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怪事件を追え

GM [2014/11/17 21:25]

オランから遠く離れたエストン山脈の中腹に、5人は居た。
賢者の学院からの依頼で、怪事件の調査に来ているのだ。

エストン山脈を源流とする河川沿いの地域で、
野生動物が狂暴化して人々を襲う事件が頻発した。
それだけならまだしも、最近は近隣の村人までもが狂暴化しだした。

各領内から類似の訴えがオランへと挙げられる事態となり、
国も腰を上げざるを得なくなった。
そこで、賢者の学院から調査団が派遣されることになった。

調査団を選定したのはヴィステリア導師だ。
元冒険者、しかも戦士という異色の経歴の主である。
彼は、ミルを中心とした冒険者の精鋭部隊の結成を求め、
ジョージに人選を委託した。
結果、選ばれたのがこの5人という訳だ。

「ミル君、ヴェン君。期待しているよ」

導師は、夜光蝶の一件での2人の活躍を知っている。
故に、かかる期待も高いものがあった。

***********************************

5人は事前にヴィステリア導師と打ち合わせ、源流を辿ることにした。
間もまくトレンドという名の小村に到着する筈だ。
宿場街ノートンから山道に入り、2日ほどした先にある。
この一帯は、情報が確かなら、まだ被害には会っていない、筈だった。

ところが、村の入り口に差し掛かったその時。

「ぎゃああっっっ!!」

「助けてくれえっ!!」

人々の悲鳴が耳をつんざいた!

===================================

【GMより】

お待たせしました。それでは『湯煙突破せよ』開始致します。
此方はCルート、ミル、ヴェン、バーラー及びグリリバのルートになります。

4人は賢者の学院からの依頼を受け、エストン山脈一帯で頻発する、
動物狂暴化事件の調査に来ています。

このルートには助っ人NPCを付けようと思います。
流石にLv的に回復いないと取り返しのつかないことになりそうなので!
と言う訳でレゾナンテ、通称ナンちゃんの登場です。
こっそりプリースト4Lvにしましたよ!(笑)

さて、のっけから悲鳴が聞こえてきました。
お察しとは思いますが、Aルートは危険度高めで設定しております。
さあ、どうしましょうか!(ワクワク

[怪事件についての概要]

○エストン山脈から流れてくる幾つかの河川沿いに散発的に発生
○動物や妖魔が狂暴化して人を襲う。最近は人までもが狂暴化
○動物や妖魔はただ狂暴化するだけだが、人間は外見が変化してしまったらしい

細かい判定や情報を希望する場合はセージ+知力Bで判定をどうぞ!

[依頼料の前払いについて]

調査の前金として、PCには賢者の学院から500ガメルが支給されています。
補充したいアイテムや武具がある方は次の投稿で申請しておいてくださいね。
ちなみに武具は鉄製通常品質のみ(=銀製&高品質は不可)、
魔法のアイテムは任意の魔晶石を1d3個まで購入可能とします。

[依頼内容について]

○目的:エストン山脈一帯の動物の狂暴化事件の原因を究明する
○報酬:前金500ガメル、成功報酬帰還時に2000ガメル
○拘束期間:特に定めず。
○必要経費(食費)は先方負担
○特別手当:根本を解決した場合は追加報酬有り。別途相談

[次回進行に際してお願いしたい事]

○次の行動を決定してください!
 大まかに言えば、悲鳴の元へ向かうか否かです。
 装備や持ち込みアイテムも確定させてください。
 ナンちゃんの行動も決めちゃってください!
○事前購入アイテムがあるかどうかを宣言してください。
○その他、やりたいことがあれば何でもどうぞ!

この記事への返信は「怪事件を追え」にチェックを入れて投稿してください。
上位カテゴリ「C:調査」へのチェックは不要です。

ヴェン [2014/11/18 16:14]

ミル経由の依頼ということで、その『依頼』を受けることにした。
前回の一件(outlaw)で、しばらくミノタウロス亭からも遠ざかっていた。
最初の1ヶ月は重傷で腹の刺し傷が癒えることなく身体の自由もままならないというのもあった。
傷も癒えてからも貧民街で酒と女で腐っていた。
近寄ってくる人間は素性も酷い碌でなしばかり。

貧民街で、グダグダと生きていくのも悪かねぇなと思っていたときに、ミルからの『この話』だ。

ミルとは生死を共にした仲だ。
命を救ってもらった恩もある。

暗くなった貧民街の一室で壁を眺める。
酒を浴びるように飲み干し。
空瓶を空へと放り投げる。

* * ミノタウロス亭 * *
ジョージの旦那に選ばれた顔ぶれを聞くと。
ミルの他に女傑のバーラー。ドワーフ神官のレゾ。と知った顔の連中が並ぶ。

そして、一度死んだ男グリーンリバーって奴だ。
数々の死線を乗り越えてきた猛者であると聞く。

> 「ヴェン、酒は抜けたか?
>  来てくれておおきに、正直、今回も組めて嬉しいよ
>  生きて帰ってまた呑もうな
>  楽しい酒なら、なんぼでも付き合うで?
>  がはは、ってヴェンの高笑い、期待してっからね」

その言葉を聞いて、ニヤリと笑う。
「あぁ、酒は抜いてきたぜ。
  だが、新顔も居る。再会も祝したい。
  何よりも浮足立ってるのは良くねぇ。
  酒を飲んで腰を落ち着けようぜ」


「旦那。酒を頼むぜ。」というと、5人分の酒代をジョージに払う。

酒がミル、バーラー、グリーンリバー、レゾナンテ、そして自分の前に配られるのを確認すると、ミルに視線を送る。
もちろん、乾杯の音頭はこの女に取って貰わねば、話が進むまい。

この小さな宴はミル、バーラー、レゾの3人との再開を。 そして、新たな仲間グリーンリバーへの歓待を───
そして、生還を祈して貰おうという算段だ。

(ミル絡みの仕事は地獄への道先案内だったからなぁ...。酒で禊を済ましてからじゃねぇと洒落にならねぇ。)


* * ヴィステリア導師との対話 * *
ヴィステリア導師と打ち合わせで得た情報を下に、ヴィステリア導師に聞く。
 「獣から人へ伝染るって話か?
  まず、俺らには、その凶暴化した村人への生殺与奪権があんのかぃ?」と不穏なことを聞く。

どういう理屈で伝染るのか知らねぇが、殺すなと言われると、相当キツイ。

* * トレンドの悲鳴 * *

> ところが、村の入り口に差し掛かったその時。

> 「ぎゃああっっっ!!」

> 「助けてくれえっ!!」

> 人々の悲鳴が耳をつんざいた!


事前の話とは違う。
この当たりまでは、来てないって話だった。
もしトレンドまで来ているならば、ここで留めなければ宿場町ノートンまで距離がない。

静かに背負っていたヘビークロスボウを構え、急ぎ、悲鳴の方へと足を進める。

=========================
シモンより

■テッピンGMへ確認したいこと
> [依頼料の前払いについて]
> 護衛の前金として、PCには賢者の学院から500ガメルが支給されています。

護衛?
ヴィステリア導師も帯同しているのでしょうか?

■前金について
500ガメルの前金については、使う予定がありません。

もし、武器購入や魔晶石購入に当てたいという方がいらっしゃいましたら、お使いください。
個人的には魔晶石購入がベストなんじゃないかと思っております。
あと相談掲示板に書いておこう。

■金銭
エール代5人分 5ガメル

■装備
 黒飄
○ヘビークロスボウ
○黒備え
 クロースアーマー(黒備えの下に着用)

■所持品
水袋、ベルトポーチ{保存食*5、火口箱}、マント、
ベルト付き背負い袋※6{たいまつ*6、スコップ※6、フック付きロープ(10m)※6
背負い袋{クォーレル*18、クォレル銀*24}
改良型ベルトポーチ※6{}
牙の首飾り(猪の牙を革の紐に通したもの。真っ直ぐな力で魔を振り払うといわれる。※1)
革のブレス(なめした革をひも状にして、幾重にも重ねたもの。手首によく馴染むほど使えば、信頼を得られるといわれている※1)
携帯酒樽(あまくち白ワイン30杯分)※6
ドッグタグ(銀製)※6

■行動

1R目 ヘビークロスボウ装備
2R目 レゾナンテのペースに合わせて全力移動。

レゾナンテはヘビークロスボウとか装備するとかなしに全力移動かな。

ミル [2014/11/18 16:20]

その悲鳴を聞いたのは、村に入ってまだ何歩も歩いてへん矢先やった
当然、やぶからぼうの荒事に向かう心の準備なんてあらへんし、仲間達かて、それは一緒やった思う

「ぎゃああっっっ!!」

「助けてくれえっ!!」

その悲鳴は大勢のもんで、それだけにタダゴトやないってことがすぐわかる

「いきなりかよ......」

警戒心と非常の心持ちを慌ただしく呼び起こしながら、ウチは右手の薬指にはめたパリーパリーの感触を確かめた

 

 

 


依頼を受けたのは数日前のオラン
角無しミノタウロス亭のエントランスで昼間っからエールを流し込むなんて贅沢してたとき、よりによって賢者の学院からの使者を迎えることになった

盗賊と魔術師っていう、立ち回りに気をつけへんと二つの組織から厄介者扱いされかねん立場上、呼び出しにはすぐ応じるしかない
果たして、ウチを呼んだのは冒険者の経歴を持つ行動派、ヴィステリア導師
どうも、キナ臭い
集められる面子の濃さが危険な感じを、ぴりぴりと運んでくる

ウチは、思うところあって、学院への道すがら、自分自身居場所のいくつかを持つ貧民靴へと足を向けた

 

 

 

ひどい目に遭った、てのは噂で聞いていた
死にかけて、事件から放り出された、と

せやから彼の生活が荒廃してるであろうことは、あらかじめ予想はしてた

暗い部屋
酒の空き瓶

その向こうでうずくまる、相棒の影

「ヴェン」

返答を待たず、彼の部屋の中に無断で立ち入って、ごみを蹴り飛ばしながら窓辺に立つ
カーテンを空け、雨戸を開け放ち、空気の入れ換えを行う

差し込んできた光を背に、ウチは暗がりにうずくまる、かつて何度も背を預けた威丈夫を見下ろした

「仕事や」

まだアルコールの抜けきらない様子のヴェンに、ウチは告げる

「どうも、ヤバいヤマが舞い込んできた
 ヴェン、自分の長モノの力を借りたい
 一緒に鉄火場、踊ってくれるか?」

ウチは、死線にあって死角を任せられる人間を彼意外にはそう知らない

「いつまでもこのままってわけにもいかへんやろ?
 その腕前、また借りたい」

それだけを伝え、賢者の学院、ヴィステリア導師の名前をメモして、彼の眼前に添える

「酒抜いて、待ってる」

たしかに一方的
けど、この男の復帰には、それだけで充分やろうと勝手に決めた

 

 

 

ウチと同じく招集されたのは、せやけど必ずしも魔術師ギルドの関係者ばかりってわけでもない
むしろ普段学院に係わりのない凄腕の面子が並んだ現場を見て、ウチはあらためて導師の本気度と、事態の深刻さを悟った

エストン山脈山麓で、凶暴化した動物による被害甚大
一聞したかぎりでは、よくあるただの討伐ミッションって話なのやけれど、複数の領内からの訴えは深刻で、国が腰を上げたって話を聞き、ウチは少し暗然たる思いに囚われた
そういう大きなヤマは、柄やない
せやけど話を聞いてもうた以上、廻れ右するわけにもいかん
なんせ、一般の民衆が危機に晒されとるって話や

招集されたメンバーが揃い、しばらく皆で依頼の概要を聞いていると、戸が開いた
......待ちかねた男が、入室してくる

「よ」

黒い鎧が、かつての戦いを思い出させる
帰ってきたヴェンに、ウチは軽い視線だけで答えた

本当の意味での全員が揃い、打ち合わせを完了する


>「ミル君、ヴェン君。期待しているよ」

名指ししたヴィステリア導師の言葉には、信頼感と切迫感が同居してたように思う
以前から導師とはいくらかの面識があるし、その折の立ち回りがこの起用に繋がったのやとしたら、ありがたいやら、困るやら

集まった面子は、合計五人

オラン随一の精霊使いとして名高いグリーンリバー、戦士として一緒に野山を賭けたバーラー、あの悪魔退治でヴェンとウチの盾となって奮戦した少女ドワーフ、レゾナンテ、そして、くさってたところを半ば強引に叩き起こした、ヴェン

この面子を見渡して、まずウチの脳裏には安心感やった
誰をとっても、おそらくオランで集められるメンバーとしては上級の部類になる
彼らになら、どんな脅威でも背中を預けられるやろう

せやけど次に浮かんだのは、まんまるいっぱいの、漠然とした不安やった
精鋭
間違いない、この面子
そんなら、それを集めたヴィステリア導師の真意は何か?

『この面子』でなければ対処不能、としたっていう、切迫感を、ウチはひしひし感じ取った

「......民間に被害出てるなら、是非もあらしまへん
 がんばります」

とまれ、そう言うしか他に道はあれへん

事件の詳細を聞き、一旦旅支度に戻ったミノタウロス亭で、ウチは不安感を振り払うようにして、皆に声をかけた

「グリーンリバー、よろしく!
 この面子じゃ自分が最特級や、頼りにさせて貰うな
 足だけは引っ張らんよう気をつける
 あっははは、なに、ヤバいの殴ってきたら最後の盾くらいにはなるよ
 その間に、自分が戦場ひっくり返してくれんの待つからさ」

「バーラー、戦列組むのは山以来やな
 知ってのとおり、ウチは野外活動はずぶの素人や
 野山での耳目は専ら自分ら頼りになる
 苦労かけるけど、頼らせてな
 みんながなるべく怪我せんよう、ウチも考えて魔法使う
 今回、員数は多いし、負担も山分けしてこーね」

「レゾ、久しぶりやなあ
 この面子じゃ自分が唯一の癒し手やし、後衛の壁や
 頼る部分も多くなるやろけど、堪忍な
 また前みたく、出番ならいくらでも食ってええからさ
 命綱預けた」

そして、どうやらいくぶんかでも生気を取り戻した様子の、相棒

「ヴェン、酒は抜けたか?
 来てくれておおきに、正直、今回も組めて嬉しいよ
 生きて帰ってまた呑もうな
 楽しい酒なら、なんぼでも付き合うで?
 がはは、ってヴェンの高笑い、期待してっからね」

うーん、自分自身、出っ鼻からかなり悲観的になってるな、て思う

せやけど、今回はこれでええ
こないだ出かけた海の冒険で、自身のうかつさはたっぷり思い知ったさかい

出立の報告のため、再度学院に出頭する
そこで、ヴィステリア導師から更なる詳細を聞き込んだ

「はあ、人が、変わる?」

凶暴化するのは、動物や妖魔に限ったことやないらしい
てか、人間の外見が変わってまうってのは、一体全体どうしたことや?

ウチは、導師と細かい照会を行った

 

 

 

そっからみんなで山道を旅すること数日
温泉があるって話の宿場町を過ぎて二日

「温泉かあ......
 バーラー、レゾ、帰りしなにでも寄ってかへん?」

女衆みな、まだまだ若い、玉の肌
湯気で磨いても損はあるまいて

そんな話をしながら、やがて到着したのが、小村トレンド

そこでウチらを出迎えたのは、村人でも村長でもない、緊急事態を告げる悲鳴

「と、いきなりかよ」

ウチはぼやきながら、導師や仲間達と相談した、あの形態変化のことを脳裏に浮かべて走り始めた

 

 

さて今回は、どんな顛末になることやら
せめてよりよい、結実を目指して

ウチは肩の迅鉄の毛を、軽くなでた

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初回投稿は、少し長めにするのが最近のクセだったりします^^;

ヴェンがフレーバーっぽい立ち上がりだったので、のっかってみました


始まりましたね、のっけからいきなりの鉄火場!?

危険度高いミッションは久しぶりなので、暗然最優先で、締めていこうと思います

行動としては

・人の形態変化に関するセージチェック
・悲鳴のあった方に急行

です

危険との接触がありそうなら、次の投稿ででも、早めにプロテクいこうと考えています

いあ@ミル : 形態変化 2D6 → 2 + 6 + (6) = 14 (11/18-17:24:19)

ステータス
ミル HP/MP 14/16
迅鉄 HP/MP 5/5

グリーンリバー [2014/11/18 23:56]

 
 俺の名はグリーンリバー。

 精霊使いにして野伏だ。

 危険極まりないフォレストジャイアントを退治してお宝を手に入れた。

 あれから時はさほど流れていない。


 俺達はエストン山脈の中腹にいた。

 この辺りには,他の仕事や私用で何度も訪れたことがある。

 今回の依頼主は魔術師ギルド,山脈一帯の動物達が凶暴化しているというのだ。

「頭がどうかした魔法使いが,山のてっぺんで怪しげな研究をして,妙な薬品を川に垂れ流している,といったところか?」

魔術師ギルドでは決して言えない独り言をつい口走ってしまう。

 ミル・モフェットへの悪口になったかもしれないので,一応詫びた。

「失言だった。一般的な魔術師達を批判しているわけではないからな。」

 ヴェン,バーラーは,いずれも素質に恵まれた戦士と聞いている。

 凶暴化した人間に襲われたとしても,何ら問題ない人選といえよう。



 ミノタウロス亭での顔合わせを思い出す。


>「グリーンリバー、よろしく!
>この面子じゃ自分が最特級や、頼りにさせて貰うな
>足だけは引っ張らんよう気をつける
>あっははは、なに、ヤバいの殴ってきたら最後の盾くらいにはなるよ
>その間に、自分が戦場ひっくり返してくれんの待つからさ」

 ミル・モフェットが使う慣れない方言 ‐ これは西方なまりというのか? ‐ をゆっくりと東方語に変換し,ゆっくりと頷く。

「全力を尽くす。それだけは約束しよう。」

 腕が立とうが,頭が切れようが,それらが決定的な切り札になるか? 戦況を有利には導くが,

『何かひとつ冒険にもって行け』 と言われれば,俺はこちらを推す。

 確固たる決意(デタ―ミネーション) 。

 しかしそれは言葉にしない。俺はそういう人間なのだ。

>「あぁ、酒は抜いてきたぜ。
>だが、新顔も居る。再会も祝したい。
>何よりも浮足立ってるのは良くねぇ。
>酒を飲んで腰を落ち着けようぜ」

「一杯馳走になる。よろしくな。」

ヴェンの奢りを受ける。酒を抜いてきたというが・・・まぁ細かいことはいい。

バーラーは俺と目線があまり変わらない大柄な女性だ。

淑女,といった雰囲気ではないが,彼女は異性に好まれるだろう。

「よろしくな。フレイルか。扱うのが難しい武器だな。」

握手をしようとバーラーに手を差し出す。 


 何日か旅をして,まだ安全だという一帯を進む。

 トレンドという小さな村に着いた。

 途端,悲鳴がする。

 安全だという状況は変わったとみてよかろう。

「よくあることだ。」

 必ず一連の事件の真相をあばくというデタ―ミネーションの元,俺はミル・モフェットを追った。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

PL欄 :


 昨夜半分くらい書いたのですが,睡魔に勝てませんでした。

 グリーンリバーは無学で根性論ばかり言いますが,PLはちゃんと戦術を考えていこうと思っています。


 (事前購入品) 魔晶石(3)×2

     緑川@グリーンリバー : 1D3 → 2 = 2 (11/18-22:38:06)

     サイコロによると2個買っていいそうです。

     既に5点のものを1個持っていますが,3点のものを2個買い足します。(1800ガメル)


 (トレンドに来るまでにした調査)

     精霊力の乱れがないか? 
 
     特に川を中心にセンスオーラしときます。
 

 (悲鳴を聞いての行動)

     ミルにつづいて現場に急行します。

バーラー [2014/11/19 06:11]

今回の依頼の話をお聞きしましたわ
ミル様にヴェン様、そして、グリーンリバー様にレゾナンテ様
頼りになる方ばかりですわね

>「バーラー、戦列組むのは山以来やな
> 知ってのとおり、ウチは野外活動はずぶの素人や
> 野山での耳目は専ら自分ら頼りになる
> 苦労かけるけど、頼らせてな
> みんながなるべく怪我せんよう、ウチも考えて魔法使う
> 今回、員数は多いし、負担も山分けしてこーね」

「そうですわね、チームの皆様を見ると、気を抜くと危なそうな依頼ですわ」

わたくしは、少し緊張してまいりましたわ

依頼人様のお話では、人だけが何か変わるようですわ

>「はあ、人が、変わる?」

>「頭がどうかした魔法使いが,山のてっぺんで怪しげな研究をして,妙な薬品を川に垂れ流している,といったところか?」
>「失言だった。一般的な魔術師達を批判しているわけではないからな。」

不思議ですわね?


>「あぁ、酒は抜いてきたぜ。
>だが、新顔も居る。再会も祝したい。
>何よりも浮足立ってるのは良くねぇ。
>酒を飲んで腰を落ち着けようぜ」

「ありがとうございます。ヴェン様、いただきますわ」

笑顔でお酒をいただきましたわ。でも緊張するわね


>「よろしくな。フレイルか。扱うのが難しい武器だな。」

わたくしは笑顔でグリーンリバー様と握手をしましたわ

「わたくしはバーラーですわ、こちらこそよろしくお願いいたしますわ」

「レゾナンテ様もよろしくお願いいたしますわ」

レゾナンテ様にも笑顔で握手を求めましたわ

>「温泉かあ......
> バーラー、レゾ、帰りしなにでも寄ってかへん?」

「いいですわね、楽しみですわ」

温泉、すてきですわね


---------------------------------------

わたくしたちが向かっていると悲鳴が聞こえましたわ

>「よくあることだ。」

皆様とても冷静ですわ

ミル様が現場に急行するようですわ

「ミル様、一人は危険ですわよ」

わたくしはミル様にあわせ、急ぎましたわ

--------------------------------------------

忙しく投稿遅れてました。申し訳なく

 テッピン様
  前金で銀の矢が購入できるのであれば、購入させていただけると助かります。
 
 人が変わるセージチェック
 自動成功 06:06:22 バーラー@コレステロール満載? ≫ 人が変わる知識 2d6+1+1 <Dice:2D6[6,6]+1+1=14>
 何かわかれば、皆に伝え共有します。 


 現場へ急行前に聞き耳
 06:07:59 バーラー@コレステロール満載? ≫ 聞き耳 2d6+5 <Dice:2D6[3,1]+5=9>

 ミルと急行しますが、聞き耳の結果は皆に伝えます。

 レゾナンテに合わせて全力移動 先頭で行動します。

GM [2014/11/21 00:16]

「いきなりかよ......」

「よくあることだ。」

「ミル様、一人は危険ですわよ」

「私も、行きましゅぅ!」

各人、ぼやきながらも落ち着いている。
駆け足で現場へ急行しているが、慌てた素振りは全く無い。

ミルとバーラーはオランでのヴィステリア導師とのやり取りを思い出す。
導師とミルは、人が変異して襲う話から、ある程度の推測を立てていた。
それは或る種の霊薬、もしくは病の蔓延だ。

思い当たるのは朱頭病。それと、かなり稀ではあるが狂獣病。
バーラーはこの他に、偶然【突然変異】の霊薬のことを知っており、
ヴィステリア導師を驚かせたものだ。

さて、5人は一丸となって村を駆ける。
騒ぎの元は、中央の広場だった。

「があああああっっっ!」

包帯で上半身を覆った男が、村人を追いかけ回している。
足元には、既に何人かが倒れ伏している。
事態は、急を要しているようだ! 
 
===================================

【GMより】

いきなり緊迫感MAXでございます!皆さんのRPも素敵!
此方はCルート、ミル、ヴェン、バーラー及びグリリバのルートになります。

まるでゾンビ映画のワンシーンみたいになっております。
しかも人質つき!さあ、皆さんどうしましょうか。

[各種判定結果]

○精霊力の乱れ:グリリバ

 川からは水だけではなく、火や土の精霊力も僅かながら感じます。
 山から流れてくる温泉に含まれる原初の未分化の精霊力の影響です。
 これ以上のことを知りたければ追加で2d6を振ってください。

○人の形態変化についての<知識>:ミル14バーラー6ゾロ!

 本文の通りです、3つ思い当たります。

 ・レッドキャップ(完全版180P)
 ・レイビッド・ビースト(リプレイXs4巻292P)
 ・リビング・ドール(完全版177P)

 大雑把な判定なので本来は名前程度しか分かりませんが、
 今回は藤岡導師から正確な知識を得られたとして結構です。
 メンバー間で知識を共有して貰って勿論構いません。

○移動

 各人射撃武器を構えながら全員でまとまって移動ですね。
 了解しました!

[状況]

皆さんは村の広場で包帯を巻いた男が村人を襲っているのを発見します。
足元には男にやられた人々が倒れています。見た感じ、全員生きてるようです。
男の詳しい情報が欲しい方は<怪物判定>をどうぞ!

距離は5人とは便宜上10m離れている、とします。
男は発見した時点で村人を1人捕えています(=接敵状態)。

[事前購入]

全て承りました!以下の欄にまとめて掲載しておきますね。

[購入・消費物管理]

○ヴェン
・エール代:5ガメル消費
○バーラー
・銀の矢12本セット購入:50ガメル消費
○グリーンリバー
・魔晶石3点2個購入:1800ガメル消費

[次回進行に際してお願いしたい事]

○<怪物判定>を行ってください!
○グリリバはコンスピする精霊を確定して報告してください。
 精神点の消費とダイスは省略して頂いて結構です。
○その他、やりたいことがあれば何でもどうぞ!

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上位カテゴリ「C:調査」へのチェックは不要です。

ヴェン [2014/11/21 10:41]


> 包帯で上半身を覆った男が、村人を追いかけ回している。

追い掛け回している男が包帯で覆われている事実に苦虫を噛む。
「チッ、白兵戦は避けた方が良さそうだな。」

そう一言溢すと、太矢をヘビークロスボウに備える。

その視線は、住民諸共鏖殺すら覚悟した冷たい視線となる。
伝染病─── 狩猟を行うものであれば、避けては通れない問題の一つだ。
自分が伝染れば、家の者が、そして、村の者がとあっという間に広がる。

それが致命的なものであればあるほど、その後の惨状が酷いものになることを肌身を通して知っている。

はっきりとしたことがわからないうちに、迂闊に近づけば、木菟引きが木菟に引かれるだ。

「おい、ナンテ。ボッサっとすんな。とっとと、構えろ!」とレゾナンテにもヘビークロスボウで構えることを促す。

====================================
PL:シモンより

包帯をしている方が、襲うということより推定される状況。

1.感染者は傷を負ったことにより、感染する可能性がある。
2.感染者はすぐ凶暴化するわけではなく、少なくとも包帯を巻ける。
3.傷が癒える前に凶暴化が始まる。

村人が何人か倒れ伏している状況から、包帯の男を暴れるから取り押さえるなどしていたのかな。

どの程度の感染力はわからないけど白兵戦はしない方が良さげ。

テッピンGM様へ
 藤岡導師に確認した、凶暴化した村人の取り扱いは?
 殺してOK?

殺すよりも気絶させて捕縛が理想だろうけどと チラッとグリリバを見る。

...時事ネタ(エボラ)か?

■行動宣言:
1R目:太矢をヘビークロスボウに備える。
2R目:頭狙いで気絶を狙う。 
 誰も止めなきゃ、住民および感染リスクのある生命ごと鏖殺する。
  ⇒これ以上の感染を蔓延させるリスクを抑止のため。

#基本的に、グリーンリバーのシェイドか、ミルのスリクラorパラライズに期待しての行動です。
#ダメなら、住民に攻撃が当たても良いから撃ち殺しに出ます。

■ダイス:
シモン@ヴェン : 傷の男の症状から特定できるかな? 2D6 → 2 + 3 = 5 (11/21-10:32:15)
...無理筋。

グリーンリバー [2014/11/22 01:32]

 俺達は悲鳴がする方へ急いだ。

 村の広場で包帯を巻いた男が村人を襲っている。

 運の悪いことに,弓で射ろうにも,捕まえられた村人が邪魔をする。

「確実な射撃は妨げられているな。」

俺はスタッフスリングを下し,空いた手を動かし呪文を唱え,闇の精霊シェイドを呼び出した。

「恐怖に精神をすり減らせ!」

コントロールしたシェイドは微妙に弧を描きながら,包帯を巻いた男を撃った。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
PL欄:


00:40:58 緑川@グリーンリバー ≫ 怪物判定
00:41:04 緑川@グリーンリバー ≫ 2d6 <Dice:2D6[1,6]=7>


コントロールスピリット: 琥珀にドライアードをバインドしています。


>○精霊力の乱れ:グリリバ
>川からは水だけではなく、火や土の精霊力も僅かながら感じます。
>山から流れてくる温泉に含まれる原初の未分化の精霊力の影響です。
>これ以上のことを知りたければ追加で2d6を振ってください。

それ以上のことが知りたい!というわけで2d6を振ります。

00:51:02 緑川@グリーンリバー ≫ 「精霊力の乱れ」追加ダイス
00:51:09 緑川@グリーンリバー ≫ 2d6 <Dice:2D6[6,5]=11>
00:51:16 緑川@グリーンリバー ≫ いいね!


行動宣言: 1→3R 包帯男にシェイド

誤射判定が必要であれば,GMに判定を委ねます。
つまり『接敵した村人に当たろうが構わない』という態度です。
3R以内に包帯男が気絶した場合,当然それ以上はシェイドを撃ちません。
もし1R目でシェイドが効いた手ごたえがない場合,以後はシェイドを撃ちません。
手ごたえがありながらも,包帯男が3R耐えきった場合も,一旦切って頂ければ幸いです。

バーラー [2014/11/22 08:03]

包帯だらけの方が、どなたかを捕まえていらっしゃるようですわ
わたくしは、ボーラを取り出し叫びましたわ

「その方を放していただけますか!」
「倒れている方は、あなたが襲われたのですか!」

病気の方が突然暴れだしたかしら?

何か語って頂けるといいのですが・・・

伝染病であれば、仕方がありません・・・わね

--------------------------------------------
PL
 ミルーーー 何か分かってーーー
 やはりあほバーラーでしたTT

 07:05:26 コレステロール満載@バーラー? ≫ 怪物判定 2d6+1+1 <Dice:2D6[2,5]+1+1=9>

 それと宣言していないので、バーラー未装備です。
 よって、上記の発言と同時にボーラを装備します。

 その後聞き耳を行い
 07:06:45 コレステロール満載@バーラー? ≫ 聞き耳 2d6+5 <Dice:2D6[4,2]+5=11>
 

 接近してきた場合は、ボーラを投げた後で、盾とフレイル高品質を装備し、攻撃します。
 そうでない場合は、
  何か答えていれば、話しかけます。
  何も答えなければ、ボーラを投げた後で、ロングボウ高品質を装備し頭狙いを行います。

 *アンデットの場合は銀製フレイル および 銀製の矢を使用します。

 *ただ、何も分からなかった場合、伝染病の危険性を最優先とし、今の面子ではすべての方を治療する事も難しいと思われるため涙してヴェンと同じ行動をします。追記:話ができればぐるぐる巻きという手もありますね。失礼しました。住民が理解できればぐるぐるまきのミル提案を優先します。

ミル [2014/11/22 10:09]

村の中央広場で出くわしたんは、絶叫を続けながら人を襲う包帯男と、逃げまどう人々
あかんな、何人かもうやられとう

人が人を襲う......ぱっと気付くのは、あの忌まわしい伝染病や
バーラーも同じ推論に行き当たったらしい

朱頭病他、2つの病名が頭に浮かぶ
内一つは、毒薬の結実やから除外してええとして、かつてウチは、オランに来て初めての依頼、赤ずきん事件で、レッドキャップに侵された村と遭遇した
あれ視線だけで伝染すんだよな

バーラーと目を見合わせて、頷く

「みんな、アレの目ぇ見たアカンで!」

また、獣化のほうやったらこんどは外傷による伝染、となると、この大立ち回りしてる患者はんとは、なるたけ接触はしたあらへん

>「おい、ナンテ。ボッサっとすんな。とっとと、構えろ!」

ヴェンも同じ思考を経たのやろう
距離開けての対処を考えてるみたい

せやけど事態は乱戦に近い
それに、罹患したかて、村人は村人や
といって、感染してからたちまち凶暴化するってわけでもあれへんから、さしあたりあの包帯の患者をなんとかすればひとまずよさそうや

「恐怖に精神をすり減らせ!」

グリーンリバーも遠距離戦、それと殺さへん方策を選択
バーラーも、捕獲武器を用意し始めた

「せやなあ、さしあたりウチにできること......眠らせるか、一足飛びに拘束するか」

正直、スリープクラウドの効果って、すぐ解けてまうんだよね
精霊使いのスリープと、簡易魔法の違いがそこにあるよって

「しゃぁない、出っぱなから消耗すっけど......」

フレイルを投げ捨て、両手で印を刻んでいく

「しぐな、すてらるむ、にぐらるむ......」

集中......集中......

「うざ、いえい!」

右手の指に、この場を賭ける

------------------------------------------------------------------------------------------

パラライズの、達成値+2で(スリクラだとまた起きちゃいそうなので)

いあ@ミル : パラライズ 2D6 → 4 + 3 + (7) = 14 (11/22-10:29:10)

目標は、包帯の男

+2して、達成値は16になります

消耗精神点15

男の情報欲しいので、怪物判定します!

いあ@ミル : 怪物判定 2D6 → 2 + 5 + (6) = 13 (11/22-10:31:30)

ミル HP/MP 14/1
迅鉄 HP/MP 5/5

GM [2014/11/25 06:45]

「みんな、アレの目ぇ見たアカンで!」

ミルが自らの経験を元に仲間に警告を飛ばす。
だが、男は【朱頭病】には感染していなかった。
口から生えた鋭い牙と、盛り上がった背中。
あれは、【狂獣病】に感染した者に顕著な特徴だ!

「その方を放していただけますか!」

「倒れている方は、あなたが襲われたのですか!」

ぐるるる...

バーラーは男に呼びかけるが、男は全く反応しない。

「チッ、白兵戦は避けた方が良さそうだな。」

ヴェンは感染の危険を感じ、射撃戦を想定する。

「おい、ナンテ。ボッサっとすんな。とっとと、構えろ!」

「は、はい、分かりましゅたあ!」

レゾナンテも慌てて弩を構える。

「確実な射撃は妨げられているな。」

男は村人を捕まえているため、迂闊には矢は放てない。

「恐怖に精神をすり減らせ!」

グリーンリバーは≪闇霊≫を召喚しようとするが、中断することとなる。

「しぐな、すてらるむ、にぐらるむ......」

「うざ、いえい!」

ミルが渾身の魔力で≪麻痺≫を行使したからだ。

うぐるるるぅ... 

男はミルと睨みあう形でぴくりとも動けない状態となった。

「ひ、ひえええええ!」

村人は咄嗟に男の腕から逃れ、距離を確保する。
これで、男の捕獲は容易となった。

バーラーは周囲の物音に注意を払ったが、特別な変化は感じられなかった。

===================================

【GMより】

お待たせしました。皆さんの思いきりのよさとダイスに乾杯!
此方はCルート、ミル、ヴェン、バーラー及びグリリバのルートになります。

シモンさんの考察は素晴らしいですね、当たってます!
いあさんの判断が功を奏し、あっさりと男はフリーズしました。
さあ、どうしましょう!

[各種行動宣言]

○≪コントロール・スピリット≫ドライアード:グリリバ

 琥珀にコンスピ、承りました!

○ボーラ装備:バーラー

 承りました!

○ヘビークロスボウ装填:ヴェン

 承りました!

[各種判定結果]

○精霊力の乱れ(シャーマン+知力B):グリリバ19(出目11)

 川の水から、ごく僅かに病的な精霊力の乱れを感じました。
 それは眼前の包帯の男から感じられるものと同じ類のものです。
 ビバ出目11!

○<怪物判定>:ミル13+4、バーラー9+4、グリリバ5+4

 レイビッド・ビーストに感染して怪物化した状態なのが分かります。
 深度4の状態で狂乱状態です。
 病気としてのレイビッド・ビーストが判明しているので、
 達成値に4のボーナスを与えました。

○包帯の男に達成値+2≪パラライズ≫:ミル14

 成功!男は固まりました。

○≪シェイド≫:グリリバ

 ミルのパラライズで男が行動不能になったのでキャンセル、
 としました。

○<聞き耳>:バーラー11

 周辺で怪しい物音は聞き分けられませんでした。

[ステータス管理]

○ミル      HP 14/ 14 MP 01/ 16 集中 
(迅鉄      HP 05/ 05 MP 05/ 05 増光) 
○ヴェン     HP 16/ 16 MP 16/ 16 
○バーラー    HP 18/ 18 MP 15/ 15
○グリーンリバー HP 19/ 19 MP 19/ 19 赤外視
●包帯の男    HP 15/ 15 MP 15/ 15 麻痺

[購入・消費物管理]

○ヴェン
・エール代:5ガメル消費
○バーラー
・銀の矢12本セット購入:50ガメル消費
○グリーンリバー
・魔晶石3点2個購入:1800ガメル消費
・琥珀にドライアードを封印

[次回進行に際してお願いしたい事]

○包帯の男の処遇をどうするか決めてください。
○その他、やりたいことがあれば何でもどうぞ!

この記事への返信は「怪事件を追え」にチェックを入れて投稿してください。
上位カテゴリ「C:調査」へのチェックは不要です。

ヴェン [2014/11/25 11:31]

> 「しぐな、すてらるむ、にぐらるむ......」
> 「うざ、いえい!」

> ミルが渾身の魔力で≪麻痺≫を行使したからだ。
> うぐるるるぅ... 
> 男はミルと睨みあう形でぴくりとも動けない状態となった。

「へっ、さすがだぜ。 相棒」と素直にミルを称える。

レゾナンテの背を叩き、伝える。
「おぃ、ナンテ、そのまま構えとけ 
 俺に近づく奴は容赦なく撃て。 誤射するとか言って臆するなよ」


その間も、周囲に気を配りつつ。
レゾナンテと男の射線に立ち入らないよう、
遠回りで先ほどまで暴れていた男をロープで縛り付けに赴く。

===============================
シモンより

さすが、ベテラン勢のチーム。
安定発進。


■行動宣言:
1.ヘビークロスボウを構えを解き
2.暴れていた男の元へ移動
 (移動するときはレゾナンテの射線上には入らないよう遠回りする)
3.暴れていた男をロープで捕縛する。

ミル [2014/11/26 08:43]

「......」

うまいこといった
包帯の患者は、ウチの念ずるまま固まってる

>「へっ、さすがだぜ。 相棒」

ヴェンの賛辞に相づちを入れたいとこやけど、集中切らすわけにもいかへん
口元で笑うだけで許して貰うとこにしよ

さて......負傷者多数
てことは、これみんな獣化する危険あるってことやんな

なんでこんな大量発生?
最初の罹患者で対応間違えたんかな
てか、病気ってのは鉄板やけど、治療方法は?
知識のページをめくめくる

ま、そういうのは、仲間達がこの場を納めるのを待ってからな

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------

ミルは集中につき、今回は行動無しで
包帯男の拘束終了までパラライズ維持します

レイビッド・ビーストの治療法、何か思い出すかセージチェック振ってみますね

いあ@ミル : 治療法 2D6 → 5 + 2 + (6) = 13 (11/26-09:01:18)

バーラー [2014/11/26 21:11]

わたくしは、ここを離れるわけにはいきませんわね

「ミル様、ヴェン様が取り押さえるまでがんばってください
 もうすぐですわ」

まだ、ミル様の集中を説かれては困りますわね

「怪我をなさっている皆様、その方に気をつけて
 あちらにゆっくり移動していただけますかしら」

「近くにいては危険ですわ」

ヴェン様が通った方向と反対側を示し、
なるべくやさしく話しかけましたわ

--------------------------------------------
PL
 
 今こちらにこられてもまずいので、ミルの援護を行います。
 よく考えると移動できないミルがいるのに移動はしないだろと気がつきました。
 本当は移動して誘導したいのですが、話しかけるだけで

 1.シールド装備
 2.ボーラ納める
 3.ヘビーメイス装備(ヴェン敵拘束後 他の方に話しかける)
 4.向かってきた場合、手加減攻撃

 レゾナンテはヴェンの援護かな?
 
 うまく誘導できるといいのですが

グリーンリバー [2014/11/27 03:13]

 ミルの古代語魔法「パラライズ」により,上半身包帯の男は動けなくなった。

 ミル自身は精神力をギリギリまでこの1回の魔法につぎこんだ様子だ。

 危険な賭けではあったが,これは功を奏した。

 レゾナンテはクロスボウを構え,いつでも太矢を発射できる状態だ。

 ヴェンが包帯男の拘束に向かう。

 包帯男自身は抵抗できないであろうが,緊張感は拭えない。

 俺は可能な限りの大声で村人たちに話しかけた。

「怪我をしている者はここから動くな!

 すぐに村の代表者を呼んで来てくれ!」

 村長には,この村全体にとって大切なことを伝えなくてはならない。

 続けて俺は,包帯男に傷つけられたと思われる村人が何人いるのか,丁寧に観察する。

 説明を受けたレイビットビーストは病気が進行することで獣人化する。

 その可能性をはらんだ者は隔離しなければならない。

 感染疑いの対象者が少なければ,治療することも不可能ではない。

 それが叶わなければ,最悪村は滅んでしまう。

 いずれにせよ,現状を正確に把握することが先決だ。


>「怪我をなさっている皆様、その方に気をつけて
>あちらにゆっくり移動していただけますかしら」
>「近くにいては危険ですわ」

バーラーが優しく怪我人を誘導している。

俺はその誘導に従わない人間がいないか,傷を負っているのにこの場から去ろうとしている人間がいないか,注意深く観察した。

?


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

PL欄:


 村長を呼べ! です。

 隔離場所を提供させなければ,村が滅びる可能性があります。

 グリリバは怪我をした村人の人数を丁寧に数えます。

 緑川的には,感覚的な部分もありますが,「我々が治療に使えるのは本日だけ」と思います。

 明日になったら調査に戻らなければなりません。

 冷たい言い方をすると,

 「隔離してキュアディジーズとかスリープとか頑張るのは今日だけ,

  明日からは村長さん,あなたの判断に任せるよ。」

 です。

 対象者の人数が何人なのか?

 レゾナンテのキュアディジーズは成功するのか?

これによっては,包帯男にスリープをかける余裕がなくなるかもしれません。

その場合は,後味がよろしくないですが,成敗することになりますね。

 

 村長には事実を包み隠さず教えてあげましょう。

 ただし村長だけです。変に皆に話すと,暴走する輩がでそうですからね。

GM [2014/11/28 16:16]

「へっ、さすがだぜ。 相棒」

ヴェンはミルの手際に賞賛を示しつつ、油断はしない。

「おぃ、ナンテ、そのまま構えとけ 
 俺に近づく奴は容赦なく撃て。 誤射するとか言って臆するなよ」

「はいでしゅうっ!」

レゾナンテは指示通りに弩の構えを解かずに警戒を続ける。

「ミル様、ヴェン様が取り押さえるまでがんばってください
 もうすぐですわ」

バーラーは倒れ伏す村人に声を掛ける。

「怪我をなさっている皆様、その方に気をつけて
 あちらにゆっくり移動していただけますかしら」

「近くにいては危険ですわ」

「わ...分かりました」

鋭い牙に噛まれ、瀕死の者も居る。
かなりの深手を負った者ばかりだ。
だが、命には代えられない。体を引きずり場を離れる。

「怪我をしている者はここから動くな!
 すぐに村の代表者を呼んで来てくれ!」

グリーンリバーの叱咤が響く。

「は...はいっ!」

拘束から逃れた村人が、恐慌状態から完全に脱しきれないながらも、
事態の急を飲み込んで村長の元へと駆けていった。

***********************************

ヴェンは手持ちのロープで男を雁字搦めに縛った。
技術など必要ない。拘束するには簀巻きにすればよいのだ。

レゾナンテも状況の推移を見ながら警戒を重ねる。
不意の闖入者は、居ない。

「こ、これは...!」

息を切らしながら駆けつけた村長は絶句する。

「ドウェイン!どうしたんだ?」

ヴェンが縛った男のことを、そう呼んだ。

===================================

【GMより】

皆さんの行動のスムーズさが素晴らしいですね!
此方はCルート、ミル、ヴェン、バーラー及びグリリバのルートになります。

男はあっさりと捕縛出来ました。
村長がやってきて動揺しまくっております。

緑川さんが具体的意見を上げてくれているところではありますが、
皆さんで改めてどのように村長に話をし、
怪我人や感染者に対してどのような対応をするのか、
参加者全員の合意を得た上で宣言くださいませ!

[各種行動宣言]

○男の拘束:ヴェン

 簀巻き完了しました。ロープを10m消費しておいてください。

○村人への呼びかけ及び誘導:バーラー

 完了しました。重傷者が多いのですが、何とか自力で動いたとしましょう。

○周囲の警戒:ヴェン、レゾナンテ、バーラー

 ありませんでした!

○感染者の数:グリリバ

 広場で倒れ伏していた(怪我人)のは4人です。全員男性です。
 ただ、この場に居ない他の村人で感染者が居ないとも限りません。

○村長を呼ぶ:グリリバ

 呼ばれてきました!事態が把握出来ずに混乱しております。

[各種判定結果]

○レイビッドビーストの治療法:ミル13

 現時点で特効薬はありませんが、霊薬を調合することは可能です。
 ですが、明確な材料までは思い出せませんでした。

 精霊使いが精霊力を調整することで、治癒判定に+1のボーナスを得られます。
 ≪キュア・ディジーズ≫で症状を緩解する場合、目標値は20です。
 自然治癒の場合の目標値は10となります。それが19と9になる訳ですね!
 
 ぶっちゃけ、完治させるのは現時点でかなり難しいでしょう!
 霊薬は作るか、何処かで製造されているのをパクるしか無いでしょうね!(ニヤリ

[ステータス管理]

○ミル      HP 14/ 14 MP 01/ 16 集中 
(迅鉄      HP 05/ 05 MP 05/ 05 暗視) 
○ヴェン     HP 16/ 16 MP 16/ 16 
○バーラー    HP 18/ 18 MP 15/ 15
○グリーンリバー HP 19/ 19 MP 19/ 19 赤外視
●包帯の男    HP 15/ 15 MP 15/ 15 完全拘束

[購入・消費物管理]

○ヴェン
・エール代:5ガメル消費
・ロープ:10m消費
○バーラー
・銀の矢12本セット購入:50ガメル消費
○グリーンリバー
・魔晶石3点2個購入:1800ガメル消費
・琥珀にドライアードを封印

[次回進行に際してお願いしたい事]

○村長にどのように話をするのか宣言してください。
○包帯の男(ドウェイン)及び負傷者の処遇を決めてください。
 感染判定をPLが振りたい場合はどうぞ!
 2d6で5以下なら感染します。
○その他、やりたいことがあれば何でもどうぞ!

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ミル [2014/11/29 18:20]

幸いにして、ウチの魔法は功を奏した
初っぱなから魔法の残弾カンバンになってもうたけど、人質も無事逃げ出せて、ヴェンも感染のリスク無しで対象の拘束を無事完了
うん、いきなりの事態にしちゃ、悪くない収支
感染危険者は、この場で傷ついた数名だけのはず
それにだけ対処すれば

 

>「怪我をしている者はここから動くな!
> すぐに村の代表者を呼んで来てくれ!」

 

グリーンリバーの言葉に、今し方逃げまどってた村人も動く
万事順調、そう思ったんやけど......はずなんやけど......

 

ヴェンの目が険しい
ん、何を心配して?

魔法の集中を解いてリラックスしてたウチは、ある可能性について思い至った
そして背筋が寒くなる
きっと、ヴェンも同じ推結に行き当たったんや
つまり......

 

『感染してるのはこいつだけか?』

 

獣化病は、罹患してすぐさま化けるってわけやない
徐々に肉体と精神をむしばまれる類のもので、行き着いた先で、ようやく暴れ出す
この男の大暴れはつまり、そういうのの果てってわけで
感染路が村外の人間からとかやったら話は早いけど 『この村の何かで』 罹患したんやとしたら......
つまり、潜伏してる第二第三の獣化候補者がわんさかいるって可能性が高い!

>「こ、これは...!」

さっき走った村人が、こちらの希望通り村長とおぼしき人を連れてきた
せやけど肝心のこの人が罹患してたらアウトや

獣化病の症状は、末期にいたるまでは 『いらいら、怒りっぽい、キレやすい』
協力を仰ぐべき村人がもしそんなやったら、絶対に抵抗される、暴れ出す、それに恐怖が伝播したら村全体がパニクる
取り押さえるとき、下手したらこっちまで感染してまう
しくじった、もう魔法はないんや

でもどうしよう
どうやって確かめる?
こちらをうかがう村人も多い
話が彼らに聞こえたら、恐れてる恐慌の引き金にもなりかねへん

ヴェンは不信感のこもった目で周囲を威圧してる
レゾは装填、警戒態勢
バーラーは、さしあたって怪我した人の病状を確認
グリーンリバーは......

いきなり崖っぷちの気分で必死に思考しようともがいてると、隣でそのグリーンリバーの声が聞こえた
ん、何や精霊語?
なに、なに?

まにまに、村長がウチらのすぐ側に来る
今はまずい......ん?

視界の隅で、こちらに耳を向けてた村人が、おや、という顔をするのが見えた
まるで突然、音を失ったように
聞こえてへんわけやない、確かに耳に何か入ってはおるんやろけど、違和感を感じたふうな
でもそれは一瞬のことで、すぐ元通り、同じ顔

グリーンリバーと目が合う
さっきの精霊語とおぼしきつぶやきを思い出す

そうか
音を......ズらしてくれた!

「村長はん」

ウチは機転を利かせてくれたグリーンリバーと風の精霊に感謝しながら、村長らしき手を取った
まず、 『爪』 を確認する
がじがじやってへんやろな
もう焦りはない
顔つきは軽く保つ

「村長はん、ウチらはオランから派遣されてきた冒険者です
 ああ大丈夫、この騒動について説明する用意があります
 なんでも答えるさかい安心してくださいな
 けどその前に、なんやと思われるかもしれませんけど、ちょっとだけ簡単な問答に答えてくらはりますか
 キモの話なんです
 村長はん最近、いらついたり、怒りっぽくなったり、してませんか?
 以前と比べて肉が好きになったりは?
 ちょちょっと、思い出してみてください」


瞳の奥に隠れてるかもしれへん病魔をのぞき込む

明るい顔の下で、返答次第じゃ物陰に連行して気絶させるつもりで、ウチは腰のフレイルを確かめた

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

緑川さんナイス!
方針決まってないけど、最優先確認事項のみ

長くなっちゃったけど、内容自体はGMへのプチレスです

具体的な対策とか相談をする前に、村長が罹患してるかどうかの様子だけ、まず確認しておきます

問診の返答、診断結果次第では、村の外まで連行して気絶させるつもり

いあ@ミル : 村長の感染判断 2D6 → 3 + 5 + (6) = 14 (11/29-18:58:06)

ヴェン [2014/11/29 21:12]

> 「こ、これは...!」
> 息を切らしながら駆けつけた村長は絶句する。
> 「ドウェイン!どうしたんだ?」

村長っぽい男の声に耳を疑う。
面識があるのかよ。
この村にとってこの男が外部からの闖入者であると思っていた。
事前の話では、この村では感染してないという話を鵜呑みにしていたからだ。

一番最悪なケースが頭を過る。 包帯の男が村長の親族というシナリオだ。

村長が親族であるが故に包帯の男について正常な判断を下し難い状況。
しかも、村長も感染者というケースだ。 
この病に掛かると、癇癪持ちになるという話を事前に聞いていたが...

交渉が難航する可能性も十分にある。
最悪、折角取り押さえたこの男を解放しろと言われかねない。

交渉はミルやグリーンリバーに任せるつもりでいるが、破断となれば
この村から早急な離脱が必要となる。


ゆっくりと、村長と包帯の男から身を離す。

鈍感女に神聖魔法で村長の心を鎮めてさせてもらいたいところだが、俺が指示するには村長との距離が近い。
何よりも、包帯の男を縛り上げたのが俺だ。 下手を打てば場を乱す。
鈍感女に期待するか...

=======================================
PL:シモンより

むむ。 楽観的なシナリオではなさそう... 悲観的なものが割りと当たる。
そんなことより誰かぁ...レゾナンテにサニティを掛けるよう。 フォローして!! アイツは鈍感なの(涙

■行動宣言
黙って距離を取る

■ダイス:
シモン@ヴェン : 村人4が感染 2D6 → 6 + 6 = 12 (11/29-20:39:56)
シモン@ヴェン : 村人3が感染 2D6 → 6 + 5 = 11 (11/29-20:39:47)
シモン@ヴェン : 村人2が感染 2D6 → 2 + 1 = 3 (11/29-20:39:39)
シモン@ヴェン : 村人が一匹感染! 2D6 → 2 + 6 = 8 (11/29-20:39:17)

みんなが振らないなら自分が振る!
あ。。。 1人罹患...。

自分感染してないか
シモン@ヴェン : 2D6 → 4 + 6 = 10 (11/29-20:39:58) 

⇒とりあえず、自分は大丈夫。

グリーンリバー [2014/11/29 23:01]

 バーラーが狂獣病に関して完璧と言い切ってよい程の知識をもっていたことは,俺達にとって最大の救いだ。

 ドウェインはこの村の男だろうが,トレンドの村で何週間も普通に生活して病気が進行した可能性は確かに高い。

 だが,『何かの用で他の場所へ旅をしてきて帰村したばかり』かも知れない。

 後者であれば,俺達が狂獣病の伝染をすれすれで防いだことになる。

 ヴェンの目つきは,その可能性をほとんど考えていない様子であった。

?

 村長が呼ばれてきた。

「かなり動揺しているな。無理もないか。」

村長ですらこれだと,その他大勢の村人達はパニックを起こしてしまうのではないか。

ここは配慮が必要だ。

俺は風の精霊シルフを呼び出す。

「音の運びはわが手のうちにあり。」

 俺達の声は村長にしか届かない。
 村長の声も俺達にしか届かない。 

周辺の村人に混乱を起こさせない。

覚えたての高度な魔法故に,かかり方はいまひとつであったが,発動したので一安心だ。

レゾナンテを見る。

「村長を落ち着かせてくれ。」


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

PL欄:

 相談の通り,交渉はミルに任せています。

 グリリバはコントロールサウンドを唱え,我々と村長の会話が他の村人に聞こえないようにしました。

 発動判定は 2d6が3(危ない!)で成功しています。

 精神点 15/19

 村をどうするかは,村長との会話次第で色々変化してくると思われます。
 シモンさん,負傷した4人の感染判定ご苦労様でした。

 1人感染なら良い方です! 

バーラー [2014/11/30 07:37]

わたくしの呼びかけに従っていただけたようです。

「皆様、落ち着いてください わたくしの仲間が村長様に御説明いたしますわ」
「その場で、お座りになってくださいませ」

わたくしは一番傷口の深い方に応急処置を行いました。

「少しはましになると思いますわ。」

少しでも心配を和らげるよう
無理も無いですわね、あのような状況を見てしまってわ

あの方はもう無理・・・ですわね


周囲警戒はヴェンが行ってくれていますわ。

そして、交渉は・・グリーン様とミル様が

早く原因を調査しませんと・・薬も必要ですわね

「少し落ち着かれましたでしょうか?」
「この川は・・・どちらにつながっているのでしょう?」

川下を見ながら
弱い感染力ですが、感染していない事を願いますわ

--------------------------------------------
PL
 
 とりあえず、4人を落ち着かせますね
 安心感を与えるために、傷口の深い方の応急処置を・・
 原因調査に向かわないと大変な事になりそうですね

2014/11/29 07:09:49 コレステロール満載@バーラー? ≫ 治療法判定 2d6 <Dice:2D6[5,2]=7>
2014/11/29 07:11:35 コレステロール満載@バーラー? ≫ 感染判定 2d6 <Dice:2D6[5,6]=11>

行動を制限するほどの感染力ではないですが、感染すると今後の行動に支障がでそうですね

GM [2014/12/04 20:42]

『感染してるのはこいつだけか?』

ミルは、村内で狂獣病が蔓延している可能性を思い当たる。 
駆けつけた村長に対し、どのように話をしようか躊躇していると、

「音の運びはわが手のうちにあり。」

グリーンリバーが動いた。
風の精霊に働きかけ、≪音声制御≫で音声を遮ったのだ。
続けて、レゾナンテに指示する。

「村長を落ち着かせてくれ。」

「は、はいでしゅう!」

村長が狂獣病に冒されている場合、襲いかかってくる可能性が高い。
進行が浅ければ、≪平静≫で沈静化しようと言う訳だ。

「村長はん」

グリーンリバーの援護の元、ミルは意を決して村長に話しかける。
爪は...伸びていないように見える。

グリーンリバーは分かる。
村長から感じる精霊力は正常なそれだ。
一方、簀巻きにされたドウェインの精霊力にはっきりと異常を感じる。
怪我人の内1人の精霊力も、若干の狂いを感じる...

「村長はん、ウチらはオランから派遣されてきた冒険者です
 ああ大丈夫、この騒動について説明する用意があります
 なんでも答えるさかい安心してくださいな
 けどその前に、なんやと思われるかもしれませんけど、
 ちょっとだけ簡単な問答に答えてくらはりますか
 キモの話なんです
 村長はん最近、いらついたり、怒りっぽくなったり、してませんか?
 以前と比べて肉が好きになったりは?
 ちょちょっと、思い出してみてください」

その傍らで、ヴェンはゆっくりとドウェインから距離を取る。
村長からもだ。
常に最悪の状態を意識しながら、彼は行動している。

「オランからの冒険者...派遣されてきた?
 しかも、唐突に何を言っているんだね!」

村長は激しく動揺している。

***********************************

「皆様、落ち着いてください わたくしの仲間が村長様に御説明いたしますわ」

バーラーは遮られた音の向こう側で、怪我人の処置に当たる。

「その場で、お座りになってくださいませ」

最も重症の者から、手持ちの布を取り出して応急処置を開始する。

「少しはましになると思いますわ。」

「ああ...助かる。大分マシになったよ」

止血に巻いた布からはすぐに血が滲んできたが、
するとしないのとでは大違いだ。

「この川は・・・どちらにつながっているのでしょう?」

バーラーは近辺に流れる川に思考を飛ばす。
川を遡れば源流に辿り着く。大抵は湧き水なり雪解け水の流れがある訳だ。

「この噛みついてきたのはドウェインって言うんだが、
 1週間前に山で狼に噛まれてな。
 それから日に日に暴れん坊になってきて、行動もおかしくなりやがる。
 2日前からは遂に牙が生えてきたんで皆怖がって近寄らなかったんだ。
 それがあんたたちが来る直前に、突然狂ったように襲いかかってきてな...」
 
これが噂の【獣憑き】か、などと言ってガタガタと震えた。

===================================

【GMより】

プチレスする所が、こんなに遅くなって申し訳ないです。
此方はCルート、ミル、ヴェン、バーラー及びグリリバのルートになります。

グリリバの配慮が素晴らしいですね!
バーラーの気遣いは村人から新たな情報を引き出しました。
但し、≪コントロール・サウンド≫効果で情報交換は不可能ですが(笑)

実は感染の有無はグリリバが≪センス・オーラ≫すれば判明します。
うーん、シャーマンって凄い!

結果的にミルの言葉は村長の動揺を加速させています。
ですが、フォローは幾らでも効く段階です。
連携を取って上手く対処してください!まだ序盤ですしね!

[各種判定結果]

○≪コントロール・サウンド≫:グリーンリバー11

 発動!村人へ、PCと村長のやり取りが聞こえなくなりました。
 この呪文が活躍するの、初めて見た(笑) 

○村長が感染しているか:ミル14

 感染しているようには見えませんでした。

○感染しているか:ヴェン10、バーラー11→破棄

 レイビッド・ビーストはダメージを受けた戦闘の最後に感染判定を行います。
 ヴェンもバーラーもドウェインからダメージを喰らってないので判定は不要です!

○感染者数確定:1人感染

 グリリバは感染状態を精霊力の乱れとして感じ取ることが出来ます。
 ぶっちゃけて言えば、村長はシロです!
 この場の感染者はドウェインと村人2(仮称)の2人だけですね。

○レイビッドビーストの治療法:バーラー7

 前回のミルが得た情報以上のことは思い当たりませんでした!

[ステータス管理]

○ミル      HP 14/ 14 MP 01/ 16 集中 
(迅鉄      HP 05/ 05 MP 05/ 05 暗視) 
○ヴェン     HP 16/ 16 MP 16/ 16 
○バーラー    HP 18/ 18 MP 15/ 15
○グリーンリバー HP 19/ 19 MP 15/ 19 赤外視
●ドウェイン   HP 15/ 15 MP 15/ 15 完全拘束

[購入・消費物管理]

○ヴェン
・エール代:5ガメル消費
・ロープ:10m消費
○バーラー
・銀の矢12本セット購入:50ガメル消費
○グリーンリバー
・魔晶石3点2個購入:1800ガメル消費
・琥珀にドライアードを封印

[次回進行に際してお願いしたい事]

○村長にどのように話をするのか、引き続き宣言してください。
○その他、やりたいことがあれば何でもどうぞ!

この記事への返信は「怪事件を追え」にチェックを入れて投稿してください。
上位カテゴリ「C:調査」へのチェックは不要です。

バーラー [2014/12/04 22:13]

わたくしは怪我の深い方から、応急手当を始めましたわ
すると、一人の肩が話をしてくださいましたわ

>「この噛みついてきたのはドウェインって言うんだが、
> 1週間前に山で狼に噛まれてな。
> それから日に日に暴れん坊になってきて、行動もおかしくなりやがる。
> 2日前からは遂に牙が生えてきたんで皆怖がって近寄らなかったんだ。
> それがあんたたちが来る直前に、突然狂ったように襲いかかってきてな...」

「ドウェイン様は狼に噛まれた後に普通ではなくなったのですわね」

「あらっごめんなさい、わたくしはバーラーと申しますわ」

すこし微笑んで挨拶をいたしましてよ

そして、布で手当てを施しながらお聞きしましたわ

「落ち着いて、ゆっくりでいいですわ、少しお話していただけると助かりますわ」

「狼はこのあたりによく現れますの?」

ゆっくりと、やさしく話しかけましたわ

「川上には何かありますかしら?狼の被害が出ていなければよいのですが?」

「村や小屋など、どなたか住まれていたりしますかしら?」

心配ですわね

「皆様の手当てがすみましたら、癒しの笛の音を聞いていただけますかしら?
 もう少しよくなると思いますわ」

4人の方の様子をうかがいながら、話かけましたわ

「ドウェイン様は、綺麗な井戸水で傷の手当をしておられましたかしら?」

--------------------------------------------
PL
 
応急処置は続けますね
ヴェンにはこちらの会話は聞こえてもいいでしょうか?

狼がよく現れるのか
現れるようになったのか
それはどのあたりか?
川上に何かあって危なそうか?
川上に誰かいるか?
彼は傷を井戸水で洗ったか?

ヒーリングは許可が下りれば、そんな気持ちになれなそうな場合は笛もとりだしません

ヴェン [2014/12/05 19:38]

槍鉾の間合いを取り、いつでも地べたに這いつくばらせる用意ができた。

>「オランからの冒険者...派遣されてきた?
> しかも、唐突に何を言っているんだね!」

そんな糞ったれ村長に優しく声を掛ける。

「まぁ、落ち着きな。爺さん。 そう生き急ぐ必要もねぇだろ。
 俺の故郷じゃ、雄鶏の頭を噛み切った狐って話があってだな。
 こーいうときは黙って人様の話を聞くもんだぜ」

ほとんど脅迫紛いの諺であるが、お気に入りのフレーズである。

まずはミルのお手並み拝見と行こう。
===================================================
シモンより

ミルが最悪、交渉が上手く行かなくとも。
いつでも〆るつもりで行きます。

■行動宣言:
 静観。

ミル [2014/12/05 20:16]

村長はんの目をのぞき込む
おお、びっくりしてはるびっくりしてはる
まあ無理もないかな

爪を確認する
感染のあらゆる兆候の知識と照らし合わせる
目線を追う

結果

 

シロ、か

 

ぷうっ、と息をつく
最悪の状況からは、少し離れられたかな

>「オランからの冒険者...派遣されてきた?
> しかも、唐突に何を言っているんだね!」

混乱してはる原因は、ウチの突拍子もない言い回しと、ドウェインなる男の縛り上げられた姿のせいやな

おけ

まずはこっちに耳を貸させるには、と

>「まぁ、落ち着きな。爺さん。 そう生き急ぐ必要もねぇだろ。
> 俺の故郷じゃ、雄鶏の頭を噛み切った狐って話があってだな。
> こーいうときは黙って人様の話を聞くもんだぜ」

パーティーで一番の強面であるヴェンが口火を切ってくれた
びびってる相手には、ヴェンの口調と人相ってのは、すくみ上がらせる効果がめっぽう強い

ヴェンの迫力が充分効いたところで、ウチの口八丁の出番が来る

「いや、すんまへんすんまへん村長はん
 びっくりしはりましたやろ、堪忍しておくれやす」

さしあたっては、ヴェンとの落差を際だたせるためにも、頭を下げて下手に出る
今しがた爪のチェックのためにとった村長はんの手を、今度は両手で包んで優しく揉んだ

穏やかで理性的な表情を作って、こっちの話を聞く準備が出来るまではぺこぺこ頭を下げ続けよう

さて、どういう言い回しで、事案を理解させて、協力させるかなぁ
ウチはゆっくり周囲を見回して見せた

「えっと、まずこの有様の説明がいりますね
 実はドウェインはんなんですけどね、先刻、暴れ回って人に怪我させてたんで、さしあたり止めたんですわ
 いやや、ドウェインはんに怪我はさせてませんし、ドウェインはんが襲った人も、あれ、あのとうり
 今は治療受けてます」

村人の治療にあたってるバーラーの姿を手で指し示して、村長はんがその光景を飲み下すのに、また少し間をとって
ハテナが浮かぶ村長はんの表情が回答を求めだすまで待って、それからゆっくりと話を続ける

「んで、そのドウェインはんが暴れ出した原因なんやけど、これがハッキリしてまして、『狂獣病』、いう病気なんです
 感染して悪化すると、手当たり次第暴れ出してまうってぇやっかいな病気で、おまけに噛んだりかぐったりされたら傷口から感染してまうって有様で、いやはや、ほんとにもう......」

がりがりと頭をかいて抱えてみせる
さっきみたくまくし立てるのは失敗やったから、一つ一つの事柄を理解するまで待ってから、次の情報を出していこう

「実はこの近辺の村でも発病者が出てて、おんなじように患者が暴れて人を襲う事件が発生してまして
 いや、この村以外は同じ病気に感染した動物まで暴れ出してる始末で、ええ、信じられへんやもしれませんけど、ほんまですねん
 まま、そのへんは、あとで使いを出して確認してもろたらええ思います」

問題は、まずその使者そのものが感染してへんかどうかの確認が先ってことなんやけど、それはまた後で言い含めることにしよう

「今いったとおり、もう近所の村ではこれと同じか、もっとひどい被害が出てるんです
 そのことは領主はんにも連絡が来ててまして、そんで領主はんから国へ、国からオラン魔術師ギルドへ、てな具合に話がわたって、ウチらは魔術師ギルドに雇われてその調査に来ましてん
 ああ、ウチは魔術師ギルド所属の、ミル・モフェットいいます、よろしく」

あらためて、握手

「ほんまは、この村に来たらまず村長はんに会って、近辺の状況説明するはずやったんですけど、着くそうそうにドウェインはんの大暴れに出くわした、てなこって、怪我人もようさん出てるし、村長はん相手でも襲いかかる状態やったもんで、事後承諾になってもうたんは堪忍してください」

ふかぶか頭を下げてから、また間をひとつ
ええい我ながら回りくどい
けどしゃぁないな

「ウチと、そこで治療してるバーラーはいろいろ病気の知識もあるもんで、ようよう見たら感染してるか判別がつきます
 んでこっちのグリーンリバーは精霊使いなもんで、やっぱり感染者のことが解ります
 実はさっき村長はんに 『怒りっぽくなってないかー』 て聞いたんは、村長はんに初期症状出てへんか確かめたかったからなんです
 でも村長はんは、ウチの見立てじゃまだ感染してへんから、そこは安心してください」

村長はんの人柄や緊急時の統率力はまだ未知数やけど、誰かてとりあえず我が身の安心があれば、取り乱す危険はいくらか減るやろう、と思いたい

それからウチは村長はんに、狂獣病についての詳しい説明をした
末期に至るまでの潜伏期間のこと、初期症状における性格の変化、食事の嗜好変化のこと、歯の形状変化
なにより、強い伝染力を持ってることと、伝染ルートのこと、死に至る病であること

「暴れ回るってのは、実はこの病気の末期症状なんで、ドウェインはんがここまで悪化する時間があったってことは、他の人ももう何人か感染してるかもしんないんです
 せやからどうにかして村の人で感染してる人を調べたほうがええですね
 また暴れ出す人が出るかもしらんし、それが複数人ってこともあるし、なにより移る病気や
 大元の感染源については......なんか思い当たることある、グリーンリバー?」

病気ってのは精霊力の狂い
本職であるグリーンリバーに聞いてみるほうがええ
彼の袖をちょんちょんと引っ張って話に混ざってもらう
ウチじゃさっぱりわからへん

「さしあたっては、一旦感染したら治療は難しいんですけど、精霊魔法で一時的に眠らせて進行を止めることはできます
 けど、それができるのはせいぜい数人が限界で、本格的な治療には司祭がいりますね
 そこにおるドワーフの娘、レゾナンテは司祭やねんけど、できれば手はいっぱいあったほうがええ
 この村に司祭やってはる人がおればええんやけど......どうでっしゃろ、ええ人おりますやろか?」

この規模の村では、そうそう大人数のアテは期待できへんけど、いちおう聞くだけは聞いてみる

「あ、それからドウェインはんやけど、村長はんは親しいんですか?
 どないな人ですのん?
 あ、包帯まみれやけど、あれ、誰が巻きはったんやろか」

ドウェインの人となりや職も気になるし、あるいはなにか前兆が何かあったのなら、やっぱり最初に治療した人に当たってみたい

「ウチらが仰せつかってきたのは、この病気の調査です
 せやからずっとここに張り付くわけにもいかへんよって、村長はんのほうで、感染拡大の防止にがんばってくれはったら村のひとも安心なんやけど
 でも一人じゃ大変やろから、信用のおける口の硬いええ人がおったら、手伝ってもろたほうがええ思います
 具体的な方法については、必用ならウチらのほうからもなんぼかは進言できますんで」

これから話す予定の罹患者の隔離やらなんやらは、部外者のウチらじゃとうてい統制なんてできへん
頼みの綱の村長はんの顔色を見る
不安かな?
不安やろね

「いろいろ、やぶからぼうのことで驚きはったやろけど、聞きたいことあったら何でも言うてください
 ウチらで答えられることなら何でも答えますさかい」

ウチは大船の船長のように、なんでも来いって顔をして、村長はんの反応をうかがうことにした

さあ聞け、頼れ!

---------------------------------------------------------------------------------------------------


ヴェンが脅してミルがなだめる、ある意味ヤクザの手法かも

ええと、相談所で緑川さんにまとめていただいた項目のうち、対象→村長で

1.2.3.4.6.7(隔離話除く)

を話します

10.11

については、まず村長の返答と態度を観察してみたいです

5.8.についてはミルは把握してないので、グリーンリバーに引き継いでもらいたいと思います

9.12.13、7(隔離話)

は、次の投稿で村長もしくは別の適任者に聞いていきたいと思います

グリーンリバー [2014/12/08 01:04]

汎用性の高さにおいて,コントロールサウンドはウィンドボイスと一線を画す。

 バーラーと襲われた村人との会話は遮ってはいけないな。

 シルフに命じ,風を通す。

 実は俺自身,村長に伝えておくべき情報が1つ2つある。

 集中を解くわけにはいかない故,現時点ではそれを切り出すことはできないのだが......。

 ミルの交渉がもう少し進んでからとするか。

 幸いドウェインがこの村に戻ってきてから1週間程度しか経過していないと村長は言う。

 村全体について手の施しようがない,という段階ではない可能性が高まった。 


?PL欄:

 バーラーは,直接村人と会話していますので,コントロールサウンドの影響から外しますね。

 尚,サニティの目的はあくまでも 

 『村長に落ち着いてもらい,交渉をやりやすくするため』

であり,村長が感染していたら...等は無関係です。

 ちょっと言葉足らずだったかも知れません。

 申し訳ないです。

GM [2014/12/11 17:00]

「まぁ、落ち着きな。爺さん。 そう生き急ぐ必要もねぇだろ。
 俺の故郷じゃ、雄鶏の頭を噛み切った狐って話があってだな。
 こーいうときは黙って人様の話を聞くもんだぜ」

ヴェンは脅迫紛いの言葉を村長に叩きつける。

「人の話を聞くも何も、詳しい事情をきちんと話してくださいよ!」

向けられた鉾槍の鋭い刃先に、すっかり村長は震えあがってしまった。
其処で、ミルの長い口上が始まった。

「いや、すんまへんすんまへん村長はん
 びっくりしはりましたやろ、堪忍しておくれやす」

村長の手を優しく包む。
多少逞しいが、黙っていればミルは美人の類に入る。

「あ、ああ、ええ」

どうやら満更でも無いらしい。
多少は落ち着きを取り戻したようだ。

「えっと、まずこの有様の説明がいりますね
 実はドウェインはんなんですけどね、
 先刻、暴れ回って人に怪我させてたんで、さしあたり止めたんですわ
 いやや、ドウェインはんに怪我はさせてませんし、
 ドウェインはんが襲った人も、あれ、あのとうり
 今は治療受けてます」

ミルに従い向けた視線の先には、倒れ伏した村民を、
甲斐甲斐しく手当するバーラーの姿があった。

「な、成る程」

流石に村長は納得する。

「んで、そのドウェインはんが暴れ出した原因なんやけど、
 これがハッキリしてまして、『狂獣病』、いう病気なんです
 感染して悪化すると、手当たり次第暴れ出してまうってぇやっかいな病気で、
 おまけに噛んだりかぐったりされたら傷口から感染してまうって有様で、
 いやはや、ほんとにもう......」

「ドウェインが病気ですって!?
 確かにあいつは1週間前に狼に噛まれて以来、
 日に日におかしくなっていったが...」

バーラーが先刻聞いた内容を村長は繰り返した。

「実はこの近辺の村でも発病者が出てて、
 おんなじように患者が暴れて人を襲う事件が発生してまして
 いや、この村以外は同じ病気に感染した動物まで暴れ出してる始末で、
 ええ、信じられへんやもしれませんけど、ほんまですねん
 まま、そのへんは、あとで使いを出して確認してもろたらええ思います」

「より上流の村が騒がしい、という話は噂で聞いていましたが、
 この界隈でそんな話は聞いておりませんでした!」

これも事前の情報と符合する。
これは、まだ被害が出ていない地域に拡大したということに他ならない。

「今いったとおり、もう近所の村ではこれと同じか、
 もっとひどい被害が出てるんです
 そのことは領主はんにも連絡が来ててまして、
 そんで領主はんから国へ、国からオラン魔術師ギルドへ、
 てな具合に話がわたって、ウチらは魔術師ギルドに雇われてその調査に来ましてん
 ああ、ウチは魔術師ギルド所属の、ミル・モフェットいいます、よろしく」

長々と喋って、ようやく自己紹介まで辿り着いた。

「ほんまは、この村に来たらまず村長はんに会って、
 近辺の状況説明するはずやったんですけど、
 着くそうそうにドウェインはんの大暴れに出くわした、
 てなこって、怪我人もようさん出てるし、
 村長はん相手でも襲いかかる状態やったもんで、
 事後承諾になってもうたんは堪忍してください」

「そういう訳だったのですね。ようやく理解しました。
 ドウェインの奴を止めてくださり有難うございます」

村長はすっかり落ち着きを取り戻したようだ。
むしろドウェインを静止したことに謝意を述べた。

「ウチと、そこで治療してるバーラーはいろいろ病気の知識もあるもんで、
 ようよう見たら感染してるか判別がつきます
 んでこっちのグリーンリバーは精霊使いなもんで、
 やっぱり感染者のことが解ります
 実はさっき村長はんに 『怒りっぽくなってないかー』 て聞いたんは、
 村長はんに初期症状出てへんか確かめたかったからなんです
 でも村長はんは、ウチの見立てじゃまだ感染してへんから、
 そこは安心してください」

「そうなんですか、よかった...」

村長は、ほっと胸を撫で下ろす。
この辺りは、上手くごまかしつつまとめた。
文字通りの口八丁だ。

その後、ミルは狂獣病の症状について詳しい説明を行った。

「暴れ回るってのは、実はこの病気の末期症状なんで、
 ドウェインはんがここまで悪化する時間があったってことは、
 他の人ももう何人か感染してるかもしんないんです
 せやからどうにかして村の人で感染してる人を調べたほうがええですね
 また暴れ出す人が出るかもしらんし、それが複数人ってこともあるし、
 なにより移る病気や
 大元の感染源については......なんか思い当たることある、グリーンリバー?」

しかし、グリーンリバーは答えられない。
ので、ミルが話を続けた。

「さしあたっては、一旦感染したら治療は難しいんですけど、
 精霊魔法で一時的に眠らせて進行を止めることはできます
 けど、それができるのはせいぜい数人が限界で、
 本格的な治療には司祭がいりますね
 そこにおるドワーフの娘、レゾナンテは司祭やねんけど、
 できれば手はいっぱいあったほうがええ
 この村に司祭やってはる人がおればええんやけど......
 どうでっしゃろ、ええ人おりますやろか?」

「マーファの神官はおりますが、残念ながら魔法はそれほど...」

村長は表情を陰らせる。どうやら第1階位までしか使えないらしい。
魔法の使い手自体が稀有な存在なのだ。仕方ないことではある。

「あ、それからドウェインはんやけど、村長はんは親しいんですか?
 どないな人ですのん?
 あ、包帯まみれやけど、あれ、誰が巻きはったんやろか」

「ドウェインは村一番の猟師です。
 包帯を巻いたのは彼の妻です...私の娘ですが」

村長の表情が更に曇った。

「実は、一昨日いきなり激怒したドウェインの奴に噛まれています。
 他、様子を見にきた神官も引っかかれました。あと親しい者が2人...」

つまり、村の住民で他に感染の可能性があるのは4人ということだ。 

「ウチらが仰せつかってきたのは、この病気の調査です
 せやからずっとここに張り付くわけにもいかへんよって、
 村長はんのほうで、感染拡大の防止にがんばってくれはったら
 村のひとも安心なんやけど
 でも一人じゃ大変やろから、信用のおける口の硬いええ人がおったら、
 手伝ってもろたほうがええ思います
 具体的な方法については、必用ならウチらのほうからもなんぼかは進言できますんで」

「いろいろ、やぶからぼうのことで驚きはったやろけど、
 聞きたいことあったら何でも言うてください
 ウチらで答えられることなら何でも答えますさかい」

「有難うございます。村民で感染者が居るかを、
 調べて頂くことは出来ますでしょうか。
 こちらこそ協力出来ることはしますので...」

ミルの言葉に村長は頭を深々と下げる。
どうやら、信頼は得られたようだ。

===================================

【GMより】

進行出来るタイミングが噛み合わず、こんなに遅くなり申し訳ない!。
此方はCルート、ミル、ヴェン、バーラー及びグリリバのルートになります。

レスがとんでもなく長くなったので、ミルへのレスのみ先に返しますね。
グリリバとバーラーに関してはカテゴリを移してからにします。
今しばらくお待ちを!

感染疑いはドウェインの妻(=村長の娘)、マーファ神官、他2名でした。
ドウェイン込みで7名、ということですね!

[ステータス管理]

○ミル      HP 14/ 14 MP 01/ 16 集中 
(迅鉄      HP 05/ 05 MP 05/ 05 暗視) 
○ヴェン     HP 16/ 16 MP 16/ 16 
○バーラー    HP 18/ 18 MP 15/ 15
○グリーンリバー HP 19/ 19 MP 15/ 19 赤外視
●ドウェイン   HP 15/ 15 MP 15/ 15 完全拘束

[購入・消費物管理]

○ヴェン
・エール代:5ガメル消費
・ロープ:10m消費
○バーラー
・銀の矢12本セット購入:50ガメル消費
○グリーンリバー
・魔晶石3点2個購入:1800ガメル消費
・琥珀にドライアードを封印

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