと料理をしたか、しなかったか程度の差、
なんてね。
あ、エーリアン、そこ、ちょっと調べるので立ってもらえます?」
【PLより】+--------------------
さりげなく鳥の話題なぞ交えてみました(笑)
◇◆ ◆◇ ◇◆
ほい、ハンターのお仕事だい♪ メギンズ庄内の虎の価値?如何ほど?
れん@ファ : 2匹目の虎 ハウマッチ? 2D6 → 3 + 3 + (5) = 11 (09/22-17:27:19)
微妙??
お家の外の地面捜索(レンジャー)
れん@ファ : 地面捜索(レンジャー) 2D6 → 5 + 2 + (3) = 10 (09/22-17:31:16)
またまた微妙??
気になる足跡があれば追跡(ハンター)
れん@ファ : 足跡追跡 2D6 → 2 + 1 + (5) = 8 (09/22-17:33:17)
いっそ、1ゾロってくれー(涙