過去への挑戦

聞き込みをしているとエーリアンが走ってくるのが見えた。聞き込みぐらい一人でできるだろうし、起こすのも悪いと思ってそのままにしておいたのだ。
>「おーい!モーリスー!ふぅ、やっと追いついたな...
> 悪かったな、眠っちまってよ...そのかわりじゃあないが」
>モーリスに温かい飲み物を手渡す。
>「ずっと外にいたんだろ?まぁ、何も言わずに受け取ってくれ
> ここからは俺も参加するから、大船に乗った気持ちでな!」
「ありがとうございます」
飲み物を受け取る。
こういう好意は嬉しい。
一人でもできるとは思ったが、二人だとだいぶ違ってくるだろう。
>「なぁ、モーリス。
> 毒の種類とかは見当がついてるか?」
「毒の種類ですか。
思い至るのは、ブルー・ネイルくらいですね」
>「そうか...ちょいと遅いが学院の先生のこと覚えてっか?
>温泉特有の鉱物や動植物の生態を研究しているって言ってたよな、もしかしたらなにか分かるかも知れねぇぜ」
「導師......あの導師様ですか。
そう言えば、確かに......」
思いつかなかった。
確かに、聞いて見るには適任だ。
「いいアイデアです、エーリアン。後で訪ねることにしましょう」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
衛視代理と呼ばれた。
「そういう言い方はやめて下さい。こちらは依頼を受けた冒険者です」
公的機関の者と誤解されては困る。
まあ、殿をつけるくらいなら、いい。
さておき、現場の調査はさせてもらうことにした。
素人の私が見てわかることが、どれほどあるのか......。
依頼人が倒れていた場所に向かう。私はそこに、コンスタンツの虚像を思い描こうとした。
「エーリアン、コンスタンツさんが倒れていたのはどこですか。ちょっとコンスタンツ役をやってみてください......」
言うまでもなく私は犯人役をやるのだ。
事件の状況を再現してみる。
犯人がどこに潜んでいたかの目星がつくはずだ......。
コンスタンツはこう言っていた。
「湯船から出て、着替えようと脱衣場まで向かったら、
何かが物陰で動いていたように見えて。
気になって覗きこもうとしたら、後ろからぶすりと刺されて。
そうしたら、身体が動かなくなったんです...」
脱衣所で物陰が見える場所にコンスタンツはいた。
そして、犯人はその反対側にいたということになる。そこには隠れる場所があるはずだ。
何かが動いたという物陰、犯人の潜んでいた場所、これらを割り出して、見ておくことにしよう。
PL:
脱衣所に入り、事件の状況を再現。犯人の潜入場所と、何かが動いたという物陰を調べます。
そのあとは導師を訪ねようかと思ったのですが、午後九時を過ぎているくらい遅い時間なら、明日にします。
メイジスタッフを所持します。
必要かなと思ったのでダイスを振っておきました。
ブライト@モーリス?:?2D6 → 4 + 6 =?10?(12/18-19:23:55)
ブライト@モーリス?:?2D6 → 3 + 2 =?5?(12/18-19:23:54)
ブライト@モーリス?:?2D6 → 1 + 4 =?5?(12/18-19:23:53)