【B02-05】ロドホンのお願い。

「あんまり美味しくないでしょ」
ハトハは自らが所持している銀の小剣を出した。
「ちょっと待ってて」
鶏肉の中でも食べ易い部位を切り分け、紐でくくる。
「おぉー!お見事です!」
「お姉ちゃん、見事な腕前だなあ!」
木の実しか食べないロドホンも、手を叩いて褒める。
「とりあえず、移動しない?
血の臭いで他の肉食動物がよってくるかも知れないし」「埋めてしまいたいところだが、それも手間でござるな。」
「あぅ、ご飯は後回しですね・・・。」
3人は、この場からの移動を提案する。
「ああ、それがよかんべなあ。
あいつら食欲旺盛だから、嗅ぎ付けてくるとも限らんなあ」
ロドホンも、賛成の様子だ。
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「難儀でござるな。
腕の立つ冒険者でも雇うと良かろう。
なんなら我らが仲介しても良いが?」
「そう、それなんだ!」
アウゴの言葉に、ロドホンが反応する。
「ロドホン。森の事なら知ってるよね。川か泉。
近くにある?良ければ案内して欲しい」「そのためには、この森を出ねばならぬ。
こやつらの巣は避けて、川筋へ出るのが良かろう。
教えていただけるかな?ロドホン殿。」
「この森には小川が流れてる。
ここからなら、夕方位には着きそうだなあ。
案内はしてもいいけど、俺のお願いも聞いてくれないかあ?」
要は交換条件の提示だ。
「川沿いに森を下っていくと、森の切れ目に出る。
森の切れ目の辺りに草原妖精がうろちょろしているだろうから、
俺の代わりに助けを呼びに行って貰えないかなあ?」
曰く、時折森で会うと物々交換している間柄だそうだ。
「森に棲んでる仲間達じゃあ、あの鳥は倒せねえ。
だから、お前さんの言う「強い」人間を連れてきて欲しいんだあ...」
草原は自身の領域では無い。
巨鳥が跋扈する中、移動するのもはばかられる。
其処へ突如現われたのが3人、という訳だ。
「ほれ、これ」
よく見れば、左手に指輪をはめていた。それを見せる。
...何故、薬指にはめているのかはよく分からない。
「俺には使い方がようく分からんけど、
約束してくれるならあげるよお」
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【GMより】
さて、此方のやり取りも進めておきましょう。
此方はBルート、ハトハ、メルティーナ、アウゴのルートになります。
川まで移動するのに2刻(=4時間)かかります。
其処から川を下流に半日程進めば森へ出ます。
ロドホンは川までの道案内をする代わりに、
森の入り口付近をうろつくグラランに強い人間を連れて来るよう、
お願いしてきてくれないかと依頼をしてきました(笑)
ロドホンが左手薬指にはめているのは《プロテクション》のコモンルーンです。
判定が必要そうですが、共通語で作動するので分かることでしょう...
例えセージ持ちが居なくても(笑)
これが前金だそうです。
[各種行動宣言]
○巨鳥の解体:ハトハ
巨鳥の腿肉×2、巨鳥の胸肉×2、巨鳥の手羽元×2を入手しました。
きちんと加工すれば、それなりにおいしい食糧になるでしょう(メタ知識)
[データ管理]
○ハトハ HP 15/ 15 MP 14/ 14
○アウゴ HP 08/ 08 MP 16/ 16
○メルティーナ HP 20/ 21 MP 13/ 13
[購入・消費物管理]
○ハトハ
・保存食5日分(7ガメル×1日3食×5日分)105G
・巨鳥の腿肉2セット
・巨鳥の胸肉2セット
・巨鳥の手羽元2セット
○アウゴ
なし
○メルティーナ
・巨鳥の蹴爪2セット
・巨鳥の嘴1セット
・巨鳥の羽毛1セット
[次回進行に際してお願いしたい事]
○依頼を受けるか、自力で森を抜けるかを選んでください!
そろそろカテゴリを移動させたい所ですね。
どんな形になるにせよ、覚悟は決めておいてくださいね(笑)
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