設定上一人では帰れない

立て続けに投げた質問に、一つ一つ答えを返してくるロドホン。
それだけ切羽詰っているということであろうな。
「強い人って、私じゃだめ?」
いくつかの問いかけを投げた後、ハトハが自ら名乗りを上げる。
あぁ、こいつのこういう所、嫌いでは無いな。
雛が残り四羽、親鳥が最低でも一つがい、か。
付き合っても良い...というか付き合わねば、一人では帰られぬしな...
「我らだけでとなると、上手く個別撃破する作戦を立てねばならぬな。
先ほどのことを考えれば、小動物を呼べばつられて出て来そうではあるな。」
ぼりぼりと頭を掻きながら、思考を切り替える。
「毒ねえ...この森には大きいジガバチはおったけども。
下手に手を出すと危ないんでないかい?
案内しろ、と言われたらするけんども!」
「ジガバチ?蜂の仲間でござるか...捕まえるのも面倒でござるな...あの鳥に効くとも限らぬしな」
ロドホンの答えを聞き返しながら、首をひねる。
「奴らは森の中を1匹ずつでうろついては、
兎やら栗鼠やらを食い荒らしているんだあ。
親鳥は最近まで巣を一生懸命に拵えていたのが、
そう言えばここ数日離れなくなったなあ...」
「随分と詳しゅうござるな?
すでに見張りでもついてござるか。
であるならば、ひな鳥たちの通る道などもお分かりか?
出来れば、一羽ずつ確実に退治て参りたいのでな。
ハトハ、先ほど見た森の大体の様子を記せるか?」
羊皮紙と羽ペンを背負い袋から取り出し、まずハトハに渡す。
「して、親鳥の巣は?
我らが雛どもを片付ける間、ロドホン殿らは、親鳥の巣を見張っていただけぬか?
巣にいるのが一羽だけなのか、複数なのか。
巣を離れる時があるのか、どこへ行くのか、いつごろなのか。
細大漏らさず見ておいて下され。
『智は力なり』でござるよ」
地図に場所を記しながら、ロドホン、ハトハ・メル、そしてもう一度ロドホンと視線を送る。
「あぁ、背に腹は代えられぬ故、『火』を使うことがあるやも知れぬ。
承知しておいて下され。
もちろん森に被害を出さぬよう、最大限の注意は払うでござるよ。」
作戦地図を書き上げて、俺はふと思い付く。
毛布を少し巻き付けて、ランタンの油を染み込ませれば...
-PLより-
アウゴ : 動植物判定(平目) 2D6 → 2 + 2 = 4 (09/15-18:22:47)
ジャイアントワスプではなく普通の蜂をイメージしちゃいましたね、これは...
アウゴ : ピクシーを知っているか? 2D6 → 4 + 3 = 7 (09/15-21:27:14)
平目は辛いなぁ。と言う訳でロドホンに聞いた体ですな。
と言う訳で、ハトハにつられてバトルモードです。
まずは各個撃破の為、以下の情報を尋ねます。
・ひな鳥の通り道(ハトハが木の上から見た森の様子を記して、そこに書いてもらえたら)
PC達がひな鳥の各個撃破作戦を取る間、ロドホンらで親鳥の巣を見張って、詳細な情報をつかんでもらうよう、依頼します。
毛布・ランタン油を使用して、火矢(12本)を準備しておきたく。
アウゴ : 予備ダイス1 2D6 → 5 + 5 = 10 (09/16-12:54:20)
アウゴ : 予備ダイス2 2D6 → 3 + 2 = 5 (09/16-12:54:27)