疲労

ファとの同時攻撃で一気に畳み掛ける...が、
そうやすやすと虎は捉えさせてはくれない。
ファのファルシオンが一文字を切りつつ柔肉を狙うが
虎はその攻撃を背中に目でもついてるような動きでかわした。
「ま、まあ、この剣、実戦で使うのは始めてだから...」
ファはずいぶん弱ったように顔を曇らせている。
この旅の間の印象では『何でもできる器用なやつ』
というイメージだったので少し意外だ、少しばかり親しみがわく。
攻撃自体は結果を出せなかったが、回避行動は上手く取れている。
全く、虎の動きが見えてないわけじゃあないはずだ。
「気にすんな!上手く動きが見えてるぜ!」
檄を飛ばす、ファは上手く戦えるだろう。
この場合問題なのはむしろ俺だ...。
「ぐっ、これはちょっとまずい...」
振るった剣は明らかに速度が落ちている。
惜しいところで剣先を当てることも出来なくなってきた。
「さすがに...バテてきたか...ぜぇぜぇ...」
普段ならまだまともに動けるが、今回は状況が悪い。長旅で疲労したところにこの連続戦闘。
オマケに決して軽くはねぇ剣と鎧の装備でかなりスタミナを持ってかれている。
「...だが、やるしかねぇ!」
額を伝う大粒の汗を振り切るように再び戦闘態勢に入る。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
PL・エーリアン、バテる
エーリアンはきっと汗だく
終わったら川で水浴びしたいネ
ダイス・
そろそろ決めたいR6! 強打+2! 2d6+4 Dice:2D6[3,2]+4=9
当たらない症候群
花道ですっ転ぶこの所業!