新たなる伝説
エリオールが虹色の閃光に包まれた数瞬後、
その衝撃から各々が目覚めた始めたその時。
ふぁぁぁぁぁ...
それはそれは盛大な生欠伸が鳴り響いた。
その余りの緊張感の無さに、何人かは腰砕けた事だろう。
「...竜は、目覚めました」
何時の間にか伯爵達の近くまで戻ってきたミナが宣言した。
そう、鼾では無い。欠伸だ。
「...と言う事はつまり...」
その場に居た誰かが呟いた。
ぬおおおおおっ
夕闇を背に、ゆっくりと巨大な影が起き上がる。
朱に染まる視界が、闇に閉ざされる。
『アアアアアアア、ヨゥク、寝タナア...』
圧倒的な声量を誇りつつも、巨躯に似合わず何処か垢抜けない声質。
発せられたのはリザードマン語であった。
―――こうして【泣き虫】ビューイは、数百年の眠りから目覚めた。
***********************************
『.........』
ビューイはその長い首をゆっくりともたげ、周囲を見回した。
目は半開きで、口からはだらしなく涎が垂れている。
『.........』
どうやら、まだ意識は完全に覚醒していないようだ。
状況の把握を、一生懸命にしている様にも見える。
『.........、!?』
表情が一変した、ように見えた。
瞳孔が開き、口が大きく開かれる。
『此処ハ人間ノ...街...何デ?』
そう呟くと、大粒の涙をぼたぼたと流し、嗚咽した。
『苛メナイデ、苛メナイデヨォ!!』
頭を抱えてうずくまる。
最強の生物たる竜の情けない姿に、一同はただ唖然とするしか無かった。
***********************************
『...そうか、僕はまた、戻ってきたんだね...』
最初にビューイに話しかけたのは誰であったか。
人間との会話に際し、ビューイは下位古代語に言葉を切り換えた。
この辺り、見た目と性格はアレでも、
知性は老竜にふさわしく豊かなのが証明される。
『僕をよってたかって苛めた
カストゥールの奴らはもう居ない。
だけど、エルミナートもディーノも
ハルディオも居ない...』
挙げた名前は伝承に残る友好的な魔術師達の名前だろうか。
ビューイは意気消沈といった様子だ。
『僕には友達が居ない...
皆僕を恐れるし、せっかく仲良くなっても、
皆先に死んでしまうんだ』
背中を丸くして首を落とす。
この言葉には、深い悲しみが滲んでいた。
『それに、僕のせいで街をこんなにしてしまった』
ビューイはますます縮こまる。
「そうだ!この落とし前をどうしてくれる」
「償え!死んで詫びろ」
「お前さえ居なければ、お前さえ居なければ!」
ビューイが気弱だと分かって気が緩んでか、
市民達はこぞってビューイを一斉に非難し始めた。
先刻のミルの説得も眼前の怒りですっかり吹き飛ばされた格好だ。
『う、うぁぁぁぁぁん!
ごめん、ごめんよぉぉぉぉぉ』
ビューイは滝のように涙を流し、泣き伏せる。
そのやかましさたるや凄まじく、それがまた市民の激情を煽る。
「ほ、本当にはた迷惑な奴だ!」
「出て行け、一刻も早くこの街から出て行け!」
市民達は怒りに冷静さをすっかり失い、再びビューイに詰め寄らんとする。
『ひ、ひぃぃぃぃ』
ビューイが頭を抱えてうずくまる。
冒険者達は、この状況にどのように行動したであろうか?
===================================
【GMより】
ビューイが目覚めてから再度市民が暴発寸前になるまでです。
[各種判定結果]
今回は無し!
[備忘録]
○1ゾロ
アイナティート:2回
マーク :1回
ナリス :4回
ジュリア :1回
ミル :1回
マーク :3回
○撃破
ナリス :オーガー1体50点、ゴブリンロード1体40点
マーク :ゴブリン4体80点
○支払い
アイナティート:60+60ガメル
ストレイ :100+60+50ガメル
ミル :50ガメル
○収入
ミル :120ガメル
追加報酬 :総額3900ガメル
○消費
ミル :羊皮紙2枚
ストレイ :「仕事」用の地図、被害状況の地図
ライス :ダンマルク伯爵宛の紹介状
○入手
ストレイ :『星』の欠片、森の地図、竜の鱗
ジュリア :竜の鱗
アイナティート:竜の鱗
ミル :竜の鱗
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「そうだ!この落とし前をどうしてくれる」
「償え!死んで詫びろ」
「お前さえ居なければ、お前さえ居なければ!」
『う、うぁぁぁぁぁん!
ごめん、ごめんよぉぉぉぉぉ』
「ほ、本当にはた迷惑な奴だ!」
「出て行け、一刻も早くこの街から出て行け!」
・・・。
ブゥンッ・・!!
詰め寄らんとする市民の前に、棍を突き出す。
「ガタガタ、ルセぇ・・・。
いけすかねぇ・・相手が弱気と見れば、まくし立てる・・。
てめぇら、誇りってもんがねぇのか!!」
棍を地面に叩きつけ、刀の鯉口を切る。
「ダンマルクの貴族様も、補償はするってんだろ?
こいつの身の振りにも俺達に考えがある。
言われなくても、出て行くさ。
・・・。
まだ文句ある奴は、前にでろ。
コイツほどじゃないが、俺が暴れてやる。
少しは楽しませてやるぜ?」
ゆっくりと刀を抜き、一文字に構える。
**************
刀を納め、ダンマルク候に歩み寄る。
「ダンマルクの貴族様よ。
これからのアンタの仕事は、復興と教育だな。
誇りある街は、誇りある市民から・・だ。
アンタの治世の腕は認めるが、
市民が愚鈍じゃ、いずれ街が腐るぜ?」
=====================
PL 噛み付くからこそ野良犬
「そうだ!この落とし前をどうしてくれる」
「償え!死んで詫びろ」
「お前さえ居なければ、お前さえ居なければ!」
『う、うぁぁぁぁぁん!
ごめん、ごめんよぉぉぉぉぉ』
「ほ、本当にはた迷惑な奴だ!」
「出て行け、一刻も早くこの街から出て行け!」
うーん。これはマズイ流れ。このままじゃ突っかかったお馬鹿さんたちがローストビーフになっちゃうかもしれん。
やれやれ。まぁそうなったらそうなったで別にいいんだけどね。でも面倒事はできるだけだけたいし。
「あー、これお前ら・・・」
・・・。
ブゥンッ・・!!
詰め寄らんとする市民の前に、棍を突き出す。
「ガタガタ、ルセぇ・・・。
いけすかねぇ・・相手が弱気と見れば、まくし立てる・・。
てめぇら、誇りってもんがねぇのか!!」棍を地面に叩きつけ、刀の鯉口を切る。
「ダンマルクの貴族様も、補償はするってんだろ?
こいつの身の振りにも俺達に考えがある。
言われなくても、出て行くさ。・・・。
まだ文句ある奴は、前にでろ。
コイツほどじゃないが、俺が暴れてやる。
少しは楽しませてやるぜ?」ゆっくりと刀を抜き、一文字に構える。
?
・・・・・・・・・・・驚いた。こいつって怒るってことあるんだな。
俺がどんな軽口きいても笑ってるやつだったんだがにゃー。
・・・まぁ、いっか。
「あー、まぁ取りあえず落ち着きんしゃい、お前さん達。今のお前さん達には生物として当然の本能、すなわち"危機感"が足りちょらん。いいか?いかに後ろの肉の塊が情けない奴だとしても、それがお前らより弱いということでは決してないんよ。
"こいつを刺激するな"こいつは、ただの竜じゃない。エルダードラゴンなんだ。
お前らにできることは突発的な災害に巻き込まれたと思ってただ黙って、こいつが去っていくのを見送り、今までの日常に戻ること。どうだ、簡単だろう?それが俺たちか弱い人間のできることさ」
そういって肩をすくめ、頬をゆがめた。
?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ストレイ君のワイルドな一面。
?
「ふーむ。」
あの物語に出てくるビューイの描写は
子供向けに脚色されたものだと思っていたのだが。
>『う、うぁぁぁぁぁん!
> ごめん、ごめんよぉぉぉぉぉ』
「・・・まさか、そのまんまとはなぁ。」
うーん。
>「ほ、本当にはた迷惑な奴だ!」
>「出て行け、一刻も早くこの街から出て行け!」
いかんなー。ビューイが市民に軽んじられたままなのは非常に良くない。
強硬派を抑えて穏便に取り計らった伯爵の方針が後でどーこー言われかねんし。
妖精との盟約も弱くなっちゃうよーな気が。
「・・・伯爵。」
つつ、と寄って耳打ちを。
「ここは・・・・こう言う事をさせたいのですが、宜しいでしょうか?」
老竜と言う存在が如何なるものか。
その認識は正しく持って貰わないと困るんだよねぇ。
ミルの演出によるイメージが脳裏に残ってる今なら・・・
※※※※※
『ビューイ!』
古代語で呼びかける。
『確かに君はこの街の一部を破壊した。しかし、それは君の過失ではない。
それでも詫びる気持ちがあるのなら。大事なのはその後だ。そうだろう?』
ペンペンと軽く手を打ち合わせ。
『そうだな。ここは一つ、お詫びの印として、だ。
皆に綺麗な花火でも見せてあげなよ。』
中天の空を指差し。
『老竜のブレスなんてきっとここの誰も見た事ないぞー。
真上へ一直線に、派手に撃っておくれよ、ハッハッハ。』
百聞は一見にしかず。
たまには自分が蟻だと認識するのも悪くなかろーよ。・・・ケケケ。
PLより----------------------------------------------
一応、伯爵に許可を貰った上で。
老竜の実力の一端を見せて市民を黙らそう作戦。
マーク自身、市民の態度に若干ムカついてるのでその意趣返しも含む。
純粋な興味も有るし。一応、被害が出ないように真上へ撃ってね、と。
結局。
町へと戻ってきた我々は竜を起こしたのであった、まる。
△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
虹色の光の後、寝ていた竜は欠伸とともに起き上がった。
うーむ、大きいな。弛んでるせいで余計にそう見える。
そして奴は、私には理解できない言語(だと思う)で何事か呟いた後に頭を抱えて泣きだした。
これはひどいというか、本当に泣き虫なんだなこいつというか。言葉が見つからん。
『...そうか、僕はまた、戻ってきたんだね...』
しばし後、奴はまともな理性を取り戻したようで古代語による会話を行ってきた。
ふん、それなりには賢いようだな。太っていても泣き虫でも、竜は竜と言ったところだろう。
だが、余りにも......こう、弱いというか何というか。
単独で無敵の力を持つはずの竜でありながら友を求め、その友が死ぬことを嘆く。
単純な性格としては、人(私はエルフだが些末事だろう)にとり好ましいものだろうが。
挙句の果てに、
『それに、僕のせいで街をこんなにしてしまった』
なんて縮こまる竜など前代未聞だろう。
そして......、
「そうだ!この落とし前をどうしてくれる」
「償え!死んで詫びろ」
「お前さえ居なければ、お前さえ居なければ!」
などと竜に言う輩も前代未聞だろうな。
泣きながら謝り続ける竜に、それを怒り続ける人。
どうにもあべこべな情景に見えるそれは、珍しさこそあれ決して愉快なものではない。
いや、というかはっきり言って不快だ。腹立たしい。冒険者風にもっと砕いて言うなら『ムカつく』。
「ガタガタ、ルセぇ・・・。
いけすかねぇ・・相手が弱気と見れば、まくし立てる・・。
てめぇら、誇りってもんがねぇのか!!」「あー、まぁ取りあえず落ち着きんしゃい、お前さん達。今のお前さん達には生物として当然の本能、すなわち"危機感"が足りちょらん。いいか?いかに後ろの肉の塊が情けない奴だとしても、それがお前らより弱いということでは決してないんよ。
"こいつを刺激するな"こいつは、ただの竜じゃない。エルダードラゴンなんだ。
お前らにできることは突発的な災害に巻き込まれたと思ってただ黙って、こいつが去っていくのを見送り、今までの日常に戻ること。どうだ、簡単だろう?それが俺たちか弱い人間のできることさ」
ストレイやナリスもこの様子を座して見るつもりは無いようで、良かった。
これを放っておくような奴は余り好きにはなれなそうだからな。
そして当然、私も怒りを表すことを止めるつもりはない。
「喧しいわ貴様ら!」
だから、思いのままに口を開いて怒りを叫んだ。怒耳天を衝く状態だ。
もう二度とこんな町に来ることが無くても構わない、それくらいに不愉快なのだ。
他の冒険者との話で得た悪口の語彙だってフル活用してやる。
「さっきから聞いていれば何だそこの阿呆共!
償いだと?落とし前だと?寝ぼけたことを言っているのはどの口だこのノータリンのボケナスが!
この竜はただ落ちてきただけで、眠りから覚めることさえなかった......否、出来なかったのだ!
そんな状態の者に良くもそんな......!」
まあこの竜は自ら眠りを選んだのかもしれんし、当時の私も割と怒ってはいたがそれは置いておく!どうせ重要なことではない!
ええい、いい罵倒の言葉が浮かばん!
「とにかく、こんな哀れで泣き虫な大蜥蜴をさんざんぱら罵倒するその心根が気に入らん!
私はなあ、弱い者いじめというものが大・大・大......っ嫌いなんだ!」
そしてすぐに竜を向く。
市民共もそうだがこいつもこいつだ!
『大体、貴様もだ!泣き虫大長虫のビューイめが!
友がほしいのもその死が悲しいのもいいがな、一々泣くな鬱陶しい!泣くなら泣くでもっとここぞという時に泣かんか!
貴様の声はものすっごく喧しいのだ!私の長い耳には特にな!そうホイホイ泣かれてはたまったものではない!
大体竜である貴様が人間ごときに詰め寄られて泣くとはどういう了見だ!泣き虫ではなく怖がりにでも改名するか!?』
一息つく。
『......優しさは美徳だ、だが貴様のそれは優しさのみならぬ、怯懦であり、弱さだ。泣いてばかりで事態が解決することはない。
貴様には泣く以外に出来る事がいくらでもあるだろう、エルダードラゴン。
貴様の古代語魔法も、竜語魔法も、そしてその巨大な体も。人間には出来ぬことを容易に成し遂げられるはずだ。
人を傷つけたことを嘆くのもいいだろう。だがそれに終始してはならん。償いをしたいのなら、それは貴様がしっかりと行うべきだ』
言ってる内に落ち着いてきた。そして冷静に考えて自分がどれだけ危険なことを言ったかに気付いた。
エルダードラゴン、国一つを滅ぼしうるであろう怪物に、説教じみたことをしているのだ。
......うむ、私ってスゴイな!流石私だ!
『......と、まあ、なんだ。うん、あれだ!そんな感じだ!頑張れ!
貴様だってここでそのまま去ってもすっきりしないだろうからな!』
なんというか感情が纏まらなくなってきたので強引に話を切り上げる。
マークの提案も良さそうだが。根本的に市民には危機意識が足りんと思うし。
それに、ドラゴンのブレスって格好良さそうじゃないか。
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PL:配管
いえーいおっそーい!ごめんなさい!
暴走文句垂れ流しはアイナの十八番。多分。
このまま喧嘩別れだとビューイも可哀想かなって
葉巻咥えて見物と決め込むつもりやったけど、あれれれ妙なことんなってきたな
眠りから覚めたビューイは想像通りの、味わい深いドラゴンで、早速友だちになろって思ったのに
ちょぃとやな空気
伯爵様が困ってたら伯爵様に詰め寄り、ドラゴンが弱きになったらそっちへ
パニクってんのはわかるけど......
「ガタガタ、ルセぇ・・・。 いけすかねぇ・・相手が弱気と見れば、まくし立てる・・。 てめぇら、誇りってもんがねぇのか!!」
同感や
てかまず先に、ほっとしようよ市民諸君
あぶないことなんもなくなったんやから
好転した途端殺気立つって、急がしすぎやん?
『そうだな。ここは一つ、お詫びの印として、だ。 皆に綺麗な花火でも見せてあげなよ。』
うん、とりあえず一発かましたるのがええやろ
『ウチも見たい! レポートあんねん、盛大に頼むわー』
やんやをひとついれておく
しかし、ビューイが欲しいのは畏怖ではなく、ともだち
もうひとつ、なんかないか
考え込む
「喧しいわ貴様ら!」
凛としたアイナの声が通り抜け、は、と顔を上げた
まずは住民に向かうて、ウチらを含めて、今回がんばった人たちの気持ちを思いっきし代弁
返す刀でビューイにも説教!
ちっちゃなエルフがエルダードラゴン相手に声上げてる姿は語りぐさになりそうなくらいインパクトあるな
『......優しさは美徳だ、だが貴様のそれは優しさのみならぬ、怯懦であり、弱さだ。泣いてばかりで事態が解決することはない。
貴様には泣く以外に出来る事がいくらでもあるだろう、エルダードラゴン。
貴様の古代語魔法も、竜語魔法も、そしてその巨大な体も。人間には出来ぬことを容易に成し遂げられるはずだ。
人を傷つけたことを嘆くのもいいだろう。だがそれに終始してはならん。償いをしたいのなら、それは貴様がしっかりと行うべきだ』
叱ったあと、そう説くアイナ
償い、か
「あ、そっか」
ウチはぽんと手を打った
アイナええこというた
マークの提案と合わせれば、きっと効果はあるかも
「ダンマルク伯」
みんながビューイに気を取られとる間に、ウチは伯爵様のとこに近づいた
「とりあえず復興、はじめませんか?
今から」
意味深に笑いながら、親指でビューイを指す
「十階梯古代語魔法に無尽蔵の精神力
石奴隷だけでもどんくらいの労働力になるか......せっかくですし、手をかりませんか?
魔法の組み方次第でいろいろできるから復興費用も浮きますし
それから、復興が終わったら、新たに契約をしてはどうでしょう?
街がいつか災害や戦災に巻き込まれたとき、ビューイが森からやってきて守護する、と
ドラゴンの守護ある街、なんて、ざらにある話ではありませんし、安全面でも、あるいは観光資源的な意味でも、財政的なピンチを救うきっかけになるかもしれません」
一番大事な、気持ちという面では、一緒に働けば、もうちょっとこう、仲良くなれるかも、なんてね
『ビューイ!』
えいやとさしあたりの瓦礫をもちあげながら、声かける
『手伝ってぇな』
そう、その巨体と、十階梯になんなんとするスペルのコレクションで!
『友だちなんて、そりゃいつかは死ぬけどさ
せやったら、街と友だちになったらええやん?
おらんなった友だちも、それ望んでんやないかな』
作業しながら、そんなことを話してみる
ビューイにとっての報酬は、ただ、友だちでいてくれること
それがたとえ、普段は会うことができない市民だとしても
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ブレス見物してるであろうダンマルク伯に、ビューイに復興を手伝わせることを提案してみます
それから、有る程度事態が好転したら、ビューイと街の契約も提案してみます