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牢獄その2

GM [2013/08/16 12:51]

エイティが捕らえられている石牢に到着する。
錠前は、手持ちの鍵を照合していれば簡単に分かる。
かちゃり、と硬い音が響いた。

ミルは床に耳をあて、追手の位置を確認しようとする。
振動が先程よりも確実に大きくなってきている。
のんびりとしている余裕は無いだろう。
人数も、何となくではあるが2人や3人では利かない気がする...

***********************************

ミルは石牢の中へと入る。
湿気の高い、むあっとした空気が肌に纏わりつく。
垂れ流された汚物の放つ悪臭も相当なものだ。

「.........誰、だ.........」

部屋の最奥で鎖に繋がれている人物。
近づき、ランタンの灯りで照らし出されるその顔は、
間違い無くミルが知っているスラム街の【鼠】の長のものであった。

「私に、止めを刺そうと、言うのか...」

長い事暗闇の中に居たせいで、眩しさに目が順応しきれない。
意識も半ば朦朧としているようだ。

「エイティはん、エイティはん!」

「.........?」

「これ飲んで、ふぁいとー!」

ミルが生命力回復の霊薬を飲ませれば、たちまちエイティの傷は癒えるだろう。 
肌の色に生気が戻り、苦悶の表情は和らいでいく。

「...傷が、治っただと?」

手の感触を確かめ、眼前のミルを確認すると、こう言った。

「.........今更助けるとは、どう言うつもりだ」

当然ながら、エイティは事態を全く飲み込めていない。
眼前のミルと、自分を闇討ちしたミルが別人である事も分かっていない... 

***********************************

ミルが石牢の中でやり取りをしている最中、
ヴェンは鉄扉の前で自分の仕事に邁進する。
それは即ち、追手の撃破。

先鞭を切って出来るだけ残酷に1人を葬り、士気を挫く事が肝要だ。
数は確実に敵の方が多いであろう。
だが、常に数が戦況に有利に働くとは限らないのだ。
 
弩に太矢を設置し、弦を巻く。
目いっぱいの力でようやく巻ける位に調節してある。
命中すれば、並みの人間なら一発であの世行きに出来るだろう。 

===================================

【GMより】

分割第2弾です、エイティ救出パート!
こちらはAルート、ミルとヴェンのルートになります。

<聞き耳>のタイミングは、石牢に入る直前としました。
でないと不自然ですからね!
階上の事なので判定厳しくするつもりでしたが、達成値17なら仕方ない(笑)
結構な人数が、もう少しで来るんじゃないかと思いました。

エイティは救出出来ましたが、ミルの行動が唐突だったので、
エイティはミルを敵だと思っています(笑)
きちんと順を追って説明してあげてくださいね。

ヴェンのゴルゴ了解です。予備ダイスの目がよいので、
保留にしておきましょう。然るべき場面で使いますね!

[各種判定結果]

・錠前の開錠:ミル
 →成功。これに伴い<鍵開け>及び《アンロック》のダイスは破棄
・指定ダイス1=石牢内の観察(セージ+知力B):ミル13
 →先の進行で同達成値にて判定済みなので不採用、次回進行にて流用予定
・指定ダイス2=:エイティの容貌を知っているか(シーフ+知力B):ミル12
 →知っていた
 
 ※別振りダイスで判定してくださっていましたが(達成値9)、
  指定ダイスの方が出目がよいので此方を採用しました

・指定ダイス3=ダミー:ミル6
 →不使用。次回進行にて流用予定

・生命力回復の霊薬を飲ませる:ミル5(予備ダイス3)
 →エイティ、HP10点回復!
・<聞き耳>:ミル17
 →本文の通りの情報を得る
・ヴェンのクロスボウ準備
 →完了。予備ダイスの使用は保留

☆ヴェンの予備ダイスの使用については保留しました

[獲得アイテム]

○ショートソード(必要筋力7)2本
○ソフトレザー(必要筋力7) 
○スモールシールド(必要筋力1)※1ゾロで使用不能になる
○手製ギャロット(必要筋力1)
○ヴェンの装備全て
○遺跡及び下水道の地図
○鍵束

[HP及びMPの管理] 1ゾロ:ミル1回

A16 エイティ HP 11/14 MP13/13
A15 ミル   HP 14/14 MP10/16 
A?? 迅鉄   HP  5/ 5 MP 5/ 5
A14 ヴェン  HP 13/16 MP16/16
  
[装備]

○ミル
 ・ショートソード(必要筋力7)2本
 ・ソフトレザー(必要筋力7)
 ・スモールシールド(必要筋力1)
○ヴェン
 ・ギャロット(必要筋力1)※1ゾロで使用不能になる
 ・モール(必要筋力20)
 ・ヘビー・クロスボウ(必要筋力20)
○エイティ
 ・無し!

[ダイスチャットからの添付]

今回は無し!

[次回投稿に際してお願いしたい事]

・エイティに対して状況の説明をしてください。
・次の行き先を決定してください。
 その際、指定ダイスがある場合は振って添付しておいてください。
・その他、何でもいいです。行動してみてください!

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ヴェン [2013/08/16 21:46]

> 「ヴェン、夜光蝶って奴らのことやけど......」
> 
> ウチはスモールシールドとランタンを回収しながら手短に説明した......ん、なんや作りが荒いなこの盾
> 
> 「ギルドで、以前小耳に挟んだことがある
> そんときゃ、馬鹿な連中もいたもんやと思うてたけど、まさかウチらが巻き込まれる羽目になるとは思わへんやった
>  ずいぶん昔の話やさかいなぁ」
> 
> その組織についての概要を説明する
> 
> 「......てなわけで、早い話が、ギルドでもドン引く連中やったってことやな
>  闇神官、魔神まで関わって、こりゃ、人体実験て話も眉唾やなさそやで」

「なんでぇい、過去の亡霊かよ」と吐き捨ているように言う。

(───そんな昔の奴らが今頃、息を吹き返した?)と脳裏を過る。

ミルに聞きたいことは山ほどあったが、問い詰める間もなく、部屋を後にされる。

「チッ」と舌打ちをし、ミルの後を追う。

*****


> 弩に太矢を設置し、弦を巻く。                                   ?
> 目いっぱいの力でようやく巻ける位に調節してある。                      
> 命中すれば、並みの人間なら一発であの世行きに出来るだろう。              


(さぁ、来い。宴の時間だ。
 たっぷり、可愛がってやるぜ。)


=======================
PL:シモンより

今更になって、エイティの素性が心配...。
他のルートでエイティのスラムの誘拐について関与している話と、そもそもエイティが夜光蝶と
全く関わりがないことはないのではという疑念が...駆け巡る。


エイティは助けないわけにはいかないでしょうしね。盗賊ギルドではエイティを拐ったのはミルという事で
手配されているでしょうし...。

ミル [2013/08/17 02:19]

「......近いな、数も多い、二人三人の話やない、ヴェンの予想が当たったか」

やけにとぎすまされた聴覚が、ウチに危機感をもたらした
しかしこの建物、音通るなぁ、なんでやろ

>「チッ」

「すまんヴェン、ちょーちょ共の子細については、エイティはん助けてから話すよって、照準頼む!」

ヴェンの気持ちもわかる
ウチかてあたまがでんぐりがえってる始末や
そないなでかい組織、ウチら二人だけでどないせえっちゅうねん
ううう、装備......持ってかれたままかぁ......

エイティはんに薬を飲ませると、やっぱり傷が引いていく
うーんこの薬、量産できへんもんやろか?

しかし

>「.........今更助けるとは、どう言うつもりだ」

しもた!
そういやウチってことになっとるんやった
せやけど、てことは、ウチの名前だけやのうて顔までいじってたってことか?
実力行使までされてて顔バレ、しかもそいつぁ魔術師か
最悪やなおい
盗賊の変装程度で、エイティはんほどの手練れを騙せるとは考えにくいし、しんどいなぁ

しゃあない時間食うが、ウチは、ヴェンに助けてもらったときの鍵をエイティはんの手枷にはめながら説明を始めた

「エイティはん、そいつぁ罠や、騙りや、ウチが本物のミル・モフェットや、ミル・モフェットや」

大事なことなので二回言う
救出した後、助けた恩人として便宜を図ってもらうために

「よっと......古代語魔法でな、顔を完全になりすませることができる『変装』の魔法があんねん」

かちゃかちゃと鍵を操作しながら、説明する
誤解されたまんまなんて、ウチが破滅するかんな

「体から骨格、声まで作り替える『変身』なんてのもある
 それでウチと似たよな服着れば、複製版ミル・モフェットの完成て次第
 ここにおるのは、やぶからぼうにぶんなぐられて拉致された、本物のミル・モフェットや」

おし、こんなもんか?
開いてへんやったら魔法使うか
ピッキングの余裕はあれへん

そいて、エイティはんの枷を外した

「エイティはん、夜光蝶は知っとるな?
 そいつらがまた暗躍を始めとる
 エイティはんをぼこぼこにした連中がわんさと、すぐそこまで来とる
 事態は最悪やで」

喋りながら、エイティはんを外に連れ出す


一方、迅鉄は駆け上がる、駆け上がる
長い階段やなおい

やがて......扉!
扉や扉、やったぜべぃびぃ!
これさえ『強化施錠』で塞げば!

......ここは管制塔となってたはずやが
見て回って重要なことは、ここがまだ使えること
そんでもって、使った後逃げる通路もまた、生きてること

「なあ、ヴェン、ええ話がめっかったで
 反対側のてっぺんまで、ずっと長い階段だけの一本道

 おまけに貯水槽も制御板も生きてるから、ここを水没させられるうえ、脱出路まである、迅鉄の目で確認した、目下扉をお調べ中」

説明しながら、またウチは耳を澄ませる
これが最後の聞き耳や

----------------------------------------------------

脱出方法については、敵との距離について最後の情報が解るか、測定不能かが判明次第、相談所で決めましょう

距離次第なんですよね
次の進行では接触の可能性大だし
ヴェンのクォレルによる牽制が聞いてくれるのを願うのみです

しかしシモンさんの策、当たりますね
私もがんばらねば......て今回読み違いばかりしてるなあ

行動宣言
 エイティの鍵に、石牢1で、ミルの手枷を外すのに、ヴェンが使ってくれた鍵を用います

 万が一開かなければ、その場でアンロックをかけます
 以下、鍵が合わなかった場合のロールですが、鍵が合っていれば破棄してください

  アンロック
  詠唱は「いあ、しりぃじゃっく」で
  いあ@ミル : アンロック 2D6 → 3 + 2 + (4) = 9 (08/17-02:32:17)
  ぎりっっっぎり!!

 エイティには、本文中の説明を

 毎度の聞き耳(笑)
 いあ@ミル : 聞き耳 2D6 → 6 + 1 + (6) = 13 (08/17-03:08:29)
 ここへ来てこの数値! 微妙......

いあ@ミル : 予備ダイス1 2D6 → 5 + 4 = 9 (08/17-03:53:47)
いあ@ミル : 予備ダイス2 2D6 → 1 + 6 = 7 (08/17-03:54:04)
いあ@ミル : 予備ダイス3 2D6 → 6 + 4 = 10 (08/17-03:54:17)
いあ@ミル : 予備ダイス4 2D6 → 4 + 3 = 7 (08/17-03:54:35)
いあ@ミル : 予備ダイス5 2D6 → 3 + 5 = 8 (08/17-03:54:50)


シモンさんへ

うーん、言われてみるとエイティは盲信出来ないですね、確かに

ただ、ミルと同じく、利用できる立ち位置にいたため、ディスガイズあたりを使われて、今は立場を利用され偽物が誘拐の手引きをしているのではないかな、と思っています

鼠の元締めという立場は、夜光蝶にとってはおいしいポジションかと思いますし、仮にエイティがメンバーだったとすると、ここまでずたぼろにする理由がない
これも推測にはすぎませんけど^^;
(本物だったら、敵にとってもそんだけで退場させるには惜しい人材です
 あるいは組織を裏切ったか)

でも、それでも爆弾ですねぇ......
助けるしかないし
やっぱ敵だったら妨害されるかもしんないし

敵に駆け込まれたら仕方ないとあきらめましょう
拘束すると、本物だったとき、無事戻っても取り返しが付かない!

あとは、エイティの発言で、何か解るかなあ
内容次第では、何か進展があるかもしれませんね

GM [2013/08/17 13:12]

「エイティはん、そいつぁ罠や、騙りや、
 ウチが本物のミル・モフェットや、ミル・モフェットや」

エイティはミルに猜疑の視線を向けながら、黙って話を聞いている。
ミルが錠前を外そうとするのに、抵抗はしない。

「よっと......古代語魔法でな、
 顔を完全になりすませることができる『変装』の魔法があんねん」

「体から骨格、声まで作り替える『変身』なんてのもある
 それでウチと似たよな服着れば、複製版ミル・モフェットの完成て次第
 ここにおるのは、やぶからぼうにぶんなぐられて拉致された、
 本物のミル・モフェットや」

「ようく知っているよ。私も少しだけ古代語魔法は齧っているのでね...
 そしてそうした魔法がある故に、君がどれだけ言葉を重ねても、
 信憑性には疑問を付けざるを得ないのは分かるかな?」

ミルは自分が【夜光蝶】の装束を身に付けているのに気づいているだろうか。

「エイティはん、夜光蝶は知っとるな?
 そいつらがまた暗躍を始めとる
 エイティはんをぼこぼこにした連中がわんさと、すぐそこまで来とる
 事態は最悪やで」

「【夜光蝶】ね、ようく知っているよ。
 私が駆け出しの頃は奴らのお陰で大変な目に会った...」

瞳に、怒りの感情が燃え上がる。だが、語気は落ち着いたままだ。

「私を好き放題に痛めつけ、この施設の秘密を聞き出した。
 私を含めたごく一部の者しか知らないこの場所をね...
 私の縄張りを滅茶苦茶にしてくれた例は、必ずさせて貰う」

改めてエイティはミルを見る。

「ミル・モフェット。
 冒険者としての実績と実力は私もようく聞き及んでいるよ... 

 君が本物かどうかは後々調べさせて貰うとして、
 先ずは此処から脱出してギルドを再び掌握せねばならない」

ゆっくりと立ち上がる。

「助けてくれた事、ひとまず礼を言わせて貰おう」

右手を差し出してきた。

「奴らにはダークエルフが加わっていた...厄介な相手だ、気をつけろ。
 まだ追手が来ていないなら、管制室から脱出が出来る。
 緊急避難口だけは装置が活きているんだ。

 下水道に出ればあっと言う間だ...私は細かい構造を把握しているからね」

===================================

【GMより】

エイティとのやり取りをレスしておきますね。
こちらはAルート、ミルとヴェンのルートになります。

ミルの話しぶりでは完全な信用をこの場で得る事は難しかったようですが、
この場を切り抜ける為に行動を共にする事を承諾してくれました。
ゲーム的に言えば「エイティが仲間に加わった」って所でしょう!

エイティは駆け出し時代に【夜光蝶】とかなり戦っています。
ので、アンチ【夜光蝶】です。大っ嫌い(笑)
早くギルドに戻り、【夜光蝶】勢力を撲滅したくてたまらないようです。

拷問を受ける際にダークエルフの姿を見た、と言っています。
ミルもヴェンも既知ですよね。

[獲得アイテム]

○ショートソード(必要筋力7)2本
○ソフトレザー(必要筋力7) 
○スモールシールド(必要筋力1)※1ゾロで使用不能になる
○手製ギャロット(必要筋力1)
○ヴェンの装備全て
○遺跡及び下水道の地図
○鍵束

[HP及びMPの管理] 1ゾロ:ミル1回

A16 エイティ HP 11/14 MP13/13
A15 ミル   HP 14/14 MP10/16 
A?? 迅鉄   HP  5/ 5 MP 5/ 5
A14 ヴェン  HP 13/16 MP16/16
  
[装備]

○ミル
 ・ショートソード(必要筋力7)2本
 ・ソフトレザー(必要筋力7)
 ・スモールシールド(必要筋力1)
○ヴェン
 ・ギャロット(必要筋力1)※1ゾロで使用不能になる
 ・モール(必要筋力20)
 ・ヘビー・クロスボウ(必要筋力20)
○エイティ
 ・無し!

[ダイスチャットからの添付]

今回は無し!

[次回投稿に際してお願いしたい事]

・エイティに対してアイテムの貸与があるならしておいてください。
・次の行き先を決定してください。
・その他、何でもいいです。行動してみてください!

この記事への返信は「牢獄その2」にチェックを入れて投稿してください。
上位カテゴリ「A2.最深部」へのチェックは不要です。

ミル [2013/08/17 22:02]

>「ようく知っているよ。私も少しだけ古代語魔法は齧っているのでね...
> そしてそうした魔法がある故に、君がどれだけ言葉を重ねても、
> 信憑性には疑問を付けざるを得ないのは分かるかな?」

エイティはんの言葉はつれない
ちらちらこっちの服とか見てる

あー......そういや変装しとったわな、ウチ

「あ、まあ、その、はい......」

そう来られると、返す言葉はあんまりない

>「【夜光蝶】ね、ようく知っているよ。
> 私が駆け出しの頃は奴らのお陰で大変な目に会った...」

「へえ、旧知、てか
 ウチは昔話で聞いたことしか知らへんが......」

>「ミル・モフェット。
> 冒険者としての実績と実力は私もようく聞き及んでいるよ... 

> 君が本物かどうかは後々調べさせて貰うとして、
> 先ずは此処から脱出してギルドを再び掌握せねばならない」

>「助けてくれた事、ひとまず礼を言わせて貰おう」

「あ、ども」

差し出された右手を握り返す

大先輩で実力者
ちょぅと、緊張

「あ、せや」

ウチはフードを脱いでローブをずらし、肩口を見せ、指でごしごしこすった

「ちょーちょの連中は入れ墨しとんのやろ?
 ウチにはないで
 ギルドで身元照会するとき、参考になるかなぁ
 まあ、相手が『変身』まで使うてたら意味無いけど......」

今できる証明はそれくらいしかあれへん

「あ、こっちは戦士のヴェン
 ウチがさらわれたとき、巻き込んでもうた冒険者仲間やねん
 たぶんヴェンの偽物まではおらへんやろし、身元も確かや」

ウチは相棒を紹介した
この際、本来の武装を取り戻したヴェンの姿が心強い

「ヴェン、この人エイティはん
 ギルドの強くてえらいひと」

その後、敵さんにゃダークエルフがおることやら、迅鉄に見つけさせた貯水槽室のことなんかも聞き出せた
ここのことも詳しいらしい

「あ、エイティはん、これどーぞ」

ウチはさっきかっぱいだ黒服の持っていた小剣を渡した
エイティはんも、空手というわけにもいくまいて

「ウチとヴェンも、その部屋のこと図面で見たわ
 んで、使い魔の猫走らせて、まだ装置が生きてるのも確認したよって、今はそこで探索中やねん
 さしあたり、非常口は錆びきてるけどちゃんと動くみたい
 ただ、入り口の戸が壊れてる」

『強化施錠』が使えへんのは痛いなあ
撤退戦で、一悶着はありそうや

気になるのは彼我の距離

「さて、どないして逃げよっか、ヴェン?」

ウチは相棒に問いかけた

-----------------------------------------------

GMに確認です
エイティの手枷は、持ってた鍵で外せましたか?
(アンロックの必要があったかどうか的な)

追記
エイティにショートソードを渡します

追記2
肩口の入れ墨の件での台詞、ちょこっと修正しました

ミル [2013/08/22 13:24]

「おし、んじゃヴェン、照準よろしゅう
 敵が来るタイミングが遅かったら、牢から出て一緒に走ろう
 エイティはん、前衛頼みます......いあ、ばるか......あれ?」

ウチはエイティはんと一緒に外に出て構える
同時に、カウンター・マジックを皆にかけたものの、不発

「すまん、魔法は自力で耐えてつかい!
迅てぇつ! 戻れ!」

迅鉄を階段下、廊下の死角まで戻す

精神力の枯渇が一番怖い
ダークエルフが相手
もうウチの魔法は打ち止めや

-------------------------------------------------------

それではエイティと一緒に並列で通路に立ちはだかります

カウンター・マジックは、ミルの精神点を使って三人全員に

いあ@ミル : カウンターマジック 2D6 → 1 + 2 + (4) = 7 (08/22-13:28:20)

しくじったぁぁぁぁぁっっ!

迅鉄を階段下、廊下からは隠れる位置までもどします

HP 14/14
MP 7/16

HP 5/5
MP 5/5

GM [2013/08/23 07:24]

「あ、せや」

ミルは肩口をエイティに見せ、指でごしごしと擦り、
其処に刺青が無い事をアピールする。

「ちょーちょの連中は入れ墨しとんのやろ?
 ウチにはないで
 ギルドで身元照会するとき、参考になるかなぁ
 まあ、相手が『変身』まで使うてたら意味無いけど......」

「全く君の言う通りだな」

前半部分は無視し、後半部分にだけは賛同の意を示すエイティであった。

「あ、こっちは戦士のヴェン
 ウチがさらわれたとき、巻き込んでもうた冒険者仲間やねん
 たぶんヴェンの偽物まではおらへんやろし、身元も確かや」

「...有り難い話だな」

エイティの感想は、至って無味乾燥だ。

「ヴェン、この人エイティはん
 ギルドの強くてえらいひと」

ミルに紹介されても愛嬌などみせない。

「あ、エイティはん、これどーぞ」

ミルは持っていた小剣をエイティに渡す。

「...預かろう」

武器は必要と思ったのか、これは素直に受け取った。

「ウチとヴェンも、その部屋のこと図面で見たわ
 んで、使い魔の猫走らせて、まだ装置が生きてるのも確認したよって、
 今はそこで探索中やねん
 さしあたり、非常口は錆びきてるけどちゃんと動くみたい
 ただ、入り口の戸が壊れてる」

「!?装置は緊急避難経路を除いて死んでいた筈だが...」

ミルの報告に、懐疑的な意見を述べるエイティだ。

「...まさか、装置を復旧させたのか。
 魔術師が居るならば、有り得ない話では無いが...
 まあいい、此処は逆用させて貰おう」

誰に対してでも無く呟いた。

===================================

【GMより】

エイティ関連の行動宣言にレスしておきます。
こちらはAルート、ミルとヴェンのルートになります。

分割してカテゴリを移動します。
これから仕事なので夜になりますが、今しばしお待ちくださいね!
次はヴェンの予備ダイスを使用します。乞うご期待。

[各種判定結果]

・ショートソードをエイティに渡す:ミル
 →完了

[獲得アイテム]

○ショートソード(必要筋力7)1本
○ソフトレザー(必要筋力7) 
○スモールシールド(必要筋力1)※1ゾロで使用不能になる
○手製ギャロット(必要筋力1)
○ヴェンの装備全て
○遺跡及び下水道の地図
○鍵束

[HP及びMPの管理] 1ゾロ:ミル1回

A16 エイティ HP 11/14 MP13/13
A15 ミル   HP 14/14 MP /16 
A?? 迅鉄   HP  5/ 5 MP 5/ 5
A14 ヴェン  HP 13/16 MP16/16
  
[装備]

○ミル
 ・ショートソード(必要筋力7)
 ・ソフトレザー(必要筋力7)
 ・スモールシールド(必要筋力1)
○ヴェン
 ・ギャロット(必要筋力1)※1ゾロで使用不能になる
 ・モール(必要筋力20)
 ・ヘビー・クロスボウ(必要筋力20)
○エイティ
 ・ショートソード(必要筋力7)

[ダイスチャットからの添付]

今回は無し!

[次回投稿に際してお願いしたい事]

・ミルは2d6を5回振り、結果を教えてください。
 (一行に報告だけでも構いません)

カテゴりを移動します。
「迎撃」に記事を投下するのでお待ちください。

ヴェン [2013/08/23 23:13]

扉からミルの気配を感じるが、相変わらずヴェンは眼光鋭く、奥の間を睨み続ける。
> 「ちょーちょの連中は入れ墨しとんのやろ?
>  ウチにはないで
>  ギルドで身元照会するとき、参考になるかなぁ
>  まあ、相手が『変身』まで使うてたら意味無いけど......」
> 
> 「全く君の言う通りだな」
> 
> 「あ、こっちは戦士のヴェン
>  ウチがさらわれたとき、巻き込んでもうた冒険者仲間やねん
>  たぶんヴェンの偽物まではおらへんやろし、身元も確かや」
> 
> 「...有り難い話だな」

ミルともう1人の男のやりとりが耳元に届く。
雰囲気は未だ疑念を持たれているという感じだ。
眼はしっかりと目標を捉えたまま顔も首も動かさず、呼吸を続ける。

だが、頭の中は不安、焦り、そして怒りで昂ぶっている。
(盗賊ギルドの幹部を襲ったミルは...夜光蝶ってことになってるのかよ?
 黒尽くめの男が吐露した話は事実かぁ。 
 じゃあ、これから黒尽くめがうじゃうじゃ来るのか
 蝶というよりはゴキブリって言うに相応しい輩だぜ
 
 あーぁ、それにしても、このクソッタレ(エイティ)を説得できなきゃ、オランを落ちることも考えねぇーとな。
 助けて貰っていうのに、まだ疑うとはどういう了見だぁ
 ケツの穴が小さ過ぎる イライラが収まらねぇぜ 
 イカンイカン、怒りの矛先は全て黒尽くめ共に向けなければ...)


「フーッ、旦那(エイティ)。 ─── 」一呼吸置いてから、エイティに話す。
 俺たちが旦那を助けた理由は、 ─── 
 盗賊ギルド内で持たれているミルの嫌疑を晴らして貰うことだ。 ─── 
 他意はねぇ。」一言一言を呼吸置く度に絞るように吐き出す。
 
=========
PL:シモンより

エイティとミルのやりとりに食い込めそう


もう少し余裕のあるシーンでエイティとやりとりしましょうか...

エイティさんの中ではミルを騙った奴は夜光蝶ってことになっているのでしょうかね。

行動宣言については前回と変わらずです。