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【A01-01】宿場街の異変。

GM [2014/11/17 20:55]

エストン山脈の麓に位置する宿場街ノートン。
人口1000人程度の、こじんまりとした街ではあるが、
温泉が出るとあって、行商人以外にも、湯池に訪れる客が後を絶たない。

エーリアンとモーリスは、賢者の学院からの依頼を受けてノートンに来ていた。
内容は、ノートンに在住している導師への書簡の配達だ。

「いやあ、有難う有難う。ではこれをオランに届けてくれたまえ」

導師はモーリスに蜜蝋で封をされた羊皮紙の束を託した。

「下積みの内は小間使いで大変なこともあるだろうが、
 まあ地道にこなしていくことだよ。
 そうそう、せっかくノートンくんだりまで来たのだから、
 帰る前にのんびりと名物の温泉に浸かっていったらどうだい?」

導師は温泉好きが高じてノートンに住み着いたくちだ。
温泉特有の鉱物や動植物の生態を研究しているらしい。

「今晩の宿は決めたかね?何ならよい宿を紹介するよ」

こうして2人は、導師に紹介された宿に宿泊することになった。

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宿に着き、荷物を置いて一息つく。
宿はかなり賑わっている。秋の収穫物を運ぶ行商が行き交うお陰だ。
富裕層や下流貴族の逗留もかなり多い。結構上質な宿であった。
経費で泊まれるのは幸いだった。

露店に繰り出せば、腹を十分に満たすことが可能だろう。
温泉卵や蒸かし菓子、季節の味覚などが所狭しと売られている。

温泉は、街内に点在する公衆浴場を利用することになる。
温泉の種類も幾つかある。好きなものを選べるというのが嬉しい。

2人が温泉を物色し、さてここに入ろうと決めた矢先。

「きゃああああああああっっっ!!!」

近くの女性用の公衆浴場から、甲高い悲鳴が起こった!

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【GMより】

お待たせしました。それでは『湯煙突破せよ』開始致します。
此方はAルート、モーリスとエーリアンのルートになります。

2人は温泉街ノートンの上宿に駐留しています。
イメージとしては地方の大型観光ホテルですね!ハ○ヤとか。

賢者の学院より、ノートンの導師に書簡を渡す依頼を受けました。
書簡は無事に渡すことが出来ました。あとはオランに帰還するだけの状態です。

さて、2人は温泉の入り口に居ます。
時間は大ざっぱに午後、としましょう。
なので視界ペナルティーは発生しておりません。
どんな温泉なのかはお好みにお任せします!(きりっ)

近くの女湯から、若い女性の悲鳴が起こりました。
さあ、皆さんはどうされますか?(笑)

[温泉街ノートンについての概要]

○エストン山脈の麓に位置する宿場街
○天然の温泉が湧き出るために、観光地や療養地としても有名
○公衆浴場が多数設置されている。基本的に男女別
○賢者の学院、盗賊ギルド、5大神の神殿が存在(マーファとチャ・ザが大きい)
○領主はノートン子爵コールテン。ご夫人も温泉好きで有名です
○2人が宿泊している宿は「亜麻色の髪の乙女亭」。宿としては中の上。
 料金は賢者の学院負担なので支払いは結構です

細かい判定や情報を希望する場合はセージ+知力Bで判定をどうぞ!

[依頼料の前払いについて]

書簡配達の前金として、PCには150ガメルが支給されています。
補充したいアイテムや武具がある方は次の投稿で申請しておいてくださいね。
ちなみに武具は鉄製通常品質のみ(=銀製&高品質は不可)、
魔法のアイテムは3点までの魔晶石を1d3個まで購入可能とします。

[次回進行に際してお願いしたい事]

○次の行動を決定してください!
 大まかに言えば、悲鳴の元へ向かうか否かです。
 その時点での装備も確定させてください。
○事前購入アイテムがあるかどうかを宣言してください。

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