行動開始

「おお!見ろよモーリス、なかなかいい部屋だぜ。
温泉も入れるんだろ?こんな宿にタダで泊まれるなんて俺たちついてるな!」
部屋についた直後荷物をおろし、今回の仕事の相棒であるモーリスを呼び寄せた。
「露天もあるし、どこか温泉で汗流したらなにか見に行こうぜ。面白いもんがあるかもな」
まるで旅行に来てるかのようにはしゃいでいるが、さっきも言ったように仕事であって旅行ではない。
もっとも、旅行並みに楽しむつもりでは有るが。
事の一端は、賢者の学院からの依頼から始まった。
遡ること数日前...
俺はとある依頼を受けた。
依頼内容は、温泉街ノートンに在住している導師に荷物を渡すこと。
そして今回の仕事には同行者が居る。
>「モーリス・アバックです。よろしくお願いします......」
「俺の名前はエーリアンだ、よろしく頼むぜ相棒!」
第一の印象としては...そうだな。
辛気臭い男...か?酷い言いようだが初対面じゃそんなもんだ。
最初の方は予想通り、会話が弾まず微妙に気まずくなったりしたが大した問題じゃあない。
そりゃあ短い間とはいえ苦楽を共にしたんだ、お互いの性格は何となくわかってる。
俺と比べてモーリスは慎重だ。ちょいと頭が硬いが、細かいとこまで気がつくから頼りになる。
そのせいもあってか、大した問題もなくノートンまでやってこれた。
後は帰るだけなのだが、導師の好意で立派な宿を手配してもらったのだ。
モーリスも温泉が楽しみということで、俺達は早速温泉へと向かった。
スタンダートな温泉・足湯・露天風呂...美人になる湯とか英雄になれる風呂に
果ては痺れる風呂とか真っ黒な風呂とか釜みたいな風呂まで有る。
痺れる風呂の仕組みが凄く気になるが、細かいことは考えないほうがいいのかもしれない。
「まぁ、最初はシンプルに普通の温泉だよな
んじゃ早速...」
入浴しようと服に手をかけたその時。
>「きゃああああああああっっっ!!!」
「うおっ!?何だ何だ?
女湯の方からか?」
思わずびくっとなり、悲鳴の聞こえた方を見る。
どうやら女湯から聞こえたようで間違いないらしい。
>「どうしました! 何かありましたかッ!」
モーリスが更衣室の外から大声で呼びかけている。
まぁ、このまま女湯に突撃するのもマズイしな...色々と。
「何かあったのかー!返事してくれー!」
一応呼びかけてみるが、返事がない場合は入ったほうがいいか...?
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PL・とりあえず安全牌
しかし状況次第では飛び込む覚悟!
呼びかけても返事がない場合は
「10秒数えたら入るからな!」とか何とか言って入っていきます。
もし「人が死んでる!」とかだったら即座に入ります。
入ったけど何でもなかった場合は...まぁお約束でボコられつつモーリスに助けを求めましょう!
ちなみにエーリアンは武器鎧無しの完全私服モードです(浴衣があったら浴衣
温泉への知識 2d6+4 Dice:2D6[1,6]+4=11
せっかくだし、魔晶石も買おう 1d3 Dice:1D3[2]=2
というわけで、2点分の魔晶石を一つ買います! 400ガメルでしょうか?
その他雑多な物として油を2瓶購入致します。