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【C02-04】妖精の名は。

GM [2014/12/31 10:20]

出立する間際、バーラーは村長に尋ねる。

「村長様、川上に一人で住んでいらっしゃる方をご存知かしら?」

「ああ、その人物のことですか。
 しばらく音信不通だから忘れておりました」

村長ははっとした表情になる。

「ご存知であれば、どんな方で、どこに住まれているのか
 教えていただけると助かりますわ」

「はい。森妖精の魔術師、しかも女性という変わった方でした。
 山奥の遺跡について色々調べたい、ということで。
 誰も使っていなかった小屋を1つ、使わせて欲しいと言うことでした」

村長は、ゆっくりと思い出しながら語る。

「彼女は夏の終わり頃にふらりと現れました。
 名前は、確かアイナティートと仰ってました。
 よく笑う、愛想のよい方でしたねえ」

ミルとヴェンの脳裏には、衝撃が走ったことだろう。

「山の上のほうはもっと大変なことになってそうですね。
 無事だとよいのですが...」

少なくとも、村長の言葉に嘘は無さそうだ。

「それやったら、地図みたいなもんあるとええんですが、どないですか?」

ミルが村長に尋ねる。

「はい、分かる範囲のものでよければ」

村長は自宅からトレンド村近辺から奥地までの地図を持ってきてくれた。
ミルたちが所持しているものよりも、詳細が描かれたものだ。
しかし、深奥部についてはそれ程詳しくない。

「渓谷。そう。木々が枯れた渓谷なんだが...。
 うっかり行くと煙を吸い込んで危なくなる場所らしいな。
 そこへは歩いてどのくらいかかる?」

グリーンリバーは猟師に質問する。

「歩いて2日程でしょうか。
 獣も近づかない領域です、村の者も誰も近づきません」

怪物と思しき存在の目撃もあると言う。
尤も、これは曖昧な証言の積み重ねらしいが。

「井戸の水。 貰って行くぜ」

「どうぞ、幾らでも。これ位しか出来ることがありませんから」

ヴェンの要請に、村長は快く応じてくれた。
ついでに食糧も、十分な量を供出して貰うことが出来た。

グリーンリバーは井戸水の精霊力を確認する。
幸いなことに、精霊力の乱れは感じられなかった。

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【GMより】

お待たせして本当に申し訳ありませんでした。
此方はCルート、ミル、ヴェン、バーラー及びグリリバのルートになります。

村での行動についてのレスなので前のカテゴリに投下しますね。
バーラーの質問に村長は結構なことを答えました。
ミルとヴェンにはかなりの衝撃ですよね(笑)

渓谷までは歩いて2日ですが、地図には詳細は描かれていません。
ですが、辿り着くまでは簡単に出来るようです。

水と食糧は村でたっぷり入手したことにしましょう。
計算面倒くさいので...

[ダイスチャットからの添付]

今回は無し!

[ステータス管理]

○ミル      HP 14/ 14 MP 14/ 16 
(迅鉄      HP 05/ 05 MP 05/ 05 暗視) 
○ヴェン     HP 16/ 16 MP 16/ 16 
○バーラー    HP 18/ 18 MP 15/ 15
○グリーンリバー HP 19/ 19 MP 03/ 19 赤外視
○レゾナンテ   HP 21/ 21 MP 22/ 22 暗視

[購入・消費物管理]

○ミル
・羊皮紙:3枚消費
トレンド村周辺の地図貸与
○ヴェン
・エール代:5ガメル消費
・ロープ:10m消費
○バーラー
・銀の矢12本セット購入:50ガメル消費
○グリーンリバー
・魔晶石3点2個購入:1800ガメル消費
・琥珀にドライアードを封印

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