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急行

GM [2013/08/23 03:42]

穴の外は運よく木の枝の目の前だった。
人の手がついていない、野放しの状態が功を奏し、
よく育って太い枝はさしたる苦労も無く渡る事が出来た。
2階程度の高さ、しかも足掛かりのしっかりした樹木ならば、
リタやアシュレイでもそう苦労無く下りる事が出来たであろう。

庭には雑草は生え放題、小規模ではあるが木々も生え鬱蒼としている。
周囲にはこうした環境の廃屋が何件か密集しているらしく、
スラム街にそぐわない、場違いとも言える静寂に満ちている。

屋敷の外には出る事が出来た。
だが、無事にアイナティート達と合流出来るかはまた別の話だ...

===================================

【GMより】

ではカテゴリを移しました。屋敷の外です!
こちらはDルート、BルートとCルートの合流ルートになります(予定)。

庭先には出る事が出来ました。ですがまだ脱出は完了していません!
無事に脱出出来るかはダイスに尋ねましょう。
指定ダイスをお忘れなく振って添付しておいてくださいね!

[獲得アイテム]
・魔力の込められた石(詳細不明)
・魔晶石2(売却価格200ガメル)
・装飾されたダガー(売却価格300ガメル)
・鍵のかかったチェスト(中身は300ガメル相当の宝石)
・研究日誌4冊(価格不明)
・薬品2瓶(価格不明)
・衣類14枚(価格不明)

[HP及びMPの管理] 1ゾロ:アシュレイ2回、ルルシア1回

A19 アシュレイ HP 16/16 MP11/18 
A17 パック   HP 16/20 MP /15 
A15 ルルシア  HP 15/15 MP /17
A?? "相棒"  HP  5/ 5 MP 5/ 5

[ダイスチャットからの添付]

今回は無し!

[次回投稿に際してお願いしたい事]

・2d6を3回振って結果を添付しておいてください。

この記事への返信は「急行」にチェックを入れて投稿してください。
上位カテゴリ「D1.合流」へのチェックは不要です。

パック [2013/08/24 22:00]
息を吸う。 「衛士長アイザック!ここだ!木々のある三階建の建物だー!!!!!!」
アシュレイ [2013/08/27 17:42]

壁に空いた大穴、パックのやつめ...
ライトニングとは、なかなかどうしてやる奴だ。
多少ではあるが見直した。

「それじゃあ早速、脱出と行こうか
...むむむ」

穴の外には大きな木の枝が存在し、枝に沿って木まで進めば降りるのは容易いだろう。
私だってこれくらいならできる!...と思う。
それにたかが二階程度の高さだ、落ちても死にはしないだろう。
大丈夫大丈夫、絶対大丈夫だから...多分。

下をチラリと見る、大丈夫、大丈夫なのだ!
しかし体が動かない...!
ここで自分を弁護させてもらうが、行きたくないわけではない。
「なっ、なぁ...ちがうよ?ビビってるとかそんなことはないよ?
イヤ、違うからね?私はリタの心配をしてるんだよ、うん」
道具袋をゴソゴソと漁り、ロープを取り出す。

「さぁ!これで降りやすく...え、別にいらない?
誰がどう見たって普通に降りられる?
あーそうだね、うん、私もそう思うよ、うんマジで」

今、鏡を見れば、普段より2割増血の気がない私の顔が映るだろう。
だが、行かないわけにはいかない。
ここで行かなかったら周りに高いところが怖いことがバレてしまう...!
まだ涙を流すような高さじゃない、やるんだ!

「い、一気に渡れば何も怖くなんてない...怖くないぞぉ...」
一気と口で言いつつもすり足で進む...
............
.........
...!

「フッ...!」
私は無事に地上へと降り立った、なんと地面に足がつくことの心落ち着くことか!
もはや高所など恐るるに足らん、さぁ脱出へと動こう!

「それにしても静かな場所だ...ここはどのあたりなんだろう?」
__________________
PL・中の人も高いところが嫌い

ゴースト@アシュレイ : 2d6 2D6 → 1 + 6 = 7 (08/27-20:54:37)
ゴースト@アシュレイ : 2d6 2D6 → 6 + 6 = 12 (08/27-20:54:43)
ゴースト@アシュレイ : 2d6 2D6 → 1 + 2 = 3 (08/27-20:54:52)


ルルシア [2013/08/29 21:54]

リタさんのおでこの角のようなものは元からだったみたいで、早とちりしてしまいました。
でもそれならちょっと安心です。

?

衣服を回収してそれからパックさんが開けた穴から出ます。
一発で穴を開けられるなんて、古代語魔法すごいです。


>「衛士長アイザック!ここだ!木々のある三階建の建物だー!!!!!!」

オッドアイのイケメンさんと金髪のエルフさんでしたよね。
見つかるでしょうか。

-------------------------------------
PLより:
遅くなってしまってすみません!
前回の投稿見てみたら半月以上前でした...。本当に申し訳ありません。

21:33:16 針葉樹@ルルシア? ≫ 2d6 <Dice:2D6[3,6]=9>
21:33:44 針葉樹@ルルシア? ≫ 2d6 <Dice:2D6[6,3]=9>
21:33:49 針葉樹@ルルシア? ≫ 2d6 <Dice:2D6[3,5]=8>

GM [2013/08/30 14:11]

「衛士長アイザック!ここだ!木々のある三階建の建物だー!!!!!!」

静寂を突き破るパックの叫び!
それは間近にまで迫っていたアイナティートとアイザックにも、
聞き取る事が出来た。

「行こう、アイナティート!」

流石に演技する余裕も無く、アイザックは駆け出そうとするが。

「...置いて行かないでくれよ」

俊足が売りのアイナティートに、バツが悪そうにお願いするのであった。

***********************************

パックの叫びはアイナティートとアイザックに自分の居場所を教えた。
だが、招かれざる来訪者をも呼び寄せる事となった。

「誰の声と思って来てみれば...何だ、貴様らは?」

物陰から忍び寄ってきた影の主、全身黒づくめの装束に鎧を纏った男が1人。
顔は覆面で隠しており、怪しい事夥しい。

「この敷地に入り込むとは...生きて返す訳には行かないな」

「ぐるるるうるる...」

男の傍らには、男と同じく全身真っ黒な生き物が控えていた。
姿格好は、犬だ。しかし、犬はこんなに大きいだろうか?
何より、口から時折覗かせる赤いものに、嫌な予感がしてならない...

アシュレイは、己の知識から怪物の正体を導きだす。
あれは魔界の生物、炎を吐くという黒魔犬だ!

「恨むなら己の不運を恨むがいい」

そう言うと、男は腰に佩いた小剣を抜く。
ぬらりとした金属の光沢が放たれる...
そして剣を握るのと反対の手に持つ護符を握り、命じた。

「喰ってしまえ!」

***********************************

アイナティートとアイザックが駆けつけるまで、
今しばらくの時間が掛かる事だろう。

眼前に立ち塞がる男と黒魔犬を制し、
3人は無事に脱出する事が出来るだろうか?

===================================

【GMより】

ではカテゴリを移しました。屋敷の外です!
こちらはDルート、アシュレイ、パック、ルルシア、アイナティートの
ルートになります。

パックの行動は敵を呼び寄せました!
しかしレンジャーズの活躍で不意打ちは成立せず、です。ナイス!

と言う訳で最終戦闘に突入致します!
セミオートで処理しますので、皆さんよくご相談の上、
行動宣言を提出してくださいね。

アイナとアイザックは7Rから合流致します。
敵が7R開始時点で生存している場合は一度停止して、
改めて行動宣言を問いますので宜しくお願いします!

この戦闘が終われば、エンディングに突入します!

[各種判定結果]

・指定ダイス1=<危険感知>:アシュレイ11ルルシア13
 →敵の接近に気付いた!
・指定ダイス2=<怪物判定>:アシュレイ6ゾロ!、ルルシア12
 →ヘルハウンドと判明!
・指定ダイス3=<怪物判定>:アシュレイ8ルルシア11
 →黒服の男の強さが山賊/幹部相当だと判明!
・Cルート指定ダイス=合流R:アイナ4、"相棒"3
 →7R目に合流が決定!

[戦闘の処理方法について]

セミオート戦闘を用いて処理していきます。

○便宜上前列と後列に分けます。前列は2名までです。
○敵は全て固定値を使用します。
○第2R以降、前列が複数居る場合は、
 ヘルハウンドはダイスで攻撃対象を決定します。
○ヘルハウンドの行動が「火を吹く」と確定した場合、
 前列1人と後列2人が炎に巻き込まれます。
○リタは戦闘開始前に宣言を頂ければ戦闘からは除外します。
戦闘開始前に1R分の事前準備を認めます。
 魔法やアイテムの使用もOKです。

[第1R行動宣言]

A19 アシュレイ :未定 
A17 パック   :未定 
A15 ルルシア  :未定 
A15 ヘルハウンド:前列のキャラに通常攻撃(ダイスで決定)  
A12 男     :前列のキャラに通常攻撃(ダイスで決定)

 ※前列のキャラが1人しか居ない場合、
  男は後列のキャラの誰かに攻撃を加えます

[HP及びMPの管理] 1ゾロ:アシュレイ2回、ルルシア1回

A24 アイナ    HP 10/10 MP18/18
A19 アシュレイ  HP 16/16 MP11/18 
A17 パック    HP 16/20 MP /15 
    "相棒"    HP  5/ 5 MP 5/ 5
A16 アイザック  HP 16/16 MP14/14
A15 ルルシア   HP 15/15 MP /17
A15 ヘルハウンド HP 16/16 MP12/12
A12 男      HP 11/11 MP11/11

[獲得アイテム]

・魔力の込められた石(詳細不明)
・魔晶石2(売却価格200ガメル)
・装飾されたダガー(売却価格300ガメル)
・鍵のかかったチェスト(中身は300ガメル相当の宝石)
・研究日誌4冊(価格不明)
・精神力回復の霊薬1本(非売品)
・薬品2瓶(価格不明)
・衣類14枚(価格不明)

[ダイスチャットからの添付]

13:33:03 テッピン@GM 不意打ち 2d6+5 Dice:2D6[5,1]+5=11
13:33:10 テッピン@GM 失敗。
13:33:23 テッピン@GM 行動決定 1d6 Dice:1D6[2]=2
13:33:30 テッピン@GM 残念!

[次回投稿に際してお願いしたい事]

・事前準備の行動宣言及び戦闘での戦術方針の提出をお願いします。
・アイナティートは駆けつける際に何かやりたい事があればどうぞ!

この記事への返信は「急行」にチェックを入れて投稿してください。
上位カテゴリ「D1.合流」へのチェックは不要です。

GM [2013/08/31 01:29]

衛視達と共に、一路スラム街へとブランは駆ける。
全く目まぐるしい一日だ。

「そろそろであります!」

衛視の1人が、目的地がもうすぐである事を教えてくれた。

「分かった。皆、気を引き締めるように」
 
ロバートも、おどけた様子は鳴りを潜めて真剣な表情だ。
その時、声が聞こえた。

「衛士長アイザック!ここだ!木々のある三階建の建物だー!!!!!!」

「あの声は...アイザックを呼んでいる?」

ロバートが呟く。

「と言う事はあの声の主がパック君か...
 方角は分かった。急ごうブラン君、あと一息だぞ!」

6人は件の廃屋へ向かって、全力で駆け出す...

===================================

【GMより】

ではカテゴリを移しました。合流直前です!
こちらはDルート、アシュレイ、パック、ルルシア、アイナティート、ブランのルートになります。

ブランと衛視隊は、パックの声を頼りに廃屋へと突入します。
具体的には、最終戦闘4R開始時点でブランとロバートが合流出来ます。
モブ衛視はリタの確保やら周辺捜索をしているとお考えください!
ブランのダイス、今回は低い出目が幸運を招きました!

[各種判定結果]

・指定ダイス=合流R:ブラン4
 →4R目に合流が決定!

[HP及びMPの管理] 1ゾロ:アシュレイ2回、ルルシア1回

A24 アイナ    HP 10/10 MP18/18 7Rから合流
A19 アシュレイ  HP 16/16 MP11/18
A19 ロバート   HP 13/13 MP13/13 4Rから合流
A18 ブラン    HP 17/17 MP19/19 4Rから合流
A17 パック    HP 16/20 MP 7/15 
    "相棒"   HP  5/ 5 MP 5/ 5 7Rから合流
A16 アイザック  HP 16/16 MP14/14
A15 ルルシア   HP 15/15 MP 2/17
A15 ヘルハウンド HP 16/16 MP12/12
A12 男      HP 11/11 MP11/11

[獲得アイテム]
・魔力の込められた石(詳細不明)
・魔晶石2(売却価格200ガメル)
・装飾されたダガー(売却価格300ガメル)
・鍵のかかったチェスト(中身は300ガメル相当の宝石)
・研究日誌4冊(価格不明)
・精神力回復の霊薬1本(非売品)
・薬品2瓶(価格不明)
・衣類14枚(価格不明)

[ダイスチャットからの添付]

今回は無し!

[次回投稿に際してお願いしたい事]

・駆けつける際に何かやりたい事があればどうぞ!

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上位カテゴリ「D1.合流」へのチェックは不要です。

アイナティート [2013/08/31 07:08]
「衛士長アイザック!ここだ!木々のある三階建の建物だー!!!!!!」
 パックの声があたりに響く。うむ、あの建物だな。
 衛視長にも聞こえているようで、すぐさまその足を向ける。
「行こう、アイナティート!」
「...置いて行かないでくれよ」
「はっはっは、任せておくがいい!しっかり着いて来るのだな!」

 と言いつつ、奴に合わせて走る。
 というか私単独だと大した活躍は......しまったぁ!

「おい衛視長!わた、私の装備はどこだ!杖とか杖とか杖とか!
 アレがないと私なんてただのへっぽこ魔法が使える美少女でしかないぞ!」

 杖がないと私は魔法が使えない。正確にはやたら弱くなる。
 ......エネルギー・ボルトを犯人の顔面にぶち当てる計画は難しいな。
 当てたとしても大した効果は見込めない。
 ぐぬぬ、どうしたものか......。

「......まあいい、疾く向かうぞ!」

 よし、着くまでに考えよう。

==============================
PL:配管

ヒャッハー!戦闘だ!のりこめー!
......到着する前に終わってたりしないよね?

アシュレイ [2013/09/03 21:06]

「誰の声と思って来てみれば...何だ、貴様らは?」

「あちゃー...また、変なのが出てきた...
怪しいもんじゃないよ、どっちかって言ったら怪しいのはアンタだが」

「この敷地に入り込むとは...生きて返す訳には行かないな」

「そもそも、連れてきたのはお前らだろうに...」
呆れたように振舞う、あくまで余裕を見せて。
こっちは3人いるわけだ、負けるとは思わない。

「ぐるるるうるる...」

...犬?
にしては随分、可愛げがない...
というか大きすぎるような...?

不吉な予感は、漆黒の犬の口から発せられる、赤く光るようなものを視認した瞬間に変わった。
「...いや、これはまいったな...冗談だろう...?
地獄の番犬...!なんで、こんなとこにこんなのが!?」

冗談でなく、命の危険というものを感じる。
これはいよいよを持って、年貢の納め時というやつかもしれん。
「あー...ルルシア、パック、リタ。
彼処にいるのは魔犬ヘルハウンド。ただの犬だと思って掛かると死ぬ。
...何か良い策はないかな?私もまだ命が惜しい」

_________
あの、男の持ってる護符みたいなもの...何かはわからんが。
大事なものだということはわかる、あれが魔犬のコントロールを握ってるとすれば...勝機はあるか...?
「チャンスは一回...集中...集中しろ...」

私はまだ未熟だ...だから、出来ることはこれくらいしかない!
「...仕事は遂行する。仲間も守る。
両方やらなきゃいけないってのが、冒険者のツライとこだな」
___________________
PL・スリクラ砲台になるという覚悟!
※ただし1Rに限る

1R・達成値2倍拡大・スリープクラウド

ダメだった場合
2R以降(合流できるまで)・逃げるんだよぉー!

ブラン [2013/09/03 22:48]

>「衛士長アイザック!ここだ!木々のある三階建の建物だー!!!!!!」

どこかから声が聞こえた。
この声の先にきっと...いるんだよな。
それにしても名前を読んでるってことは、あっちもまだついてなさそうかな。
ここはかっこよく先回りだぜ!

>「と言う事はあの声の主がパック君か...
> 方角は分かった。急ごうブラン君、あと一息だぞ!」

「了解だぜ!
 クールに猛ダッシュだ!」

 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
●PL:あんみつより

ダッシュだ!(`・ω・´)

ルルシア [2013/09/03 23:38]

パックさんの叫び声に応じたのは、呼びかけたのとは別の人でした。

>「誰の声と思って来てみれば...何だ、貴様らは?」

「私達は冒険者です。
 ここに私達を閉じ込めたのは貴方ではないのですか」

関係者らしいですが、私たちのこと知らないというのはどういうことなんでしょう。

>「この敷地に入り込むとは...生きて返す訳には行かないな」

「ちょっと待ってください!ここに来たのは偶然です。
 こちらの話も聞いてください」

>「ぐるるるうるる...」

一緒にいる犬はこちらへ敵意を向けたまま。

>「恨むなら己の不運を恨むがいい」

話を聞き入れてはくれなさそうです。

>「あー...ルルシア、パック、リタ。
>彼処にいるのは魔犬ヘルハウンド。ただの犬だと思って掛かると死ぬ。
>...何か良い策はないかな?私もまだ命が惜しい」

パックさんは鎧を脱いでいて、私は魔力が残っていません。
まともに戦うのでは分が悪すぎます。

?

結局、パックさんとアシュレイさんの魔法に活躍してもらうことになりました。

>「チャンスは一回...集中...集中しろ...」

魔法がかかってすぐに動けるように準備します。

>「...仕事は遂行する。仲間も守る。
>両方やらなきゃいけないってのが、冒険者のツライとこだな」

「でも一人でやるわけではないですから、大丈夫ですよ」

仲間に笑顔を向けて、私は自分の役目を果たします。

-------------------------------------------

PLより:

今晩中に本文書きますが、こんな時間なので先に行動宣言だけ載せます。

1R行動遅延で護符を回収。

「止まってくださーーーい!」とでも叫びます。

それで止まらなかったら逃走します。

GM [2013/09/05 10:12]

パックは屋敷で入手した謎の小石を投じ、《石従者》の呪文を詠唱する。
生成されたのは、不思議な事に、猫を擬人化したような珍妙な石従者だった。
どうやらあの小石には一風変わった魔力が封じられていたらしい。

「チャンスは一回...集中...集中しろ...」

アシュレイは精神を研ぎ澄ませる。

「...仕事は遂行する。仲間も守る。
 両方やらなきゃいけないってのが、冒険者のツライとこだな」

そして、決意と共に上位古代語を紡ぐ。

「ぐっ、こんな素早く...」

予想外の速さで完成した呪文に、驚きの声も上げられず、男は倒れ込む。
傍らに控える黒魔犬とて例外では無い。
―――アシュレイの《眠りの雲》は期待通りの効果を上げたのだ!

ルルシアは、タイミングを見計らって護符の元へと駆ける。
男から奪った。

パックは書かれた上位古代語の文言から、
この護符が黒魔犬の憑代であり制御装置となっている事を知る。

尤も、護符を操作しなくても、石従者が頭を殴りつける事によって、
黒魔犬は意識を完全に刈り取る事が出来るのだが。

戦闘は、ごく短い時間で終了した。

***********************************

パック達が速やかに事態を収束させるのと僅かに時間を違え、
最初にブランと衛視達が、次にアイナティートとアイザックが合流する。

「これはこれは...皆無事でよかった」

その場の状況をざっと確認した後、ロバート衛視長が呟く。

「君がパック君か...じっくり話をしたい所だけど、
 ひとまずはこの場所を離れようじゃないか」

すかさず提案してきた。これにはアイザックも賛同の意を示す。

「同感だ。調査したいのは山々だが、
 救助者が居る上に丸腰では危なっかしくてたまらん。
 それに...」

もし、あのミルに化けていた魔術師に遭遇してしまったら。

「.........」

沈黙。
アイザックの額に、油汗が滲んだ。

===================================

【GMより】

それでは戦闘処理をしました。
こちらはDルート、アシュレイ、パック、ルルシア、アイナティート、
及びブランのルートになります。

結果は...瞬殺です!(笑)
アシュレイのスリクラ職人度は半端じゃありませんね、流石です。

男は衛視隊が拘束し、ヘルハウンドは石従者で気絶させた事にします。
護符はそのまま手元に残りました。

[各種判定結果]

・《ストーン・サーバント》:パック5
 →発動!

[第1R結果]

A19 アシュレイ :達成値+1拡大スリクラ達成値13
           →男&ヘルハウンド抵抗失敗! 
A17 パック   :待機 
A15 ヘルハウンド:行動キャンセル  
A12 男     :行動キャンセル
A 0 ルルシア  :護符を入手!

[HP及びMPの管理] 1ゾロ:アシュレイ2回、ルルシア1回

A24 アイナ    HP 10/10 MP18/18
A19 アシュレイ  HP 16/16 MP /18 
A17 パック    HP 16/20 MP /15 
    "相棒"    HP  5/ 5 MP 5/ 5
A15 ルルシア   HP 15/15 MP /17
A15 アイザック  HP 16/16 MP14/14
A15 ヘルハウンド HP 16/16 MP12/12 睡眠
A12 男      HP 11/11 MP11/11 睡眠

[獲得アイテム]
・魔晶石2(売却価格200ガメル)
・装飾されたダガー(売却価格300ガメル)
・鍵のかかったチェスト(中身は300ガメル相当の宝石)
・研究日誌4冊(価格不明)
・精神力回復の霊薬1本(非売品)
・薬品2瓶(価格不明)
・衣類14枚(価格不明)
・ヘルハウンドの護符(価格不明)

[ダイスチャットからの添付]

02:40:41 テッピン@GM AC's対ヘルハウンド。
02:40:55 テッピン@GM パック、石鯖召還 2d6 Dice:2D6[3,2]=5
02:40:59 テッピン@GM 成功。
02:41:09 テッピン@GM 第1ラウンド。
02:41:35 テッピン@GM A19アシュレイ、達成値+1スリクラ 2d6+6 Dice:2D6[6,1]+6=13
02:42:04 テッピン@GM はい、終了!

カテゴリを移動します。
「D2.終結」に記事を投下するのでお待ちください。