◇鳥、虎、鳥

「虎だにゅう!」
先頭を行くロッポが叫ぶ。
どうやら夫婦よりも先に虎を見つけられたようだ。
ここまでは計算通り。
「綺麗な毛並みだなあ...勿体無い」
ジョナサン・コッカー氏がいかにも商人(あきんど)的なことをつぶやく。
実は、その点について俺も同感だったりする。
計算通りに行かないことはよくあること。
それにしても想定外というのは将に今のような状況を言うのだろう。
「...!?あれは何だにゅう?」
「な...なんだぁ!?アイツはッ! 鳥...なのか?」
奇怪な姿に最初は誰もが驚くもんだ。
「あれは、ディアトリマだ!凶暴な肉食の鳥だぜ!」
そう、俺も知ってる。あれはディアトリマ、飛べない鳥だ。
そのぶん発達した強力な脚力と、
顔の大半を占める嘴とで倒した相手の骨肉をかみ砕いて喰らう恐ろしいヤツだ。
獲物としては、肉質が固く筋張ってるって話で(つまり不味く)、
あの体躯からして相当量の羽毛が取れそうだが、
果たしてどれほどの価値のある羽毛なのか...
正直、獲物としては相手にする意味が無い森のやっかいものってことだ。
◇◆ ◆◇ ◇◆
いがみ合う鳥と虎。
そこへ遅れて現れた俺たちに対し、まるで邪魔をするなというか如く、
鳥と虎は協力して向かってこようとしている。
もはや初期の戦略も無意味だがエーリアンはブレることなく、
所定の位置に着いた。やる気だ!
「下がってろロッポ! 奴らこっちに飛び込んできやがる!」
「ティノ!ファ!フォロー頼む!」
「しゃあねぇ!両方片づけるぜ!!」
俺はすかさず弩を構えた。
目の前で虎はすでにエーリアンに組み付いていた。
俺は頭の中を切り替えて、
こちらの方を向いている右方の鳥を狙って太弓を放った。
【PLより】+--------------------
ディアトリマの肉質、素材的価値について、適当な見解を述べております(笑)
ま、価値のある獲物であれば、きっと乱獲されていたりするでしょう。
そもそも個体数が少ないというのが価値ならば、できるだけ生け捕りか(笑)
鳥Bへ強襲!
れん@ファ : 鳥Bへ攻撃!?2D6?→?5 + 3 + (7) = 15 (09/29-10:09:51)
れん@ファ : 命中!?10 = 5 (1 + 5 = 6) +?【5】 キーNo. : 22 (09/29-10:10:08)
むむむ、結果同じ! さすがダイス神、健在!! 健やかなれ!
次のラウンド、ティノの置いたたいまつから、
倒れてる鳥BへFBかな。
GM、通常の近接戦をしているところへ、例えば鳥とコッカー氏に、
殴ったりなどの近接攻撃の場合の誤ヒット率、また射線を伴う遠距離攻撃をしたときの
誤射率はどんなもんですか?
組合いでは無い場合の戦闘への攻撃の場合は、
通常戦闘(遠距離武器であれば射線上がクリアであれば)でよいのですか?