プロウル村

幸い、狼の夜襲の後、新たな襲撃は起きなかった。
シャルロットとリノは再度眠りにつくことが出来た。
朝になってしまえば、普段と変わらない山の風景だ。
日中は、昨日と同様、穏やかな時間が流れる。
昨晩感じたざわめきは一体何だったのか、
リノは不安に駆られたかも知れない。
「秋の山は冬の訪れに備えた動物たちが、
多少なりとも気を荒げていることはあるけれど...」
野外の心得のあるマルグレーテは、リノの報告を受けて沈思する。
「まあ、今考えても分かりませんわね」
何か異常が起きた時に考えればよい。
彼女の割り切りは早かった。
***********************************
2日目の夕方。
4人は、無事にプロウル村に到着することが出来た。
「あれまあ、マルグレーテ様!」
マルグレーテの姿を見た村人は、一斉に集まる。
「そろそろいらっしゃる頃だと思ってましたよ!」
「相変わらずお美しいことで!」
「今回は何処の温泉に行くんですか?」
どうやら、彼女が秘湯巡りをする際によく使う逗留地のようだ。
「ええ、今回はちょっと遠出をしようと思いまして。
森の奥の、ほら...」
マルグレーテの話に、猟師らしい男性が手を打つ。
「ああ!あの動物の溜まり場になっている!」
「そう、そこですわ」
マルグレーテは頷く。
「あの温泉ですか、あそこは...」
すると、急に村人の表情が陰った。
***********************************
「最近、あの温泉に近寄れなくなってしまったんです」
村人に案内された村長宅にて。
「マルグレーテ様もご存知の通り、
あの温泉は山の動物たちの癒しの場でもありました...
其処に最近、猿の群れが住み着いてしまいまして。
しかも、やたら狂暴で近づくと怒って石や木の実を投げてくるんですわ」
リノは猿についての知識を持っていた。
群れで襲い掛かられると、ゴブリン並みに厄介な相手だ。
「更に、同じ時期に、怖いものを見てしまったんですよ...」
村長は声を潜める。
「あれはエルフだと思うんです。
見たことがあるから間違いないんですよ。
ただ、私が見たことがあるのとは違ってですね、肌が黒かったんです」
「肌の黒いエルフ?エイザスにエルフはおりましたっけ?」
マルグレーテは首をかしげる。
「ええ、そうなんです。私の記憶でもさっぱり...」
村長は冒険者がたまたま村に立ち寄ったのを見ただけだと言う。
リノはまたしても偶然知っていた。
肌の黒いエルフは、ファラリスと契約したダークエルフだ!
「加えて一緒に、赤黒い大きいのが居たんですよ!
あの雰囲気は、どう見ても普通の奴じゃあ無かったんですね」
リノはまたしても偶然知っていた。
赤黒い身体を持った大柄な妖魔、ホブゴブリンのことを。
===================================
【GMより】
では場面を進めました、プロウル村到着です!
此方はBルート、アイナティート、リノとシャルロットのルートになります。
プロウル村の住民から熱烈な歓迎を受けましたが、
村長から温泉の異変を教わりました。
猿の群れが占拠してしまったことと、
周辺でダークエルフとホブゴブリンの目撃証言があったことです。
行先に、暗雲が垂れ込めてきましたね!(張本人)
[各種判定結果]
○予備ダイス1=<怪物判定>エイプ:リノ8
本文の通り、猿の知識を持っていたことにしましょう!
予備ダイスがあると、GMも助かる訳です(笑)
○予備ダイス2=<怪物判定>ダークエルフ:リノ11
本文の通り、村長が目撃したのがダークエルフだと判明します。
アイナはダーク・エルフの知識が無い場合は、
<怪物判定>に+4のボーナスを差し上げます。失敗しても知らない(笑)
○予備ダイス3=<怪物判定>ホブゴブリン:リノ10
本文の通り、ダークエルフの付き添いがホブゴブリンだと分かります。
リノ、何でこんなに知っているのか(笑)
[1ゾロ管理]
○アイナティート無し
○リノ無し
○シャルロット無し
[ステータス管理]
○アイナティート HP 10/ 10 MP 18/ 18 赤外視
○リノ HP 10/ 10 MP 15/ 15
○シャルロット HP 18/ 18 MP 19/ 19 赤外視
◎マルグレーテ HP 18/ 18 MP 15/ 15
[ダイスチャットからの添付]
今回は無し!
[購入・消費物管理]
○リノ
・魔晶石3点1個購入:900ガメル消費
・ショートスピア(必要筋力4)購入:50ガメル消費
・ダガー(必要筋力4)6個購入:360ガメル
○シャルロット
・羊皮紙1枚消費→「エイザス山の地図」入手(達成値8)
・小石(ノームをコンスピ)
[次回進行に際してお願いしたい事]
○質問や事前にやっておきたいことがあればどうぞ。
○その他、やりたいことがあればどうぞ!
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狼たちを撃破した翌日、しかも夕方になってやっと私達はプロウル村に到着した。
「あれまあ、マルグレーテ様!」
と、到着した私達......というか夫人を村人たちが出迎えた。
連中の言を聞くに、夫人は温泉に行く時にはここに寄るようだな。いやまあ立地的に考えて、当然といえば当然だが。
「ええ、今回はちょっと遠出をしようと思いまして。
森の奥の、ほら...」
との夫人の説明に、猟師らしき男は心当たりがあるのか納得するように対応している。
早く道を教えてくれんだろうか。
「あの温泉ですか、あそこは...」
そんなことを思いながらやりとりを眺めていると、村人が何やら言いにくそうにしている。
その様子を見るだけで、温泉に行こうとしただけなのに、何やら暗雲が立ち込めてきたように思えてしまった。
* * * *
「それで、一体何があったのだ?
あ、私は夫人の護衛の冒険者だ。よろしく頼む」
あのあと村長宅に案内されてすぐ、私は村長に事の次第を尋ねた。
「最近、あの温泉に近寄れなくなってしまったんです」
すると、村長はそんなことを告げた。
「マルグレーテ様もご存知の通り、
あの温泉は山の動物たちの癒しの場でもありました...
其処に最近、猿の群れが住み着いてしまいまして。
しかも、やたら狂暴で近づくと怒って石や木の実を投げてくるんですわ」
「猿か。連中は単独ではそこまででもないが、群れると鬱陶しいからな」
私は戦ったこと無いが、さも知ったふうに口にする。戦いを見たことはあるし。
とまれ、猿の危険度を鑑みると一般人では迂闊に近寄ることはできんだろう。
「更に、同じ時期に、怖いものを見てしまったんですよ...」
「何?」
猿の話で納得していた私に、更なる事実が告げられる。
「あれはエルフだと思うんです。
おいこら。エルフが怖いものだとでも言う気かこの爺。魔法の矢叩きこむぞ。
そう思う私を他所に、話は進んでいく。
見たことがあるから間違いないんですよ。
ただ、私が見たことがあるのとは違ってですね、肌が黒かったんです」
「なんだと......?」
肌が黒いエルフというと、真っ先にダークエルフが思い浮かぶ。
常日頃からよく分からん邪神だかを信じて奇天烈な言動をする忌々しい連中だ。
「加えて一緒に、赤黒い大きいのが居たんですよ!
あの雰囲気は、どう見ても普通の奴じゃあ無かったんですね」
こちらはまあ、おそらくホブゴブリンではなかろうか。最近読んだ本に載っていたはずだ。
赤黒い動物なんて然程おらんし、判断しやすい部類だろう。
「しかし、ダークエルフか......。
馬糞を固めたような性根を持つ屑みたいな連中だが、魔法に長けている。危険性は無視できん。
もしかしたら、猿が凶暴化していることと関わりがあるかもしれん。
......まあ、これも件のエルフもどきが本当にダークエルフだとすればだが」
それに、もし猿が其奴のせいで凶暴化しているとしたら全力でぶちのめさねばなるまい。
たかがダークエルフ如きがこのいずれ偉大になる私と仲間たち、あと夫人の温泉行脚を妨害するなど許すわけにはいかんからな!
==========================
PL:配管
今思ふ 振っときゃよかった 予備ダイス
というわけで怪物判定をしました。さすがにダークエルフについて知らないなんてことはない(笑)
怪物判定:ダークエルフ(修正値+4込み) 2D6 → 5 + 5 + (10) = 20 (12/11-19:18:29)
怪物判定:ホブゴブリン 2D6 → 6 + 6 + (6) = 18
エイプについては以前に出会って知ってますが、一応。
振る必要なかったならスルーしてください。
あ、一度見たことあるけど一応エイプ: 2D6 → 4 + 3 + (6) = 13 (12/11-19:19:12)
ちなみにアイナティートのダークエルフ評には非常に強い偏見がかかっています。ダークエルフ死すべし。

狼に関しては、アイナさんが眠りの魔法で眠らせたおかげで、
簡単に倒すことができた。
その後は、いったん眠ってから、次の交代でわたしとリノさんの番。
こちらは特に敵襲もなく、問題なかった。
そして翌日の夕方に、拠点となるプロウル村に到着。
>「あれまあ、マルグレーテ様!」
>マルグレーテの姿を見た村人は、一斉に集まる。
明るく朗らかで見た目も言動もすごく良識的な人だから、
確かに慕われやすい人だね。
一晩休んで、次の朝に調査目的である場所へ向かうことになるけど、
村の人の話だと、エイプの集団と妖魔がその場所を占拠しているとのこと。
「エイプ(猿)は、山で集団で生活している動物だね。
同じエイプでもいろんな種類がいるけどね。
集団ということはボスがいるはずだから、そのエイプのボスが関係しているのかな。
逆に言えば、エイプのボスが倒されたら、他のエイプは逃げると思う。」
「ホブゴブリンに関しては、わたしは以前に戦ったことはあるけど、
ゴブリンより少し強いし硬いけど、魔法とかは使わないし、魔法に弱いね。」
もう1つのダークエルフとかに関しては、強力な妖魔とは聞いたことがあるけど、
それ以外は全然わからないから、アイナさんとリノさんの話がたより。
「確かに戦力としては今はわたしたちで向かうしかないのだろうけど、
領主であるジョージさまにも報告したほうがいいのかな。」
PL:
怪物判定
エイプ 2D6 → 6 + 5 + (4) = 15
ダークエルフ 2D6 → 3 + 3 + (4) = 10
逆のほうがよかったw
ホブゴブリンは以前に見ていますので知っています。
猿の方は数が多そうですが、
士気が低そうですね。
ホブゴブリンはちょっと強いぐらい。
やはりダークエルフの方が脅威でしょう。

>「秋の山は冬の訪れに備えた動物たちが、
> 多少なりとも気を荒げていることはあるけれど...」
>
>「まあ、今考えても分かりませんわね」
「はい、ですね......。とりあえず、村で話、聞いてみましょう。
この胸騒ぎ、ただの、気のせいだといいんですけど......」
音に何か不自然なところ、あったのかな?
考えても、分からないけど......。
でも、このこと、忘れないようにしておこ......。
***********************************
村に着くと、沢山の人が、マルグレーテさまを取り囲んだ。
>「あれまあ、マルグレーテ様!」
>「そろそろいらっしゃる頃だと思ってましたよ!」
>「相変わらずお美しいことで!」
>「今回は何処の温泉に行くんですか?」
マルグレーテさま、慕われてるな、微笑ましい。
>「あの温泉ですか、あそこは...」
うん、何かあるのかな?
どうしたのかな......?
***********************************
>「最近、あの温泉に近寄れなくなってしまったんです」
村長さんは話を切り出してきた。
>「マルグレーテ様もご存知の通り、
> あの温泉は山の動物たちの癒しの場でもありました...
> 其処に最近、猿の群れが住み着いてしまいまして。
> しかも、やたら狂暴で近づくと怒って石や木の実を投げてくるんですわ」
猿さんたちが? それはかなり脅威になりそう......困ったなあ。
村長とマルグレーテさまの話は続く。
>「肌の黒いエルフ?エイザスにエルフはおりましたっけ?」
>
>「ええ、そうなんです。私の記憶でもさっぱり...」
>「加えて一緒に、赤黒い大きいのが居たんですよ!
> あの雰囲気は、どう見ても普通の奴じゃあ無かったんですね」
村長さんとマルグレーテさまの話を聞いてて、あたしはふと思い出した。
確か、ダークエルフという存在とホブゴブリンという存在がいたはずだ。
何となく、それと似てる......自信ないけど......。
と思ってると、アイナティートさまが言った。
>「しかし、ダークエルフか......。
> 馬糞を固めたような性根を持つ屑みたいな連中だが、魔法に長けている。危険性は無視できん。
> もしかしたら、猿が凶暴化していることと関わりがあるかもしれん。
> ......まあ、これも件のエルフもどきが本当にダークエルフだとすればだが」
やっぱりダークエルフかあ......。うん。
シャルさんも言う。
>「ホブゴブリンに関しては、わたしは以前に戦ったことはあるけど、
>ゴブリンより少し強いし硬いけど、魔法とかは使わないし、魔法に弱いね。」
>
>「確かに戦力としては今はわたしたちで向かうしかないのだろうけど、
>領主であるジョージさまにも報告したほうがいいのかな。」
「はい! ジョージさまには報告しましょう!
その上で、温泉の様子、偵察にいきます?
猿さんたちが凶暴化してる理由は、調べてみた方がいい気がしますし?」
あたしはみんなに、尋ねてみた。
本当は偵察にいかないで村に篭城したいところだけど......ここで温泉調べておかないと、もっとひどいことになりそうな気がする。
あくまで勘だけど。
みんなの判断はどうかな?
===================================
【PLより】
ということで、温泉に偵察に行くの、提案してみます!
予備ダイス、採用ありがとうございました><。
少しでもみんなの役に立てたならうれしいです♪。
ダークエルフは怖いですけど、何とかしていきましょう!

アイナティートはダークエルフとホブゴブリンのことをよく知っていた。
「しかし、ダークエルフか......。
馬糞を固めたような性根を持つ屑みたいな連中だが、
魔法に長けている。危険性は無視できん。
もしかしたら、猿が凶暴化していることと関わりがあるかもしれん。
......まあ、これも件のエルフもどきが本当にダークエルフだとすればだが」
言わば不倶戴天の敵なのだ。偏見に満ちた私見を有していても無理は無い。
「エイプ(猿)は、山で集団で生活している動物だね。
同じエイプでもいろんな種類がいるけどね。
集団ということはボスがいるはずだから、
そのエイプのボスが関係しているのかな。
逆に言えば、エイプのボスが倒されたら、他のエイプは逃げると思う。」
アイナティートは動物園を模した迷宮で猿の群れと遭遇したことがあるし、
シャルロットも豊かな知識を有していた。
「ホブゴブリンに関しては、わたしは以前に戦ったことはあるけど、
ゴブリンより少し強いし硬いけど、魔法とかは使わないし、魔法に弱いね。」
ホブゴブリンはシャルロットが直接対峙したことがある。
膂力と頑健さがあり、なかなか厄介な相手だ。
「確かに戦力としては今はわたしたちで向かうしかないのだろうけど、
領主であるジョージさまにも報告したほうがいいのかな。」
シャルロットが提案する。
「はい! ジョージさまには報告しましょう!
その上で、温泉の様子、偵察にいきます?
猿さんたちが凶暴化してる理由は、調べてみた方がいい気がしますし?」
「...そうですわね」
ひとしきり話を聞いていたマルグレーテが口を開いた。
「先ず、プロウルの村の近辺に妖魔が現れた。
これは由々しき事態です...至急討伐隊を要請せねばなりません」
コールテンは見た目の穏やかさに反し、決断は思いきりがよい。
何しろマルグレーテが見初めた男なのだ。
「一方で、討伐隊が到着するまでに状況を正確に把握する必要があります。
偵察が必要ですわね」
マルグレーテは続ける。
「偵察は身軽に動け、柔軟な対応力のある少数精鋭が理想。
しかも、猶予はありません。悠長に偵察隊を呼ぶ時間は無い、
と判断しますわ」
表情は厳しいが、彼女の表情がどんどんと冴えていくのが、
3人には見て取れたであろう。
「村長、至急使いをノートンへ送って貰えますか。
書状は今から認めますわ」
村長に言い放つと、マルグレーテは3人に向き直る。
「ちょっと物騒ごとが増えたけれど、
ご一緒して頂けるかしら?貴女たちの力が必要なのです」
改めて頭を下げた。
「それに、せっかく此処まで来たのですもの。
女の楽しみを邪魔する無粋な輩に、思い知らせてやりましょう」
その笑みは美しく、苛烈だ。
===================================
【GMより】
ではレスをお返し致しますね。
此方はBルート、アイナティート、リノとシャルロットのルートになります。
シャルとリノの援軍妖精を、マルグレーテは承諾しました。
村長に一筆認めて、至急ノートンへ伝令を送るよう指示してくれました。
偵察へは自身(+PC)で行く気満々です!
準備等追加の宣言や質問が無ければ、一気に場面を進めようと思います!
もうすぐ1か月ですもんね。師走忙しいよ師走(溜め息
[各種判定結果]
○<怪物判定>:ダーク:エルフ:アイナ20!、シャル10
アイナは偏見込みで完璧に習性や気質まで把握しています。
シャルは上手くその辺聞き流しながら教わってくださいね(笑)
○<怪物判定>:ホブゴブリン:アイナ6ゾロ!、シャル既知
アイナはやはり偏見込みでとても詳細に知っています(笑)
○<怪物判定>:スモール・エイプ:アイナ既知、シャル15
アイナは『無限の迷宮』で遭遇してましたね!失礼しました。
シャルはとてもよく知っていますね!
[1ゾロ管理]
○アイナティート無し
○リノ無し
○シャルロット無し
[ステータス管理]
○アイナティート HP 10/ 10 MP 18/ 18 赤外視
○リノ HP 10/ 10 MP 15/ 15
○シャルロット HP 18/ 18 MP 19/ 19 赤外視
◎マルグレーテ HP 18/ 18 MP 15/ 15
[ダイスチャットからの添付]
今回は無し!
[購入・消費物管理]
○リノ
・魔晶石3点1個購入:900ガメル消費
・ショートスピア(必要筋力4)購入:50ガメル消費
・ダガー(必要筋力4)6個購入:360ガメル
○シャルロット
・羊皮紙1枚消費→「エイザス山の地図」入手(達成値8)
・小石(ノームをコンスピ)
[次回進行に際してお願いしたい事]
○質問や事前にやっておきたいこと他にがあればどうぞ。
○その他、やりたいことがあればどうぞ!
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「エイプ(猿)は、山で集団で生活している動物だね。
同じエイプでもいろんな種類がいるけどね。
集団ということはボスがいるはずだから、
そのエイプのボスが関係しているのかな。
逆に言えば、エイプのボスが倒されたら、他のエイプは逃げると思う。」
エイプについて、シャルロットが知識を披露する。
それを受け、私は感嘆しながら案を述べる。
「私は遺跡で出会ったのみだから然程詳しくはないが......それならば当然、ボスを探すべきだ。
どうやってかは......まあ、おいおい考えるとして」
手下を倒すとかすれば出てこないだろうか。ボスだし。
でも猿だしなあ。逃げたりしそうではある。いや逃げる分には放っておけば良いのだが。
「ホブゴブリンに関しては、わたしは以前に戦ったことはあるけど、
ゴブリンより少し強いし硬いけど、魔法とかは使わないし、魔法に弱いね。」
「それなら私に任せるがいい! ......その代わりダークエルフの方を相手するのは難しいがな。
なにせあの性悪どもは魔法に対する抵抗力が強いのだ」
「確かに戦力としては今はわたしたちで向かうしかないのだろうけど、
領主であるジョージさまにも報告したほうがいいのかな。」
「はい! ジョージさまには報告しましょう!
その上で、温泉の様子、偵察にいきます?
猿さんたちが凶暴化してる理由は、調べてみた方がいい気がしますし?」
「...そうですわね」
「先ず、プロウルの村の近辺に妖魔が現れた。
これは由々しき事態です...至急討伐隊を要請せねばなりません」
シャルロット、リノ、そして夫人の三人は報告と偵察を決定する。
当然私も反対する理由はない。なにせダークエルフだし。迅速に叩きのめそう。
そう思う私の視線の先で、村長に何事か言いつけていた夫人がこちらを向く。
「ちょっと物騒ごとが増えたけれど、
ご一緒して頂けるかしら?貴女たちの力が必要なのです」
「うむ、この超魔術美少女妖精私に任せておくが良い! ......おっと。つい素が」
「それに、せっかく此処まで来たのですもの。
女の楽しみを邪魔する無粋な輩に、思い知らせてやりましょう」
「はい。
私の魔法で連中を見事征伐して見せましょう!」
忘れず言葉を直し、さらに腕を組んで鼻を鳴らし、自信たっぷりに胸を張る。
まあ、そうは言っても偵察で分かる相手の陣容次第では方針を変える必要はあるだろう。
しかしそれでも、こういった場面では自信たっぷりな方が良いのだ。なにより私の気分が良い。
「さて、偵察をするにしても打ち合わせは必要だ。
たとえば私は野外活動の技能は身につけていないから、偵察の際はシャルロットたちより距離を取る必要があるだろう。
それと、猿どもは温泉に住み着いたと聞いたが、ダークエルフはどこで目撃されたのだ、村長?
そちらも温泉に住み着いたというわけではなかろうし、探すにしても漠然と山狩りするのでは発見するのが難しいからな」
そういうわけで、今後の方針についてのとっかかりを聞いてみるのであった。
=============================
PL:配管
というわけで村長にダークエルフの発見場所とかについて尋ねてみる。
あとは偵察についての打ち合わせを提案しておく。
そして予備ダイス。
配管@アイナティート : 予備1 2D6 → 3 + 3 = 6 (12/15-22:09:02)
配管@アイナティート : 予備2 2D6 → 6 + 5 = 11 (12/15-22:09:07)
配管@アイナティート : 予備3 2D6 → 6 + 1 = 7 (12/15-22:09:10)

作戦会議が、村長さんのおうちで続いている。
あたしは勿論、真剣に、その話を聞いていた。
ダークエルフといえば、あたしにとってもかなりの脅威だ。
村人をその脅威から、守りたい。マルグレーテさまを守りたい。仲間を守りたい。
>「ホブゴブリンに関しては、わたしは以前に戦ったことはあるけど、
> ゴブリンより少し強いし硬いけど、魔法とかは使わないし、魔法に弱いね。」
>「それなら私に任せるがいい! ......その代わりダークエルフの方を相手するのは難しいがな。
> なにせあの性悪どもは魔法に対する抵抗力が強いのだ」
アイナティートさまの言葉を聞いて、あたしは元気良く言った。
「でしたら、ダークエルフは前衛の仕事ですね。わたし、頑張りますっ!」
内心はかなりびくびくなんだけどね......。
ここは自信ないなんて、言ってる場合でない!
あたしたちで、何とかするしかないんだし!
>「ちょっと物騒ごとが増えたけれど、
> ご一緒して頂けるかしら?貴女たちの力が必要なのです」
>「うむ、この超魔術美少女妖精私に任せておくが良い! ......おっと。つい素が」
アイナティートさま、頼りになる。これほど、仲間を心強く感じたことはないよ!
あたしもマルグレーテさまをしっかり見た。
「はい、勿論、協力します! あたしたちにもどうか、手伝わせてください!」
>「それに、せっかく此処まで来たのですもの。
> 女の楽しみを邪魔する無粋な輩に、思い知らせてやりましょう」
>「はい。
> 私の魔法で連中を見事征伐して見せましょう!」
「わたしも分かりました! 偵察任務、頑張りますっ!」
それからアイナティートさまにおずおずと釘を刺す。
「あの......あたしたちの仕事は討伐でないですからね? 偵察ですからね?
対峙出来るならそれに越したことないですけど、まずは生きて情報を得ることを第一に考えましょう?」
それとも、アイナティートさま、実は凄い魔法使いで、このくらいの妖魔、一瞬で焼き払えるのかな?
でも、うん、安全第一! アイナティートさまがもし危うくなってもあたしが助ける!
>「さて、偵察をするにしても打ち合わせは必要だ。
> たとえば私は野外活動の技能は身につけていないから、偵察の際はシャルロットたちより距離を取る必要があるだろう。
> それと、猿どもは温泉に住み着いたと聞いたが、ダークエルフはどこで目撃されたのだ、村長?
> そちらも温泉に住み着いたというわけではなかろうし、探すにしても漠然と山狩りするのでは発見するのが難しいからな」
「距離の点は了解です。
あたしからの質問は、そのホブゴブリンとダークエルフの人数、分かりませんか?
それと、この辺りの詳しい地図があったら見せて欲しいです。
あとはこれからの話合い次第で直ぐ、偵察に行くというのでなければ......。
「もし、直ぐ偵察にいかないのでしたら、この村でしておきたいことがいくつかあります。
そのホブゴブリンとダークエルフを目撃した人とお話させてもらえませんか?
あと村の周囲の地形とか配置とかも、一応、確認しておきたいです」
これくらいかな?
話の後半は、あくまで迅速に動かない場合はだけど。
でも、この様子だと、直ぐ偵察にいきそうだから、後半のことは多分、してる余裕ないよね......。
でも、森でいきなり狼さんたちが襲ってきたのは、この凶暴化と何か関係あるのかな?
うーん、うーん、多分、わからないだろうけど、あたしの知識を探して......。
うん!
こんな感じだね!
あたしからはこれくらい!
===================================
【PLより】
わたしも打ち合わせに答えます!
あと、ヒラメのセージチェックの知識判定で、動物を凶暴化させる人為的(妖魔的?)な手段について、考えてみました。
それと予備ダイスもふっておきました!
15:12:15 たまの@リノ ≫ 動物の凶暴化のセージチェック、ヒラメ 2d6 <Dice:2D6[4,3]=7>
12:02:31 たまの@リノ ≫ 予備1 2d6 <Dice:2D6[5,2]=7>
12:02:40 たまの@リノ ≫ 予備2 2d6 <Dice:2D6[4,6]=10>
12:02:46 たまの@リノ ≫ 予備3 2d6 <Dice:2D6[3,5]=8>

>「一方で、討伐隊が到着するまでに状況を正確に把握する必要があります。偵察が必要ですわね」
「確かにまだ全容がわからないし、他に敵がいるかもしれないから、今の戦力でできる偵察はいるね。」
ゴブリンやホブゴブリンなら、よほどの大群でなければ今のこのメンバーなら大丈夫とは思うけど、
ゴブリンには魔法を使うものがいるし、もし出たら真っ先に倒す必要があるね。
今のところはまだいるかどうかわからないから、心構えだけ。
とはいえ、朝から夕方の今まで移動してきた分、すぐに向かうのは大変かも。
「今は夕方だから、このまま行くと強行軍になるから、
到着時には疲労がピークになりそうだね。
確かに急ぎではあるけど、状況がはっきりしない以上、
現場に到着したら、状況がはっきりするまで張り込みが必要だから、
そのための余力の分を考えると、無理に急いでも厳しいから、
一晩休んで翌朝に向かうほうがベストかな。」
PL:
まずは一晩休んで回復してから向かうことを提案。
万全を期したいですし。

「はい。
私の魔法で連中を見事征伐して見せましょう!」
アイナティートはマルグレーテに力強く宣言する。
「ふふ、頼もしいですわね。
では期待しておりますわ、未来の大魔導師殿」
そう言って、頬を綻ばせた。
「さて、偵察をするにしても打ち合わせは必要だ。
たとえば私は野外活動の技能は身につけていないから、
偵察の際はシャルロットたちより距離を取る必要があるだろう。
それと、猿どもは温泉に住み着いたと聞いたが、
ダークエルフはどこで目撃されたのだ、村長?
そちらも温泉に住み着いたというわけではなかろうし、
探すにしても漠然と山狩りするのでは発見するのが難しいからな」
アイナティートは現実的な提案をし、村長に尋ねる。
「はい、目撃場所については目撃した奴から聞いてください」
猟師の1人が、目撃者だそうだ。
「距離の点は了解です。
あたしからの質問は、そのホブゴブリンとダークエルフの人数、
分かりませんか?
それと、この辺りの詳しい地図があったら見せて欲しいです」
「人数も、目撃した奴から聞いてください。
地図は見せしますんで」
リノの質問にも同様に返し、手元から丸めた地図を取り出した。
「もし、直ぐ偵察にいかないのでしたら、
この村でしておきたいことがいくつかあります。
そのホブゴブリンとダークエルフを目撃した人とお話させてもらえませんか?
あと村の周囲の地形とか配置とかも、一応、確認しておきたいです」
「はい、ですから、どうぞそのようにしてください。
その方がよいと思いますし」
村長は同じことを繰り返す。
「今は夕方だから、このまま行くと強行軍になるから、
到着時には疲労がピークになりそうだね。
確かに急ぎではあるけど、状況がはっきりしない以上、
現場に到着したら、状況がはっきりするまで張り込みが必要だから、
そのための余力の分を考えると、無理に急いでも厳しいから、
一晩休んで翌朝に向かうほうがベストかな。」
「そうですわね。妖魔の類は夜行性。
此方が疲労ないし休息している時に遭遇するのは避けたいですわね」
マルグレーテはシャルロットの提案に頷いた。
***********************************
村長の案内で、3人は闇妖精を目撃したという猟師の元へと向かった。
「場所は、この辺りだったなあ」
村長から借りた地図のとある地点を指でトントン叩く。
「あんまり温泉に近づくとアレなんだが、
ちょっと離れたこの辺りは結構旨い木の実がなるんでな、
温泉寄りついでにたむろう動物が来るんだよ」
それは温泉から少々離れた窪地の一帯だった。
「だが、其処も猿の巣窟になっちまった。
木の陰から眺めてあちゃあ、と思っていた時に、
反対側の茂みにひょっこりと見えた、って訳だ」
猿たちも流石に常時温泉に入っている訳では無いらしい。
だが、入れ替わりで湯に浸かるのと木の実を貪るのとを繰り返しているそうだ。
「数ねえ、ぱっと見、黒いのが1人と、赤いのは2人だったな」
何しろ、茂み越しだから何とも...、と猟師はすま無さそうに言った。
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【GMより】
ではレスをお返し致しますね。
此方はBルート、アイナティート、リノとシャルロットのルートになります。
地図は村長から借りられました。希望するレンジャー技能所有者は、
<地図製作>で模写することが出来ます。
猟師と会って情報を得ることが出来ました。
温泉近くの木の実の群生地で
(アケビとか木苺とか林檎や柿をイメージしてください)、
ダークエルフ1体及びホブゴブ2体と遭遇したそうです。
どうやら茂み越しに様子を伺っていたようですね。
アイナとリノの予備ダイスは次回の進行で使いますので保持しますね。
振り直したい場合は宣言ください、その時は破棄しますので。
これ以上することが無ければカテゴリを移動しましょう!
宣言無い場合は一行でも結構です、お知らせくださいね。
[各種判定結果]
○動物の狂暴化についての<知識>:リノ7
動物が狂暴化するのは子や巣を襲われた時や、繁殖期だと分かります。
人為的には、というと思い付きませんが、何かの理由で怒っているのでは、
程度は推測出来ます。まあ一般論の範囲ですね!
※アイナの予備ダイス6、11、7とリノの予備ダイス7、10、8は
未使用です
[1ゾロ管理]
○アイナティート無し
○リノ無し
○シャルロット無し
[ステータス管理]
○アイナティート HP 10/ 10 MP 18/ 18 赤外視
○リノ HP 10/ 10 MP 15/ 15
○シャルロット HP 18/ 18 MP 19/ 19 赤外視
◎マルグレーテ HP 18/ 18 MP 15/ 15
[ダイスチャットからの添付]
今回は無し!
[購入・消費物管理]
○リノ
・魔晶石3点1個購入:900ガメル消費
・ショートスピア(必要筋力4)購入:50ガメル消費
・ダガー(必要筋力4)6個購入:360ガメル
○シャルロット
・羊皮紙1枚消費→「エイザス山の地図」入手(達成値8)
・小石(ノームをコンスピ)
[次回進行に際してお願いしたい事]
○猟師に対し質問があればどうぞ。
○<地図製作>をしたい場合はダイスを添付してください。
○その他、やりたいことがあればどうぞ!
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上位カテゴリ「B:護衛」へのチェックは不要です。

猟師から一通りの話を聞いた後、4人は村長の家で睡眠を取る。
マルグレーテは、程々に酒を飲み、3人にも勧めた。
曰く、こういう時は平時と変わらず緊張を解すよう努めるのがよい、らしい。
「必要以上に気に病むとお肌に悪いですからね」
そう言って笑う。これは彼女なりの気遣いかも知れなかった。
「明日の夜にはゆっくりと湯浴みが出来るとよいのだけれど...」
マルグレーテは願うように呟いた。
ささやかな宴は、早めに解散し、各自眠りにつく。
明日に備えて。
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【GMより】
ようやく動ける状況になりました。皆さん本当にお待たせしました!
此方はBルート、アイナティート、リノとシャルロットのルートになります。
それではカテゴリを進めますね!
[各種判定結果]
※アイナの予備ダイス6、11、7とリノの予備ダイス7、10、8は
未使用です
[1ゾロ管理]
○アイナティート無し
○リノ無し
○シャルロット無し
[ステータス管理]
○アイナティート HP 10/ 10 MP 18/ 18 赤外視
○リノ HP 10/ 10 MP 15/ 15
○シャルロット HP 18/ 18 MP 19/ 19 赤外視
◎マルグレーテ HP 18/ 18 MP 15/ 15
[ダイスチャットからの添付]
今回は無し!
[購入・消費物管理]
○リノ
・魔晶石3点1個購入:900ガメル消費
・ショートスピア(必要筋力4)購入:50ガメル消費
・ダガー(必要筋力4)6個購入:360ガメル
○シャルロット
・羊皮紙1枚消費→「エイザス山の地図」入手(達成値8)
・小石(ノームをコンスピ)
カテゴリを移動します。
「三つ巴」に記事を投下するのでお待ちください。