新しい冒険の始まり......楽しみ!

前回の仕事を終えて、あたしはこの町に来た。
気持ちいい町だね、何が待ってるかな♪。
しばらくはジョージさんところに泊まって、依頼を待つ。
その日、店にいたのは、あたし以外に3人だ。
一人は小柄なエルフの魔法使い。一人は......多分あたしと同業かな?
あたしはのんびりその3人の方を観察しつつ、ご飯をのんびり食べていた。
そこにジョージさんがやって来た。
>「何だ何だお前さんたち。暇そうにしてるじゃねえか!
> そんなお前さんたちに素晴らしい依頼を持ってきたんだ。
> 何と!男子禁制、女性のみの依頼だ」
「はい? 依頼? 男の子が駄目って、珍しいですね?」
あたしはきょとんとジョージさんを見上げる。
そして次第にワクワクしてくる。
今度はどんな依頼なんだろ?
>「依頼人は身元がしっかりしている。お貴族様だ。
> しかも払いがしっかりしているんだ」
「貴族のお嬢さまの依頼かあ、それは楽しみ♪」
あたしはにっこり微笑んだ。
前回の依頼も貴族のお嬢さまからの依頼だったけど、お嬢さま、素敵な人だったもんね♪。
今回もきっと依頼人、いい人だよ!
あたしは同じ依頼に行く二人を見た。
「こんにちは! あたし、リノ・キャロルです! どうか宜しくお願いします!
同じ依頼になるのは初めてですよね?
あたしもまだまだ冒険者として若輩ものですけど、しっかりがんばりますから!」
あたしは笑顔で二人に挨拶した。同業かな、と思う女の子にも、一応、盗賊の符丁で、「よろしくおねがいしまーす♪」、と挨拶をしておく。
これで挨拶は大丈夫かな?
そして......勿論、この依頼、断るつもりはない。
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>「遠方より遥々、ようこそお越しくださった。
> 私がコールテンだ。このノートンを預かっている」
うわ、素敵な人!
あ、あたし、声に出して言ってないよね、大丈夫だよね!?
隣の奥さんも綺麗だし、ほんと、仲良さそうな夫婦だなあ。
憧れちゃう♪。
>「そして此方が私の妻」
>
>「マルグレーテですわ」
「あたしはジョージさんの店から来ました。リノ・キャロルです!」
慌ててぺこんと頭を下げる。
今の、礼儀的に、大丈夫だったかな??
ちょっと不安......。
>「依頼内容というのは...妻を秘湯まで連れて行って欲しいのだ」
あ、なるほど。今回の護衛対象はこの若奥さんなんだ♪。
ぺこん、と今度は若奥さんに向かって、元気良く頭、下げる。
礼儀的にはわからないけど、愛想いい方がきっと相手も気持ちいいよね♪。
>「私の道楽にお付き合いくだされば、貴女方も更に美しくなれましてよ?」
綺麗かあ......。
「確かに、美容効果も興味あります♪。でも、やっぱりそれ以上に、温泉そのものが楽しみです。だって、温泉、気持ちいいですし♪」
もーう、温泉楽しみ! 幸せいっぱーい!
あたしからの質問は温泉の効用......じゃなくて......あ!
「今回はお忍びの旅なんですよね? 変装とかはしなくて、いいんですか?」
あとは魔晶石、買っておこうかな。
あたしからは、これくらいだよ!
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【PLより】
魔晶石、3点のをなるべく多く買っておきたいです!
ただ、「3点までの魔晶石を1d3個まで購入可能」というのが、一人でなく、パーティ単位の場合は、リノはまだ現時点では3点の魔晶石は使わないので、他の人に購入する権利は渡しますね!
質問についてはわたしから思いつかないので、わたしはこれくらいで!