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暗い部屋

GM [2013/06/24 02:44]

初めに気がついたのは、パックだった。
辺りを見回す。すぐ傍に、アシュレイとルルシアが転がっている。
"相棒"に姿は見当たらない。

起こしたいのはやまやまだが、思うように上手くは行かない。
何故なら、3人共上半身を縄で厳重に縛られているからだ。
ご丁寧に口には猿轡まで咬まされている。

***********************************

お世辞にも綺麗とは言えない部屋だ。
空気は淀んでおり、かなり埃っぽい。
今迄殆ど使われていなかったのは明らかだ。

木板を雑に打ち付けられた窓の隙間から、
微かに外の光が漏れ入ってくるお陰で、かろうじて視界が確保されている。
しかし、全体的には薄暗くてはっきりと物は見えない。

3人は部屋の奥の隅に団子のように転がされている。
正面には、木製の扉。
取っ手の部分は、金属だ。

室内には粗末な家具が幾つか置かれている。
棚や机、椅子、寝台などだ。

衣類や鎧などは身につけている。着衣の乱れも無い。
意識を失っている間に何かをされたと言う事は無さそうだ。
だが、武器や持ち物の類は一切見当たらない。
何処にあるのだろうか?

***********************************

パックは状況を1つ1つ整理しながら、意識を失う前の事を思い出す。

アシュレイ、ルルシアとジョージの店で依頼を受け、行動していた。
最近、スラム街を中心に多発している行方不明事件の調査だ。
地道な聞き込みと状況の確認を元に、攫われた人間の特徴を絞り込んでいた。

昨日は調査に深夜まで時間が掛かった。
元々治安が宜しくない界隈だ。冒険者と言えども注意は必要となる。
十分に警戒していたつもりだが、やられてしまった。

狭い路地を突き進む。
満月が出ており随分と明るかったが、それでも昼とは比べるくも無い。
だがパックは"相棒"との感覚共有のお陰で視界に不自由はしなかった。

今思えば、それが逆に油断に繋がったのか?

―――万物の根源たるマナよ、眠りを誘う雲となりて此の者達を囲め―――

視界が突然白い霧に埋め尽くされる。
全身が激しく脱力し、抗えずに地面に倒れ伏す。
これは...《眠りの雲》の呪文だ!

途切れる意識の片隅に、不自然な羽音が響き渡る。
自分達が狙われていた事に気付いたのは、この時だ...

===================================

【GMより】

それでは『あけてくれ!』開幕します!
こちらはBルート、アシュレイ、パック、ルルシアのルートになります。

3人はジョージの店でスラム街で多発する行方不明事件の調査を依頼を受け、
調査をしていた所を何者かに狙われ、誘拐されてしまいました。

本文ではパックが最初に目覚めた事になっていますが、
勿論他アシュレイとルルシアも目覚めて構いません。
パックに起こされるか、自力で目覚めるかはご自由にどうぞ!

[状況]

○時間は日中未明。
○10m四方の部屋に閉じ込められている。
○部屋の窓には木の板が打ち付けられている。
 =視界は薄暗く、ペナルティー2が課せられる
○3人とも上半身を縄できつく縛られている。
 =精霊魔法&古代語魔法使用不可能
○"相棒"は室内に居ない。
○部屋の壁と扉は木で出来ているように見える。
○鎧と衣服は着用しているが、武器及び道具の一切は奪われている状態。
○PC以外に室内には誰も居ないように見える。部屋の外は不明。

[次回投稿に際してお願いしたい事]

何でもいいです、行動してみてください!

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上位カテゴリ「B.誘拐」へのチェックは不要です。

パック [2013/06/24 23:43]
目を薄く。 状況確認。 相棒感覚状況確認。 状況:ダンシングオールナイトは出来そうもない。 よって寝よう。 グー(-.-)Zzz
ルルシア [2013/06/25 17:49]

目を覚まして動こうとして、動けないことに気付きました。
縄で縛られているようです。

マントは身につけたままなのに安堵します。
これはあまり手放したくないものなのです。

どうしてこんなことに。
そう考えたら、今までのことを思い出しました。
襲われたのでしたね......。

そうです、パックさんとアシュレイさんは!
周りを見ると2人とも私と同じ状態ですが、すぐ横にいました。

「んん、んんんっ、んんんんー!(パックさん、アシュレイさん大丈夫ですか?)」

とりあえず、息はしていそうですし、目に見えるような大怪我はしてなさそうです。
でも、起きていますでしょうか?

?

襲ってきたのはやはり、今請け負っている依頼の関係者なのでしょうか。
そうなのだとしたら、悪いことばかりではないかもしれません。
襲ってきた時使ったのは眠りの魔法ですし、今も縛られてはいますが眠っている間に何かされた感じはありません。
相手はこちらに危害を加えようとはあまり思っていないのではないでしょうか。
ならば、話し合いが出来るかもしれませんし、事件解決の糸口も見つけられる可能性もあります。

わざわざ部屋に閉じ込めたということは、一度ぐらいは様子を見に来そうな感じはします。
そしたらチャンスですね。


でも来ない事も考えられるので、出来る限りのことはしておきましょう。

まず、赤外視で部屋を見回します。

後、出来そうなのは部屋に使えそうなものがないか探すことと、外の様子を聞いてみることぐらいかと思うのですが、この格好でどう動きましょう。

ころがるしか、ないですかね?

----------------------------------
PLより:

それではよろしくお願いします。

やる事
・インフラビジョンで部屋を見回します。
・ドアに近づいて聞き耳。
 →出目10でした。
・部屋の中を捜索します。
 →平目で出目8ですが、ペナ?2で6かな。

うーんあんま高くない。

17:43:26 針葉樹@ルルシア? ≫ 聞き耳 2d6+4 <Dice:2D6[2,4]+4=10>
17:43:49 針葉樹@ルルシア? ≫ 捜索平目 2d6 <Dice:2D6[3,5]=8>

アシュレイ [2013/06/25 18:43]

ひどく頭が痛い、それと体もズキズキと痛む。
...
...憂鬱な目覚めだ。もう少し夢を見ていたかったが、私を包む環境の不愉快さがそれを許さない。

まず、目をうっすらと開ける。
部屋は薄暗いが、目が慣れてきたのかうっすらと認識できるようになってくる...

妙だ、ここは宿の部屋ではない。 当然、故郷の私の自室でもない。
それどころか、ひどく薄汚れていて、居心地は、同じことをリピートする退屈な午後の講義より悪い。
午後は紅茶でも飲んで柔らかいベッドに寝そべりたい、この憂鬱さを吹き飛ばすにはそれが必要だ。

ああ、だが...だ。

ここは一体どこなのだろうか。
この私、アシュレイ・リオテークは全く昨日のことを覚えていない。

だが、この部屋の同居人は知っている。

体を傾け、同居人を改めて確認する。
『パック』と『ルルシア』だ、パックは寝ている、いや、見えるのが背中だけなのでパックだと思う、だが。
ルルシアは...起きているようだ、元気そうにゴロゴロ転がっている。

彼女を観察して気づいたことだが、上半身を縄で縛られ、口元は布のようなもので覆われている。
そして、それは私も。

昨日何があったかをルルシアに聞いてみたいが、口が封じられてるおかげで、くぐもった声しか出せない。
まぁ、嬉しくない「何か」があったのは間違いない。

ひどく頭が痛い、だがそれもここから出れば、なんとかなる様な気がする。
なぜ私たちはここに居るのか。
荷物はどこへ行ったのか。
なんで縛られているのか。

そして、こんな目に合わせてくれた気の利いた人物にお礼がしたいものだな、たっぷり。

そう心を決めた私は、深呼吸...したかったが口元の布のせいで「もふっ、もふっ、ほふー」という妙な声が出るだけだ。
早速出鼻をくじかれたが、今のでちょっと目が覚めた。

ルルシアも頑張っているようだし、私もなにかしたい。
とりあえず考え事をするには、まず立ち上がりたい。

私は、もそもそと足を曲げたり伸ばして、部屋の壁に背中を押し付ける形になるまで前進(後退?)する。
そして、一気に足先に力を込めグイと自分の体を押し上げる。

すると??
パンパカパーン、立ち上げれましたー。

...

とりあえず上手く立ち上がれたので、部屋を探ってみようか。
いろいろと考え事をしながらね...

......

ーーーーーーーーーーーーーーーー
PL・誘拐だー!
というわけでよろしくお願いします。

アシュレイは目覚めた後ですこしぼんやりしてから
壁を使って起き上がって、部屋のサイズを歩幅で測ったり
窓際に立って何か聞こえないか聞き耳をしたり
床の軋み具合からここが一階か、二階以降か確かめます。

ドアの方はルルシアに任せてるような感じで...

積極的に動く!(動いてるつもり)

部屋の探索 2d6 Dice:2D6[2,6]=8

窓辺で聞き耳 2d6+4 Dice:2D6[5,2]+4=11
床を聞き耳 2d6+4 Dice:2D6[2,4]+4=10

壁を使って立ち上がる件流れの動作は、おおよそ、スカートの女の子がしていい動きではない。
でもコート着てるから大丈夫かな!

パック [2013/06/25 21:17]

カッと目を見開く。

芋虫のごとく、アーシュの足元に移動。

?

下からのぞく。

?

コートがたぐいまれなる仕事をこなし、秘密を巧みに覆い隠す。

?

?

踏まれる。

?

イロイロと断念。

?

とりあえず、俺の予測を説明しよう。

?

「ふんがーぐぐ。」

?

 説明を断念。

?

 とりあえず、肝心なことだけは伝えなければならない。

?

 そう、まだ慌てる時間ではないのだ。

?

?

 大丈夫、言葉を発することはできなくとも、人は想いを伝える素晴らしき手段がある。

?

?

 そう、ボディーランゲージだ!

?

?

「ふんんがふんがふがー、ふがふがふがふがふが(二人とも見ろ!まだ慌てる時間ではない!)」

?

 俺はどこかの本で読んだポーズ、『しゃちほこ』のポーズをとった!

?

 そのポーズを維持しながら、相棒に意識を移す。

?

?

PL:一人は立ち上がり、うろうろ。一人はゴロゴロ転がり。

?

そして、一人はしゃちほこと化した!

?

そう、やってみたかっただけ。

?

使い魔の相棒にリンクをつなぎます

?

ちなみに何もしてないのは現状から読み取った予測の上での行動、のつもり・・・。

GM [2013/06/26 00:30]

ルルシアは芋虫のような状態でも、何とか転がって移動をする。
アシュレイはスカートの裾がはだけるのも構わず強引に立ち上がる。
格好を気にしている場合では無いのだ。

...パックが緊張感の欠片も無くアシュレイのスカートの中を覗こうとし、
手痛い制裁を受けた事についてはさて置いて。

転がりながらもルルシアは室内の熱源を赤外視で確認する。
特に変わった気配は感じられない。

さて、2人は室内の色々な所に耳をあて物音を探る。
扉の向こう側からは、現時点では音がしないように思った。
床越しにも物音を感じない。構造的には、1階では無い気がした。
窓からは...鳥のさえずりや、草木がそよぐような音が聞こえる。

室内をあれこれと探索してみるが、目だった成果は得られない。
そも、両手が縛られて使えない。これでは物色しようが無い。
加えてアシュレイは暗がりで視界がおぼつかないので、ますます芳しく無い。

一方、パックは"相棒"と感覚を繋ぐ。

―――繋がった!

===================================

【GMより】

コートがよい仕事をし過ぎている件(笑)
こちらはBルート、アシュレイ、パック、ルルシアのルートになります。

捜索関係はさっぱりですが、"相棒"とのリンクが繋がりましたよ!

[各種判定結果]

○ルルシアの<インフラビジョン>
 →特に異常は感じられなかった
○床の<聞き耳>アシュレイ達成値10
 →本文の通りの情報を得る。2階以上の階層な気がした
○窓の<聞き耳>アシュレイ達成値11
 →本文の通りの情報を得る
○扉の<聞き耳>ルルシア達成値10
 →本文の通りの情報を得る
○<捜索>ルルシア達成値6、アシュレイ達成値4
 →本文の通りの情報を得る。特に発見は無し

 ※ルルシアとアシュレイは両手が拘束されているのでペナルティー2
  アシュレイは視覚ペナルティーで更に加算で合計ペナルティー4
  
○パック、"相棒"とのリンク
 →成功!

[次回投稿に際してお願いしたい事]

何でもいいです、行動してみてください!

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パック [2013/06/26 22:14]

「ふぁて(さて)」

 

 

 華麗なる『しゃちほこ』ポーズを戻す。

?

 

 状況は読めた!

?

 キラーン☆

?

?

 しかし、考えを説明しようにも、話せない。

?

「ふぁむ(ふむ)」

?

 二人に音を立てない程度に足でトントンと合図。

?

 後ろを向き、指で結び目のあるであろう位置をちょいちょいと指差す。

?

 三人もいるのだ。

?

 協力し合えば、誰かの縄ぐらいほどけるかもしれない。

 

 背合わせで手を使うこともできるはずだ。

?

?

 身体だけ起こし、足で何とかシーッと静かにするように動かす。

?

 通じたかは微妙だ。

?

 とりあえず、後ろを向き、俺は意識して相棒の状況を確認する。

?

?

PL:とりあえず、縄ほどき試してみましょう。ただし、静かに。

?

パック : やっぱパックは無理か。 (06/26-22:21:52)


パック : 縄ほどき 2D6 → 5 + 1 = 6 (06/26-22:21:41)

ルルシア [2013/06/27 00:36]


ごろごろごろ、よいしょ、よいしょ。

ごろ、ごろごろ、よいしょ、ごろごろごろごろごろ。

時々方向転換をしながら、床を転がって部屋中を見て回ります。

けれど、役立ちそうなものは見つかりません。
いえ、閉じ込められているのにすぐに見つかる方がびっくりですが。


そうこうしているうちにアシュレイさんが起きたみたいです。

アシュレイさんは壁際に寄っていきます。
そして、壁を利用して立ち上がって、ま、す?
あれ、私転がって。

あ、違うんです、これは!

「んむー、んむむー!」

しゃべれないの忘れてました・・・。

?

とりあえず、アシュレイさんに習って起き上がることにしました。

と、いつの間にか起きていたパックさんが不思議なポーズをとっています。
パックさんって体柔らかいんですね!
思わず拍手...はできないのでマントの端をはためかせて、賞賛の気持ちを送ります。


>「ふぁむ(ふむ)」

不思議なポーズから元に戻ったパックさんは足をトントンとします。
今度はなにをするのでしょう、と思っていると、縄の結び目を指差しました。
これは、解いてみようということでしょうか。
そういえば一度も試してないですね。
やってみましょうか。

--------------------------------------------
PLより:
ルルシアも縄ほどいてみます。
ボーナスつくかわからないので平目で。
レンジャー技能使えるといいんですが。

00:33:15 針葉樹@ルルシア? ≫ 縄解き 2d6 <Dice:2D6[5,3]=8>

アシュレイ [2013/06/27 18:07]

この部屋を歩いてみて気づいたことだが、分かったことは。

1.この部屋はおそらく二階以上、木製だからもしかしたら、もろい部分をぶち抜けるかも。
2.窓辺で聞いた音から考えて...賑やかな街ではない。川の音らしきも聞こえなかった、森か?
3.朦朧とした頭と部屋の薄暗さ、そして縛られた両手では、探索は困難なこと。


最後は...この部屋は混沌としているということ。

ルルシアの行動は可愛らしさと健気さすら覚える。
それはいいのだ、問題はもうひとり。
さっき、どさくさ紛れにパックを蹴り飛ばしてしまったのだが、探索中チラリと見えた...
見てしまった...なんとも形容したがい姿勢で強く何かを訴えかけてるように見えた、気がする。
とりあえず無視して目を逸らし、瞳を閉ざし思考を巡らせる。

......ダメだ、纏まらない。

トントン
そんな小さな音が室内に響く。

室内の色を取り戻し、音の持ち主を確認する。

パックが後ろを向き、縄の結び目を指している。
私は軽く頷き、二人の縄を外す手伝いをすることにした。

限界まで集中すれば緩めるくらいは出来るはずだ...うまくいけば外せるかもしれん。


早くここから出なければ...外の新鮮な空気が恋しい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
PS・若干忙しいですが頑張って投稿ー
私に執筆の活力をおくれ!
アシュレイは二人に背を向けて、二人の縄を指先で緩めようと試みます。

ルルシアの縄解き 2d6 Dice:2D6[6,6]=12
パックの縄解き 2d6 Dice:2D6[4,6]=10
割と高い!というか6ゾロ!(∩´∀`)∩ワーイ
これで解けたらいいな!

GM [2013/06/28 13:01]

僅かでも、今出来る事を。
3人は背中合わせになりながらお互いを拘束する紐を解こうとする。
だが、手首まで縛られた状態で背面にある紐をどうにかするのは至難の業だ。
上手くいく筈が無い...かに思われた。

それはほんの偶然か。
アシュレイの手が、ルルシアを縛る紐を緩める事に成功した。
完全に自由を取り戻した訳では無い。
それでも、大きな変化だ。

後ろ手で固定されていた両腕を、何とか前に持って来られるようになった。
手を使った作業に困難は残るが、出来るのと出来ないのとでは大きな違いだ。
それに、ルルシアは精霊使いである。赤外視のお陰で暗さの影響を受け辛い。

さて、パックは"相棒"の状況を確認する。
場所は...自分の居る場所からは結構離れている。
もう少し遠くへ移動してしまえば接続が切れてしまうだろう。

接続が切れている間に"相棒"は結構移動していたようである。
眼前に広がる光景は、捕らわれた裏路地とは随分違う。
何処かの敷地内のようだ。

目の前には石造りの堅牢な建物がそびえる。
2階建てのようだ。

周りは庭になっているようで、草木が生えている。
其処を、間隔を置いて衛視らしき人物が巡回している。
どうやら、此処は衛視の詰め所らしい。

よく見ると正面1階は所々格子窓がついている。
日光を取り入れる為のものだろう。

その格子窓の向こうに、見覚えのある人物が見えたような...?

===================================

【GMより】

昨晩は寝落ちしてしまいすみませんでした。
こちらはBルート、アシュレイ、パック、ルルシアのルートになります。

アシュレイ奇跡の6ゾロで状況が動きましたよ!やれば出来る子。
一方、パックは"相棒"の視界を通して見覚えのある人物が見えます(笑)

[各種判定結果]

○パック、"相棒"の状況を確認
 →本文の通りの情報を得る。パックとの距離は1kmぎりぎり
○縄抜け(シーフ+知力B)パック2、ルルシア4、アシュレイ6ゾロ!
 →ルルシアの手首の拘束を解く事に成功!

※両手拘束&背面によるペナルティー?4を加えています

[ルルシアの行動について]

○精霊魔法の行使はまだ不可能です
○縄をほどく、捜索をするなどの行動に再挑戦が出来ます。
 修正は?1です
○自分の縄抜けを完全にするには目標値8、
 仲間の縄をほどくには目標値12が必要です。
 何か道具がある場合はこの限りではありません

[次回投稿に際してお願いしたい事]

パックは2d6を1回振ってください!
・その他何でもいいです、行動してみてください!

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パック [2013/06/29 14:14]

 アーシュがおおよそその年に似合わない絶技をその手から放ち、ルルシア嬢の縄を緩める。

?

「フガググ!フググフググ!バググググググーグググ、バーグググ、グーググ、ボググググ(ば、馬鹿な!あの技は天鏡快技!その手わざはいかなる猫もゴロゴロ行ってしまうという、アーシュ、恐ろしい子。)」

?

 あまりの恐怖に冷や汗が止まらない。

?

 こんなところにあの技の伝承者がいるなんて・・・。

?

 アーシュの奥義に恐怖しながら、現実逃避するように相棒とのリンクを試みる。

?

・・・繋がった!

(メーデーメーデー!こちらパック・モーニー。

少佐!救援請う!チチコク山!)

 

 合言葉を交え、意思を送る。

?

『待ちわびたぞ、パック一等兵。』

?

 距離はギリギリだが、意思が帰ってきた。

?

(相棒!助けてくれ!捕まって、縛られているんだ!)

?

 すぐに相棒から返答(意思)が返ってくる。

?

『安心しろ、パック。こちらではお前がお寝坊してる間にすべて調べがついている。

?

?

・・・やはり、サナエさんの魚を盗んだのはタマだった。』

 悔しそうな、相棒からの意思。

「ムガー!!」

?

 思わず、そういってしまう。

?

(そんなことはいいから、そちらの状況を教えろ!)

?

『そんな事とはなんだ、お魚くわえたドラ猫事件はこのオランでも屈指の難事件。

その解決はオラン市猫の待望している・・・、まあ、いい。

?

ふむ・・・、牢屋らしき窓に何やら見たことのある顔だ。

?

・・・オスだな。』

?

(オス・・・男か。ならば見覚えはない。)

?

 俺は断言し、相棒に衛視への協力を図るべく行動を要請する。

?

(いいか、リンクが切れそうなら別の手を考える。

こちらは相棒が頼りだ。慎重に頼む。任せたぞ)

?

 衛視に接触し、ボディーランゲージにて衛視に拉致されていることを伝える。

 

 行動から使い魔であることは伝わるはずだ。

?

 地図があればおおよその、こちらの位置、文字を羊皮紙にでも書いてもらえば、それを相棒が指さすなど、言葉を伝える方法はあるはずだ。

?

 まずは協力者だ。

?

 そして、二人を見る。

?

 ルルシアの縄をほどくのが第一だ。

?

 ここで人が暮らしているとすれば、机の上や棚の中にペンのような鋭利な物がある可能性はある。

?

 それを机の上を睨み、『しゃちほこ』のポーズで伝える。

?

 伝わったかどうかは・・・

?

 いや、きっと伝わる!

?

?

PL:相棒、牢屋のほうに、リンクには最新の注意。

途切れそうなら別の場所に協力者を求めに行きます。

机の上や棚に使えそうなものがないか、確認。

?

あとルルシアが縄抜けするなら、後ろ手ながら手伝います。

なんらかなもう一手がほしいところ、小道具が見つからなかったら椅子の足を縄の間に突っ込むとか?

指示ダイス7

予備ダイス4、7

?

パック : ビミョー (06/29-07:54:05)


パック : ダイス 2D6 → 4 + 3 = 7 (06/29-07:53:41)

?

パック : ダイス目低いなぁ (06/29-14:42:32)


パック :? 2D6 → 3 + 4 = 7 (06/29-14:42:20)


パック : 予備 2D6 → 3 + 1 = 4 (06/29-14:42:19)

?

 

ルルシア [2013/06/29 22:44]

みんなで背中合わせになって縄を解こうとします。
すると、アシュレイさんのおかげで、私の縄が緩みました。

「ふみー、ふみゅふみゅ(アシュレイさん、すごいです、すごいです!)」

その勢いで縄を全部取り外そうとしますが、上手く行きませんでした。
折角解いてもらったのに、情けないですね......。
これすら外せないとなると、お2人の縄を解くのはかなり厳しそうです。

でも、これで諦めるわけには行きません。
これだけ解ければ、先程ほとんど調べられなかった家具も調べられます。
解くのに役立つものも見つけられるかもしれません。

パックさんも同じようなことを思ったようで、机に視線を向けています。

それに頷いて、捜索を始めます。


---------------------------------
PLより:
アシュレイさん6ゾロないすです!

自分の縄解きは失敗でした。ぐぬぬ。
家具調べてみます。

22:17:12 針葉樹@ルルシア? ≫ 予備2 2d6 <Dice:2D6[6,6]=12>
22:17:02 針葉樹@ルルシア? ≫ 予備1 2d6 <Dice:2D6[3,5]=8>
22:16:51 針葉樹@ルルシア? ≫ 自分の縄解き 2d6 <Dice:2D6[4,1]=5>

アシュレイ [2013/06/30 20:01]

自分の視界外のモノを思うようにするというのはとても難しい。
...とても難しいが不可能ではない、私はそれをやってのけたのだから。

試行錯誤の末、なんとかルルシアを拘束する縄を緩めることができた。

「ふぉひ!(よし!)
ほふほふふぁひひっほうにふぁたふいたふぉ(状況は良い方に傾いたぞ)」

「フガググ!フググフググ!バググググググーグググ、バーグググ、グーググ、ボググググ(ば、馬鹿な!あの技は天鏡快技!その手わざはいかなる猫もゴロゴロ行ってしまうという、アーシュ、恐ろしい子。)」
「ふみー、ふみゅふみゅ(アシュレイさん、すごいです、すごいです!)」


二人が驚いた顔で、何か言っている。

何を言っているかはわからないが、私のことを褒めているような気がする。間違いない。
とりあえず「これくらい当然だ」と言わんばかりのキメ顔で応える。(当然、偶然だが)

しかし未だに体は重い、もう少しで昨日何があったか思い出せそうな気もするのだが...
腕の拘束さえ完全に解除できれば...忌々しいな。

割と自慢の頭脳も今日はあまり冴えない...寝不足かな...そもそも昨日何時に寝たかもわからないんだが。

体のだるさにサボって寝てしまおうかという考えも生まれたが。
ルルシアもパックも(多分)頑張っているのだから、自分だけ楽しようという情けない考えはすぐに止めた。
よし、頭は使わないと腐る。と、言うし考えてみよう。

.........
さっきはよく見なかったが、打ち付けた窓...
板に釘の一部分が出っ張っていれば...それに引っ掛けて縄を引きちぎれないだろうか?
刃物があればもっと楽なんだがな...何か方法は...ああ...
方法はあった、多分出来るだろう。
しかし、実際にやったことなど無いし、伝記の主人公がやっていただけなので本当にできるかもわからない。
『肩の関節を外して縄を抜ける』...やりたくないなぁ...絶対ヤダ。
でも一応手段の一つとして覚えておこう。

後は...意思疎通の方法か。
これに関してはいい案がある。
埃を利用する、埃の上を指でなぞればラインができる、それを利用して文字を書くことができるはずだ。
問題は後ろ手になぞる必要がある事...まぁ文字なんかは目をつぶっていても書けるから、この暗さは問題にはならない。

とにかく、何か文字を書いてみよう...無難に『こうすればしゃべれるね』としよう。
私とパックはラムリアースの人間だが、ルルシアはどこの出身だったか...読めなくては意味がない。
言語は共通で...よし...やろう!

ーーーーーーーーーーーー
PL・少しずつ中の人の自由時間が削られる悲しみ。

とりあえずアシュレイは特にもうやることがなさそうですので、じみーな活動に勤しみます。

後ろ手で文字カキカキ 2d6-2   ボーナスがあるとすればセージ技能で器用度かなー Dice:2D6[1,6]-2=5
私に時間をくれぇ!(´・ω・`)

GM [2013/07/01 22:55]

パックは"相棒"の視線を通して、格子窓の向こうの人物を確認する。
見覚えがある。あの男とは面識がある。
あいつは...ブランだ!

接続は切れない。
この建物の敷地内なら、移動しても何とかなりそうだ。

"相棒"を巡回している衛視の眼前に出す。
猫に出来る最大の動きで、主の窮状を訴えてみる。

動き自体は所詮猫、大した事が出来る訳では無い。
しかし、運がよい事に、この衛視は使い魔の存在を知っていた。

「お前は...、何か伝えようとしているのか?」

しばし考えた後、衛視は"相棒"を抱きかかえる。

「詰め所の中に入れてやる。
 羊皮紙に文字表でも書けば伝えたい事も分かるだろう」

そう言って、詰め所の中へと連れて行かれる。

「衛視長!」

「何だ、巡回中に戻って来てどうした?」

「あの辺りで、奇妙な動きをする白猫を捕まえました。
 反応からすると、おそらくは使い魔かと」

「何?使い魔?」

「わざわざ訴えてくる所からすると、
 術者の身に何かが起きているのかも知れません!」

「なるほど、確かにそうだな」

「提案でありますが、文字表で意思疎通を図るのはどうかと!」

「それはいい、許可する。早速やってみよう...」

衛視長は、早速羊皮紙を取り出して筆を走らせる。

「「さあ、何があったか教えてくれないか?」」

***********************************

さて、そんなやり取りをパックは平行しつつ。

室内ではルルシアが自らを戒める縄を完全に解くべく試みる。
だが、偶然はそう何度も続かない。
パックも協力したが上手くいかなかった。

アシュレイは後ろ手で床に重なった埃に文字を書こうとする。
要するに、筆談を試みた。
発想はよかったが、如何せん身動きが取り辛い。
それでも、苦労を重ねて一般人が書いた位の文字は書く事が出来た。
問題は、これをどう活かすかだ...

ルルシアとパックは家具の調査を開始する。
パックは姿勢の問題で棚を調べる事が出来ない。
よって、ルルシアが手を無理くり動かして中を漁るしか無い。

戸棚の中にあったのは衣類。しかも、かなり古いものであった。
所々が虫食いで、如何にも脆そうな代物だ。

一方、机。
ルルシアが引き出しを開けて中を調べる。
期待に反して中身は乏しいものであった...かに見えた。

それに気付いたのは幸運か、それとも偶然か。
引き出しは二重底になっていた。

そっと二重底を外すと、其処には短剣がしまわれていた。
ごく小ぶりなものだが、宝石が鏤められ、装飾が施されている。
芸術的価値がそれなりにありそうな代物に思えた。

===================================

【GMより】

状況が段々動いてきましたね!
こちらはBルート、アシュレイ、パック、ルルシアのルートになります。

ルルシア6ゾロ凄え!皆さんいいタイミングで6ゾロ出しますね(笑)
という訳で何と!ダガー入手しました。

ルルシアがダガーを振るった場合、無判定で縄を切る事が可能です。
猿轡も同様に外せます。

[各種判定結果]

○指定ダイス="相棒"の視覚判定(平目)パック7
 →牢屋に捕まっているのはブランだと判明する
○使い魔に気付くか<知識>衛視12
 →成功!
○縄抜け(シーフ+器用度B)ルルシア4
 →失敗!

※上半身拘束によるペナルティー-1を加えています

○予備ダイス1=ルルシアの縄抜けの補助(シーフ+器用度B)パック2
 →失敗!

※拘束によるペナルティー?2を加えています

○筆談(セージ+器用度B)アシュレイ7
 →それなりの文字を書く事が出来た

※拘束によるペナルティー-2を加えています
※薄暗さによるペナルティー-2を加えています

○戸棚の<捜索>ルルシア7
 →ぼろぼろの衣類を発見する

○戸棚の<捜索>ルルシア6ゾロ!パック3
 →引き出しの二重底に気付く。装飾されたダガー(必要筋力1)を発見!

※パックには拘束によるペナルティー-2を加えています
※パックには薄暗さによるペナルティー-2を加えています

[獲得アイテム]

○装飾されたダガー
 形状       :ダガー
 製作者      :不明
 材質       :鉄
 必要筋力/本来筋力:1/5
 魔力       :なし 
 取引価格     :600ガメル(売却価格300ガメル)

 柄や鞘に華麗な装飾が施され、色とりどりの宝石が埋め込まれた短剣。
 貴族階級の婦人の護身用の物と思われるが、正しい由縁は不明。
 見た目に反する鋭い切れ味に、振るった者はきっと驚く事だろう。

[ダイスチャットからの添付]

22:01:11 テッピン@GM 衛視の反応 2d6+3 Dice:2D6[4,5]+3=12
22:01:17 テッピン@GM うん、分かった。

[次回投稿に際してお願いしたい事]

・何でもいいです、行動してみてください!

この記事への返信は「暗い部屋」にチェックを入れて投稿してください。
上位カテゴリ「B.誘拐」へのチェックは不要です。

ルルシア [2013/07/01 23:47]

まずは戸棚を開けてみます。

出てきたのは古い衣服だけ。
これは流石に使えなさそうですね。
元に戻しておきます。


次は机。
引き出しがあったので、その中を見てみます。
あれ、ここちょっとおかしいですね。
調べてみると、二重底になっていたようです。

「んむむ!」

その中にはなんとダガーが入っていました。
これなら縄がいくらきつく縛られていようと関係ありませんね。

「ふみむふむー(いいもの見つけました)」

と掲げて見せます。

そして、自分の縄を切り、手を自由にして、お2人の縄と猿轡を切って取りました。

----------------------------
PLより:
やっと縛られた状態から解放だ!
ということで縄を切る日記です。

?

パック [2013/07/02 21:26]

<「お前は...、何か伝えようとしているのか?」

「うにゃ!」

 

 前足をあげて返事。

?

 聡明なる衛視の機転によって言葉で説明できるらしい。

 うにゃ。

『私はソフィーという方の依頼でスラムの行方不明の方々を調査している冒険者、・・・魔術師です。

現在、私はスラムの調査中にミスをしてどうやら、囚われてしまったようです。

?

?

?

誘拐犯の仕業の可能性が高いのです。

?

運よく使い魔であるこの子だけは窮地を脱することができたので、衛視の方々にこの件について、協力していただけないかと思い、使い魔をここに送った次第です。』

?

 うにゃと顔をあげる。

?

 そして、衛視長と衛視の顔を見た後、

?

『ところでブランはなんで捕まってるんですか?

食い逃げですか?』

?

?

____________________________________

?

「(二人ともすげぇな。)」

?

 今回、俺はなにもしていない。

?

 まあ、するつもりもなかったわけだが。

?

 手首をさすり、なまった体をゆっくりと慣らす。

?

「(さて、どうする?)」

?

 話はできる。

?

 ならば、俺の見解を説明しておくか。

?

「(実際のところ、俺は全く焦っていなかった。)」

 

 ほんとだよ!

「(さて、今回の一件。行方不明者に共通点はない。

どのような事件にもそこに"利"というものが絡むから発生する。)」

?

 復讐も狂気も"利"の一つだと俺は思うね。

?

「(その共通点が見受けられない、ならばそれぞれ理由が違う可能性が高い。

となれば犯人が個人であるというよりも"組織"と考えた方がしっくりくる。)」

?

 複数で何らかの目的の元、行動するものを組織と言える。

「(組織の目的は?複雑に考えたところで答えは今の段階では分かりようもない。

ないが、冒険者をしていて、誘拐を可能とし、そこに何らかの"利"を見出す集団を我々は知っているな?)」

?

 そう、盗賊ギルドだ。

「(知ってのとおり、盗賊ギルドにもさまざまな派閥がある。誘拐を是とするものもいれば、その反対も、だ。)」

 

 だから、一概に敵がギルドである、ということではない。

?

 とはいえ、若く可愛らしい娘が二人も危険なスラムをうろうろしてれば、そりゃあ、誘拐の一つもするさ!

 

 うん、だって、俺、こんな美人二人連れて歩いたことないんだもの!!

 

 ちょっとぐらい油断して夜になってもしかたないじゃないか!仕方ないじゃないか!!

?

 と、心で叫ぶ。

?

「(で、今の俺たちの現状だが、大事なことを一つ。

?

『殺されてない』

?

この時点で、我らの誘拐者は我々の『完全な』排除が目的ではない。

?

次に、猿轡。

?

つまり、ここで叫ばれるのはちょっと面倒だと感じてるわけだ、彼の方は。

?

んで、この建物。

?

拉致、監禁するのに適してるかい?)」

?

 外からの光、つまり監禁してからそれなりの時間。

?

「(もごもごと音がしてたら、様子見に来るよね?

警戒してるなら。

?

留守か抜けてるか、どちらかだ。

?

いずれにしても、あまり誘拐慣れしてるとは思えないな。

?

我らの誘拐者は我々の追っている誘拐犯と別の可能性もあるな。)」

?

 静かに立ち上がり、閉じられた外の隙間を除く。

?

「(ちょいと、ね。話してみたいわけだ。その『我らの誘拐者』とね。

?

・・・もっとも、まとはずれな可能性はあるけどね。)」

?

「(ああ、それと衛視と今、つなぎを取っている。アーシュ。相棒を自分の使い魔のフリして合流してくれないか?)」

?

 つまりさ、二人は自由ってこった。

?

?

PL:アイナティートの姿を見たら、飛びついて喜びを体で表現して、『なんでアイナティートが捕まってる?』と首をかしげます。

 犯人の候補は使い魔を所持出来るレベルであるとの見解を説明。

 アイナティートの釈放を求めます。

?

 予想が当たってる自信は特にないので二人には安全マージンをとって衛視と合流してパック=相棒の情報などなどを収集してほしいかなぁと。

無論、自由です。

?

縄が切れたのでもう勝った気分(危険)

?

ブラン、アイナティートも二人に合流してほしいところ。

特にブランにはギルド情報について、頼みたいことがあったり。

GM [2013/07/07 01:15]

『私はソフィーという方の依頼でスラムの行方不明の方々を調査している冒険者、
 ・・・魔術師です。
 現在、私はスラムの調査中にミスをしてどうやら、囚われてしまったようです。
 誘拐犯の仕業の可能性が高いのです。
 運よく使い魔であるこの子だけは窮地を脱することができたので、
 衛視の方々にこの件について、協力していただけないかと思い、
 使い魔をここに送った次第です。』

パックは"相棒"を使って筆談を開始した。

「なるほど...ソフィーの若女将の依頼で、か」

衛視長はふむふむ、と頷く。

「事情は察した。協力するのにやぶさかではないが、
 身元をはっきりさせる為にも、名前を教えてはくれないかな?
 冒険者なら、依頼を受けた店の名前も紹介してくれると助かるのだが」

『ところでブランはなんで捕まってるんですか?
 食い逃げですか?』

「...ブランと知り合い、だと!?」

衛視達の表情が一気に硬直した。

「貴様、まさかブランの一味か!
 まさか身元を偽っているのであるまいな!?」

返答次第ではどうなるか分からない剣呑さが漂い始めたのを、
"相棒"越しにパックは感じられる事だろう...

===================================

【GMより】

"相棒"関係のレスを先に投下しておきますね。
こちらはBルート、アシュレイ、パック、ルルシアのルートになります。

ブランの名前を唐突に出したので衛視達は警戒モードに突入しました。
さあ、どうしましょうか!

○パタパタさん
 先日レスした所ではありますが、
 "相棒"の視点でブランは視認出来ましたがアイナの存在は
 確認出来ておりません。

 ですので、アイナ関係の行動は一切を不採用とさせて頂きます。
 何卒ご了承くださいませ!

[次回投稿に際してお願いしたい事]

・暗い部屋方面での行動宣言をお願いします。
・"相棒"方面でのやり取りも継続してどうぞ!

この記事への返信は「暗い部屋」にチェックを入れて投稿してください。
上位カテゴリ「B.誘拐」へのチェックは不要です。

パック [2013/07/07 16:36]

 相棒の向こうで俺は嘆息する。

 相棒の白猫はややため息をつくように、一呼吸置き、衛士長を見つめる。

『失礼いたしました。

私はパック・モーニー。

主に南地区にて活動している魔術師です。

依頼を受けたのはミノタウロス亭の主ジョージから。

白猫の使い魔といえば、ミノタウロス亭では私以外いないはずなので、身元はすぐ裏が取れることでしょう。

?

 ブランとはそのミノタウロス亭でよく顔を見たもので。

?

 仲間・・・というような仲ではありませんが、おおよそ、その人柄がこのような牢に入れられるものではない、というのは知っております。

?

?

 何があったかは知りませんが、彼のことはおいといて、

?

 ここ最近、スラムで起きている誘拐事件について何かご存じではないでしょうか?

?

 なにぶん、今、我々は建物の中で縛られ、猿轡をかまされているので情報に乏しい。

?

 ここがどこであるかも定かではないのです。』

?

?

 こちらの調査、推定は現時点で彼らに明かすのは得策とは言えまい。

?

 残念ながら、彼らの反応で俺が感じたものは、この程度か、という失望に他ならない。

?

 これでは交渉相手としても、信用に値しない。

?

 使い魔が一匹現れて、名乗って、それをこいつらは無条件に信じるのか?

?

 騙るも何もその言葉以上の何をもって、判断するというのか。

?

 無論、相棒のようにその姿で得られる情報も山のようにある、あるが、そんなことはわざわざ口にだすようなことではない。

?

?

____________________________________

 俺は座り直し、ルルシアとアーシュを見、衛士たちのやり取りを説明する。

「(実際、俺の想定なら、ギルドにつなぎを取る、手段さえあれば俺たちの依頼は完了できる。

 

 ここから出てどうするかの意見は二人に聞きたいところだ。)」

?

 肩をすくめて見せる。

?

「(交渉しようと思っていた片方がどうにも『信用』ならない。

犯人と接触した我々すら犯人にする短絡的思考の持ち主の可能性すらある。

俺はギルドの伝手をもつ人物に情報料を渡し、情報の依頼を頼むべきだと思う。

?

過剰にならなければ、依頼主も必要経費として情報料を、別途支給も見込めるだろう。

?

地下につなぎを取る内容は、『野良犬は必要とする餌があれば、飼い犬に関わらず、静かに住処に帰るだろう』って感じでいいと思う。)」

?

「(依頼は調査であり、スラムの消えた住民の救出ではない。

もっとも・・・『救出』すべき者がはたして存在するのか、それすらも俺は疑問を感じるが。

?

あとは適度な状況の説明をつじつまが合うように、筋を通してもらえばそれでいい。俺はそう思う。)」

?

 俺は。

?

 そう、言葉を置いたのは、なにも自分が正しいと思っているわけではないと示す為である。

 

 どうしても、その心に従うべき何かが二人のbisyoujyoにあるというのなら、乗って見せるのがこの俺パック・モーニーの生きる道なのだから。

?

?

PL:二人には衛士の話状況、相棒の状況はすべて説明してるよ!

部屋でてどうする??

という相談でもあります。

?

難しいことせず、依頼完了に向けて動こうかなという考えです。

衛士に必要以上の関わりは危険かなとも判断しております。

地下との繋ぎとはいうものの、へりくだるわけではなく、こちらもある程度飼い犬につなぎをとれることを示し、『対等な取引』を考えます。

もちろん、取引が行き過ぎないようにすることに、最大の注意としながら。

もっとも、地下とのパイプ役がいなければ意味がないですが。

?

?

 

?

?

?

 

アシュレイ [2013/07/07 17:33]

......ルルシアの類まれな観察眼で見つけた小剣で、ついにこの、忌々しい束縛から解放された。
劣悪な環境からの解放は、心に、そして思考に安定をもたらし。
霧がかかったような思考は晴れ渡る。

どうしてこの場所にいるか、なぜこんな目にあっているのか。
断片的ながら思い出してきて...苦虫を噛み潰したような様相を浮かべる。

「やっと頭が冴えてきたな...」
先日。私は、いや私たちは、スラムで"ある事件"について調査をしていた。
本来、私はスラムなんて治安の悪そうなところに近寄りたくもないし、私のような人間が行くべきでないのも重々承知だった。
だが、これは仕事。潔癖症すぎるのも考えもの、それに私一人ではなく、同行者がいる。
私は安心していた、言い方を変えると油断をしていた。
それがミスだった、それも致命的な。

「あの時...感じた感覚は《眠りの雲》だ
気分が冴えないのもアレのせいだな...多量に吸い込んでしまったらしい...」

咳き込みながらも声のボリュームを気持ち小さくしながら話し続ける。
「敵は...魔術の心得がある、それと攫った人間を監禁できる場所を持っている
随分きな臭くなってきた...面倒だ」

束縛されて凝り固まったカラダをほぐしながら、考えを口に出して思考を整理する。
三度目の深呼吸を終えると同時に、パックが深くため息をついた。


パックを横目に見やり。「不調...か?」とだけ呟く。
帰ってきた返事は肩をすくめる動作だけ。

「芳しくないか...詳しく聞かせてくれ」

そう言って、壁に軽く寄りかかり報告に耳を傾ける。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
...パックの考えと報告を聞くが気が滅入る単語が並ぶ。
「ハァ...盗賊ギルドね...きな臭いだけでなくゲロ以下の匂いもする...」
露骨に嫌そうな顔をしながらも続けて耳を傾ける。
続きの報告では、使い魔によって衛視と交信を取ることができたが、当てにならないとの事。

ますます気が滅入る、平和な日常よカムバック。

「まぁ、どっちにしろ...自分の身を守れるのは自分だけ
この世の中、頼りになるのは家族...
それと、同じ状況下に置かれた者同士だけだ」

二人を強く見つめ、いたって真面目な口調で告げる。
「正直なところ、私一人では...いや、一人でもやっていただろうが
この窮地を脱するのは厳しいからな...君たちの力を借りたい」

「ここから安全に脱出するためでもあるが
それ以上にムカッ腹が立つからな...」

盗賊ギルド...盗みを働こうが、人を殺そうが、私には関係ない
だが!何も知らない弱者を弄び、あまつさえ私に危害を加えるのであれば。
「始末」しなくてはならない。

「まず、この部屋を出る。
そして、このフロアの安全を確保する、安全を確保するまでは不用意に音を立てない事
ギルドがどうとかは安全を確保してからだ、私は詳しくないしな
荷物があれば回収、使えそうなものがあれば持っていく
誰かいたら、騒がれる前に始末する。OK?」

ゆっくりと背伸びをし、私たちをこの部屋に閉じ込める扉をじっと見つめる。
「無粋な扉だ、気に食わないな」
扉に触れて詠唱をする、発動体がない?
━━だから何だ?

それが何だというのだ、その程度では私は止められない。

「...そういえば"狩る側"というのは"狩られる側"になると存外脆いと聞く
ぜひ、確かめてみたいな、狩人の首根っこに喰らいつき絶命させる獣の気分をね...」
うすら笑いを浮かべ、振り返り、涼しげに微笑む。

「狩り(ハンティング)に行こう」

===================
PL・アシュレイのやる気スイッチが『ON』ッ!
投稿しちゃった!アシュレイは普段から声のボリューム低いから小声じゃなくても大丈夫なんだよホントダヨ
投稿が遅れたぶん、気合入れて書いたような書いてないような!

提案としてはアシュレイは物騒なこと言ってますが、このフロアを探索して、ひとまず安全を確保しようというものです。
拘束を解いた以上、同じところにとどまるのも危険だと思います
だったらこっちから攻めて、数減らし、情報収集、装備回収、金品略奪使えそうなものを回収等を行うのがいいんじゃないかなーと!

・ダイス
アンロックー 2d6+3 (-2ペナルティー込み) Dice:2D6[5,6]+3=14
廊下をしのび足ー 2d6+4 Dice:2D6[1,1]+4=6
廊下に出る前に聞き耳ー 2d6+4 Dice:2D6[4,1]+4=9
いっそのこと危険感知! 2d6+4 Dice:2D6[3,5]+4=12

「狩りに行こう」ドヤァ のあと廊下出てすぐに物音立てちゃうんだねアシュレイ...(´;ω;`)
すごくかっこ悪い!このドジっ娘め!
しかもアンロック効果高いけど、開いてなかったら閉じたドアに向かって
「その程度では私は止められない」キリッってしてるんだねアシュレイ...(´;ω;`)
一ゾロ怖いなぁ...

ルルシア [2013/07/09 23:46]

パックさんは使い魔の猫さんを通して衛視さんたちと話をしたそうですが、思わしくないようです。

そして、シーフギルドに渡りをつけるのを提案します。
シーフギルドのことはよくわかりませんが、それで解決するならばいいのかもしれません。

「でも、私は助けるために動きたいです」

パックさんが色々考えた結果最善だと思ったことなのはわかりますけれど。
私は私の出来る方法で力を尽くしたいのです。

「どうするにしても、一旦ソフィーさんには知らせた方がよさそうですね」

?

そして外に出るという話になりました。

アシュレイさんは何故だか楽しそうに、開錠の魔法をかけます。

>「狩り(ハンティング)に行こう」

「はい、行きましょう!」

何を狩るのかわからなったのですが、とりあえず応えてみました。

------------------------------
PLより:
遅くなってしまってすみませんでした。

ルルシアはごちゃごちゃ言ってますが、シーフギルドを利用すること自体に異論はありません。
ただ、組織頼りじゃなく個人的にも何かしたいなー、といった感じです。
まあでも相手の動き次第では結局何もしないかも。

そしてセンスオーラで精霊チェックします。

予備ダイズは4、10、5です。

23:45:16 針葉樹@ルルシア? ≫ 予備ダイズ 6d6 <Dice:6D6[2,2,5,5,3,2]=19>

GM [2013/07/11 16:40]

『失礼いたしました。私はパック・モーニー。
 主に南地区にて活動している魔術師です。

 依頼を受けたのはミノタウロス亭の主ジョージから。
 白猫の使い魔といえば、ミノタウロス亭では私以外いないはずなので、
 身元はすぐ裏が取れることでしょう。

 ブランとはそのミノタウロス亭でよく顔を見たもので。

 仲間・・・というような仲ではありませんが、おおよそ、
 その人柄がこのような牢に入れられるものではない、
 というのは知っております。

 何があったかは知りませんが、彼のことはおいといて、
 ここ最近、スラムで起きている誘拐事件について
 何かご存じではないでしょうか?

 なにぶん、今、我々は建物の中で縛られ、
 猿轡をかまされているので情報に乏しい。
 ここがどこであるかも定かではないのです。』

パックは俄かに警戒心を高める衛視達に筆談で己を取り巻く状況を伝える。

「パック・モーニーか」

衛視の1人が名前を羊皮紙に書き付ける。

「まさか、偽名ではあるまいな!」

隣のもう1人が気色ばむ。

「落ち着け。賢者の学院の正魔術師で、
 ジョージの角なしミノタウロス亭の冒険者。
 此処まで出自を明らかにしているんだ。
 疑うのは簡単だが、真偽を確認するのが我々の仕事だろう」

衛視長が、冷静な意見で説き伏せる。

「ですが、ロバート衛視長っ...」

「我々は情報を足で稼ぐのが仕事だ、と教えたよな」

「「「...はい」」」

こうまで言われては頷くしか無い。

「パック君と言ったな。うちの部下が失礼した。
 職務上、君の身元は確認をさせて貰うが宜しいかな?
 それと君の言う事がもし本当なら、これはかなり由々しき事態だ。
 
 知ってるも何も、何故なら現在、この詰め所には誘拐犯の有力容疑者が2名、
 尋問を受けている真っ最中だからだ」

組んだ両手の上に顎を乗せ、ふうと溜め息をつく。

「犯人の身柄を押さえているのに君達が捕まっているのは、
 どうにもおかしな事態と言わざるを得ない...
 共犯が別行動を取っている線も考えられるが、どうにも、な。
 それに、まさかこのオランで誘拐が流行だとか言う訳でもあるまいし」

そう言うと、よっこらしょと立ち上がる。

「アイザックの所に話をしに行くか...」

あいつは直接対峙したからすぐに話を飲み込めはしないだろうがね。
そう、ロバートと呼ばれた衛視長は呟いた。

「で、パック君よ。私は今から尋問中の容疑者の許に向かうが、
 君はついて来るかね?

 それとも、君達が捕らわれている建物を探せばいいかな?」

***********************************

「無粋な扉だ、気に食わないな」

身の自由を取り戻したアシュレイは、上位古代語を詠唱する。
発動体は持っていない。だが、捕らえられた怒りのせいか、
そんな事は物ともせずに呪文は完成する。

かちゃり。
扉に掛かっていた鍵は外れた。
《開錠》の呪文だ!

念の為に扉に聞き耳を立ててみる。
物音はしない。

「狩り(ハンティング)に行こう」

さあ、その気概は果たして功を為すか否か...

===================================

【GMより】

では状況を進めていきますね、お待たせしました!
こちらはBルート、アシュレイ、パック、ルルシアのルートになります。

此方のロバート衛視長は話が出来る人物のようです。
パックの状況を概ね理解してくれました。

・身元確認は今から行うけど、構わないかい?
・誘拐事件の有力容疑者2名を尋問中だよ?
・共犯の別行動も考えられるけど、ちょっとおかしい事態だから
 アイザックに話をしてくるわ
・尋問への同行と、家宅捜索とどちらについて来たい?

って所です。

部屋の扉は開きました!出目11ぱねぇ。

[各種判定結果]

○《アン・ロック》アシュレイ14
 →発動!
○<聞き耳>アシュレイ9ルルシア8(予備ダイス1)
 →本文の通りの情報を得る

[HP及びMPの管理]

A19 アシュレイ HP16/16 MP16/18 
A17 パック   HP20/20 MP15/15
A15 ルルシア  HP15/15 MP17/17
A?? "相棒"  HP 5/ 5 MP 5/ 5

その他のダイスは次進行で使用しますね!

カテゴリを移動します。
「扉の外」に記事を投下するので少々お待ちください。