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daily life

ヴェン [2015/01/31 13:34]
裏通りの繁華街。夜のない街の片隅にその店はある。?
飾り気のない無骨な扉の向こうは、所狭しと剣や鎧が置いてあり、そこは武具屋というより物置に近い。その店は【灰壁】という。?
?
「よぉ、エド。久しいな。
 漁らせて貰うぜ」
 
新しい短剣を求めた。 保存食の干し肉の塊を1食分に切り分けるためだ。
?
例の一件で、ほとんどの品をソフィに渡してしまい。
短剣も失ってしまった。 
?
短剣を失ったことで保存食を食べるのに、難儀することがわかったからだ。
?
短剣を物色していると、床に投げ捨てられて錆びた大柄の鉈が転がっているが、目に付いた。
?
「やけに黒ずんでんな...」
?
大鉈について店主に聞くと、刑執行人が愛用していたと言う断頭用の斧という。
?
「ハッ おもしれぇ? この黒ずみは撥ねてきた罪人の血のせいか。
  その持ち主は、なんで無駄に銀を使ったんだ?」
  
銀製なのは、首を落された罪人が不死者となって蘇らないように、という皮肉を込めたという。
?
「クハハハッ、気に入った。」
 前の主はイカレタ奴だったらしい。
 「こいつも貰うぜ。」
 
店主から首斬り包丁と粗末な短剣を頂く。
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シモン
?エドワードのことをエドと呼んでます。確か、灰壁の主人はエドワードでしたよね。
首斬り包丁購入の経緯をちらっと書いてみました。
湯煙楽しかったです。
ワクワクするような冒険をしたいですね。 では また!
お疲れ様でした。