いざや行かん秘境の湯
「1人はガタイのいい青年だったよ、エーリアンとか言ったか。
もう1人は第1階位を修めているモーリス君だ。
君もオランの学院在籍なら知っているんじゃないだろうか」
「私も親しいわけではありませんが、顔くらいは」
なんでもエーリアンの方は虎を倒したとかなんとか。
モーリスの方は......顔は見たと思うんだがな。話したことはなかったような気がする。
ともあれ、連中は単に定期連絡をしに来ただけのようだ。特に問題があるものではあるまい。
あの後宿に戻って情報を交換し、ついでに温泉に入ってきた。下着ドロだの気絶だのと妙な事件があったようだが、まあ私達には対して関係がないな。
どうせ下着なんぞ適当に買ったもので予備もある。盗まれたとて上着を着てれば見えるものでもない。
気絶は......湯あたりでもしたのではないかな、多分。
で、まあ肝心の温泉についてはよく分からん。気持ちよかったが、精霊力以外で普通の風呂との違いを見つけられなかった。
まあ、特に沸かさんでもお湯であるというのは良い。オランにも湧けば良いのに。
* * *
「お待ちしてましたわ」
翌朝、準備を整えて集まると、すでに子爵夫妻が来ていた。
見れば子爵夫人は革鎧をまとった戦士の装いをしている。腕に覚えがあるというのは本当のようだ。
「びっくりされましたか?
私、お洒落やお化粧も好きですが、
それと同じ位、野外散策が好きなのですよ」
「うむ......ええ、驚きました。ですが安心です。
その様子を見るに、自然散策も問題なくこなせそうだ......ですし」
実際問題、体力のない私よりも安心ではなかろうか。
強そうだし。
「それでは参りましょう!
貴方、あまり根を詰めないでくださいね。
もっと美しくなって帰ってきますから」
「ああ、待っている。お前も無理はしないよう」
ええいイチャつきおってからに。
私だって、あと100年くらいのうちには......いや、それは良いんだ。衛視長のことなんて考えてないぞ。本当だからな。
「さて、ところで出発前に決めておきたいのだが。
隊列なんかはどうする?」
頭を振って余計な考えを追い出し、皆に提案する。
特に危険がなさそうだとはいえ、全く無警戒なのはよろしくない。
私としては私を真ん中辺りに入れて欲しいが、かといって護衛対象を端に据えるのもな......。
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PL:配管
というわけで相談の提案を。
隊列を決める必要性と、どの程度固めるべきかを考えたいです。
ちょっとふわっとした感じでも良いかもしれませんが。
ダイスです。
配管@アイナティート : ダイス1 2D6 → 3 + 4 = 7 (11/30-20:02:58)
配管@アイナティート : ダイス2 2D6 → 5 + 5 = 10 (11/30-20:03:04)
配管@アイナティート : ダイス3 (11/30-20:03:08)
配管@アイナティート : 2D6 → 6 + 2 = 8 (11/30-20:03:10)