C2.捜索
腹を満たした後に所持品の返却を受け、
アイナティートとブランはようやく衛視詰め所の外に出る。
「先ずは、何処へ向かうかだな...」
隣で小難しい表情をしているのはアイザックだ。
彼は堅革鎧に槍という出で立ちをしている。
ぱっと見、それなりに武芸は身に付けているように感じる。
「捜査の基本に忠実に、現場に戻るのか。
もしくは、パックが幽閉されている家屋の捜索に加わるか。
それとも、お前達にしか出来ない調査の方法が他にあるならば、
どんどんと言ってくれ」
言葉はぶっきらぼうだが、それなりに頼りにしているらしかった。
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【GMより】
それではカテゴリ移動しました!捜索パート開始です。
こちらはCルート、アイナティートとブラン、"相棒"のルートになります。
不本意ではありましょうがアイザックが同行します(苦笑)
彼のデータは能力値で作成したのでご参照ください。
けして弱くも無いし、馬鹿でも無いんですよ...
[おおまかな行き先]
GMが想定しているのは、以下の通りです。
○BルートのPCが捕まっている家を探す
○アイザックが犯人を見かけた場所の調査
○BルートのPCが捕まった場所の調査
○盗賊ギルドに向かう(ブラン)
○賢者の学院に向かう
○ジョージの店に戻る
○ソフィーに会う
勿論、他にも色々ありますよね!
[次回投稿に際してお願いしたい事]
・次に向かう場所をご宣言ください!合わせてカテゴリを新設します。
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『もしや!アイナ!
すでにこの男の瞳に魅了されたのか!』
「魅了......?まあ、綺麗なものだな。希少な例だし学術的な魅力は感じるぞ。
何故オッドアイの人間が少なく猫には多いのか、とか調べてみたいな」
パックのよく分からん発言に返す。
数少ない人間のオッドアイ、学術的価値は高いと思うのだ。
△▼△▼△▼△▼△▼
結局あれから空きっ腹に食い物を詰め込み、杖やらワインやらも返してもらった。
ふふ、最初から素直に返せば良いものを。
ともあれ、衛視長たちとともに衛視詰所の外に出る。陽の光が懐かしい。
「んーっ、久しぶりの日光は良いものだな。
あのまま地下牢ではではダークエルフになってしまうところだったぞ」
笑いながらそんなことを言いつつ、なにやら小難しい顔の衛視長の方をみる。
装備を見るに結構出来るようだ。当然といえば当然だろうが。
「先ずは、何処へ向かうかだな...」
「捜査の基本に忠実に、現場に戻るのか。
もしくは、パックが幽閉されている家屋の捜索に加わるか。
それとも、お前達にしか出来ない調査の方法が他にあるならば、
どんどんと言ってくれ」
捜査の行先か。ふむ......。
現場に戻る......得られる可能性のある手がかりとなると、足あとなどか?地面が石畳であれば難しいかもしれんが。
パックが幽閉されている家屋......パックたちの救出が出来るかもしれないし、パックたちをさらったのが誘拐犯であれば手がかりもありそうだ。
あと考えられるのは、盗賊ギルドや賢者の学院だが、少なくとも後者はパックを見つけてからでも良さそうな気がするな。奴も魔術師のはずだし。
というわけで。
「私としてはまずパックたちを探したいな。
仲間が増えれば単純に後の捜査も楽になるし、誘拐犯の手がかりもあるかもしれない。
盗賊ギルド辺りは私にはよく分からんからブランに任せるが、賢者の学院に行くのはパックと一緒で構うまい」
と、意思を表明しておく。
見てろ誘拐犯、貴様がエルフであるならその耳引っ張っていじめてくれる。
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PL:配管
ちょいと遅れた感。申し訳ない
というわけで自分はパックたち探しを主張します!
はあ...
安堵のため息ひとつ。
ようやく気分的に落ち着いたって感じだ。
あんな堅苦しい場面はもう懲り懲りだぜ。
とりあえずようやく腹も膨らましたし。
いろいろとオレたちの物も無事買えしてもらったし。
これで自由だ!――の前に事件を解決しないといけないんだよな。
>「んーっ、久しぶりの日光は良いものだな。
> あのまま地下牢ではではダークエルフになってしまうところだったぞ」
アイナティートが楽しげに語っているのが見える。
そんなところ見てるとなんつうかオレも晴れ晴れとしてくるな。
「ああ、開放感バリバリって感じだぜ。
正直ガチガチで居心地が悪すぎて...いや、なんでもないぜ」
いろいろと楽になった開放感でつい口が滑っちゃったぜ。
まだ、すぐそこに一応いるんだしな。
...まあ、いまさらな気もするし気にしなくていっか。
>「先ずは、何処へ向かうかだな...」
>「私としてはまずパックたちを探したいな。
> 仲間が増えれば単純に後の捜査も楽になるし、誘拐犯の手がかりもあるかもしれない。
> 盗賊ギルド辺りは私にはよく分からんからブランに任せるが、賢者の学院に行くのはパックと一緒で構うまい」
どこへいくか、か。
アイナティートの言う通り数が増えたほうが色々と楽になりそうだな。
現場に戻って何か手がかりを探しに行くのもありっちゃありか。
多分ろくに調べられてないし、そもそも夜だったし今行けば何か見つかるかも。
ギルドなんかにも一応行ってみたほうがいいのかな...もしかしたらもしかするし。
「そういや、オレたちはバラバラに調べに行ってもいいのか?
一応完全に疑いが晴れたわけじゃないんだろ?」
一緒にいなきゃいけないんならアイナティートについていくとして。
そうじゃなかったら、現場かギルドの方に顔出してみようかな。
両方オレの方が色々と見つけやすいだろ、きっと。
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●PL:あんみつより
むう、どこでもいいのかな、迷う(・∋・)
とりあえず分かれて行動を取れるかの確認をしてみました。
答えを踏まえてかな、いろいろと。
『捜索の途中だが、我々が囚われ"ていた"建物は犯人がいない可能性が高い。』
三人に告げる。
『犯人・・・いや、あえて実行犯と言おうか。
我々がいる建物から700m以内、我々が襲撃を受けた位置、および行方不明者のいなくなったと思われる位置から1キロ内の重なっている地点にいると予想できる。
?
?
・・・まあ、参考程度だ。それに従うかは任せるよ。
?
ところでアイザック氏。
?
あなたの仕事は犯人逮捕か、名誉か、はたまた市民を守ることか?
?
気を悪くしないでくれ。
純粋に疑問なのだ。
?
それらは決して同一とはならない。
?
それを踏まえてあなたはどの道を選ぶ?』
?
アイナティートの頭の上で猫はその深い目を細める。
?
『・・・ところで、なんでアイナたちを誤認逮捕するに至ったんだ?』
?
?
?
PL:情報のすり合わせをお願いしたいところ。
かくかくしかじか求む!
「私としてはまずパックたちを探したいな。
仲間が増えれば単純に後の捜査も楽になるし、
誘拐犯の手がかりもあるかもしれない。
盗賊ギルド辺りは私にはよく分からんからブランに任せるが、
賢者の学院に行くのはパックと一緒で構うまい」「そういや、オレたちはバラバラに調べに行ってもいいのか?
一応完全に疑いが晴れたわけじゃないんだろ?」
「...盗賊ギルドから情報を得られるのはお前だけだ。
私は同行する事など出来ん。アイナティートも同様だろう。
使っている情報屋は居るが、有用な情報は得られなかった」
アイザックは苦々しげに言った。
「真実に近づく為には必要な事だろう。
それに、2度も追われたくは無かろう、ブランよ」
遠まわしな言い方だが、ブランの別行動は認めてくれるようだ。
「必要経費は全て此方で落とすからきちんと計上してね」
「報酬は出来高になっちゃうね、申し訳無いけど。
最低でも、300ガメルかなあ」
3人は、別れしなのロバートの言葉を思い出した。
『捜索の途中だが、我々が囚われ"ていた"建物は犯人がいない可能性が高い。』
『犯人...いや、あえて実行犯と言おうか。
我々がいる建物から700m以内、我々が襲撃を受けた位置、
および行方不明者のいなくなったと思われる位置から
1キロ内の重なっている地点にいると予想できる。
...まあ、参考程度だ。それに従うかは任せるよ』
筆談でパックは"相棒"越しに自らの考察を述べる。
『ところでアイザック氏。
あなたの仕事は犯人逮捕か、名誉か、はたまた市民を守ることか?
気を悪くしないでくれ。純粋に疑問なのだ。
それらは決して同一とはならない。
それを踏まえてあなたはどの道を選ぶ?』
「気を悪くしない訳が無かろう」
アイザックは不愉快ぶりを隠そうともしない。
自らの無能を責められているような気分になったに違いない。
「犯人逮捕だ。被害の拡大を防ぐ事こそが、重要だからな」
名誉など要らん、と呟く。
『...ところで、なんでアイナたちを誤認逮捕するに至ったんだ?』
「いちいち表現の余計な御仁だな、パック氏よ」
かいつまんでアイザックは経緯を説明する。
怒りの感情は若干混じっていたが、過不足無く教えてくれるだろう。
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【GMより】
質疑応答に答えました。
こちらはCルート、アイナティートとブラン、"相棒"のルートになります。
○報酬について
捜査協力という形で1人につき最低300ガメルです。前払いはありません。
代わりに必要経費は全て支払ってくれます。
犯人を直接逮捕した場合や行方不明者を救出した場合はボーナスが付きます。
○情報共有について
アイザックの口を介して情報を得た、して構いません。
勿論、ブランとアイナティートから得ても構いませんよ。
○別行動について
アイザックは嫌々ですが(笑)、ゲーム的にはOKです。
だが、何処で落ち合うか、何時落ち合うかは決めておいてくださいね。
[次回投稿に際してお願いしたい事]
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上位カテゴリ「C.逮捕」へのチェックは不要です。
>『ブランはギルドに、行方不明者の結果と今後の事件について、頼む。』
パックの相棒の白猫がこっそりオレに伝えてきた。
ギルドかぁ...やっぱり一応言ったほうがいいんだろうな。
「...了解だぜ」
返事なんて聞かれてもどうってことはないんだろうけれど、
一応こっちからもこっそりとやっておくことにした。
別行動をとってもいいか聞いてみたら、
>「真実に近づく為には必要な事だろう。
> それに、2度も追われたくは無かろう、ブランよ」
「そりゃもちろん男に追われるんのは懲り懲りだぜ。
んじゃ、とりあえずオッケーだな、わかったよ」
一応別れて行動してもいいみたいだな。
なら、一人で行ってくることにしようか...アイナティートと別れるのは残念だけど。
まあ全部終わったらまたゆっくりと話でもすることにしよう。
「そんじゃ、オレはギルドの方に顔を出してみることにするぜ。
つうわけで、そっちの方は任せたからな。
...あ、もしかしてオレに聞いてきて欲しいこととかあったりする?」
わざわざ行かせてもらってるんだし、一応聞いておくことも礼儀かな、って。
ま、ないならないでも全然構わないんだけど。
「あ、そうだ。
バラバラで行くんなら後でどこかでまた集合しなきゃいけないだろ?
オレとしてはどこでもいいんだけど...何かいいところとかあるかな?
ジョージのおっちゃんの店とか?」
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●PL:あんみつより
というわけでギルドの方に行くことにしまっす(`・ω・´)
集合場所はどこがいいのかな。
とりあえず知ってるところが良さそうだけど。
時間はお昼すぎくらいがいいのかしらん(´∀`)
『捜索の途中だが、我々が囚われ"ていた"建物は犯人がいない可能性が高い。』
『犯人・・・いや、あえて実行犯と言おうか。
我々がいる建物から700m以内、我々が襲撃を受けた位置、および行方不明者のいなくなったと思われる位置から1キロ内の重なっている地点にいると予想できる。
・・・まあ、参考程度だ。それに従うかは任せるよ。
ところでアイザック氏。
あなたの仕事は犯人逮捕か、名誉か、はたまた市民を守ることか?
気を悪くしないでくれ。
純粋に疑問なのだ。
それらは決して同一とはならない。
それを踏まえてあなたはどの道を選ぶ?』
私の頭上でそんなことを告げる猫。重い。
というか、私の頭に乗った状態で無駄に挑発的な言動をするのは止めて欲しいのだがな。
衛視長がこっちを見ながら怒ってるではないか。
とまれ、理由はさておきパックは敵の居場所の予想がついているらしい。
気にはなるが、まあまず彼奴らを見つけんことには。
「そんじゃ、オレはギルドの方に顔を出してみることにするぜ。
つうわけで、そっちの方は任せたからな。
...あ、もしかしてオレに聞いてきて欲しいこととかあったりする?」
と、単独行動をとるつもりらしいブランが、聞いてきて欲しい情報について尋ねてきた。
ふむ、聞いてきてほしいこと、か......。
「うむ、私はその辺まったく分からん。......が、まあ犯人はエルフらしいしな。
何かしら怪しいエルフの噂でも聞いてみれば良いのではないか?」
一応そんな感じで伝えておく。私はその辺り疎いからなあ。
100年くらいかけて魔法を極めたらその辺について学ぶのもいいかもしれん。
「あ、そうだ。
バラバラで行くんなら後でどこかでまた集合しなきゃいけないだろ?
オレとしてはどこでもいいんだけど...何かいいところとかあるかな?
ジョージのおっちゃんの店とか?」
「そこで構わん。あの牛の頭が飾ってある店だろう?
冒険者も多いし、問題あるまい。」
さて、と一息つき。
「それでは我々はパック達を探すことにしよう。
どこにいるかはよく分からんが、まあ使い魔の感覚共有範囲内に居ることは確かだ」
とはいえ、一々町中を歩き回って探すのも億劫だ。
半径1キロという範囲は決して狭くは無い。
と、なると......。
「単純に考えるなら......感覚共有の境界を2点見つければ導き出せるか。
その2点それぞれを中心とした半径1キロの円の円周の交点を探せば良い。
パック達が動けば多少の誤差も出ようが、まあ建物一つ程度までは絞れるだろう。」
分かりやすいように、地面に絵を描いて説明してやった。これなら簡単に見つかるはずだ!
ふふ、私はたまに自分の才能が怖くなるな!
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PL:配管
という訳で捜索方法を提案。
せっかく使い魔いるし、使わない手は無いよね!
まあ、使い魔から主の方向がわかったり(あるいはその逆)するなら意味ないんですけど。
早く投稿したいと思って勝手に画像をアップロードしてしまいました。申し訳ありません。
問題などあれば早急に修正させて頂きます。