【B02-07】続鳥の話。

アウゴに続き、ハトハが質問を重ねる。
「で、親鳥は何匹いるの?」
「1匹だったなあ。他に居るかも知れないけんど、
俺が見たのは1匹だった」
ロドホンはこう答えた。
「巨鳥は、虎を食べてた?と言うか、食べるために殺すの?
それとも殺すために殺すの?」
「食べていたなあ。ぎざぎざの歯がついた嘴で、
肉を引き千切って食べていたよぉ」
捕食している光景を思い出したようで、ロドホンは身震いをする。
「ロドホンは、あの鳥を全部殺して欲しいの?それとも追い出したいだけ?」
「俺たちの森から出ていってくれれば、それでいいよぉ!
勿論、倒してくれても問題無いんだけんども」
要は、以前と同じ暮らしに戻れればよい、ということらしい。
「『森の仲間』も同じ意見?と言うか、森の仲間って誰?
ロドホンと同じサキュロス達?それとも、他にもいるの?」
「話し合って決めたんだ。仲間は同じサテュロスと、あとちっこい奴らが居るよお。
ピクシーってさ、知っているかなあ?」
ピクシーというのは、昆虫の羽を持った妖精の一種族だ。
滅多なことでは人前に姿を現さない。
「鳥は森の中を徘徊してるの?それとも、巣があるの?」
「奴らは森の中を1匹ずつでうろついては、
兎やら栗鼠やらを食い荒らしているんだあ。
親鳥は最近まで巣を一生懸命に拵えていたのが、
そう言えばここ数日離れなくなったなあ...」
ロドホンは鳥の生態をようく観察した上で把握しているようだ。
如何なる手段を用いているのだろうか?
「それで、ねぇ、ロドホン」
ハトハは急に口調を変える。
「強い人って、私じゃだめ?」
「人間の姉さん、やってくれるのかぁい!」
ロドホンの動きが、一瞬止まる。
「姉さんたちが直接追い出してくれるのなら、
もっとお宝をあげるよお!というよりも、
親鳥の巣にキラキラしているものがいっぱいあるから、
それを持っていくといいよぉ!」
詳しい中身については知らなさそうだ。
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【GMより】
ではハトハの質問にお答えしますね。
此方はBルート、ハトハ、メルティーナ、アウゴのルートになります。
お待たせしましたの回答です!
[各種行動宣言]
先に会議室でお答えした通りです!
[各種判定結果]
○<動植物判定>ジャイアント・ワスプ:ハトハ7
成功!この情報はアウゴ&メルティーナと共有して構いません。
[データ管理]
○ハトハ HP 15/ 15 MP 14/ 14
○アウゴ HP 08/ 08 MP 16/ 16
○メルティーナ HP 20/ 21 MP 13/ 13
[購入・消費物管理]
○ハトハ
・保存食5日分(7ガメル×1日3食×5日分)105G
・巨鳥の腿肉2セット
・巨鳥の胸肉2セット
・巨鳥の手羽元2セット
○アウゴ
なし
○メルティーナ
・巨鳥の蹴爪2セット
・巨鳥の嘴1セット
・巨鳥の羽毛1セット
[次回進行に際してお願いしたい事]
○質疑応答に続きがあるならどうぞ!
○<怪物判定>:ピクシーをやっておいてください。
失敗した場合はロドホンが教えますのでご心配なく!
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