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渓谷の死闘

GM [2015/01/03 13:41]

アイナティートを名乗る人物、及び病の魔神を追い、
5人は川を遡り渓谷を目指す。

川の水に含まれる精霊力の異常は、
グリーンリバーの目から見て明らかな段階に達している。
この水を飲むなり、傷口を濡らしてしまった場合、
もうどうなるかは分からない...

バーラーが微かに残った痕跡を用心深く辿りながら、
ミルとヴェンが周囲に油断なく警戒を巡らしながら、
進んでいく。

***********************************

辿り着いた渓谷は、まるでこの世の終わりのような場所だった。
ところどころから激しい蒸気が立ち上り、
虹を散らしたような色鮮やかな水面に、ぐつぐつと泡が上っては消えていく。
立ち込める臭気は硫黄のそれだ。呼吸するのも苦しい。

グリーンリバーは、この場の精霊力の激しい乱れを感じる。
強い未分化の精霊の力が、一帯から溢れている。
強い酩酊感に襲われ、眩暈を覚えたかも知れない。

その上、踏み込んで早々、魔神獣に盛大な歓迎を受けた。
狼型のもの、熊型のもの、鷲型のもの...
力量で劣る相手ではない。力で難なく捻じ伏せたが、
此処が敵の本拠だということを確信せずにはいられなかった。

***********************************

遺跡の入り口は容易に発見することが出来た。
これも山小屋で押収した地図のお陰だ。

遺跡そのものの構造は簡単だった。
特に罠も仕掛けられていない。
踏破済みの遺跡をまっしぐらに地下へと向かう。

「あら」

踏み込んだ遺跡の最奥、魔法陣が描かれた部屋にて。
5人はその人物と出会った。

美しい森妖精の女性であった。
輝くばかりの金髪を額冠でまとめ、背中に流している。
淡い光を放つ魔術師の長衣を纏い、指には大小様々な指輪を。
右手には節くれだった、先端に水晶を填め込んだ杖を手にしている。

「また、会ったわね。ミル。まさかこんな所で会うとは」

それはミルとヴェンの因縁の相手だった。
アイナティートに酷似し、ミルの姿を借りてオラン盗賊ギルドを混乱に導いた。
スラム街の住人を攫い、自らの歪んだ欲望のための実験台とした。

「ヴェンも、お元気かしら?逞しくなったわね。
 素敵な鎧と鉾槍じゃない!」

あの時、ヴェンは丸腰の虜囚であった。
確かに、ヴェンは見違えるほど強くなった。しかし。

「色々積もる話もしたいし聞きたいのだけれど、
 どうやらそんな雰囲気じゃなさそうだわね」

やれやれ、といった表情で首を竦めた。
その彼女の傍らには、異形の者たちが控えている。

内1体は、全身の皮膚が爛れた、目も当てられない姿の巨漢だ。
だが、その両手の鋭い鉤爪と、口端から覗く牙が、
此の者が魔界の住人であることを伺わせる。
これが、病の魔神ガガロンガーだろう。

その他にも...

===================================

【GMより】

飛ばしまくって最終章突入です。死んでも泣かない。
此方はCルート、ミル、ヴェン、バーラー及びグリリバのルートになります。

渓谷に侵入、遺跡の最深部で偽アイナと対峙した状態です。
途中、何度かアザビーと戦って撃破した扱いとしております。
ですので、疲労度合と負傷度合をダイスで決めてください(鬼)

最終戦闘に入る前に、お喋りタイムを1回挟んでおきましょうか!
という訳で、聞きたいことがあればどうぞ!
可能な範囲でお答えしますよ(笑)

ガガロンガーは既知として扱って頂いて結構ですが、
当然ながら他にも随伴モンスターはおります。
お伝えしたい、もしくは出来る情報もあります。
ですので、指定ダイスを5回振っておいてください!

指定ダイスの結果を受けての情報公開、
及び偽アイナとのやり取りを経た後、最終戦闘と行きましょう!

[ダイスチャットからの添付]

今回は無し!

[ステータス管理]

○ミル      HP 14/ 14 MP 15/ 16 
(迅鉄      HP 05/ 05 MP 05/ 05 暗視) 
○ヴェン     HP 16/ 16 MP 16/ 16 
○バーラー    HP 18/ 18 MP 15/ 15
○グリーンリバー HP 19/ 19 MP 19/ 19 赤外視 
○レゾナンテ   HP 21/ 21 MP 22/ 22 暗視

[購入・消費物管理]

○ミル
・羊皮紙:3枚消費
○ヴェン
・エール代:5ガメル消費
・ロープ:10m消費
賦活の霊薬1本入手
○バーラー
・銀の矢12本セット購入:50ガメル消費
○グリーンリバー
・魔晶石3点2個購入:1800ガメル消費
・琥珀にドライアードを封印
○未定
・魔晶石6・4
・賦活の霊薬4本
・施療の霊薬3本

[次回進行に際してお願いしたい事]

○獲得アイテムを誰が持つのか決めてください。
バーラー、ヴェン及びナンちゃんはHP、ミルとググリバはMPを
 r0@10点分減らしておいてください。クリティカらないといいですね!
○偽アイナに聞きたいことがあればどうぞ!
GM指定ダイスの2d6を5回振り、結果を添付してください!
○ナンちゃんのダイスもダメージ、指定共に振っておいてくださいね。

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上位カテゴリ「C:調査」へのチェックは不要です。

ヴェン [2015/01/03 15:09]

> 「色々積もる話もしたいし聞きたいのだけれど、
>  どうやらそんな雰囲気じゃなさそうだわね」

「ハッ。 今度も尻尾を巻いて逃げたと思ってたぜ。
  今日はゆっくり話そうや
   なーに、時間はたっぷりとあるさ。
   そこのデカブツ(魔神)のお守もまだ必要だろ。」

と啖呵を切ると、賦活剤を懐から取り出し、一気に飲み干し、陶器の瓶を地面に叩きつける。

===========================================
シモン


質問です。
病の魔神は、ヴェンから突撃可能な位置にいますか?

アツいのを食らわして、凹ましてやる。

ガガロンガーの由来は疫病の魔神なので、黙示録の四騎士みたいな細身の者を想像していました。
テッピンGMのはこんな感じなんでしょうか スペル星人...
http://fc09.deviantart.net/fs71/i/2010/310/c/d/plague_eruptor_by_wreckonning-d32as9e.jpg
http://wiki.chronicles-of-blood.com/images/thumb/Creatures-Plague_demon.jpg/424px-Creatures-Plague_demon.jpg
http://elementgames.co.uk/images/products/9476/8737-rotten-butcher-demon-of-plague-med.jpg

■行動宣言:

賦活剤を飲み干す。

レゾナンテも賦活剤を飲み干す。


■ダイス:
シモン@ヴェン : これまでのダメージは 3 (5 + 4 = 9) キーNo. : 0 (01/03-14:16:26)
シモン@ヴェン : 指定ダイス5 2D6 → 4 + 6 = 10 (01/03-14:15:50)
シモン@ヴェン : 指定ダイス4 2D6 → 6 + 4 = 10 (01/03-14:15:44)
シモン@ヴェン : 指定ダイス3 2D6 → 3 + 1 = 4 (01/03-14:15:37)
シモン@ヴェン : 指定ダイス2 2D6 → 4 + 2 = 6 (01/03-14:15:28)
シモン@ヴェン : 指定ダイス1 2D6 → 4 + 3 = 7 (01/03-14:15:21)


シモン@ヴェン : レゾナンテ これまでのダメージは 2 (4 + 4 = 8) キーNo. : 0 (01/03-14:18:34)
シモン@ヴェン : レゾナンテ 指定ダイス5 2D6 → 4 + 6 = 10 (01/03-14:18:20)
シモン@ヴェン : レゾナンテ 指定ダイス4 2D6 → 1 + 2 = 3 (01/03-14:18:02)
シモン@ヴェン : レゾナンテ 指定ダイス3 2D6 → 6 + 3 = 9 (01/03-14:17:53)
シモン@ヴェン : レゾナンテ 指定ダイス2 2D6 → 2 + 5 = 7 (01/03-14:17:43)
シモン@ヴェン : レゾナンテ 指定ダイス1 2D6 → 6 + 3 = 9 (01/03-14:17:31)

バーラー [2015/01/03 16:23]

ヴェン様となにやら話をしていますわ
アイナ様にそっくりですわね
でも、わたくしを覚えていないのであれば、偽者ですわね

わたくしは、そっと賦活の霊薬を飲み干しましたわ
苦いわね

変な生き物もいますわね

緊張してきましたわ

--------------------------------------------
PL コレステロール満載でございます

 アイナは配管さんのアイナでいいのかな?
 間違っていたら書き直しますね

 賦活の霊薬 飲むわよ
 

16:14:41 コレステロール満載@バーラー? ≫ だめ r0@10 <Dice:R0@10[1,1:*]=0>
バーラー無傷! これは自動失敗にカウントされるのだろうか!!

16:14:56 コレステロール満載@バーラー? ≫ 予備 2d6 <Dice:2D6[5,6]=11>
16:15:08 コレステロール満載@バーラー? ≫ 予備 2d6 <Dice:2D6[6,1]=7>
16:15:12 コレステロール満載@バーラー? ≫ 予備 2d6 <Dice:2D6[4,5]=9>
16:15:15 コレステロール満載@バーラー? ≫ 予備 2d6 <Dice:2D6[1,2]=3>
16:15:18 コレステロール満載@バーラー? ≫ 予備 2d6 <Dice:2D6[1,6]=7>


装備 フレイル高品質+スモシ

[武装7]1H
ヘビーフレイル[26/21 高品質5] 
?攻撃力4+Lv4?1=6  2d6+7
打撃力R21+5 3+Lv4 R31@10+7

[防御3:武器1H]
ハードレザー・アーマー[13/11 高品質2]
スモールシールド[1]
回避力3+Lv4+SS1=8 2d6+8
防御力R13 +Lv4 R13+4

ミル [2015/01/04 15:09]

 

オオカミモドキをぶっちめたあと、ウチらがたどり着いたのは、件の偽アイナの山小屋やった

人の出入りは......ある
それも複数
なんかやってんなぁ、こりゃ

番をしてた竜牙兵はアッサリこなごなにできたけど、つまるとろこれは、高位の古代語魔術師の住処って明石でもある

「ったく、迷惑な女」

ぼやきながら家捜しをすると、出るわ出るわ、真っ黒け

机には罠、二重底と、やましゅないモノには不要なモノが仕掛けられてるし
地図と......魔晶石、そして羊皮紙

それは、この忌まわしい病の悪用についての記述
その中に、見過ごせへん一文

>『【夜光蝶】の長老はせっかちで困る。どうにかならないものか』

やはり、てか
ビンゴ

「あの女やな」

ヴェンに羊皮紙を見せて、肩をすくめて見せた
さて第七階梯の魔術師と、こんどこそ対決せにゃならん
今度こそ息の根とめてやる
盗賊ギルドの構成員としても、魔術師ギルドの構成員としても、もはや看過できるもんやない
幸いなことに、病気を大流行させる企みはうまくいってはおらんらしい

そして、木製の栞を見つける

『ガガロンガー』

それは、魔神の名前やった
そんなの聞いたこともあれへん名前なんやけど、その生態は恐ろしい
病のブレスを吐くうえに、攻防性能も下級魔神にしてはケタ外れや

>「ん!??
>  俺達の目的はその魔神を倒すことになるってことか?
  
>  女は??」

ヴェンの顔色が面白いことになってる
やり場のない怒りが込み上げたような

「ま、このががろんがとあの女、両方いっぺんに相手すんのはつらいよ
 ウチとしてもあの女は許せへんけど、それよりも奴らが同じ場所におるほうが怖い
 各個撃破といこうぜ」

にしても、戦術と下準備がいるし、あの女がががろんがと同席してる可能性かて充分ある
戦術と運、両方いるな
悔しいけどあの女は、ウチより頭がまわりそうやから、戦闘中先を読むどころか、こっちが逆に後手に回りそうですらあるからな

ええい、忌々しい!
けど、ウチの名前を騙ったことは、一年経った今でも忘れることはできへん
ぶっちめてやる!

もう一冊、栞の本を見つける

『エイジャ』の赤石、とやらは、強い精錬力でもって病を打ち消すことができるという
なるほどね、リサリサなる人物によって制限がかけられてるみたいやけど、そら悪用もされるわな
けと、こちらが手に入れられれば、今回の犠牲者みんな、救うことができるやもしらん

けど、現在の所持者が誰なのやら
この、リサリサとかいう人は、確実に狙われてる
もう悠長なことやってはおられへん

「行くしか、ないか」

ぽつ、と呟き、ウチは人差し指の第二関節を下唇に当てた
何か、手はないかな
何か

と、グリーンリバーが何本かの陶器の瓶を見つけた
匂いをかいでみたり、しずくを検分してみたところ、病気の罹患を押さえる薬と、治療の薬と解る

「決戦前には、みんなで飲もうか、ガガロンガーってやつから病気もらうことだけは、防げる」

 

 

山小屋を出て、渓流を遡る
グリーンリバーの表情が険しい

「かなりキてる、この川の水?」

いろんな病気はあるけれど、狂獣病はヤだ
誰かを見境無しに傷つけて、感染しまくるなんて、冗談やない

やがてたどり着いた渓谷は、一種異様な場所やった
なんやねん、あちこちから蒸気が
温泉の源流やからか?
ちょう、くらっとする......て、えっ!?

刹那、大勢の魔界の者どもが現れた
しかも、たくさん

「このっ!」

いやも応もなく戦闘になる
なるほど、こいつはあの女の作ったるつぼらしい

「いあ、いあ......」 

前線を張るバーラー、ヴェン、レゾ
ウチも魔法で援護しかけたけど......

「参戦!」

斬りこむことにした
相手は魔術師に魔神
ここで消耗するわけにはいかへん
雑魚は剣で相手をする

目の端にバーラーが見える
すげ、全部よけながらフレイル叩きつけてるよ
ゆうべのヴェンもすごかったけど、今日のバーラーは神がかってるね

「流石!」

うん、いけるかも
このパーティーは全員、一級品や!

  

敵の殲滅が終わり、肩で息をしながらウチはみんなをみた

「みんな、無事か?」

ヴェンとレゾは......かすり傷か
バーラーとウチは無傷
グリーンリバーは?

「お疲れ、ウチは幸い消耗ナシや」

一匹一匹はさほどでもない魔界獣やけど、こうたくさん片付けると、疲労度は半端ない
けど、あともうひとふんばり

 

 

遺跡を踏破したその先に、果たしてその女エルフはヤらしい笑いを浮かべていた

>「また、会ったわね。ミル。まさかこんな所で会うとは」

この、しゃあしゃあと......

「ああ、また会うたな
 なるほどガワだけはアイナにそっくりや」

恨みは骨髄、地下牢に監禁された屈辱は、忘れられるもんやあれへん

>「色々積もる話もしたいし聞きたいのだけれど、
> どうやらそんな雰囲気じゃなさそうだわね」

「まあ、な
 そこにおる大男はんもすっかりその気なんやないか?
 はるばる魔界からこんなとこまで、ご苦労なこっちゃ」

ウチは薬の瓶を取り出すと一息に飲み干し、カシャ、と地面に叩きつけた

傍らにおる、爛れた皮膚の巨漢が、ががろんが、か

っち、他にも員数おるな

こっちの前線は、ウチ入れて四枚
いやそれともウチは後衛の直援するべきか?
どう攻める?
どう守る?

「鉄火場に首突っ込むのはアンタはんの好みとはちゃうやろ
 ここはそこのががろんがと愉快な仲間達に任せて、ファンドリアに帰ったらどや?
 資料は見させてもろたわ
 どうせここでの研究もうまくいってへんみたいやし
 この場はどうせ、余興ってとこなんやろ?」

ウチは最初の魔法の選択を考えながら、敵戦力を観察しはじめた

----------------------------------------------------------------------------------------

うわあい!
前回アシュレイがギアスかけられかけた相手ですが、喧嘩上等、啖呵きっちゃいました!
もう戻れない?(汗

追記
喧嘩売るのやめました! ヘソ曲げてかかってこられたら勝ち目ないw

いあ@ミル : 精神点消耗 0 (1 + 1 = 2 ファンブル!) キーNo. : 10 (01/04-15:46:10)

ひゃっはぁ!
こんな嬉しいピンゾロは初めてだぁ!

消耗しなかったし、魔晶石6はグリーンリバーに渡します

追記

魔晶石 6点のほう、ありがたくいただきます! >緑川さん

いあ@ミル : 指定予備ダイス1 2D6 → 5 + 6 = 11 (01/04-16:16:04)
いあ@ミル : 指定予備ダイス2 2D6 → 5 + 6 = 11 (01/04-16:16:21)
いあ@ミル : 指定予備ダイス3 2D6 → 2 + 2 = 4 (01/04-16:16:30)
いあ@ミル : 指定予備ダイス4 2D6 → 3 + 6 = 9 (01/04-16:16:37)
いあ@ミル : 指定予備ダイス5 2D6 → 6 + 1 = 7 (01/04-16:16:45)

グリーンリバー [2015/01/05 02:55]


 アイナティートを語る魔術師が住みついているという山小屋に到着した。
 魔術師は不在だった。

 地図,魔晶石,書き散らした羊皮紙,賦活剤,狂獣病の特効薬。
 思った以上の収穫だ。

 ついでに2冊程度ゴーレムに関する書物も持ち出す。
 俺は下位古代語を解さないので,全くのあてずっぽうだ。

「渓谷の遺跡に眠る魔神...病を撒き散らす。デーモンか。」
ガガロンガー。病の息吹を吐く危険極まりない悪魔だ。
転移魔法を使う魔術師と一緒だと,勝算はあまりない。?



 俺達は山小屋を後にし,高位魔術師とガガロンガーがいると思われる渓谷を目指した。
  川を遡るにつれ精霊力の乱れは顕著になっていった。

>「かなりキてる、この川の水?」

ミル・モフェットの問いかけに頷く。

「この辺りの水を飲んだり,触れたりしたら,狂獣病に感染する可能性は高いだろうな。」


?


 辿り着いた渓谷はとんでもない場所だった。
 地面のいたる箇所から激しい蒸気が吹き出し,色がついた水面は沸騰する始末だ。
 硫黄を含む蒸気に顔が歪む。

 精霊力の乱れはさらに増す。
 「山から溢れ出す始源の未分化の精霊力...か。
 ベヒモスとイフリート,クラーケンが混合したものか。」

 時をほぼ同じくして,魔神獣が複数行く手を阻んだ。
 狼・熊・鷲型。
 いずれも狂獣病の感染源になりそうな相手だ。
 近接されないように,何度もスタッフスリングをスイングし,ブリットを発射する。
 それでも2度肉迫され,スネア・コンフュージョンといった精霊魔法で切り抜けた。 

>「みんな、無事か?」

ミル・モフェットの問いかけに答える。
「無傷だ。精神力の消耗も必要最低限で済んだ。」

 この程度の消耗なら合格点だ。
 ヴェンとレゾナンテがわずかに傷を負った程度だ。
 バーラーとミルに至っては無傷だ。

?


 俺達は簡単に発見することができた遺跡の入口から,内部に進んだ。
 既に誰か ‐ おそらく例の魔術師 ‐ が踏破した跡だ。罠などに苦労することはなかった。

 そして悪の魔術師,悪魔達に遭遇した。
 先端に水晶を填め込んだ杖はかなり価値がありそうだ。

>「また、会ったわね。ミル。まさかこんな所で会うとは」
>「色々積もる話もしたいし聞きたいのだけれど、
>? どうやらそんな雰囲気じゃなさそうだわね」

「貴様が狂獣病さわきの根幹か。
 ヴェンとミル・モフェットが随分世話になったらしいな。」

 俺は戦力の分析をしながら賦活剤をあおった。
 戦闘開始だ。

??

?

?


PL欄:

   精神点2点マイナスです。(17/19)
   適当に小屋からゴーレム関係の書物を2冊いただきました。
   (魔術師を逃がしたくない時のカードに使えるかもしれないので)
   4点の魔晶石をもらいます。
   賦活剤を服用します。

   指定ダイスの結果は 10 10 4 7 3 でした。

?

?

16:51:35 緑川@グリーンリバー ≫ 精神点疲弊判定
16:51:43 緑川@グリーンリバー ≫ r10 <Dice:R10[6,1:3]=3>? ←レーティング0なので2ですね
16:53:14 緑川@グリーンリバー ≫ あ レート0でしたので 2ですね 精神点2点マイナスで。。。

16:55:12 緑川@グリーンリバー ≫ 続いて指定ダイス5回いきます。
16:55:23 緑川@グリーンリバー ≫ 2d6 <Dice:2D6[5,5]=10>
16:55:29 緑川@グリーンリバー ≫ 2d6 <Dice:2D6[4,6]=10>
16:55:33 緑川@グリーンリバー ≫ 2d6 <Dice:2D6[2,2]=4>
16:55:36 緑川@グリーンリバー ≫ 2d6 <Dice:2D6[1,6]=7>
16:55:40 緑川@グリーンリバー ≫ 2d6 <Dice:2D6[1,2]=3>
16:56:02 緑川@グリーンリバー ≫ 良いのか悪いのか・・・

GM [2015/01/09 22:40]

「貴様が狂獣病さわきの根幹か。
 ヴェンとミル・モフェットが随分世話になったらしいな。」

グリーンリバーは淡々と偽アイナティートに話しかける。

「お世話だなんて。お世話になったのは此方だわ」

にっこりと微笑みを返してきた。

「まあ、な
 そこにおる大男はんもすっかりその気なんやないか?
 はるばる魔界からこんなとこまで、ご苦労なこっちゃ」

ミルも以前の因縁のお陰か、心穏やかでは無さそうだ。

「そうなの。これは、そう言う生き物だもの。
 品があるとは言い難いのだけど、これも仕事だからね」

まるでミルに友人のように頷きかけてくる。

「鉄火場に首突っ込むのはアンタはんの好みとはちゃうやろ
 ここはそこのががろんがと愉快な仲間達に任せて、
 ファンドリアに帰ったらどや?
 資料は見させてもろたわ
 どうせここでの研究もうまくいってへんみたいやし
 この場はどうせ、余興ってとこなんやろ?」

ミルは発破をかけてみる。

「私も色々と忙しいから、いつまでもこの場にじっとはしていられないのよね」

溜め息を深々とついてみせる。
だが。

「だけど、このまま貴女たちに手ぶらで帰られるのも癪なのよねえ」

腕を組み、視線を宙に彷徨わせて真剣に首を傾げる。
まるで小馬鹿にした素振りだ。

「ハッ。 今度も尻尾を巻いて逃げたと思ってたぜ。
 今日はゆっくり話そうや
 なーに、時間はたっぷりとあるさ。
 そこのデカブツ(魔神)のお守もまだ必要だろ。」

「この子は確かに手がかかるわ。
 きちんと言い含める必要があるの。
 だけど、それは私じゃなくても大丈夫、ねえ?」

そう言って、偽者は両脇の人物に語り掛ける。

『御意』

そうエルフ語で返したのは、本来は森妖精とは不倶戴天の種族だ。
一見して優れた技量の主であることが分かる。
腰には一見大きな杖のようなものを挿している。
ミルには、それが魔法の光を帯びたスタッフ・スリングだと分かるだろう。

『同胞の自由は何者にも束縛されるべきでは無い。
 だがそれを妨げるもまた自由。全ては神の御心のままに』

今一つの声の主は抑揚のない下位古代語で答えた。
青銅色の肌をして、手には魔力を放つ剣を握っている。
ミルは知っている。青銅魔神と呼ばれるグルネルのことを!
導師級の古代語魔法を操る強敵だ...

魔神とダークエルフの正面には魔神獣が3体。
山中の森で遭遇したのと同じ、狼型のものだ。

そして魔神獣とミルたちの間の床には、
巨大な魔法陣が描かれている。
ミルには、これが魔神召喚の際に使用するものだと分かるだろう。
そして、魔法陣は不気味に明滅している...

「ああ、それにしても残念だわあ」

偽物は、本当に残念な表情をした。
だが、直後、周囲の温度は一気に氷点下まで下がる。

『相手をしてあげなさい。思う存分、腹を満たすがよいわ』 

ガガロンガーに指令を下した!

===================================

【GMより】

ようやく情報公開です、お待たせしました!
此方はCルート、ミル、ヴェン、バーラー及びグリリバのルートになります。

敵構成と敵所有のマジック・アイテムが判明しました。
それでは本格的な戦闘を開始しましょう!
今回は敵の知力上なので、PC先宣言です。頑張ってくださいね(鬼)

[各種判定結果]

○ゴーレムの本2冊入手:グリリバ

 はい、ではゲットしてください。スルーした部分なのに鋭いな!(笑)

○消耗判定:バーラーHPノーダメ!ヴェンHP3点ダメレゾナンテHP2点ダメ
      ミルMP消費なし!グリリバMP2点消費

 1ゾロは経験点発生無しでお願いします。おのれ...(笑)

○賦活の霊薬飲む:全員

 これで戦闘内の皆さん(レゾナンテ含む)の生命抵抗は+2です!

○指定ダイス1=<怪物判定>グルネル:
        ミル17、ヴェン10、バーラー13、グリリバ10、ナン10

 グルネルは魔剣を手にしているバージョンです。

○指定ダイス2:<宝物鑑定>魔剣:
        ミル17、ヴェン10、バーラー9、グリリバ10、ナン3

 グルネルが手にしている剣が、魔法の剣+1であることが分かります。
 魔剣は発動体を兼ねているようです。

○指定ダイス3:<怪物判定>ダークエルフ:
        ミル10(既知)ヴェン4(既知)バーラー9(既知)、グリリバ4、ナン9

 このダークエルフは個性化されています。
 データを上げておくのでご参照くださいね!

○指定ダイス4:<宝物鑑定>魔法のスタッフ・スリング:
        ミル15、ヴェン6、バーラー5、グリリバ7、ナン7

 ダークエルフが持っているのは魔法のスタッフスリング+1だと分かります。

○指定ダイス5:<知識>魔法陣:
        ミル13、ヴェン7、バーラー9、グリリバ3、ナン9
 
 本文の通りの情報を得ます。ほっておくと敵の増援(魔界生物系)が来そうです!

あと、アザビーは狼型の奴が3体ですね!

[状況]

C最終戦闘開始図.png

※偽アイナティート及びダークエルフの知力がPCの知力に優越しているため、
 本戦闘においてはPC先宣言となります。ご注意くださいませ!
※遺跡内は魔法の照明(≪ライト≫と同じ)で照らされています
※基本、モンスターは固定値で処理します。
 (ダークエルフは個性化した上で更にモンスター・データ化しています
 但し、偽アイナティートのみは変動値を取ります
※精霊力は光、精神、生命、(水)、(植物)です

此処から移動について補足をば。
この戦闘の処理はVEコンバット(『ツアー4パダ』収録)を参照しています。
あれのように厳密に考えるつもりはありませんが、
便宜上、斜めへの移動は縦1マス+横1マスで2マス分必要と思ってください。

移動可能距離を以下に記しておきますね!

C移動力一覧表.png

[1R行動宣言]

A23偽アイナ  :未定
A20ダークエルフ:未定
A18バーラー  :未定
A16狼アザビーA:未定
A16狼アザビーB:未定
A16狼アザビーC:未定
A15ヴェン   :未定
A14ミル    :未定
A14グリリバ  :未定
A14ガガロンガー:未定
A14グルネル  :未定
A10レゾナンテ :未定

[ダイスチャットからの添付]

今回は無し!

[ステータス管理]

○ミル       HP 14/ 14 MP 16/ 16 生命抵抗+2
(迅鉄       HP 05/ 05 MP 05/ 05 暗視) 
○ヴェン      HP 13/ 16 MP 16/ 16 生命抵抗+2
○バーラー     HP 18/ 18 MP 15/ 15 生命抵抗+2
○グリーンリバー  HP 19/ 19 MP 17/ 19 赤外視 生命抵抗+2
○レゾナンテ    HP 19/ 21 MP 22/ 22 暗視 生命抵抗+2
●偽アイナティート HP ??/ ?? MP ??/ ?? 
●ガガロンガー   HP 30/ 30 MP 30/ 30 暗視
●ダークエルフ   HP 11/ 11 MP 19/ 19 暗視
●グルネル     HP 22/ 22 MP 20/ 20 暗視 
●アザービーストA HP 14/ 14 MP 14/ 14 増光
●アザービーストB HP 14/ 14 MP 14/ 14 増光
●アザービーストC HP 14/ 14 MP 14/ 14 増光

[購入・消費物管理]

○ミル
・羊皮紙:3枚消費
・賦活の霊薬:1本消費
・魔晶石6点入手
○ヴェン
・エール代:5ガメル消費
・ロープ:10m消費
・賦活の霊薬:1本消費
○バーラー
・銀の矢12本セット購入:50ガメル消費
・賦活の霊薬:1本消費
○グリーンリバー
・魔晶石3点2個購入:1800ガメル消費
・琥珀にドライアードを封印
・賦活の霊薬:1本消費
魔晶石4点入手
ゴーレムの本:2冊入手
○レゾナンテ
・賦活の霊薬:1本消費
○未定
施療の霊薬3本

[次回進行に際してお願いしたい事]

○PCの初期配置を決めてください!
○第1Rの行動宣言を行い、ダイスを添付してください!
 ナンちゃんの分も代振りお願いしますね。

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上位カテゴリ「C:調査」へのチェックは不要です。

ミル [2015/01/10 16:17]

>「私も色々と忙しいから、いつまでもこの場にじっとはしていられないのよね」

ためいき偽アイナ
こっちもためいき

「ならさっさとどっかいってくれよなぁ......」

遊びで命を弄ばれるのはかなわんで、実際
まあ、でも、そういう奴やったな、この女は

>「だけど、このまま貴女たちに手ぶらで帰られるのも癪なのよねえ」

ぼやく偽アイナ

「自分は余裕やろけど、こっちは命がけやねんで?
 文字通り殺生やで」

やっぱりぼやくウチ

そうして偽アイナに促されて出てきた影を見て......ウチは絶句した

>『御意』

ダークエルフ......まあ、こんくらいは覚悟しとった
けど、なんや、その

「自分、ええもんもってんなぁ」

魔法のスリングだと、みんなに知らせる
そして......

「グルネル!?」

ウチは絶望的な声が喉をつくのを隠せへんやった

「悪魔にして第五階梯の魔術師かよ......おいおい偽アイナ、自分、大人気あれへんで
 うわ......魔剣持ってるし」

偽アイナとウチらの中間には魔法陣まで

「あー、んで、そこにおるアザービーストみたいなのが、こっからまだ沸いてくるわけやな?」

うんざりしたかんじで、魔法陣を指す
これまでの人生で最悪の苦境に、どうやら立たされたらしい

>『相手をしてあげなさい。思う存分、腹を満たすがよいわ』 

偽アイナの無慈悲な声が響き、ががろんがが突っ込んできた

三匹のオオカミモドキも
こいつらが本気で勝ちに来たら、確実に負ける
敵の手抜きを願いながら、ウチは手をかざした

-----------------------------------------------------------------------------------------------
とりあえず新たな敵の能力と武器、魔法陣の効果について、みんなに知らせます
ヴェン [2015/01/10 20:24]

ミルの絶望的な表情を見る。
目を瞑る ───初めっから気圧されたら駄目だぜ。ミル 気を吐け。

言葉にはしないが、祈りにも似た気持ちでミルの気持ちが持ち直すことを祈る。

目を開くとともに吠える。
「バーラー! 黒いの頼むぜ。」
「レゾ ここを切り抜けられるかはテメェの癒やしの力頼みだ 任せたぜ」

「さぁてと」─── これで挟撃せしめることができる。 
俺の期待することは3つ。
一つはバーラーが早々に黒エルフの魔法を封じることだ。
もう一つは、腐り神や黒エルフ、女の範囲攻撃を分散することで避けることだ。
最後にバーラーと俺の二人で挟撃することで、腐り神のその力を発揮させぬうちに、討ち果たすこと

これができるのはこの方法しかねぇ。 

遠方にいる魔神やその眷属を睨む

ゆっくりと黒飄を地面に対して平行に構える。 その矛先は青銅の魔神へと向け怒気を吐く。

「そこの青っチョロいの。まずはテメェだ!覚悟しな!!」

=======================================

ブレスおよび範囲魔法への対処のために当初の戦術通り、ヴェンがグルネルを受け持ちます。

#ミルに発破を掛けるために先走った!! (^q^)アウアウアー
#冷静に考えれば、グルネルより黒エルフの方が優先した方が色々優位に立てるのに...
#どう考えてもGMの言うとおり黒⇒腐神⇒青の順に潰すのが正しい
#2R目から挽回できるかな... できなかったらどうしようかな。

幾つもの戦いの中で女傑バーラーが成し得た決定的な勝利に自分は期待します。
グリーンリバーの旦那には妙手をお願いします。
ミルには気持ちで負けちゃ駄目だ!と応援!

#仮に2R目から本気出されてもヤバいな...。 みんな気張れ!ヴェンはルビコン川を渡ってしまった(涙

■初期配置:
ヴェン:K8

■行動宣言:
1R目 グルネルへ突撃! 突撃のためラストに行動。

■ダイス:
グルネルへ突撃
16:52:58 シモン@ヴェン 突撃! 2d6+7 Dice:2D6[2,6]+7=15
16:54:02 シモン@ヴェン r41@10+7 Dice:R41@10[6,4:12][6,1:9]+7=28

シモン@ヴェン : 予備ダイス1 2D6 → 6 + 2 = 8 (01/13-11:48:50)
シモン@ヴェン : 予備ダイス2 2D6 → 6 + 3 = 9 (01/13-11:48:54)
シモン@ヴェン : 予備ダイス3 2D6 → 5 + 5 = 10 (01/13-11:48:57)

バーラー [2015/01/11 21:00]

わたくしの役目は、あの黒い方をなんとかする事ですわね

わたくしはゆっくり狙いを定め、黒い方に向けて弓を引きましたわ


--------------------------------------------
PL コレステロール満載でございます

間違えた、1足りませんでしたねTT


初期位置K4
遅延ダークエルフに通常射撃 
ダークエルフが沈んでいた場合、グルネル
グルネルが沈んでいた場合、ガガへ

20:49:49 コレステロール満載@バーラー? ≫ 初期位置K4
20:51:43 コレステロール満載@バーラー? ≫ 遅延 ダークエルフが沈んでいなければ、フレイルとスモシから手を離し、ロングボウでダークエルフに通常射撃
20:52:33 コレステロール満載@バーラー? ≫ ダークエルフに矢を射る 2d6+8 <Dice:2D6[6,1]+8=15>
20:52:56 コレステロール満載@バーラー? ≫ 何もしていなければ命中
20:53:19 コレステロール満載@バーラー? ≫ ダークエルフにダメ R31@10+7 <Dice:R31@10[3,6:9]+7=16>
20:54:37 コレステロール満載@バーラー? ≫ 4足りない

装備 ロングボウ高品質

[武装9]2H
ロングボウ[26/21 高品質5]
飛距離 225m 
?攻撃力4+Lv4=8  2d6+8
打撃力R21+5 3+Lv4 R31@10+7[金属鎧R31@11+7]

[防御4:武器2H]
ハードレザー・アーマー[13/11 高品質2]
回避力3+Lv4=7  2d6+7
防御力R13 +Lv4 R13+4

---------------------------------
装備 フレイル高品質+スモシ

[武装7]1H
ヘビーフレイル[26/21 高品質5] 
?攻撃力4+Lv4?1=6  2d6+7
打撃力R21+5 3+Lv4 R31@10+7

[防御3:武器1H]
ハードレザー・アーマー[13/11 高品質2]
スモールシールド[1]
回避力3+Lv4+SS1=8 2d6+8
防御力R13 +Lv4 R13+4

施療の霊薬3本 は、バーラーが持ってますね。

グリーンリバー [2015/01/13 00:27]

 今まで俺が培った勘では,戦力差は歴然としている。

 転移魔法を使うまでの魔術師。
 魔力では俺と同等,武器戦闘においてははるか上と思われるダークエルフ。
 疫病の息吹を吐くレッサーデーモン ガガロンガー。
 古代語魔法と暗黒魔法を使うレッサーデーモングルネル。 
 狼型アザービースト3匹。

 俺達は一流を名乗っても良い冒険者パーティーだが,5人。

1歩踏み出し,自らの存在をアザービーストにアピールする。

「いつも口にするが,あきらめが悪い性分でな。かかってこい子犬ども。」

慣れた手つきで右手を動かす。
混乱させるのはヴェンの突撃の軌道に割り込んでくる可能性が高い右側のやつだ。
コンフュージョンはよく追い詰められた時に使うが,駆け出しの頃から一度もかけ損じたことがない。
目標は遠距離なので,気力を上乗せする。

右隣のヴェンからものすごい気迫を感じる。
ありったけを叩きつける覚悟だ。

「その心意気やよし。」

案外グルネルは早めに倒れるかもしれないな。

「レプラコーン,愚かな獣を混乱の海に沈めてしまえ。」

?

?

PL欄:

 GMよりコントロールスピリット変更可という通常では頂けない寛大なはからいを受けました。
今回はそれに甘え,ドライアードではなくシルフにバインドする精霊を変更させて頂きます。

 初期配置: K7

 緑川,VF戦闘不慣れながら 試行錯誤した結果 以下の宣言とさせて頂きます。

 1R目行動宣言: 3m前進し,アザービーストCに距離拡大(×2)のコンフュージョン

 達成値16でした。

 精神点 15/19

 魔晶石 5点×1 4点×1 3点×2


緑川@グリーンリバー : 距離拡大コンフュージョン (01/12-23:58:52)
緑川@グリーンリバー : 2D6 → 5 + 3 + (8) = 16 (01/12-23:58:55)
緑川@グリーンリバー : 混乱シテロ (01/12-23:59:32)

ミル [2015/01/13 10:00]

 

グルネル、ががろんが、そしてダークエルフを確認し、絶望が頭をよぎる
あのダークエルフ、ただもんやない
魔法を重ねられ味方が次々殺されている光景が頭をよぎる
その顔の中には、無論ウチ自身も

目の前にもやがすすむ

ええんか、これで
ウチにできる最善手は、本当にこれか?

正直に言えば戦意を喪失してもうたウチやったが、ふと、隣からものすごい気迫を感じた

>───初めっから気圧されたら駄目だぜ。ミル 気を吐け。

ああ、言いたいことが解る
そっか、そやな

それで、もやが晴れた
ええい、何度同じ間違いやったら気が済むねん、ウチは

弱気を振り払うように、ウチは目を閉じた

「いあ、いあ、ひゅいぐがんな、つが」

機敏なダークエルフに対抗する方法、味方の回転を上げるための、クイックネス

ダークエルフとグルネルの魔法への対処を犠牲にする博打
いやこの状況じゃなにやってもそれぞれなんかリスクがある
なら、この目に張って、押し通すしかあれへん

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

初期配置 L6

クイックネス→ヴェン、グリーンリバー、ミル です
バーラーはダークエルフと同じ敏捷度なので外しました、ごめんなさい >_<
精神点が足りないのです

いあ@ミル : クイックネス×3 2D6 → 3 + 6 + (7) = 16 (01/13-10:13:13)

成功

迅鉄を、部屋の外に退去させます

ミル
HP 14/14
MP 3/16

迅鉄
HP 5/5
MP 5/5

グリーンリバー [2015/01/14 06:30]
レゾナンテ 1R 行動宣言 初期配置L8 行動順を0まで落として全力移動 移動の経路は L8→L10→B10
ヴェン [2015/01/23 21:39]

目が覚める...。 「うっうう 痛ってな」

青っちょろいのに突撃したところまでは、記憶にある。が、それ以降の記憶がない。───
何者かに殴打されて、しばらくの間だ。 寝ていたようだ。

頭を抑えながら立ち上がり、あたりを確認する。

「ん? あ"ぁ こりゃ、またミルかバーラーに命を救われたか?」

魔神どもは、既に朽ち果て、ダークエルフも既に息絶えていた。

「あ" あの女はどこだぁ?」と叫ぶが、女の姿は見当たらない。
既に此処を去ってしまったようだった。

あれほど、強者を相手に誰一人死んでないことを確認すると「ブハハハ」と大笑いする。

「ミル! こりゃ、あのヴィステリアのじいさんにしこたま旨い酒を奢って貰わねぇとな。
 オランに帰るのが愉しみだ。」

=================================
シモンより

最後まで遊べなかったのは残念ですが、テッピンさんの無事が確認できてよかったです。
事故か大病を患ったと思って、かなり不安でした。

かなり仕事がお忙しいようでしたので...

また、テッピンさんが戻って来られることを楽しみに待っております。

ミル [2015/01/23 22:39]

「ぜっ、ぜっ、ぜっ......カハっ、けほっ、けぇほ......」

胃の腑から上る血のまじった嘔吐物を吐きだして、ウチは両手を地面についた
グリーンリバーがオオカミモドキを気絶させて、ヴェンがグルネルに突撃して......それからどうなったんやったっけ?

ヴェンとバーラーが最初に潰したのはグルネルやったか、黒エルフやったか
沸いてくるオオカミモドキ対策に、なけなしの魔晶石で奴隷造ったとこで、突貫してきたががろんがにぶん殴られたとこで記憶が飛んでる

「......ぷぅ」

べしゃ、とそのままうつぶせにみっともなく倒れたまま、血が入って染まる目で仲間の様子をみる

......よかった、みんな、なんとか生きてる
レゾの気力は尽き果てて、怪我の治療もままなんないみたいやけど
いいや、もう今日はこのまま寝よう
ウチの気力も体力も、もうカンバン

いったいどうやってあの連中を倒したんだか
ががろんがが出張ってきてからはひどい乱戦で、暴力の安売りの中でどうにか殺されずに済んだのは、はっきりいって奇蹟かね

ががろんがと黒エルフとグルネル、全部相手した前線組のバーラーとヴェン、レゾが生きのびたのが、ウチとグリーンリバーの命の、細い糸やったな

偽アイナは早々に離脱
結局の手のひらで遊ばれたのは癪やけど、そういう贅沢な憎悪を楽しむことができるだけ御の字か
まあええ、あいつの企みは邪魔したった
けどあいつとは、いつか、またどこかで会う気がする

今度こそ、こっちからカタにハメて、腕の一本でも切り落としたる

>「ミル! こりゃ、あのヴィステリアのじいさんにしこたま旨い酒を奢って貰わねぇとな。
> オランに帰るのが愉しみだ。」

ヴェンの声が少し離れたとこから聞こえる

「ああ、こんなミッションに突っ込ませてからにあのおっさん
 たっぷりたかったろ
 バーラー、グリーンリバー、レゾ、乗っかる?」

気力を振り絞っての軽口を叩きながら、もぞもぞとポーチから葉巻を一本

「いあ、はすたぁ」

気力を借りた迅鉄が文句を言うように鳴いたけど、許せ

「はあ......」

ごろん、仰向けになって、天井に向かって紫煙をはき出す
なんとか生き残った
これでまた呑める

「?」

視界の端に、剣が一本
カトラスか
でも、銀製
てか、あれミスリルちゃう?

これ使うたら、偽アイナの腕落とせるかな

そんな妄想を抱きながら、ウチの意識は落ちてった

------------------------------------------------------------------------------------------------

お疲れ様でした!
なによりもテッピンさん、ご無事でなによりでした
リアルのほうでいろいろ大変そうですが、くれぐれもお体をお大事にしてくださいね

 

ええと、報酬にいただいた必用筋力10のミスリル剣は、カットラスにさせていただきました
ありがとうございました!

>ヴェン@シモンさん
戦術討論、お疲れ様でした!
アザービーストなぎ払い、グルネル一撃必殺、ともに輝いていました!
ヴェンの猛勇健在で、嬉しかったです

>バーラー@コレステロール満載さん
最後のバトルの作戦では、不自由な思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした
野外活動のほうでもお世話になりました!
ミルはアウトドアは基本ダメなので、小屋?遺跡間のキャンプではお世話になりました

>グリーンリバー@緑川さん
終始冷静で、さすが最年長者と頼りにしていました
ゴーレム本など、気付かなかったとこもフォローしていただいて、感謝です
アザービーストへのコンフュ、本当にありがとうございました

>テッピン@GMさん
3ルートで、しかも今回は危険度も高く、かなりご負担だったと思います
御仕事のほうでもトラブル続きで、とにかく今はリアルの立て直しに、ゆっくり急用なさってくださいね
またいつか、テッピンシナリオで遊ぶことが出来るのを楽しみにしています
いつか、いつかです^^

バーラー [2015/01/24 07:21]

「強い・・殺られるかもしれませんわ」

なんとかここで、食い止めなければなりませんわね

わたくしは一心不乱に矢を射、フレイルを叩き込みましたわ
あの黒い敵に・・

やっと倒しましたわね

あとは、あの大きい魔物を皆で倒しませんと・・・


-------------------------------------------------------

>「ミル! こりゃ、あのヴィステリアのじいさんにしこたま旨い酒を奢って貰わねぇとな。
> オランに帰るのが愉しみだ。」

>「ああ、こんなミッションに突っ込ませてからにあのおっさん
> たっぷりたかったろ
> バーラー、グリーンリバー、レゾ、乗っかる?」

「いいですわね、お料理は任せてくださいませ、楽しみですわ」

その前に

「さあ、レゾ様 これを持って助けにいきますわよ」

わたくしはレゾ様を背中に、あの村へと走りましたわ

この施療の霊薬を持って

3本で足りたかしら?

とにかく助けませんと

それに、約束を果たしませんと、ですわね

無事治療できたら、温泉の場所を聞いて、疲れを癒したいわね

--------------------------------------------
PL コレステロール満載でございます
  テッピンさん、無事でなによりです。
  少し残念ですが、今回バーラー役立たずだったのでよかったかも^^;
  調理+1の魔法のフライパンもほしい(笑^^

  皆様もお疲れ様でございました。
  久々にダン茶できて、楽しかったです^^

  施療の霊薬3本 届けますわよ
  07:17:00 コレステロール満載@バーラー? ≫ ヒーリング 2d6+4 <Dice:2D6[4,3]+4=11>
  
 ・経験点2000点+1ゾロ(自己申告)
 ・高品質ハードレザー+1(必要筋力11/13、ダメージ減少のみ+1)
  ※装備していた高品質ハードレザーが魔神の血で変化したもの
 ・3000ガメル
 ・魔法のフライパンT T 冗談です

グリーンリバー [2015/01/24 23:08]

 渓谷での死闘はダークエルフの精霊魔法で幕を開けた。

 ダークエルフは俺達の中で最も危険とふんだヴェン目がけて「戦乙女の槍」を放った。

 槍はヴェンを貫いた。しかし漆黒の鎧は倒れなかった。

 バーラーはダークエルフに矢を放ったが,命中しない。

 ミルは自身・ヴェン・俺の速度を上げる魔法をかけた。

 3匹のレイティッドビーストのうち2匹は俺・バーラーに迫る。1匹はヴェンを目指す。

 俺はヴェンに向かうレイティッドビーストを混乱させ,動きを止めた。

 ヴェンはグルネル目がけ突進,グルネルも魔剣で迎え撃つ。

 グルネルの魔剣は空を切り,ハルバードの穂先が腹を突きぬく。

 レゾナンテはヴェンを追う。

 ガガロンガーは複数回攻撃,レゾナンテとミルにダメージを与えた。ヴェンにも爪が命中するが,金属鎧の表面

が衝撃を分散させた。

 


 速度を増した俺とダークエルフは同時に動いた。

 眼前にレイティッドビーストが迫るが,斜線は通っている。

 ダークエルフがスタッフスリングをスイングし,ブリットを放つ。

 俺はシルフに命じ,銀の矢をダークエルフに向かわせる。

 いずれも命中した。

 ブリットは俺の頭を撃った。矢はダークエルフの眉間を貫いた。

「!!」

 衝撃に視界が歪む。しかし俺は倒れない。

 うっすらと黒い体が仰向けに倒れるのが見えたことで高揚したからかも知れない。

 レイティッドビーストは,2匹とも俺に噛みつこうとしたが,バーラーが振るうフレイルがそれを遮る。

 ヴェンは刺さったままのハルバードを真横に一閃した。

 グルネルの動きが止まる。魔剣が床に落ちる音が妙に響いた。

 ミルはストーンサーバントを数体作り,ガガロンガーとの近接戦闘に備える。

 ガガロンガーは出来たてのサーバントを3回攻撃し,たちまち破壊する。

 バーラーはフレイルを叩きつけ,レイティッドビーストを1匹しとめた。

 少しけだるそうにアイナティートを名乗る偽物が転移魔法で姿を消した。


 

 俺はここで味方全員が,激戦を制し生存するだろうと確信した。

 さらに数十秒の後,レイティッドビーストはバーラーにより3体とも動かなくなった。

 ミルとレゾナンテは少しずつ後退しながら,魔法でヴェンを援護する。

 ストーンサーバントとヴェンはガガロンガーに攻撃を加え続ける。

 ヴェンはガガロンガーに噛みつかれ,意識を失った。

「そろそろ疫病のブレスが来る。」

 俺はガガロンガー・ストーンサーバント達のグループと,それ以外を分断する位置に,スピリットウォール・シ

ルフを立てた。

 風が激しく渦巻く。

 レゾナンテがヴェンを引きずっていく。


 ガガロンガーは果たしてブレスを吐く。

 しかしシルフの壁に阻まれた。

 残った精神力をつぎ込み,ミルはファイアボールをガガロンガーの背後で爆破させる。 


 バーラーがシルフの壁を迂回し前進,俺も斜線が通る位置まで移動し,ブリットを放った。   

 さらに数分の後,ストーンサーバントは全てその動きを止め,バーラーも血まみれになっていた。

 俺は新たに召喚されてくるレイティッドビーストを混乱させるのに大忙しだ。

 そしてガガロンガーは前のめりに倒れた。

 とどめのフレイルが振り下ろされる。

?

「全員生きてるな。」

 額から流れる血を拭いながら俺は言った。

 死闘とはこういうのを言うのだろう。

 


PL欄:

 テキトーな部分が多々ありますが,最後の戦闘を補完してみました。

ヴェン [2015/01/31 13:34]
裏通りの繁華街。夜のない街の片隅にその店はある。?
飾り気のない無骨な扉の向こうは、所狭しと剣や鎧が置いてあり、そこは武具屋というより物置に近い。その店は【灰壁】という。?
?
「よぉ、エド。久しいな。
 漁らせて貰うぜ」
 
新しい短剣を求めた。 保存食の干し肉の塊を1食分に切り分けるためだ。
?
例の一件で、ほとんどの品をソフィに渡してしまい。
短剣も失ってしまった。 
?
短剣を失ったことで保存食を食べるのに、難儀することがわかったからだ。
?
短剣を物色していると、床に投げ捨てられて錆びた大柄の鉈が転がっているが、目に付いた。
?
「やけに黒ずんでんな...」
?
大鉈について店主に聞くと、刑執行人が愛用していたと言う断頭用の斧という。
?
「ハッ おもしれぇ? この黒ずみは撥ねてきた罪人の血のせいか。
  その持ち主は、なんで無駄に銀を使ったんだ?」
  
銀製なのは、首を落された罪人が不死者となって蘇らないように、という皮肉を込めたという。
?
「クハハハッ、気に入った。」
 前の主はイカレタ奴だったらしい。
 「こいつも貰うぜ。」
 
店主から首斬り包丁と粗末な短剣を頂く。
========================================================
シモン
?エドワードのことをエドと呼んでます。確か、灰壁の主人はエドワードでしたよね。
首斬り包丁購入の経緯をちらっと書いてみました。
湯煙楽しかったです。
ワクワクするような冒険をしたいですね。 では また!
お疲れ様でした。
グリーンリバー [2015/02/08 23:02]

 トレンドに戻った俺達は,調査により事件の全容が概ね把握できたことを村長に伝えた。

 そして新たな感染者が出ていないことを確認し,一晩ぐっすりと休んだ。

 翌日。

 レゾナンテは手に入れた施療の霊薬を活用し,助かる見込みが薄かったドウェインを癒した。

 村長宅のベッドで人間に戻り,寝息を立てるドウェインに皆胸をなでおろした。

 さらに数日かけ,他の感染者も完全に癒した。

 正直,俺はここまで上手く事が運ぶとは思っていなかった。

 最後の感染者を癒した後,俺達は温泉につかり互いの労をねぎらった。

 そして俺達はオランに戻った。

 俺が手に入れた内容がさっぱり分からない書物は価値が高いもので,金貨60枚で引き取ってもらえた。

 なのでパーティーで得た現金の分け前は辞退した。

 「始源の精霊石」は精霊使いとしての力を高めてくれる逸品であったが,力を高める精霊の種類にやや偏りがあること,偽アイナティートが狙っている可能性が否定できな

いというリスクが残っていること,以上2点から手元に置いておくのは危険と判断した。

 魔法のスタッフスリングについても,本当であれば喜んで自分のものにするところであったが, それから発射されたブリットで頭部を激しく撃たれたことを否がおうもなく思い出してしまうこと, 装飾が立派過ぎてどうも手になじまないこと,つまりこれも手元に置くのを見送った。

 魔術師ギルドを直に訪ね,ヴィステリア導師に仲介してもらい手に入れたのは,ミスリル銀製のチェインメイルアーマーだった。  ミスリル銀は,「真の銀」とも言われる並はずれた強度と取り回しの良さを誇る夢のような金属だ。  ミスリル銀を加工して武具にする技術は,カストゥール王国期のもので,現在は失われている。

「たしかにこの鎖帷子は,あのソムスカが製作した名品中の名品といっていい。  金属製の鎧にありがちな動きの制限が少なく,堅革鎧程度の負担にしかならないというのは魅力だ。  しかしこの『蔦(つた)』はどういうわけか魔力の追加効果が失われてしまっているのだ。」

と鑑定士のような魔術師が俺に言った。

 ミスリル銀製の武具には魔力を帯びることによる追加効果が必ずと言ってよい程あるものだ。どうもそういうものが失われてしまっているらしい。 とはいえ,俺にとってどうでもよいことだ。

「野伏としての技量の足かせにならないのに,屈強な戦士がまとう金属鎧並みの防御力というのがいい。  何でもするからこれを譲ってくれ。」

結局,今回入手した「始原の精霊石」と「魔法のスタッフスリング」を下取りに出し,不足分30000ガメルは後で支払うということで勘弁してもらった。 「制約」の魔法までかけられたが,この程度の額なら何とかなるだろう。

?