Sword World Web 5 セッションサイト

快諾

エーリアン [2014/12/07 13:10]

>「私...私はコンスタンツと言います」

「コンスタンツか、いい名前だな
 よろしくなコンスタンツ」

それにしても、様子を見るに温泉からわずかながら意識はあったようだ。
...うん、やはり悪いことはするもんじゃないな。そんな卑劣なことしたりしねぇけどよ。

>「湯船から出て、着替えようと脱衣場まで向かったら、
>何かが物陰で動いていたように見えて。
>気になって覗きこもうとしたら、後ろからぶすりと刺されて。
>そうしたら、身体が動かなくなったんです...」

何かが物陰で?
あまりジロジロとは見なかったが、脱衣所に隠れるスペースなんてあったろうか?

>「脱衣場で?誰かが隠れていた?」

衛視さんも怪訝な顔をしている。

「なんか誤解されそうな言い方だが、コンスタンツを運ぶときに見た感じじゃ
 隠れられるようなスペースはないように感じたぜ、少なくとも俺みたいな奴はな」

よっぽど小さい生き物かまたは...透明になれるやつでもない限り無理だろうな。
こんな温泉街にそんな奴が居るかは別として。

>「そうだわ!私の衣類と荷物は何処でしょうか。
>私の大切な首飾りが!」

それにしてもコンスタンツはエライ慌て様だ。
男だったらいま着てる服さえあればどうにでもなるが、
女の子だったらそうは行かないのかもしれないな...
口に出したらデリカシーが無いとか言われそうだから黙っとこう。

>「きっと今頃は衛視が現状確認している頃だ。
>行き先は伝えておいたから、間もなく届くと思いますよ」

衛視さん曰く、もうすぐ荷物は到着するようだ。
コンスタンツも少しは落ち着いた様子だし、少し話でもしてみるか。

「良かったじゃないかコンスタンツ!
 もう安心だ、だからそんな顔をするなってほらスマイルスマイル!」

俺も笑顔を見せてコンスタンツを励ます、あまり気を滅入らせると体調に響くし
なによりやっぱり、女の子は笑顔が一番かわいいものな。

ーーーーーーーー

だが、状況は思ったように良くはならなかった。
>「首飾りは、ありませんでしたねえ」

従業員が荷物を運んできてくれたが、なんと首飾りはないという。
ゴタゴタで取られたか、下着ドロが持っていったか。

何にしろツイてなかったな。とコンスタンツに声をかけようとするが
袖を引っ張られる、コンスタンツの手だ。

>「そんな!あの首飾りは、私の父の形見なのに!」

「コンスタンツ...」
少し驚いたように彼女を見つめる。

>「お願いです!私の首飾りを取り戻してください!
>お礼は何でもしますから!」

必死な表情、首飾りは彼女にとってよほど大事なものなのだろう。
俺が彼女のために出来ること...そんなもん決まってる!

「了解だ、コンスタンツ。
その依頼...俺が引き受ける!」
強い眼差しでコンスタンツに向ける。

「女の子にこんな風に訴えられて見捨てるってのはぁ
 男として筋が通らねぇ、協力させてもらうぜ!チャ・ザ神の名にかけてな!」

コンスタンツの手を熱く握り、決意を表明する。
と言うか、なんか手を握ってしまった。

「まっ、まぁ...ここはチャ・ザの神殿だしな
 これも良き交流の一環ってやつよ、うむ」

勢いでコンスタンツの手を握ってしまった事が妙に恥ずかしくなり
照れ隠しのように後ろを向きブツクサとつぶやく。

「ってことでよ、俺はこの依頼を受けるがモーリスはどうするよ?
 強制はしねぇけど手伝ってくれたらすんごい嬉しいんだけどなぁ?」

気持ち悪いくらいのさわやかな笑顔でモーリスの肩を揉む。
当社比160%増の爽やかスマイルを喰らえモーリス。

======================
PL・金田一ノルマ達成&ごますり肩もみ攻撃!

エーリアンは義理人情的にこういう性格なので依頼を受けます!
報酬に関しては重要視していません。
場合によってはタダでも働きます

あくまでエーリアンは!なのでその辺はご了承下さい。

質問は盗んだ相手に心当りがないかとか宿泊先はどこかとか、あたりからでしょうかね?

※一応、プリースト的には「ボウ」したことになるのかな?