生はイマイチです!

「ああああ、熊はおっかねえから止めた方がいいぞお。
兎や栗鼠はかわいそうだしなあ、それならこの鳥を食っておくれえ...
美味いか不味いかは分からんけども!」
「そうですか、美味しいんですけどねー熊。 あたしは村に住んでいたときよく狩ってきて食べてましたよ?
けどとりあえず今はこの鳥ですね!」
「コイツらは最近森に棲みついて生き物を何でも食い散らかすんで、 みんな迷惑してたんだあ。数も多くて困るんだあ。
コイツなんかまだ子どもなのか小さいけどよお、 親鳥なんかもっと大きいぞお!」
「この大きさで子供なんですか?なら親鳥は食べごたえがありそうです!」
「この間なんか、虎の母子が襲われて母親が喰われちまったんだ。
あんた方も気をつけた方がいいぞお、一飲みにされちまうからな!」
「虎ですかー、虎も一度食べてみたいです!」
ですが今はこの鳥ですね、早く解体してみましょう!
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ざっくりと解体してみました! しかし、むぅ・・・イマイチですね。
解体した時に取れた嘴とかも一応持っておきます。 もしかしたら何かの役に立つかもですし! ?
「"散らかしたら片付ける"、というのを家訓に追加しておけ。」
「わかりました!責任を持ってあたしが食べます!」
「あんまり美味しくないでしょ」
「そうですねー、新鮮なら生でもいけるかと思ったんですがダメですね、筋張っていて硬いです・・・。
むぅ、煮込めば少しは柔らかくなるかもしれませんが道具がありませんし、ここは焼いて食べるのが良さそうですね!」
「ちょっと待ってて」
何か考え込んだハトハさんが銀のショートソードを取り出しました。 それから鳥さんの足や胸、手羽元を切り取って、ロープで縛ります。
「おぉー!お見事です!」
「とりあえず、移動しない?血の臭いで他の肉食動物がよってくるかも知れないし」
「埋めてしまいたいところだが、それも手間でござるな。」
「あぅ、ご飯は後回しですね・・・。」
お腹が空きましたが団体行動ですし、わがままは言えません。
「ロドホン。森の事なら知ってるよね。川か泉。近くにある?良ければ案内して欲しい」
「そのためには、この森を出ねばならぬ。 こやつらの巣は避けて、川筋へ出るのが良かろう。
教えていただけるかな?ロドホン殿。」
・・・?なぜ川なんでしょう? よくわかりませんがハトハさんとアウゴさんがそういうのなら間違いないでしょう!
・・・あの鳥焼いたら美味しいかなぁ?
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PLより
お待たせして申し訳ありません。 とりあえずメルは平常運転で何も考えてませんw
ハトハとアウゴに付いていけば間違いないと思ってます。
ちなみに柑橘さんがメルにお願いされたらと言ってましたが、多分お願いしないと思います。
今のところ鳥あんまり美味しくないしわざわざ探して狩る必要はないですーって思ってますし。