決戦

一歩一歩...俺たちは足跡を確認し、貯蔵庫へと近づいていく。
辺りはすでに暗闇が支配しており、自分たち以外の生物など居ないかのごとく
シンと静まり返っていた。その瞬間までは。

ぐがうぅ！...

月明かりに照らされて、獰猛な王者が雄叫びを上げる。

「...遂にお出ましか！」
キッと虎を睨み上げる。

「綺麗な毛並みだなあ...勿体無い」

「旦那も大概...のんきだよなぁ。
ヘヘッ、のんびりしすぎて齧られないでくれよ？」
少し呆れ顔で、コッカーに冗談めかした相槌を打つ。
ちょいと緊張がほぐれた気がする。

虎を見据え、ファの事前のプラン通りに注意をひこうと構える...が様子がヘンだ。
「...ヤツは何を見てやがる？」

「...！？あれは何だにゅう？」

ロッポが声を上げる。
俺にもちらりと、薄暗いが動くものが見えた。

とっさに、ランタンを高く掲げる。
...見えた！

「な...なんだぁ！？アイツはッ！
鳥...なのか？」

ぐけけけ...

暗闇に巨体が浮かび上がる。
鳥のように見えるが、なんと俺よりデカイ、妙な鳴き声と合わさって非常に不気味だ。

「世界にはあんな生物がいるのか...孤児院暮らしじゃぁ...
ぜってぇ拝めなかったろうな」

それこそ、不思議な生き物を見に来た観客のような感想がもれる。
孤児院のガキ共に見せたらなんというだろうか？
面白がって、キャッキャとはしゃぐかもしれない。

ぐけぇっ、ぐけぇっ！
ぐるるるるる...

「だが、明らかにお友達になりにきました?って風ではねぇな！」

ランタンを地面に置き、抜刀し構える。

「下がってろロッポ！
奴らこっちに飛び込んできやがる！」
ロッポを後ろにさがらせ、自分は前に出る。

「ティノ！ファ！フォロー頼む！」

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PL・虎だー！鳥だー！

ランタンを地面に置き、盾と剣（1H）を装備した状態で
こちらに向かってくる虎を迎え撃ちます。
※ロッポにはクロスの中心に下がってもらいます。

ダイス・

虎に攻撃だー！　2ｄ6+4 Dice:2D6[5,5]+4=14
ヒッツ！　R17＠10+4 Dice:R17@10[5,3:5]+4=9　2点ダメージ

虎が殴ってくる場合のダイス1（牙）　2ｄ6+4 Dice:2D6[4,5]+4=13　回避
虎が殴ってくる場合のダイス2（爪）　2ｄ6+4 Dice:2D6[6,1]+4=11　ギリ回避
虎が殴ってくる場合のダイス3（爪）　2ｄ6+4 Dice:2D6[4,1]+4=9　　被弾
虎に一発殴られたからダメージ　R22+2 Dice:R22[6,3:7]+2=9　　1点ダメ

鳥攻撃回避　　2ｄ6+4 Dice:2D6[3,6]+4=13　ドヤ顔回避

フフフハハ！きかぬぅ！