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オランにて

GM [2014/10/23 19:45]

オランへの帰還後、7人はジョージの店へと来ていた。
エーリアン、ファ、ティノは護衛報酬の後金の支払いのためだ。

「何だ、お前ら?何で一緒に居るんだ」

店主ジョージは首を傾げる。
アウゴたち3人が遺跡探索に出向いていたのを知っているからだ。

「ははは...まあ、色々あってね。帰り道が一緒になったんだよ」

コッカー氏は軽く笑って、6人に席を促した。
ジョージが気を利かせて、飲み物と軽い食べ物を運んでくる。

「約束の報酬だ」

空腹と喉の渇きをそこそこに満たしたところで、
机の上に金貨の詰まった袋をどしん、と置いた。
中を覗くと、最初に聞いていた話よりも金貨の数が多い。

「色々と無茶をやってくれたからな。
 それに、メギンズが色々と融通利かせてくれたお陰で、
 結構儲かったんだ」

コッカー氏自身が激しく負傷してしまっており、
本来の護衛、という仕事はこなしたとは言い難い。
だが、コッカー氏はこう付け加えた。

「君たちはメギンズを救ってくれた。
 あいつは私の古い友人だからね」

商人に出来る、一番分かり易い謝意の表し方は金、という訳だ。

「それと...君たち」

ここからは、アウゴ、ハトハ、メルティーナにも向けたものだ。

「虎やディアトリマから色々と取っただろう。
 それを、よければ売ってくれないか?勿論料金は支払うよ。
 それと、私の紹介で革鎧や武器を買えるようにも出来る。
 君たちは上質の武具を手に入れ、私の懐もさらに潤う。
 職人たちも儲かって喜ぶ。悪い話じゃないだろう?」

一見お人好しで義気に溢れていても、其処は商売人。
コッカー氏はにこにこしながら6人の顔を交互に見つめている。

===================================

【GMより】

最終進行第3弾、オランへの帰還シーンです!大変お待たせしました。
ようやく報酬の話となります。

[報酬の話]

 【Aルート】

  ○経験点
   ・エーリアン:1830点+1ゾロ ※ナイスRP賞100点含む
   ・ファ   :1730点+1ゾロ
   ・ティノ  :1730点+1ゾロ
  ○現金
   ・共通:1200ガメル(含む前金150ガメル)
  ○取得アイテム ※売却可能
   ・「虎の毛皮」×1:1個につき50ガメル
   ・「虎の腱」×1:1個につき50ガメル
   ・「猛虎の毛皮」×2:1個につき100ガメル
   ・「猛虎の腱」×2:1個につき100ガメル
   ・「巨鳥の嘴」×2:1個につき50ガメル
   ・「巨鳥の羽毛」×2:1個につき50ガメル
   ・「巨鳥の蹴爪」×2:1個につき50ガメル
   ・「巨鳥の腱」×2:1個につき50ガメル

 【Bルート】

  ○経験点
   ・アウゴ   :1760点+1ゾロ ※変動値手当200点含む
   ・ハトハ   :1760点+1ゾロ ※変動値手当200点含む
   ・メルティーナ:1560点+1ゾロ ※変動値手当200点含む
  ○取得アイテム ※売却可能
   ・卵の殻:680ガメル
   ・宝石たくさん:5800ガメル
   ・「大蛇の皮」×1:1個につき150ガメル
   ・「巨鳥の嘴」×2:1個につき50ガメル
   ・「巨鳥の羽毛」×2:1個につき50ガメル
   ・「巨鳥の蹴爪」×3:1個につき50ガメル
   ・「超巨鳥の嘴」×1:1個につき150ガメル
   ・「超巨鳥の羽毛」×1:1個につき100ガメル
   ・「超巨鳥の蹴爪」×1:1個につき150ガメル
   ・「超巨鳥の腱」×1:1個につき150ガメル

[高品質武具購入の話]

 ○希望者は最高品質までの武具を購入出来ます銀製は不可です。
  武器・防具共に数に上限はありません
 ○革鎧(ソフトレザー&ハードレザー)については1割引きで買えます。
  材料に虎の皮を使用する場合はさらに1割引きで合計2割引きです。 
  ですが、最高品質虎皮レザーは1点のみとさせて頂きます。
  他の素材なら問題なく購入出来ます。
 ○武器については通常通りの価格となります。
  ですが、材料に虎及びスピリアーの腱、スピリアーの蹴爪及び嘴を使用出来るものは
  1割引となります。具体的には、

  ・ショートボウ、ロングボウ、クロスボウなど、弓の類  
  ・ダガー、セスタス、ショートスピア、セスタス、ピックなどの刃先の短い武器

  となります。詳しくはご相談ください。
  但し高品質の弓は4点まで、嘴材料の武器は1点まで、
  蹴爪材料の武器は2点までとなります。
  通常の鉄製でよければ問題なく購入出来ます。
 ○通常品質の虎製革鎧、ディアトリマ製弓などの購入も可能です。
  別途相談に応じます。

[フレーバーアイテム購入の話]

 ○ハトハはグレイウォールで月下美人の調整を行えます。
  その時に銘が分かったことにしてください。費用は100ガメルです。
  合わせてお手入れセットを20ガメルで購入することが出来ます。
 ○希望者は全員スピリアーの羽ペンを購入出来ます。
  値段は1本20ガメルです。
 ○希望者はパイソンの皮製アイテムを購入出来ます。
  ・剣帯は1点のみ、80ガメルです。
  ・革製の小袋(財布として使用可)は3点まで、50ガメルです。 
 ○その他、希望があれば何なりとどうぞ!

[購入・消費物管理]

 ○エーリアン
  ・油:2瓶消費
 ○ファ 
  ・クォレル:2本消費
 ○ティノ
  ・ボーラ購入:80ガメル消費
  ・羊皮紙:1枚消費
  ・「オラン-メギンズ庄の地図」:1枚入手
  ・油1瓶:エーリアンより譲渡
  ・クォレル:1本消費 
  ・松明:1本消費
  ・ボーラ:1つ消費
 ○ハトハ
  ・保存食5日分(7ガメル×1日3食×5日分)105G
  ・巨鳥の腿肉:2セット
  ・巨鳥の胸肉:2セット
  ・巨鳥の手羽元:2セット
  ・森の地図(達成値8)入手
  ・羊皮紙:1枚消費
  ・コモン・ルーン《プロテクション》入手
  ・最高品質バスタードソード(必要筋力15-5)【月下美人】入手
 ○アウゴ 
  ・森の地図(達成値10)入手
  ・羊皮紙:1枚消費
  ・油:1瓶消費
  ・魔晶石3点:2個消費
 ○メルティーナ
  ・巨鳥の蹴爪:2セット
  ・巨鳥の嘴:1セット
  ・巨鳥の羽毛:1セット
 ○持ち主未定【A】
  ・「虎の毛皮」「虎の腱」入手!
  ・「猛虎の毛皮」「猛虎の腱」各1セット
  ・「猛虎の毛皮」「猛虎の腱」各2セット
  ・「巨鳥の嘴」「巨鳥の羽毛」「巨鳥の蹴爪」「巨鳥の腱」各2セット
 ○持ち主未定【B】
  ・卵の殻680ガメル相当
  ・宝石5800ガメル相当
  ・「大蛇の皮」1セット
  ・「巨鳥の嘴」「巨鳥の羽毛」「巨鳥の蹴爪」各1セット
  ・「超巨鳥の嘴」「超巨鳥の羽毛」「超巨鳥の蹴爪」「超巨鳥の腱」各1セット
 
 [開放処理に際してお願いしたいこと]
 
  ・報酬受領の記事を投下してください!
  ・分配の決まっていない報酬の分配を決定してください!
  ・購入希望武具及びアイテムを申告してください!
  ・本セッションに対する評価点を10段階でお付けください!

  パソコンが壊れている状態なので開放処理にはお時間を頂戴してしまいますが、
  なにとぞ宜しくお願い致します!

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アウゴ [2014/10/26 14:30]
「何だ、お前ら?何で一緒に居るんだ」
「ははは...まあ、色々あってね。帰り道が一緒になったんだよ」
「確かに、色々とな。」
テーブルに料理と飲物を並べるジョージを、少し手伝いながらコッカー氏に相槌を打つ。

「虎やディアトリマから色々と取っただろう。
?
 職人たちも儲かって喜ぶ。悪い話じゃないだろう?」
「こちらこそ、ありがたい話でござるよ。
俺はお得意の革鎧をあつらえていただこう。
生憎と使えそうな素材はござらぬ故、その手配からお願いいたす。
蹴爪の一本はピックに仕立てたいのだが、職人に心当たりはござるか?
二人はどうする?」
流石はあきんどというところか、転んでもただでは起きぬな...
まだ傷痕の残るコッカー氏の腕を見、テーブルに居るハトハ・メルティーナに話を振る。

「蛇の皮が余るようなら、いくつか小袋をこしらえていただきたい。
蛇の皮は『財運』を呼ぶと聞いたことがござる故。」
次々と出る依頼に、丁寧な対応を返すコッカー氏に、俺はふとした思い付きの依頼を追加する。
あの人は変わり者だったな、森の連中はあまり物欲ってものが無かったが...

「では卵の殻は俺が学院へ持ち込むとしよう、宝石の類も価値を調べねばならぬし。
遺跡の探索は出来なかったが、『楯』の役は十分に果たしてくれたのでな。
メルティーナには成功報酬分も出そうと思うが、それで良いか、ハトハ?」
商談も終わり、皿もグラスも空になった頃、テーブルから立ち上がりながら、ハトハとメルティーナに問いかける。

「あぁ、我らの分の仕立て代は、後日俺がまとめて支払いに伺うでござる。
前金はこの程度でよろしいか?」
いくつかの宝石をテーブルの上に置き、コッカー氏が確かめるのを待つ。

-----後日-----
コッカー氏からの連絡がミノ亭に入る。
仮仕立てが上がったので、試着をとのことのようだ。
いくつかの品はすでに完成しているらしい。
ハトハ・メルティーナと連れ立って出かける。

「この辺り、脇が少しきついでござる。
肩ももう少し自由度が欲しいですな、強度はこのままでなんとか。」
鎧を着たまま店内を歩き回り、店員に要望を伝える。

「確かに。
では、鎧の仕上がりを楽しみに。」
蛇皮の小袋と、蹴爪のピックを受け取り、代金の支払いを済ませた俺は、小袋に代金の残りの宝石を分けて仕舞う。

「こちらがハトハ。で、こっちがメルティ。
あぁ、卵の殻は700ガメルぐらいでござったよ。
換金するとかさばるのでな、石のままおおよその価値で分けておいた。
こいつが大体500ガメル、残りが200ぐらいだ。
半端は俺が手間賃に貰っておくぞ?」
袋の中の宝石の内、透明のモノをつまみ出して値段の説明をし、袋の一つをハトハに、もう一つをメルティーナに渡す。
やれやれ、これで今回の仕事もひと段落というところか。
しばらくは学院通いだな...
二人と別れて、俺は賢者の学院を目指して歩き始める。

-PLより-
お買い物と報酬山分けの日記。
メルティーナに4000G分。
ハトハに500G分。
残額をアウゴが貰います。
卵の殻を売りに行ったついでに、賢者の学院で初級コースに通うことにしたと言う(笑
でセージを取りますよ、うん。

10/28 一部修正(ピックの素材を嘴に変更。GM了承済み)および、報酬受領追加
追記:報酬の受領。
経験点 1760点+50点ボーナス(感謝!)=1810点
取得物 最高品質ハードレザー(3/8)
    最高品質ピック(3/8) 『嘴』
    巨鳥の羽のペン
    森の地図(達成値10)
    
現金  1038G(山分け残金)+ハトハより300G=1338G

消耗品 ランタン油一瓶
    羊皮紙一枚

10:15:34 鍵@アウゴ(無印) 気づく訳ないよなぁ... 2d6+5 Dice:2D6[4,4]+5=13 (ハトハの逆スリ抵抗)
エーリアン [2014/10/26 20:57]

結局のところ、村に来た来訪者は敵ではなかった。
あいつらは森のほうででっかい鳥と戦って今回の件の原因を叩いてくれたそうだ。

世の中あんまり関係ないようなことでも、案外...緻密につながってるもんなのかも知れない。
三人を迎え、メギンス荘はよりいっそう賑やかになった。肉もなかなかうまかった。
本当のことを言えば3人の中に神学者か司祭でもいればと期待したが...
まぁ、そう簡単に傷がふさがってりゃあ世話はねぇか。
神様は便利屋じゃあねぇもんな。

...復興も手早く進んでる、ここはもう大丈夫だろう。

――そして別れの時が来た。

「コッカー、本当に助かったにゅう。
 君と護衛たちはメギンズ庄の恩人だにゅう!」

「いいってことさ。困った時はお互い様だしな。
 恩に感じるなら、今後ともどうぞよしなに」

上同士で、色々と話してる二人を横目に忘れ物がないか荷物を入念にチェックする。

「剣持った...鎧は着てる...道具も袋だ
ティノ!弓持ってっか?ファも...って盾どこ行った??」

「感謝だにゅう。お陰でこうして妹夫妻も無事だったにゅう」

盾はどこかと荷物をあさっているとロッポが声をかけてくれた。
ロッポは俺達の手を順に厚く握っている。

「よぉ、ロッポ!
俺達だけじゃない、お前もルポルも勇敢だったぜ!
でも怪我が治ったからって無茶すんじゃねーぞ!」

手を固く握り、笑顔で答える。
傷だらけの俺が言ってもあまり説得力がないが。

「あの...」

「おっ、ルポルとハルラさん
ふたりとも見送りに来てくれたのか?」

ルポルとハルラの腕にはあの赤ん坊が抱かれている。

「この子の名前、2人で考えたんだけど、にゅう」

「リアン。リアンにしようと思うんだにゅう」

赤ん坊の名前「リアン」
いい名前じゃないか!
そう言おうと思った時今現在自分が名乗ってる名前に気づく。

「えっ!?それってもしかしてもしかするとだが...
俺の名前なのか!?」

「リアン!いいなあ、よい名前だにゅう」

メギンズまではやし立てている。
そして、ルポルとハルラの表情を見る限り、どうやらそのようだ。

「おっ俺なんかの名前でいいのか?
そうか...!リアン!リアンか!へへっなんだか照れクセェな!」

喜色満面の笑みで騒ぎ立てる。
こんなことは今までで初めてで...とても光栄なことに感じる。

「ちょっと...抱かせてもらっていいか?」
頬を緩ませながら提案をした。
ハルラから赤ん坊を譲り受ける、感触は柔らかくそして温かい。
俺はリアンに語りかけた。

「リアン。
お前の叔父は勇敢な戦士で傷だらけなのに仲間のために頑張った立派なやつさ。
お前の父は虎の襲撃からは母さんとお前を守ってくれたんだぜ。
お前の母は優しくて賢い人だ...ちゃんと言いつけは守るんだぜ。」

「リアン。
俺は特に取り柄のねぇノッポの大飯ぐらいだ。
だが、正しいと思うことをやってきたしそれに一切の後悔を感じてない男だ。
誰かのために立ち上がるのは間違ってないと信じて、傷だらけになっても諦めなかった。
俺は不器用だが、ファは弓でティノは身のこなしで俺を助けてくれた。俺だけじゃダメだった。」

「リアン。
誰かのために立ち上がれる子に育ってくれ。
わんぱくでもいい、すこしばかり意地悪でもイイ、いたずら好きでもいいんだ。
でも、本当に誰かが困っている時、手を差し伸べられる子に育ってくれ。
それを恥じる必要なんて無いんだ、それが本当の強さなんだと俺は思う。」

「リアン...家族を...大事にな。」

リアンの頭を軽くなでて、ハルラへと託した。

ーーーーーーーーーーーーーー

背後にメギンズ荘が少しずつ遠ざかっていく。
見送りの姿がここからもまだ見える。
「達者でなー!あばよっ!」

腕を高く掲げ、別れを告げた。

俺達は旅路を行く、新たなメンバーを加えた道中は退屈するものではなかった。
俺は大きな充実感と達成感を感じながら歩いていた。

「冒険者か...マジになってもいいかもな...ヘヘッ」

もうすこし、この仕事を続けていこうと思う。
もうすこし、もうすこし...

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「何だ、お前ら?何で一緒に居るんだ」

「アレだあれ、旅は道連れ世は情けって言うだろ!ジョージのオッサン!」

俺達は無事にオランへ帰ってきた。
この辺はやはり流石に騒がしい、都会を騒がしいと感じるのは田舎もんだからだろうか。
ここは角無しミノタウルス亭、冒険者が最も集うところ。
ここに来た目的はズバリ...報酬の話だ!

「サンキュー!オッサン!」
運ばれてくる料理を胃に放り込みながらジョージに礼を言う。
しばらくして、そこそこに腹が膨れた時点で旦那が話を切り出す。

「約束の報酬だ」

「おっ!まってましたってね!
うん、ちょいと中身が多いんじゃないか?」

旦那が机においた報酬の詰まった袋は想定よりずっとずっしりとしている。
きょとんとした顔で見つめていると理由を教えてくれた。

「色々と無茶をやってくれたからな。
 それに、メギンズが色々と融通利かせてくれたお陰で、
 結構儲かったんだ」

「おお!やっぱり旦那は太っ腹だぜ!」
冗談めかしてケラケラと笑う。

「君たちはメギンズを救ってくれた。
 あいつは私の古い友人だからね」

「ヘヘッ...」
むず痒いような気持ちを抑え鼻の下をこする。

ーーーーーーーーーーーー
道中の仲間のアウゴが旦那とビジネスの話をしている。
なんとなく、その様子を観察する。

「アウゴもよくよく口が回るよな...ああいうのが悪い男になるんだぜ...はいはい色男色男」

「うーん、俺もなにか注文すっかねぇ
おーい!旦那ー!俺にも弓とか行けそうかなぁ?
行きも帰りもファとティノの弓みてたからさぁ、俺も欲しくなったのよね!」

席から立ち上がり弓をぐっと引っ張るジェスチャーを飛ばす。

「あとさ、メイスとかどうよ!ギュイーンでドッゴーンだぜ!」

今度はメイスをフルスイングするジェスチャー。

「えーなんだよ?笑うなって、新しい武器は男のロマンだろ?
ほらほら!ファもティノもなにか頼んじまえよ!」

......
その後も何かと騒ぎ楽しんだ。
ーーーーーーーーーーーーーー

それから夜になって、公園で星空を見ていた。
空いている椅子を見つけ、どっしりと腰を落ち着ける。

「ここはオランで俺はエーリアン
...だが、思ってたよりも長く続けられそうだな」

「...手紙でも書くか」

孤児院に今までも何度か手紙を書いていた。
もっとも送っていないから、俺の日記みたいになっているのだが。
今回、書く内容は今までのどれよりも濃い内容になりそうだ。

「ええっと、ランタンランタン...
げっ!油切れてらぁ!完全に忘れてた...」

「しゃあねぇなぁ...月明かりでやってみますかね
風流な話だぜ、まったく」

天から降り注ぐ淡い光のなかで、旅で感じたことを書き綴る。
仕事のこと、仲間のこと、荘でのこと、戦ったこと。命のこと。
思い出すだけで様々な感情が蘇る。

「...ああ、こりゃ長い夜になるぜ
うーん、書き出しはどうすっかなぁ...そうだ!」

「"○を見た"だ」




=======================
PL・文 章 が 長 い ! そ し て め ち ゃ く ち ゃ !

感想と採点に関しては後ほどPL相談所に書き込ませていただきます!
とりあえず

経験点・エーリアン:1830点+1ゾロ ※ナイスRP賞100点含む
共通:1200ガメル(含む前金150ガメル)+素材分割金

エーリアン:最高品質(17/22)ロングボウ(「巨鳥の腱」使用)(22*10+50)*2*0.9=486G
      ヘビーメイス(16) 16*20+30=350G
      羽ペン×1 20G
      計:856G

を頂戴致します!
まとめてくれてきぃさんありがとう!

ファ [2014/10/27 17:10]

シーンは変わって、オランは角無しミノタウルス亭。

久々に戻ってくれば、相も変わらぬ冒険者の宿。
常連のアウゴとハトハはさっさと自分の居場所に陣取っている。

俺たち3人といえば、さっそく護衛任務の報酬を受け取り、
まあ有り体に言えば貰い過ぎなのだが、ジョナサン・コッカー氏も思うところあってのこと。
商人という奴は常に損得の最前線にいるって、親父が言っていたっけな。

案の定というか、物欲というものの恐ろしさ、エーリアンがウキウキとしゃべくってる。

>「えーなんだよ?笑うなって、新しい武器は男のロマンだろ?
> ほらほら!ファもティノもなにか頼んじまえよ!」

金は天下の回り物って言うし、頂いたお金を他ならぬジョナサン・コッカー氏に返すのも悪いことではない。
俺はこれからの冒険者としての仕事も念頭に入れ、仕立ての良い皮鎧を新調し、
然るべき怪物との戦いに備えて使い勝手の良い長弓を新たに選んだ。

   ◇◆ ◆◇ ◇◆

その夜は皆酒の入ったコップ片手にひとしきり騒いだもんだ。
いつの間にか、このミノ亭をオランの宿にしている俺は、
いつもの部屋が空いていない事に少々不満をぶちまけたりもしたが、
そもそも野外暮らしの狩人にとって宿屋に拘る理由は無い。

ということは、俺の価値観が変わり始めている? まあ、それはそれで...。

エーリアンがそっと出て行くのに気付いていた。
その後を追ってか、ティノも外へと出て行ったようだ。
だがしかし1人俺は明日の狩りに備えていつもと違う部屋で休む決心をした。
俺は狩人、夜専の。まだそれは変わることのない事実だし、
俺はどっちの道を歩むとも決まっているわけでは無い。

【PLより】+--------------------

冒険者に徹するか、一般ピーポーとして生を全うするか、葛藤の図(笑)
というわでPC的には、方向性がまったく定まっていないことが改めて露呈しました。

テッピンGM、楽しい時間をありがとうございました。
また、あまとうさん、zenoさん、すばらしい仲間に巡り会えてサイコーでした。
またどこかでご一緒出来る日を楽しみにしております。

おっと、合流はしたもののPC同士の絡みは最後までほとんど無かったですが
柑橘さん、きぃさん、忠弐ヤマイさんもお疲れ様でしたー! また一緒に冒険しましょう?。


以下、報酬、経験値とも受領しました!

○経験点
ファ :1730点 領収致しました!

○報酬

正規報酬   1200ガメル
アイテム売益  250ガメル  合計1450ガメル 領収致しました。

○調達品
ファ:最高品質(6/11)ハドレ    (11*30+30)*2*0.9=648ガメル
   最高品質(12/17)ロングボウ  (17*10+50)*2  =440ガメル
   虎の牙のアミュレット:牙に穴を通して、革紐で首に結ぶ感じで。
   計:1088ガメル

きぃさん、取りまとめありがとうございました。
合計1412ガメルで算出頂いておりますが1088ガメルかと...。恐縮ですが訂正させて頂きました。

○その他装備
   ◇新規購入
アロー×24本 20ガメル
水袋(予備)  20ガメル
   ◇売却
ハードレザー売却(筋力6x30+30)x0.5= 105ガメル

本人メモ的に総計しますと、収入1450+105 - 消費 648+440+20+20 =1128ガメル
差引残高 427ガメル

以上をキャラシに反映致します!

お疲れ様でした?

ハトハ [2014/10/27 17:48]

アウゴの問いには頭をひとつ縦に振ることで答える。
うん、メルは頑張った。
これから何かと入り用になるだろうから、現金を多くあげるのに不満はない。

「じゃあ、これとこれで剣帯とクロスボウが欲しい。」

私たちが倒した獲物は、良い材料になるらしい。
その中の大蛇の皮とスピリアーの腱を示して、私は私の欲しいものを告げる。
こう言うときに遠慮とかしないのが私だ。
それは私が産まれ......てはいないけれど、育ってきた環境による。

「あとは、そうだ。羽ペンって作れるかな?」

随分とご無沙汰している皆へ。こんなことがあったんだよと土産話を。
その時に渡せるものがあると、それはとても楽しい事のような気がしている。

他の面子も各々に欲しいものを言い、その場はそれで解散となった。


◇  ◇  ◇


「こんにちは。調整と砥をお願いしたいんだけど」

訪れたのはグレイウォール。
エレアノールに連れてこられたこの店には、すでに何度かお世話になっている。

「これを」

腰からあの刀を外すと、店主に差し出した。

「ある森で拾ったの。大分放置されていたみたいだけど、錆びも浮いてなかった」

多分、それだけですごい品だ。

「お願い」

これを、私が持っていていいのかは分からないけど。
私がこれを使いたいのは間違えようのない事実だ。

そうして私は、店主にその刀の『名前』を教えてもらうことになったのだった。


◇  ◇  ◇


連絡が入って、アウゴとメルと再び会った。
作られた剣帯はベルトで調整が効くし、頼んでいたクロスボウも中々良い感じになった。

アウゴに渡された宝石はざっと500ガメル。
さて、どうしようか。

半端を貰うと言っているアウゴだけれど、私の報酬が多すぎる気がする。
何せ私の腰には月下美人改め『月影』がぶら下がっているし、赤色の指輪も私が持っているのである。

うん、そうだ。あの魔晶石は必要経費だったのだ。そう言うことにしようじゃないか。

だから私は渡された宝石の中でも1番大きなそれを、そっとアウゴの懐へ移動させたのだった。


―――――――――――――――――――――――
PL柑橘より。

『月下美人』、蛇皮の剣帯、ライトクロスボウを頂きます。羽ペン×10も。
そしてアウゴから蛇皮の財布も貰い。
現金は『200』ガメル頂きます!

17:44:31 柑橘@ハトハ アウゴに300Gの宝石逆スリ! 2d+4+3+1 Dice:2D6[6,4]+4+3+1=18

と言うわけで、アウゴはこれを看破出来なければ大人しく300ガメル受けとるのです(`・ω・´)

《セッション評価》
10点満点で!
途中色々あったけど、終わってみればスッゴク楽しいセッションでした。有難うございました!

ティノ [2014/10/29 21:12]
コッカーさんから多めの報酬を貰い、虎の皮鎧と鳥のピックを購入した。
いずれも腕の良い職人をコッカーさんが手引きしてくれたため、多額の報酬に合わせて浮かれていた。
だからという訳ではないが忘れていた。

「ん一と。あいつはこっち行ったよなぁ」

辺りはすっかり暗くなった夜。俺は夜道を駆けていた。
エーリアンから借りたままの油のことをすっかり忘れていた。
たかだか油一瓶といえど、借りたものは返さねぇとな。
冒険者っていう職業柄、次いつ会えるかも分からねぇし。
「ええっと、ランタンランタン...
げっ!油切れてらぁ!完全に忘れてた...」
ほら、早速お困りだ。
公園のベンチで嘆くエーリアンを見つけた。
「しゃあねぇなぁ...月明かりでやってみますかね
風流な話だぜ、まったく」
「目ぇ悪くするぜ。弓買って使いこなすなら必要なのは視力だぜ」

エーリアンに瓶を投げ渡す。
後は踵を返すだけ。話すことはオランに来る間に話しきったから必要ない。 俺がここで話すことなんて一言しかない。

「また機会があったら一緒しようぜ」



オラン。
なかなか面白い所だ。
自分から楽しみを探し歩くのもいいが、楽しみが来るまで待つというのも有りだな。
もう少し、ここに腰を落ち着けてみるか!



あまとうさんがティノの登場を誘導してくださったのでお呼ばれされました。
感想、評価は相談所に!

最高品質(3/8)ピック(「巨鳥の蹴爪」使用) (8*20+20)*2*0.9=324G
    高品質(3/7)ソフレ(「虎の毛皮」使用) (7*15+20)*1.8*0.8=180G
    羽ペン×1 20G
    計:524G

1450G-524G-80G(ボーラ)→金銭報酬846G

経験点1730点+1ゾロ

受領いたします!
メルティーナ [2014/11/02 22:49]

さて、オランに帰ってきたので報酬の分け前のお話です。
とは言ってもアウゴさんの提案で報酬の分配はあっさりきまっちゃいました。
むしろ今回の依頼であたしはあまり役に立ててなかったのにこんなにもらっちゃって良かったんでしょうか?
あたしは装備などの報酬が無かったのでありがたいです!
これで新しい鎧でも買っちゃいましょうか!?

アウゴさんとハトハさんは取れた素材から新しい鎧や武器を作ってもらう相談をしています。
あたしもお願いしようかと思ったんですが今より強いのは作れそうにありませんでした。
残念です。なのでお二人が終わるまで待っています。

そしてそれから何日かして再びお二人と再開です。
お二人が注文していた装備が完成したらしいので今日報酬を分配するそうです。
これで当分は美味しいものが食べれそうです♪

アウゴさんはどうやらこれから勉強をしに学院というところに通うそうです。
物知りなのにまだまだ勉強するなんてすごいです。
あたしも見習わないとなぁ・・・。

そうゆう訳で今回の以来はここでおしまいです。

「また一緒にお仕事をすることがあればよろしくお願いします!」

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PLより
みなさんセッションお疲れ様でした。
後半から個人的な事情で書き込み速度が猛烈に遅くなってしまい本当に申し訳ありませんでした。

報酬の受領。
経験点 1560点
現金  4000G

ありがたく受領いたしました。

セッション評価
いやぁ、シビアな戦闘がメインと開始前から言っていた通り、バスターが初めての自分には驚きの連続のセッションでした。
セッション自体がまだまだ経験不足の自分には今回のセッションはいろいろと勉強になる事が多かったです。
さて、点数の方ですが・・・文句無しの10点満点っす♪
最終戦のギリギリの戦闘バランスはもちろん、全体を通してよく練られていたシナリオはまさにすばらです!
今回後半からグダグダになってしまった自分ですが、また機会があれば是非テッピンさんのセッションには参加してみたいです。
GMお疲れ様でした、そしてありがとうございました!