会議は踊る

作戦会議が、村長さんのおうちで続いている。
あたしは勿論、真剣に、その話を聞いていた。
ダークエルフといえば、あたしにとってもかなりの脅威だ。
村人をその脅威から、守りたい。マルグレーテさまを守りたい。仲間を守りたい。
>「ホブゴブリンに関しては、わたしは以前に戦ったことはあるけど、
> ゴブリンより少し強いし硬いけど、魔法とかは使わないし、魔法に弱いね。」
>「それなら私に任せるがいい! ......その代わりダークエルフの方を相手するのは難しいがな。
> なにせあの性悪どもは魔法に対する抵抗力が強いのだ」
アイナティートさまの言葉を聞いて、あたしは元気良く言った。
「でしたら、ダークエルフは前衛の仕事ですね。わたし、頑張りますっ!」
内心はかなりびくびくなんだけどね......。
ここは自信ないなんて、言ってる場合でない!
あたしたちで、何とかするしかないんだし!
>「ちょっと物騒ごとが増えたけれど、
> ご一緒して頂けるかしら?貴女たちの力が必要なのです」
>「うむ、この超魔術美少女妖精私に任せておくが良い! ......おっと。つい素が」
アイナティートさま、頼りになる。これほど、仲間を心強く感じたことはないよ!
あたしもマルグレーテさまをしっかり見た。
「はい、勿論、協力します! あたしたちにもどうか、手伝わせてください!」
>「それに、せっかく此処まで来たのですもの。
> 女の楽しみを邪魔する無粋な輩に、思い知らせてやりましょう」
>「はい。
> 私の魔法で連中を見事征伐して見せましょう!」
「わたしも分かりました! 偵察任務、頑張りますっ!」
それからアイナティートさまにおずおずと釘を刺す。
「あの......あたしたちの仕事は討伐でないですからね? 偵察ですからね?
対峙出来るならそれに越したことないですけど、まずは生きて情報を得ることを第一に考えましょう?」
それとも、アイナティートさま、実は凄い魔法使いで、このくらいの妖魔、一瞬で焼き払えるのかな?
でも、うん、安全第一! アイナティートさまがもし危うくなってもあたしが助ける!
>「さて、偵察をするにしても打ち合わせは必要だ。
> たとえば私は野外活動の技能は身につけていないから、偵察の際はシャルロットたちより距離を取る必要があるだろう。
> それと、猿どもは温泉に住み着いたと聞いたが、ダークエルフはどこで目撃されたのだ、村長?
> そちらも温泉に住み着いたというわけではなかろうし、探すにしても漠然と山狩りするのでは発見するのが難しいからな」
「距離の点は了解です。
あたしからの質問は、そのホブゴブリンとダークエルフの人数、分かりませんか?
それと、この辺りの詳しい地図があったら見せて欲しいです。
あとはこれからの話合い次第で直ぐ、偵察に行くというのでなければ......。
「もし、直ぐ偵察にいかないのでしたら、この村でしておきたいことがいくつかあります。
そのホブゴブリンとダークエルフを目撃した人とお話させてもらえませんか?
あと村の周囲の地形とか配置とかも、一応、確認しておきたいです」
これくらいかな?
話の後半は、あくまで迅速に動かない場合はだけど。
でも、この様子だと、直ぐ偵察にいきそうだから、後半のことは多分、してる余裕ないよね......。
でも、森でいきなり狼さんたちが襲ってきたのは、この凶暴化と何か関係あるのかな?
うーん、うーん、多分、わからないだろうけど、あたしの知識を探して......。
うん!
こんな感じだね!
あたしからはこれくらい!
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【PLより】
わたしも打ち合わせに答えます!
あと、ヒラメのセージチェックの知識判定で、動物を凶暴化させる人為的(妖魔的?)な手段について、考えてみました。
それと予備ダイスもふっておきました!
15:12:15 たまの@リノ ≫ 動物の凶暴化のセージチェック、ヒラメ 2d6 <Dice:2D6[4,3]=7>
12:02:31 たまの@リノ ≫ 予備1 2d6 <Dice:2D6[5,2]=7>
12:02:40 たまの@リノ ≫ 予備2 2d6 <Dice:2D6[4,6]=10>
12:02:46 たまの@リノ ≫ 予備3 2d6 <Dice:2D6[3,5]=8>