【C02-01】感染源X。

「ドウェイン様は狼に噛まれた後に普通ではなくなったのですわね」
バーラーは手当は緩めず、話を続ける。
「狼はこのあたりによく現れますの?」
「あんまりは見かけなかったなあ。
普段はもっと奥に居るもんなんだが。ドウェインと驚いたもんだよ」
痛みを堪えつつ、村人は答える。
「川上には何かありますかしら?狼の被害が出ていなければよいのですが?」
「川上のほうでは動物が暴れている、とか人が襲われている、
なんて話はあったよ。でも、この辺りには無かったんだ」
丁度、ミルが村長から聞き出した内容だ。
「もっと川上に向かうと、木々が枯れた渓谷がある。
うっかり行くと煙を吸い込んで危なくなる場所さ。
滅多なことじゃ行かないよ。遺跡もあるらしいし、
怪物も出るって噂じゃ。最近も出たそうだしな」
加えて、気になることを口にする。
「村や小屋など、どなたか住まれていたりしますかしら?」
「ここほどではないが、まばらに村はあるよ。
後は変わり者が1人暮らししている位かな」
ちょっと自分には覚えがないけどな、と付け加える。
「皆様の手当てがすみましたら、癒しの笛の音を聞いていただけますかしら?
もう少しよくなると思いますわ」
「そんなことが出来るのか。是非お願いしたいね!」
呪歌のことは知らないが、この村には幸い魔法が使える神官が居る。
そういた癒しの手段については理解がある様子だった。
「ドウェイン様は、綺麗な井戸水で傷の手当をしておられましたかしら?」
「洗ってたよ。川まで行くには距離があるからね」
井戸水で傷口を洗い流していたようだ。
***********************************
一方、村長とミルたち。
「もしよければ、村人を此処に集めて参りますので、
順番に見てやって頂いても宜しいでしょうか。
そして、ドウェインを含めて、
病気に掛かった者に処置をお願い出来ますでしょうか...」
即効的に癒す手段が無いことは理解したようだ。
ひとまずは進行を食い止めるだけでも。
村長の表情には必死さが伺える。
===================================
【GMより】
ではカテゴリを移動しました!
此方はCルート、ミル、ヴェン、バーラー及びグリリバのルートになります。
バーラーはグリリバの宣言を受けて、情報のやり取りが可能になりました。
これで自由にやり取り出来ますね!
さて、村長から村民の感染チェック&被感染者への≪スリープ≫を依頼されました。
やってくれますか?
この他、村長含め村民からまだ情報が得られるかも知れませんよ!
[各種判定結果]
○<コントロール・サウンド>対象変更:グリリバ
宣言受領しました。バーラーとのやり取りが可能になりました。
○≪ヒーリング≫:バーラー
本文の通り、可能なら是非!との回答を得ました。
ですが、一度宣言をしてしまうとしばらくかかりっきりになるので、
(=喋れない)ご注意くださいませ!
[ステータス管理]
○ミル HP 14/ 14 MP 01/ 16 集中
(迅鉄 HP 05/ 05 MP 05/ 05 暗視)
○ヴェン HP 16/ 16 MP 16/ 16
○バーラー HP 18/ 18 MP 15/ 15
○グリーンリバー HP 19/ 19 MP 15/ 19 赤外視
●ドウェイン HP 15/ 15 MP 15/ 15 完全拘束
[購入・消費物管理]
○ヴェン
・エール代:5ガメル消費
・ロープ:10m消費
○バーラー
・銀の矢12本セット購入:50ガメル消費
○グリーンリバー
・魔晶石3点2個購入:1800ガメル消費
・琥珀にドライアードを封印
[次回進行に際してお願いしたい事]
○村長の依頼に応えるか否かを宣言ください。
○聞きたいことがあれば、何なりと!
○その他、やりたいことがあれば何でもどうぞ!
この記事への返信は「感染源X」にチェックを入れて投稿してください。
上位カテゴリ「C:調査」へのチェックは不要です。